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概要編集

MARVELコミックに登場するヒーローチームの1つ。

その名のとおり銀河の守護者であり、構成員のほとんどが宇宙人。


第1期と第2期以降では大きく異なるため、分けて解説する。MCU版は後者が基。


第1期編集

初出は1969年の『Marvel Super-Heroes #18』。

正史のマーベル・ユニバース【アース616】とは異なる宇宙【691】の、31世紀の未来が舞台で、太陽系の侵略をもくろむバッタ型ヒューマノイド「バドゥーン(Badoon)」と戦うために結成された。

後に20世紀の【616】に移動し、アベンジャーズとも共闘している。


  • ヴァンス・アストロヴィク / メジャー・ヴィクトリー(Major Victory)

リーダー。21世紀の米空軍出身で、超光速飛行が無いため冷凍睡眠しながら人類が居住可能な星を探す、という任務に従事。1000年かかって成し遂げたものの、技術革新によりその星にはもう人間が住んでおり、持て余していた。

【616】の、後に「ニューウォリアーズ」に入る自分と出会い、若いうちから鍛えておけばよかったという自身の経験もあって、能力の修行をつけている。


  • マルティネックス(Martinex)

冥王星出身。右手から炎・左手から冷気を出せる。


  • チャーリー27(Charlie-27)

故郷の木星特有の重力に耐えるよう改造されたパワーファイター。


ケンタウルス星人で、弓の名手。


  • スタカー・オゴルド / スターホーク(Stakar of the House of Ogord / Starhawk)

遺伝子操作で生まれた超人。


20世紀の【616】にて一時加入している。


第2期以降編集

2008年の『Guardians of the Galaxy Vol.2 #1』で初登場。これ以降は【アース616】。

太字のキャラは現行メンバー。


第2期編集

2006年から刊行された『Annihilation』および『Annihilation: Conquest』で発生した宇宙規模の危機に対処するために結成された囚人部隊が源流で、時空を超えて現れたヴァンス・アストロヴィクからチーム名を継承した。


『Annihilation』にてリチャード・ライダー / ノヴァを支えて英雄となり、続く『Conquest』では敵の侵略に意図せず協力してしまうが、囚われたクリーの刑務所で結成した部隊を率いて敵の本拠地の破壊に成功。2度の危機から宇宙を救った。



途中加入。


  • ヴァンス・アストロヴィク / メジャー・ヴィクトリー

同じく途中加入。第1期と同一人物。


第3期編集

2012年に行われた現行誌の大規模リニューアル(リランチ)『Marvel NOW!』の一環で、翌年から『Vol. 3』としてスタート。

第2期のメンバーとゲストで構成されている。


  • アンジェラ(Angela)

初出はイメージ・コミックスの『スポーン』。


第4期編集

2015年の『Secret Wars』以降を描いた『All-New, All-Different Marvel』でスタート。

ピーターが父の故郷であるスパルタクスの王になり、代わりにリーダーに就任。



  • フランク・キャッスル / コズミック・ゴーストライダー

【アースTRN666】におけるパニッシャーが、全宇宙を征服したサノスに復讐するためにギャラクタスから力をもらった姿。

紆余曲折を経て、2018年の『Infinity Wars』にて【616】に流れ着いた。


第5期編集

『Infinity Wars』後に「ダーク・ガーディアンズ(Dark Guardians)」として再結成。

死亡した兄のサノスが復活しようとガモーラを新たな肉体として狙っていることを知り、彼女を探すためのチームを結成した。


  • フランク・キャッスル / コズミック・ゴーストライダー
  • ネビュラ

  • カリャーク / グラディエーター(Kallark / Gladiator)

クリー、スクラルと並ぶシーアー帝国の王家に代々仕えていた家系の出身で、暴君を倒して皇帝の座に就いた武人。

少し前にウルヴァリンの設立した「ジーン・グレイ高等学校」に入学したキッド・グラディエーターことクバーク(Kubark)は彼の息子。帝都を面白半分で半壊させたため、追放した。


  • ザク・デル / レイス(Zak-Del / Wraith)

『Annihilation: Conquest』で初登場した、クリー人の科学者の息子。


第6期編集

2020年に『vol.6』としてスタート。第2期のメンバー+αで構成されている。


  • ノー・ヴァー / マーベル・ボーイ

かつて「キャプテン・マーベル」としてダークアベンジャーズに、「プロテクター」としてヤングアベンジャーズに所属していた異次元のクリー人。


  • アヴリル・キンケイド / 4代目クエーサー

途中加入。ファイラ・ベルと同じ能力。


  • テディ・アルトマン / ハルクリング
  • ビリー・カプラン / ウィッカン

アヴリルと同時加入。2人もヤングアベンジャーズに所属していた。


一時的に加入していた。


MCU編集

現在、予定も含めると映画6本・ドラマ1本に登場。

主役となる作品(太字)は、どれもジェームズ・ガンが監督・脚本を務めている。


2・3期を原作としており、初期メンバーはピーター、ガモーラ、ドラックス、ロケット、グルートの5名。

『リミックス』でマンティスが加入し、『エンドゲーム』でガモーラが抜けてネビュラが加入。『ラブ&サンダー』からはクラグリン、『ホリデー・スペシャル』からはコスモも行動を共にしている。

またヨンドゥとスタカーも、ラヴェジャーズの幹部として登場。


アニメ『ホワット・イフ...?』の各エピソード(宇宙)にも姿を見せている。


アニメ版編集

2期以降の人気の高まりや上記の映画の宣伝も兼ねたもの。


ゲスト登場編集

2014年の映画公開に合わせて、日本発のアニメ『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』の24,25話に登場。

行き違いからアベンジャーズと戦うも、手を取り合って和解。ロナン相手に共闘し、強大な力を持つクリー・マクトをアベンジャーズと「S.H.I.E.L.D.」に託して宇宙へ去った。


キャスト

  • スター・ロード - 井上剛
  • ロケットラクーン - 岡林史泰
  • グルート - 船木まひと
  • ドラックス・ザ・デストロイヤー - 園部好徳
  • ガモーラ - 北西純子
  • ロナン・ジ・アキューザー - 白熊寛嗣
  • フィン・ファン・フーム - 平井啓二

単独TVシリーズ編集

映画化の成功を受け2015年9月からTVシリーズとして単独アニメ化。

世界観はMCU版を引き継いでおり、第1作以後のお話という設定。

人気が出たため2018年現在シーズン3が放送中である。

日本でもディズニーXDやDLifeで吹き替え版が放送している。


キャスト

  • スター・ロード - 武内駿輔
  • ロケットラクーン - 佐藤せつじ
  • グルート - 祐山勇
  • ドラックス・ザ・デストロイヤー - 北村謙次
  • ガモーラ - 鶏冠井美智子

関連タグ編集

アメコミ

MARVEL

スペースオペラ


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