概要
サノスとは、MARVEL COMICSに登場するスーパーヴィラン。
様々な能力を持つ、宇宙全体のヒーローにとって最強の敵の一人。
『アイアンマン』に登場したのが初出。
名前の由来はギリシャ神話に登場する死の神タナトス(Thanatos)。
オリジン
「エターナルズ」という超人類の末裔であり、高度な文明を持つ土星の衛星・タイタンの統治者の息子として産まれる。
タイタニアン(タイタン人)たちは種として美しい生物として生を受けるのだが、サノスだけは突然変異で生まれつき恵まれない容姿を持って生まれてきた。その醜い容姿と目の奥に怪物を感じた産みの母親から殺されかけるが、周囲に止められる。サノスはどういうわけかこの出来事を鮮明に覚えている。
その後も生来の醜い外見から周囲から浮いてしまい、不遇な幼少期を過ごすことになる。
産まれた途端に母親から殺されそうになったサノスにとって、生とは呪いである。このことから次第に精神を歪ませていき、いつしか虚無主義(ニヒリズム)に傾倒し、「死」を崇拝するようになっていった。この過程で、宇宙最大の概念存在の一つ死の神・デスと邂逅し、彼女(本来性別は無く明確な姿もないのだが)に一目惚れしている。
勉学に励んで生体工学とオカルトへの造詣を深めていき、それに則って肉体を強化。ある時、遂に母殺しに手を染めてタイタンを去る。
一時期は虚無主義を捨てて普通の人生を過ごそうと決意し、殺しを辞めて数多くの女性と関係を持ち、子供を産ませるが、心が晴れることはなかった。宇宙海賊の一員となり、やがて船長を殺して海賊を乗っ取り、大艦隊を率いて幾多もの惑星の文明をランダムに選択し滅ぼしていった。
ある時、ふとタイタンに隠れて戻り、母親の墓参りをするが、この時デスへ愛を捧げることを決意し、かつての女たちと自分の子供たちを殺して回り、遂には自分の星に攻め込み、家族を含む多くの民たちを虐殺する。
この時、息子の蛮行を許さない父親から、「お前が愛するというデスなどという女など存在しない! お前の壊れた精神の中以外には!!」と、デスが実在せず、サノスの妄想の存在であると指摘されているが、サノスは歯牙にもかけなかった。
やがて彼はデスへの貢物として、宇宙を虚無へ帰そうと行動を始めるのである。
活躍
初期は数々のMARVELヒーローたちと死闘を繰り広げ、特に「コズミック・キューブ」という宇宙法則を操る万能アイテムを巡って激しい戦いを繰り広げた。
この頃にアダム・ウォーロックと邂逅し、腐れ縁とも言える宿命の敵として、幾度となく敵対・共闘を繰り返していくようになる。同時にメイガスとの、しつこいぐらいの因縁にも付き合わされるハメにもなったのだが……。
一度は死亡するも、デスによって復活・強化され、その礼にと「インフィニティ・ガントレット」を作りだし、銀河中の魂を彼女にプレゼントしようと画策する。…が、完成した段階で計画がヒーローたちにばれてしまい、結局は「いつもの悪い癖(後述)」で失敗に終わっている。
このエピソードは1990年代、小学館集英社プロダクション(旧・小学館プロ)出版社にて翻訳。マーヴルクロス誌6冊に掲載されていた。
同じく同年代、CAPCOMより出されたゲーム『マーヴルスーパーヒーローズ』の原作である。
その後、「インフィニティ・ウォーズ」を経て究極の力を求めることに虚しさを感じ、自然豊かな惑星で農夫として隠遁生活を送っていたが、メイガスの復活を機に現役復帰。その後もヒーローたちとの敵対と共闘を繰り返し、やがて死亡。
2010年に発表されたストーリーで復活すると、デスとのランデブーを邪魔された腹いせに暴走し、コズミックキューブの力で封印され、最近また諸事情から味方として復活している。
大型イベント「インフィニティ」では、「ビルダーズ」と呼ばれる宇宙創生の種族との戦いにアベンジャーズが向かっていた隙を突いて「ブラック・オーダー」というヴィランチームを率いて地球を襲撃。その目的は生きていた自身の息子を抹殺することにあったが…。
なお、とある世界線では、自分以外に殺す者がいなくなったため、自分自身を殺そうと若い自分を召喚して殴り合い&殺し合ったこともある。その際、相手? の強さに流石自分自身だと自画自賛(?)した。
またデッドプール:SAMURAIでも登場。本作の彼はヒドラによって作られたクローンだが、本人の記憶をしっかりと引き継いでおり(恐らくデス関連のことで)デッドプールを目の敵にしている。なんとToLOVEるのデビルーク星を滅ぼしたという衝撃の告白をし、同作品を愛する多くのジャンプ読者を敵にする事となった。
