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アントマン

あんとまん

MARVEL社の連載コミック。またその主役キャラクターのことを指す。初代、二代目、三代目と長い歴史を持つ古参ヒーローである。
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概要

アントマン(Ant-Man)はMARVEL COMICSで活躍する複数のキャラクターの名前である。
初登場は1962年。初代アントマン、ハンク・ピム、映画化された二代目アントマン、スコット・ラング、三代目アントマン、エリック・オグレディが存在する。アベンジャーズだけでなく、ファンタスティック・フォーなど幅広いヒーローたちと交流があり、蜘蛛サイズになったスパイディに対処したこともある。

(2016年の映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、この「虫コンビ」が最も活躍した他、マブカプ3などで再現されてきた、ホークアイとのコンビ技も実現した)

主な能力(一部)

  • 超頭脳
  • 侵入とスリのエキスパート
  • 強化改造された蟻との交流&使役(1.6km四方ほど)
  • サイズ変更(巨大化した際はジャイアントマン
  • 超小型化による物質すり抜けと侵入
  • 物質の巨大化と小型化(上手く応用すれば凄まじい威力)
  • 優れた格闘能力(蟻サイズでもパワーは下がるどころか、むしろ速度が弾丸並みになっていて正拳の威力が殺傷力レベルになるほど強い)
  • 生体電撃銃とヘルメットからの攪乱熱線ワスプのスティングより少し威力が低い)
  • エネルギー吸収
  • ワスプイエロージャケットの武器&スーツとそれらの能力
  • サイボーグ化(一部)した後では、以下の能力などが付随
    • 怪力・スピード・タフネス
    • 飛行能力
    • 焼却プラズマ砲
    • 物体牽引光線「トラクタービーム」
    • 脳眼異常攪乱光線
    • プログラム・トランスミッター


人物

初代アントマン ヘンリー・"ハンク"・ピム

Ant man & Wasp


物体の大きさを変える亜原子粒子、「ピム粒子」を発見し、スーパーヒーロー「アントマン」となった男。

宇宙生命体との戦いの中でジャネット・"ジャン"・ヴァン・ダインと絆を深め、彼女にもピム粒子を託しワスプとし二人で冒険を行った。後には、アイアンマンマイティ・ソーハルクらと合流しアベンジャーズを結成。創設メンバーとして以降携わることとなる。しかし同時に、彼は多くの精神的な病との戦いを経たヒーローとして有名である。

ゴライアスという名で活動していた時、コレクターというヴィランとの戦いの中でピムは自分の体を巨大化から元に戻せなくなってしまう。のちに治療されるも、この時に負った心の傷が始まりとなり、彼の精神はどんどん傷ついていくことになる。

ある日ピムは、高度な知能を持った助手ロボットの開発実験に着手する。そう、あのウルトロンである。後に悪の破壊者となるウルトロンは目覚めるとピムを洗脳して研究所を脱走し、アベンジャーズの前に立ちはだかった。この時にウルトロンの製作の責任により、ピムは長く苦しい後悔と罪悪感を胸に秘めることとなった。

ピムの不幸はこれでは終わらない。ジャンとの淡い恋愛関係を秘めていた日々のある日、彼は研究所で実験中に事故でガスを浴びてしまう。このガスは精神に作用するもので、ピムに精神分裂症を引き起こし彼の中に新たな人格を生んだ。イエロージャケットと名乗るピムの中にいるピムではない彼は、ピムの精神を殺し、完全に取って代わったと主張する始末である。

普段の温厚なピムとは似ても似つかぬ良く言えば豪胆、悪く言うと粗暴な彼はなんとその勢いでジャンと結婚してしまったのだ。 その後、イエロージャケットとジャンとの結婚式で起こったサーカス・オブ・クライムとの戦闘の中でピムは自らの人格を取り戻すことに成功する。ジャンもそれを喜び、イエロージャケットの時に結んだ結婚をそのまま続けることを提案し彼らは幸せな結婚を迎えた。

