解説
正式タイトルは『マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』。
MARVELの実写化シリーズ「MCU」に含まれる作品で、ドラマ『ワンダヴィジョン』から始まったフェイズ4のエピローグとなる。
監督は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の映画シリーズから引き続きジェームズ・ガン。
『ウェアウルフ・バイ・ナイト』に続く単発ドラマ「スペシャル・プレゼンテーション」の第2弾だが、ハロウィンの時期らしくホラーに振り切った同作とは打って変わって、「ホリデースペシャル」の名前の通りクリスマスの明るい雰囲気、かつガーディアンズの面々によるギャグ調の作風となっている。
あらすじ
大切な仲間のクリスマスを特別なものに…
そんな思いから銀河一の”落ちこぼれ“チームが用意したクリスマスギフトは…なんと人間!?
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、ガモーラを失って傷心したクイルを励ますため、 “ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”は、完璧なクリスマスギフトを求め地球に降り立つ。 しかし、“クリスマス”という地球の慣習など知らない彼らが用意したプレゼントは、モノではなく…クイルの憧れ”ケヴィン・ベーコン”だった。
果たして、彼らのサプライズは成功するのか!? ジェームズ・ガン監督が贈る、銀河一の”落ちこぼれ“チームの破天荒なクリスマス・アドベンチャーが始まる!
(公式より)
キャラクター
ガーディアンズがコレクターから買い取った惑星「ノーウェア」にいたメスの宇宙犬。
回想に登場。
本人役。奥方のキーラ・セジウィックも声のみだが出演している。
ガン監督とは彼の出世作『スーパー!』でヴィランを演じた縁があり、MARVEL作品には同年公開の映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のセバスチャン・ショウ以来2度目。吹き替えは後者と同じ安原義人が担当している。
余談
タイトルの由来はガン監督曰く、1978年放送の『Star Wars Holiday Special』。
本編冒頭がアニメである構成がオマージュされていたり、予告編にも"A GALAXY AWAY"「はるか彼方の銀河系」と、どっかで見たようなフレーズが差し込まれている。
また吹き替え版についてはアニメ『アイ・アム・グルート』に続いて、配信作品でも芸能人声優が続投している稀有な例となる。
ただそのキャスト陣のスケジュールの都合で制作が遅れた、という憶測が流れ、原語版と日本語字幕版の予告が同日に発表されなかったこと、ディズニープラスの11月配信予定に当初含まれていなかったことも相まって、日本では配信予定は無いというデマが拡がってしまい、急遽、公式Twitterが原語版ポスターを流用してまで訂正する羽目になった。