なお、デビルーク星は銀河を手中に収めるだけの軍事力を持っていることに加え、個人の戦闘力も極めて高い。(国王に至っては一人で惑星一つを破壊できるほど)そのため、サノスにとっては計画の障害となると判断されてもなんらおかしくない。それ以前に、タイタンと同じ美男美女だらけの星なので彼からしたら目障り極まりない存在だったのだろう。また偶然(?)にも、デビルーク王妃であるセフィの種族「チャーム人」は「美しい容姿で生まれてくる」というサノスのタイタン人と同じ特徴がある。
性格
10歳で母を殺し、18歳のときには好意をもった女性を殺害するなど、冷酷非道な暴君。
残忍で狂気じみた面を持つが、その実、紳士的で礼儀正しく、状況に応じたたち振る舞いも卒なくこなすなど、実際はかなり理知的で冷静沈着な人物だったりする。
ガチムチ体型から勘違いされがちだが、本来は突出した頭脳派ヴィランであり、力づくの戦いよりも、権謀術数を巡らし相手を罠にハメることに快感を覚える、生粋の策士である。
絶対的な強者である一方、破滅願望持ちでもあり、ニヒリズムに囚われて“わざと自分の計画を台無しにする癖”があり、これが元でたびたび失敗を犯しているのだが、当人は自覚していない振りをして治す気がない模様。
能力
日本では下記の「インフィニティ・ガントレット」着用時の能力で有名だが、実際はガントレット抜きの状態でもアベンジャーズ全員を一度に相手してなおも圧倒する程の力を持っている。
肉体はマイティ・ソーやハルクと互角、テレキネシスとテレパシーはX-MENのプロフェッサーX級の強力さ。
膨大な量の宇宙エネルギーを吸収でき、これによって恒星系から恒星系にテレポートできる宇宙船を作ったり、タイムトラベルや次元移動も可能。
デスの加護で不死となり、自前の再生能力に加えてこの不死の加護もあって驚異的な生命力を誇る。また、精神攻撃に対しても強い耐性を持つ。
デスから力を与えられている関係なのか、死霊魔術にも通じ、デッドプールに“不死の呪い”をかけている。この関係でその気になれば呪いを解くことでデッドプールを完全に殺害することも可能である。ただし死霊魔術に関してはかじった程度であり、本来のネクロマンサーには劣る。
二次災害で天体を破壊しかねないギャラクタスのヘラルド(軍団)さえ真っ向から迎撃できるほどであり、神であるオーディンやギャラクタス相手に勝てはせずとも一歩も引かない戦いを演じるなど、底知れないパワーを秘めている。
しかし、これほど強力な能力を持っていながら、サノスについて言及されるときに最も危険視されるのは、決まってその頭脳と意志力である。
インフィニティ・ガントレット
サノスの所有する黄金のガントレット。
詳細はリンク先を参照。
映画(MCU)版
「ここにももう来ている。私という名の "運命"がな」
演:Damion Poitier(『アベンジャーズ』)⇒ジョシュ・ブローリン(『『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』以降』)、吹き替え:銀河万丈
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ではフェイズ1~3、いわゆる「インフィニティ・サーガ」における地球外の事件の黒幕およびラスボスとして君臨している。
人物
銀河中に名を轟かせる最大の悪。圧倒的な信念と知力・実力を有し、自身が我が子と称する4人の「ブラック・オーダー」を筆頭とする宇宙最強の軍隊を抱えている。
現状、デスが登場していない本シリーズにおいては虚無主義的な側面は見せておらず、生まれ育った星が資源の枯渇から来る争いによって滅んだことから、「増え過ぎた生命を減らすことが宇宙の調和とバランスを保つために必要」という信念から行動しており、私利私欲のために行動していないという点が原作とは大きく異なる。娘として育ててきたガモーラには愛情を注ぎ、支配下に置いた惑星を繁栄させていた。
特に、本格的な活躍が描かれた『インフィニティ・ウォー』では、サノスや彼を取り巻く人物たちの動向にも比較的大きな比重が割かれており、ある意味では同作のもう一人の主人公とも呼べる存在として描かれていた。
