「I am Groot.(私はグルート)」
I am Groot.(私の概要だ)
驚異的な再生能力を持つ植物型ヒューマノイドのプラネットX星人。
ロケット・ラクーンの相棒。
外見は枯れ木のようで、「I'M GROOT!!」としか喋れない(それゆえにMCUのGotG1作目での発言が際立つことになる)。
初出時は普通に会話できていたのだが、後に設定を改められてこのようになった。一応、発音が「I'M GROOT!!」なだけで、そこに内包される意味は様々である様子。
I am Groot.(MCUでの活躍だ)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』から登場。
後述の通り1作目のグルートと2作目『リミックス』以降のグルートは親子の関係であり同一個体ではない。
初代
メンバーで一番の巨体で、原作同様ロケットの相棒として共に登場したが、噴水の水を飲んだり、話の最中に身体に生えた芽を食べようとしたりと、少々抜けてるところがある。
ロナンとの戦いではメンバーと共に勇猛果敢に戦うが、戦艦ダークアスターの爆発から仲間を守るため枝を最大限に成長させて壁を作り「WE ARE GROOT」の言葉を遺しバラバラになって死亡。
しかし終盤、残された枝の一本を相棒のロケットが植木鉢で育て、成長した。
また仲間である、ピーター・クイルの影響を受けてか音楽に合わせて踊ることを好む他、ドラックスに対してだるまさんがころんだを仕掛けて訝しがられる。
2代目
- 『リミックス』
少し成長したもののやはりあどけなさを残している(通称「ベビー・グルート」)が、既に再生能力を行使できる。
無邪気でマイペースな姿を見せており、戦闘中に踊ったり、ロケットを困らせたりと、癒されること請け合い。
エンディング後には思春期相当の姿にまで成長。
典型的な反抗期になっており、部屋でゲームばかりし半ば引きこもりのような生活を送っており、そのことを叱るピーターはかつて父親代わりのヨンドゥ・ウドンタが抱えた苦労を味わうことになった。
思春期の姿で登場、相変わらずゲーム三昧。
サノスの虐殺から生き延びたソーの武器製作にロケットと共に同行するかたちで、武器を作る工房がある惑星「ニダベリア」に赴く。
ソーが金属を溶かすために星に焼かれぼろぼろになって倒れている姿を見て、自らの腕を切り落とし、柄とすることでストームブレイカーを完成させた。
その後はワカンダでの戦いに参加するが、サノスには一蹴され、指パッチンによってロケットの目の前で消滅した。
ハルクと一体化したブルースの指パッチンによって復活し、最終決戦に合流。
決着後はガーディアンズの面々やソーとともに旅立った。
引き続き登場。
第1作や『インフィニティ・ウォー』に登場した惑星ノーウェアを買い取り、再興を担っているガーディアンズの一員として登場。
顔は童顔だが、マッシブな容姿になっている。
出番はそう多くなく、オープニングのバンドシーンでリズムを取る様子、エンディングでクイルからゲームボーイをプレゼントされる様子が描かれるのみ。
- 『VOLUME 3』
さらに成長、初代と似た容姿になった。
翼状に生やして滑空したり、6本腕で銃を乱射したりと、応用の幅が広がっている。
また、作品の終盤において『私はグルート』ではないちゃんとした言葉を喋る場面があるが、これは監督のジェームズ・ガン氏曰く『観客がガーディアンズと共に冒険を重ねた結果、グルートの言葉が理解できるようになった』という演出との事。
アイ・アム・グルート(主人公だ)
フェイズ4に含まれる短編アニメ。「ベビー・グルート」の姿を見せており、制作陣の一部によると『リミックス』の最後からポストクレジットの間の物語とのこと。
また相棒のロケットも登場。2人は『ホワット・イフ...?』シーズン1では台詞が無かったため、MCUアニメへの本格的なデビューとなる。
2022年8月10日からディズニープラスにて配信。
ちなみに配信作品では珍しく、日本語版でも2人の声の担当は専業声優に交代せずに遠藤氏と加藤浩次が続投している。
またシーズン2の制作も早々に決定、2024年9月6日から配信される。
I am Groot.(余談だ)
原語版では唯一のセリフ「I AM GROOT」が、吹替版では第1作は『私はグルート』、第2作は『僕はグルート』、そのエンディング後は『俺はグルート』と一人称が成長に合わせて変化している。
また『シュガー・ラッシュ:オンライン』の劇中コンテンツ「Oh My Disney」にて、『ASK GROOT ANYTHING!(グルートに何でも聞いちゃおう!)』のコーナーでユーザーと交流するも、回答は全て「I AM GROOT」だった。
I am Groot.(アニメにも出てるぞ)
CV:船木まひと
MCUの第1作の公開に合わせてゲスト出演。
やはり『私はグルート』としか喋れないが、アカツキ・アキラとはコミュニケーションを交すことができた。
I am Groot.(LEGOゲームにも出てるぞ)
『俺はグルート』
LEGO感によってデフォルメされたマーベルキャラが集合するゲーム、『LEGO マーベル スーパー・ヒーローズ ザ・ゲーム』にも他のメンバーと共に参戦。
しかしその姿は、ゴリゴリのアボミネーション体格で、しかも顔付きも厳つい、頭の枝は伸びすぎと、グルートにしては明らかに別人過ぎる姿であった。
アボミネーション体格とは言え一応モーションと範囲攻撃は異なる。
解放タイミングはゲームクリア後となる(他のメンバーも同様)。
ニューヨーク市の特定の位置に滞在しているグルートに話しかけ、モグラ叩きをクリアする。これを計3回こなせばグルートを解放出来る。ただし3回目は床ではなく壁なので注意。
続編の『LEGO マーベル スーパー・ヒーローズ 2 ザ・ゲーム』ではしっかりと原作準拠のスマート寄りな巨体へ変更された。
しかも今作では変身も可能で、初代の巨体と二代目の小体を自由に切り替え出来る。
更にDLCで成長した二代目も参戦。
地味に突進が転がりになっていたり、ロケットを乗せられたりと、前作でほぼ丸被りだったハルクとの差別化が図られている。
最初のストーリークリアで解放と、前作とは真逆の待遇を受けている。
I am Groot.(関連イラストもある)
I am Groot.(他の関連タグもあるぞ)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ アルティメットスパイダーマン マーベル ヒーロー ロケット・ラクーン