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無限の可能性が存在する――禁断の世界《マルチバース》が開かれる。


解説編集

2022年5月6日に全米、日本では同4日に公開。

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ4に属する映画で、全体では28作目。


ドクター・ストレンジを主人公とした映画としては2作目にあたるが、ストーリーはMCUの前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』およびドラマ『ワンダヴィジョン』からの続き。

なお後者については、MCUドラマが「Disney+」配信に一本化されてから初めてドラマの内容が映画に関わってくるケースとなる。

そしてそれと同時に、かつて仲間だった者が闇堕ちして主人公と対立するという、創作物では有りがちなことが使われた、初のMCU作品でもある。


主演は引き続きベネディクト・カンバーバッチ

監督は前作のスコット・デリクソンが続投する予定だったが「創造上の相違」により降板し、後任としてスパイダーマン旧三部作で知られるサム・ライミが務めた。


詳しくは後述するが、MCU全体の制作総指揮を務めるケヴィン・ファイギ曰く「シリーズ初のホラー映画」になるとのこと。

サム・ライミも界隈ではカルト的人気を誇っており、その本気加減が窺える。


あらすじ編集

危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは、“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開いてしまう。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、盟友の魔術師ウォン、そしてアベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。その宇宙最大の脅威とは…


(公式より抜粋)


キャラクター編集




【アース838】


  • スプリーム・ストレンジ
  • ワンダ・マキシモフ
  • トミー・マキシモフ
  • ビリー・マキシモフ

その他

  • ディフェンダー・ストレンジ
  • シニスター・ストレンジ


動画編集

予告編


関連タグ編集

MARVEL


5月4日公開の地域では『ムーンナイト』最終話の配信と同日。

さらに「スター・ウォーズの日」でもあったため、両シリーズファンには嬉しい忙しさとなった。


みんなのトラウマ

・・・あんなエグい内容なのに何故pg12等の規制をかけなかった。


クトゥルフ神話

・・・今作の原題「Doctor Strange in the Multiverse of Madness」は1994年のホラー映画『マウス・オブ・マッドネス(In the Mouth of Madness)』が元ネタになっていると思われるが、一説ではラヴクラフトの小説『狂気山脈(原題:At the Mountain of Madness)』がその元ネタと言われており、どれも略すとMoMになること、予告編でも「悪夢」や「魔術」といった要素が強く打ち出されていることから、これまでのMCU映画とは異なるダークな雰囲気が感じられる。


死霊のはらわた』シリーズ

・・・サム・ライミが『スパイダーマン』より前に手掛けたホラー映画。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギによると今作は、特に『死霊のはらわたII』のファンが喜ぶ作品になるとのこと。(参考記事

その予告通り、先行公開した日本では「今作はマーベル版『死霊のはらわた』」「『ワンダヴィジョン』と同じくらい予習しておくべきだった」という感想が続出。初日にはTwitterのトレンド上位に食い込んだ。


RWBY氷雪帝国

・・・ネタバレになってしまうので簡略化するが、とあるメインキャラクターの扱いが一部共通している。

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