ただし上記の愛情などはあくまでもサノス側からしたらの話で、他の星々の人々からすれば強大な力で一方的に大量虐殺等を引き起こし続けている恐怖の対象でしかなく、養女であるガモーラ、ネビュラの二人からも反意、殺意を抱かれていた。ストーンを手に入れる為にザンダー星を滅ぼす、ガントレット製作が完了したら一人を残してニダベリアのドワーフを虐殺するなど、自分の目的を果たすためならその過程にあった犠牲も「宇宙のバランスを保つために必要だった」と厭わない姿は悪以外の何物でもなく、娘二人以外にも多くの恨みをかっていた。
活躍
初登場は2012年公開の映画『アベンジャーズ』。ソーとの戦いに敗れ、復讐に燃えるロキに対し、人心を操る杖「セプター」とチタウリの軍団を貸し与える代わりに地球のどこかに眠っているコズミックキューブを取ってくるよう命令する(この時、地球に持ち込まれたセプターが、後に『エイジ・オブ・ウルトロン』における大惨事の引き金となってしまった)。
その後、2014年公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と2015年公開の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にもわずかに登場し、野望のために本格的に動き出す様子が描かれる。
そして、2018年に公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で本格的に登場し、圧倒的な力でアベンジャーズと対決する。
なお、『アベンジャーズ』『エイジ・オブ・ウルトロン』および『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に登場した際には、豪壮な鎧を身に着けたお馴染みの姿であったが、『インフィニティ・ウォー』に登場した際は冒頭及び回想シーンでこそ鎧を身に着けていたものの、それ以降のシーンでは鎧を殆ど身に着けておらず、全体的にすっきりとした姿をしている(そのため、一部では夏服等とネタにされた)。
「私は絶対なのだ」
その続編『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年公開)にも引き続き登場。
予告では軽装だった前作と異なり、全身に黄金の鎧を纏い、デュアルブレードと呼ばれる双刃の大剣を持った原作ファンが良く知る漆黒の魔王然とした威圧感を放つサノスが映っていた。
アベンジャーズを苦しめた最強のヴィランの結末はこちらで→ナノ・ガントレット
最終的に『エンドゲーム』で完全に滅ぼされることになったものの、目的のために多くの命を奪い去り、更には全宇宙の生命の半分が消えた5年間のインパクトはあまりにも大きく、フェイズ4以降の作品でも爪痕の深さ故に度々話題に上がることがある他、彼の所業に端を発した事件が起きるなど、その後の世界に大きな影響を残している。
ところが「エターナルズ」では彼が指パッチンをした理由についての解釈が180度変りかねない、とんでもない話がさらっと出て来ており……?
なお、『マルチバース・オブ・マッドネス』では並行世界(アース838)においてもサノスの地球侵攻があったことが明らかになり、こちらの世界ではイルミナティの活躍により倒されたらしい(回想にはサノスの遺体が映り込むシーンがある)。
しかし、戦いはやはり一筋縄ではいかなかったらしく、この世界のストレンジが禁書「ダークホールド」を利用したことで辛くも勝利を収めたものの、戦いが終わった後、ストレンジはそのことを仲間たちに告白し、けじめとして自ら処刑される等、ここでもヒーローたちに暗い影を落としていた。
ゲーム版
CAPCOMの格闘ゲームでは『MARVEL SUPER HEROES』(1995年)と『MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES』(2000年)に登場(MARVELvsCAPCOMを参照)。
『MSH』は『インフィニティ・ガントレット』を元ネタにしているため、サノスがラスボスを務めている。
CPU専用キャラであり、『プレイヤーが集めてきたジェムが問答無用で奪われてからのスタート』『所有しているジェムを落としにくい』『超必殺技が6種類』などのラスボス補正を受けている。
が、前作のラスボスや本作の前座と較べるとあまり強くなかったりもする。
隠し要素でプレイヤーが使用することも出来るが、攻撃性能の優秀さより扱いにくさの方が際立っている。
原作における性格設定を反映しての調整だろうか?
