「よーく聞きなさい。わからないことがあったら、なーんでもこの優秀なマチルダに聞くといいわ。神秘学のことも外の世界のことも、わたしに知らないことはないんだから!」
プロフィール
英語名 | Matilda Bouanich |
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簡体字名 | 玛蒂尔达 |
分類 | 神秘学家 |
展示年数 | 14年(20世紀90年代) |
展示開始日 | 6月22日(夏) |
展示場所 | フランス共和国のパリ → 聖パブロフ財団所属の最前線学校 |
ミディアム | 勝気 |
本源 | 極星の預言[星] 水晶占い |
香調 | シトラス・フジェール ネロリ カルダモン バジル ベルガモット キャラメル |
サイズ | 64 61/64 × 20 5/64 × 20 5/64 in.(高さ:164.98cm 幅:51.00cm 奥行き:51.00cm) |
ユーディモ | アヒル種 |
CV | 伊藤彩沙 |
公式の紹介 | 【神秘学家】/【神秘学家の展示品】/【コスチューム紹介】「主席の淑女」/【コスチューム紹介】「天才の休日」 |
概要
聖パブロフ財団・最前線学校の風紀補助委員を務めている少女。
特別枠で最前線学校への入学を許可され、学生時代は校内トップ3の優等生であった。
しかしそこでソネットという模範生が居たのが運の尽きとなり、こだわりの強いマチルダは何に付けても彼女を比較対象と見做すようになった。
現在もなおソネットに敵愾心を燃やし「いずれソネットは自分の助手になる」と息巻いているのだが、それは初心な純情の裏返しである。なお当の彼女からは純粋に頼れる友人と認識されており、感謝の言葉を述べられた際は気恥ずかしさで動揺を隠せなかった。
ちなみに実年齢はソネットより下だが、身長はソネットよりも高い。
ミディアム(本質的な媒体)の通り「勝ち気」を地で行く負けず嫌いで、自信過剰なまでに自尊心が強い。
特にバトル勝利時の台詞は彼女の性質が最も端的に表れている箇所である。
「Vive la France,Vive la Matilda!(フランス万歳、マチルダ万歳) あ~はっは!」
とりわけ「優秀」「一番」といった単語には弱く、少しおだてられるとデレデレになる。また生徒からソネットの名前を持ち出されるだけであっさり撒かれてしまうほどに致命的チョロさが知れ渡っている。
逆に想定外の事態が自分の目の前で発生すると露骨に取り乱す。また突飛な発言をする他の神秘学家に付いていけない場合、呆れた様子のツッコミ役に徹する。
そんな非常に分かりやすい性格のため、プレイヤーからも満場一致のおもしれー女として認知されている。
特技は水晶玉占いであり、マチルダの神秘術として結びついている。下準備さえ整えれば、ちょっとした探し物や少し先の運命ならきちんと結果通り占える腕前を持つ。
「占いの本質は、今起きている事に基づいた推論…だから、いつも正しいわけじゃない。でも、わたしはいつだって正しいわ!」
マチルダ・ブアニッシュの日常、その抜粋
『リバース:1999』ではログインする度に「今日は何の日」的なデイリーテキストが表示される。何かの記念日だったり神秘学家の日常だったりと内容は様々だが、時にはマチルダ・ブアニッシュの華麗なる活躍──のほんの一部が記されることもある。
以下にマチルダに関する記述をまとめたものを掲載する。
- マチルダは最前線学校に転入し、わざわざソネットだけに自己紹介をした。(11/7)
- 神秘生物科の期末テストで、マチルダの成績は第3位だった。(12/29)
- マチルダは神秘術理論を深夜2時まで復習した後、寝る前に水晶玉で自分の運勢を占った。(12/30)
- 神秘術理論科の期末テストで、マチルダの成績は第3位だった。(12/31)
- 最前線学校の日直当番はゴミ箱で奇妙な匿名レターを発見した。書き手は何者かに挑戦を発起したいようだが、何故かハートマークがプリントされた便せんを使っている。(1/1)
- マチルダはソネットの外出中にこっそり彼女の日記を覗き見た。部屋の外から足音が聞こえると、彼女は慌てて逃げ出して、通りかかった学友と正面からぶつかってしまった。(6/5)
- ミス・ゴミ袋のデビュー日。(8/25)
- マチルダとソネットは、同じ傘をさして共に財団に戻ったことがある。後にその傘を、マチルダは戸棚にしまい込んで、二度と持ち出すことはなかった。(9/9)
……活躍というよりどう見ても黒歴史ものの奇行だとか、ソネットへの感情が重いを通り越して偏執的だとか思っても言ってはいけない。
バトルでの性能
「わたしだけ? …彼女…は、いないの?」
※パーティメンバーに既にソネットがいても台詞は変わらない
レアリティ | ✦5 |
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本源 | 星 |
ダメージタイプ | メンタル |
ポジション | デバフ アタッカー |
伝承 | 孤高の星 |
公式の解説 | 【神秘術紹介】 |
伝承「孤高の星」はバフがかかっている状態で効果を発揮するのだが、彼女自身はバフスペルを所持していないため、他のキャラによるバフサポートが必須となる。
耐久数値も✦5としてはかなり脆く、油断しているとあっさり倒れてしまいがち。
ストーリー序盤でこそソネットと組んだメインアタッカーとして運用できるが、洞察2に達する頃には力不足の方が目立ってきてしまう。
なお、彼女の入手機会はリリース前に行われた事前登録キャンペーンの報酬のみ(受け取り自体は無期限)であり、召喚の排出ラインナップに登録されていない。
そのため塑造(限界突破)の段階を上げることができず、相対的に他のキャラより格差が隔たってしまっている。
- 1周年記念のログインイベント「期末の挑戦」でようやくマチルダの再配布がなされたのだが、それでも1凸分だけ。単純計算で完凸まで5年かかる見込みとなってしまった。完璧への道は果てしなく遠い……。
「いいわ、ミス・マチルダ・ブアニッシュの力をお見せしましょう!」
- アタックスペル「天才の習作」
「ちゃーんと、見てなさーい!」
結晶を数個生成し、敵の頭上に落とす。
ランク2になることで「朦朧」の効果が追加され、攻撃がクリティカルに当たりやすくなる。
- ちなみにランク3の解説に「更に優れた存在がいるため、喜べない。」と記されており、恐らくはソネットのアルティメット「規則外の叙情詩」を指しているものと思われる。
「ふん!」
- アタックスペル「注目の的」
「報いを受ける時が来たわ!」
鋏の刃のようなものを撃ち出す。
敵2体に当たる範囲攻撃。貫通率が高くダメージが大きくなりやすい。
「当然!」
- アルティメット「一瞬の予知」
「見える。はっきりと見えるわ…」
水晶越しに敵を占い、災厄を降り注がせる。
クリティカル率こそ上がるが、単体攻撃であり特殊な効果は何もない。
どうにも彼女の扱いにくさを象徴するアルティメットである。
「運命からは逃れられないわ!」
関連動画
伊藤彩沙さん(マチルダ役)インタビュー動画
マチルダ「天才の休日」