『MVC2』ではボスキャラではなくプレイヤーキャラとしての登場で、性能はやや抑えられている。アシスト役に徹するならそこそこ。
LEGO
『LEGO マーベル スーパー・ヒーローズ ザ・ゲーム』と、
『LEGO マーベル スーパー・ヒーローズ 2 ザ・ゲーム』の3作に登場。
ただしスケールがデカ過ぎる故か、いずれもストーリーに関わって来ない。
スーパー・ヒーローズではDLCで登場。
シングのモデルをベースにしているためか、モーションの大半がシングの物となっているが、サノスは射撃攻撃が使える。また範囲攻撃と投げ技も独自のモーションとなっている。
例のガントレットは付けていない。
アベンジャーズでは最初から導入されているが、それ故に当然ロックされている。
何故かデザインが劣化している。
モーションが一新された事とビーム攻撃を獲得した事以外は、スーパー・ヒーローズとあまり変わっていない。
例のガントレットは放置モーションの時に取り出す。
スーパー・ヒーローズ2では再びDLCで登場。
この作品では本格的にガントレットを使うようになり、浮遊玉座で自由に飛行出来たりとアクションが大幅に強化された。
更に専用のサブシナリオとブラック・オーダーも付いてくる。
あのハルクバスターと互角に戦える数少ないキャラクター。流石ラスボスと言った所。
関連人物
死を司る神。女性の姿をしているが、本来性別は存在しない。
サノスは彼女を崇拝までしているが、デスの方からは殆ど相手にされていない。
なお、ガントレットを所持していた際に彼女の気を惹く為に「テラクシア」と言う女性を創造した(格闘ゲームでサノスの勝ちポーズに登場している青肌の女性)が、結局は失敗している。
なお、実写版(MCU)では『エンドゲーム』の後(時間軸としてはサノスの死後)を描いたドラマ『アガサ・オール・アロング』にて初登場しており、現時点ではサノスと接点があったかどうかは不明。
サノスにとって宿敵とも呼べるヒーロー。
機械のように冷徹で、目的のためなら多数のヒーローを死地に送り出し死なせることも厭わない人物だが、彼自身は宇宙という俯瞰的視点から多くのものを守ろうとしている。
多くの場合、サノスと敵対しているが、宇宙的脅威に対しては共闘することもある。
地獄の強大な悪魔。ブラックハートの父にして宿敵。
インフィニティ・ガントレットの際に、サノスに取り入って恭しく仕えていた。
だが、本心ではサノスを言葉巧みに敗北へと誘導して、ガントレットを奪おうと画策していた。
サノスの父。タイタンの統治者であり、セレスティアルズによって作られたエターナルズの一人。
サノスの弟。言葉によって相手の感情をコントロールする能力を持つ。
サノスと違って明るく皆に好かれる少年だったようだ。
サノスがデスを楽しませるために、多種多様の奇っ怪な拷問を受けまくった。
インフィニティ・ガントレットを巡る決戦においては、ウォッチャーと共に解説役を務めた。
MCUでは、やはり『エンドゲーム』の後に公開された『エターナルズ』で初登場する。
サノスの孫娘(少なくともネビュラ自身はそう主張している)。
『インフィニティ・ガントレット』において、サノスがデスの気を引くために、醜く焼けただれたアンデッド状態で生かされていた。
サノスが宇宙と同化した際、肉体に置き去りにされたインフィニティ・ガントレットを奪い、新たな全能者になった。
だが、彼女にはサノス程の知恵はなかったため、ガントレットの全能の力を使いこなす事が出来ず、サノスとアダムの策に嵌った。
実写版(MCU版)ではサノスの義理の娘(GOGに所属するガモーラの義理の妹)という設定で登場。本作では焼けただれた姿ではなく、度重なる改造手術で体を機械化した強化サイボーグとなっている。当初はサノスの手下の1人として登場するが、紆余曲折を経てサノスとは袂を分かち、義姉とも和解。以降はつかず離れずの関係を保ってはいるものの基本的にはGOGの協力者として描かれている。
MCUにおける養女の一人。
自身が滅ぼした星の生き残りで、何を思ったか養女に迎え、戦闘・暗殺訓練を施す。
インフィニティ・ストーンの一つ・ソウルストーンを得るために「愛する者を殺せ」という条件を突き付けられ、ガモーラは「サノスは誰も愛していない(からソウルストーンを手に入れられない)」と言ったが、サノスはガモーラを殺してソウルストーンを手に入れた。つまり、サノスはガモーラを愛していたのである。
愛するデスの寵愛を受ける恋敵。
サノスはそれを許せず、彼がデスに会えないよう不死の呪いをかけた。
長らくそれ以上の関わりはなかったのだが、デスが何者かに誘拐されて宇宙から"死"がなくなる事件の際、デスを救い出すため渋々共闘した。
なお、実写版でサノスを演じているジョシュ・ブローリンは『インフィニティー・ウォー』とほぼ同時期に公開された『デッドプール2』において、ヒーローの1人であるケーブルを演じており、同作ではデッドプールから早速そのことをネタにされている。
サノスが宇宙中から集めた精鋭部隊。別名「カル・オブシディアン(選ばれし黒曜石)」。
登場は2013年と比較的新しいキャラクター達であり、実は彼らが登場するまでサノスには部下らしい部下がいなかった。
- コーヴァス・グレイヴ
漆黒のローブを身に纏った白い肌の男。残忍かつ傲慢だが、それでいてサノスへの忠誠心は高い。手に持った長柄武器は原子の刃で構成されており、この武器が無事である限りは本当の意味で死ぬことはない。プロキシマ曰く、アレクサンダーやナポレオンやカエサルよりも遥かに優れた戦略家だという。
- プロキシマ・ミッドナイト
コーヴァスの妻である青い肌の女。歪んだ時空の中の太陽を素材にして造られたという槍を持ち、これは投げると分裂する上、追尾機能もある。夜になると更に力を増し、ブラック・オーダー内で最強の戦士とされる。
- ブラックドワーフ
ブラック・オーダー内で最も大柄で怪力の男。巨大な斧を武器とする。
MCUでは彼の名前がカル・オブシディアンとなっている。
謎多き白い肌の男。戦闘能力を(恐らく)持っていないが、その巧みな話術で敵のみならずサノスすらも惑わす、実はブラック・オーダーで最も危険な男。
MCUでは闇魔術に精通し元素を操るとされている。
- スーパージャイアント
強力なテレパシーを有する青い肌の女。洗脳を得意とする。
MCU未登場。
- アウトライダーズ
サノスに仕えるために遺伝子操作によって作り出された大軍。4本腕の怪物。
リーダーの「ジェネラル」は6本腕である。
関連イラスト
余談
- サノスにちなんで名付けられた恐竜が存在する。
- 原作アメコミにパラレルワールドを舞台に宇宙征服に成功した『サノス・ウィンズ』なるタイトルがある。
- 横浜DeNAベイスターズ所属のプロ野球選手:佐野恵太のあだ名も「サノス」である(ただし、由来にアメコミのサノスは関係していないとか)。
関連タグ
ラスボス 悪のカリスマ 最強の敵 どうあがいても絶望 勝てる気がしない
ダークサイド:DCコミックにおける宇宙ゴリラ…もとい、スーパーヴィラン。地球人から見てあまり美形とは言えない外見と圧倒的なパワー等から、サノスのキャラクター造形に強い影響を及ぼしている。大規模クロスオーバー「DCvsマーベル」では、サノスと戦い、「アマルガム」ではサノスと合体、「サノサイド」になっている。
グラウルング:サノス同様、圧倒的な破壊力を持ちながら類い稀なる知将や魔術師でもあり、死と破壊をもたらす神のような存在に使えている。また、それぞれの世界における (肉体を持つ種族としては)最強クラスの戦闘力を持つ種族であることも共通している。