結婚後、復帰したピムはヒーローとして活動を続けるも、ウルトロンと再戦した際に再び洗脳され、アベンジャーズを襲うという事態となってしまう。洗脳を解きウルトロンを破壊するも彼はアベンジャーズからの脱退を言い渡されてしまう。この事件は再びピムに強い精神ダメージを与え、また洗脳によるショックも小さなものではなかった。

それでも、しかる後、ピムは再びアベンジャーズに晴れて復帰し、これでまたヒーローとして胸を張った活動と、ジャンとの幸せな結婚生活とを得られる……はずだった……

しかし、度重なる精神へのダメージにより、ピムの心は既にボロボロだったのだ……

彼の本分はそもそも研究者である。ピムはもう、ヒーローとして犯罪と戦うことに惑いを感じていた。
ピム粒子の発見以降、自分の科学者としての科学への貢献は何もないと彼は思いつめ躁鬱病を発症し、さらにウルトロンを生んでしまった罪悪感が彼の心をズタズタにしていた。

そんな一方、妻のジャンはファッションデザイナーとして世界で大活躍を収め巨万の富を得ていた。生活面ですら妻に頼る生活。これがピムの心をさらに不安なものにさせた。荒れに荒れて歯止めが効かなくなったピムはヒーロー活動の中でも粗暴を極め無抵抗のヴィランを攻撃し、ついにキャップからアベンジャーズ追放命令が下されようとした。

しかし、ピムはこれに反抗するため自作自演でロボットにアベンジャーズを襲わせ、自分がそれを助けることでアベンジャーズに残ろうと試み、計画を止めようとする妻ジャンにまで暴力を振るった。(このシーンが元でよくDVをしたヒーローとして引き合いに出されるが、彼がジャンに暴力を振るったのは後にも先にもこの一度のみである)

精神分裂症や躁鬱、洗脳での精神ダメージが重なり遂に自分を見失ってしまったのだ。ピムの計画はジャンにより阻止され、アベンジャーズからは正式に追放命令が下り、ピムとジャンの間での離婚も成立した。

アベンジャーズを抜けた後、マスターズオブイヴィルとの事件などを越えて、ピムはウェストコーストアベンジャーズのサポートスタッフに就任した。この間は決してピムにとって楽なものではなかったが、長い努力が認められジャイアントマンとして前線に復帰するまでに至った。

熟練した科学技術者として、アベンジャーズの創設メンバーとしてウェストコーストアベンジャーズを助ける彼はもはやもう昔のピムその人で、ヒーローとして復帰することがようやく叶ったのである。また、この頃にはもうジャンとも昔ほどではないにせよ、関係を取り戻していた。

オンスロート事件が勃発した際にはジャンと肩を並べオンスロートと戦い、最後には自らの力をエネルギーとしてオンスロートにぶつけるため特攻し、ヒーローズリボーンの世界へ旅立った。

正史世界に復帰した後、0年代の展開ではジャンがホークアイといい感じになったりシビルウォー以前からスクラル星人に拉致され成り代わられるなどまたもや不幸っぷりを見せる。

自分がスクラルにより拉致されていた間にジャンが死亡した(後に生存していたことが発覚)と知るとまたもや深い悲しみを背負うも自らがワスプの名を冠しヒーローとして活動することを選択した。

その後アベンジャーズアカデミーで後進の育成に力を入れたりなど、アベンジャーズとして第一線で活躍しているわけではないもののヒーローとして活動しており2010年代になってからはウルトロン絡みの大型クロスオーバーが二度も起こり脚光を浴びた。

アントマン、ハンク・ピムというと、ドメスティックバイオレンスばかりが一人歩きしてしまったが、そこに至るまでの深い悲しみを背負っているヒーローである。精神的な病を主体にして描かれるエピソード以外ではかのトニー・スタークすらピムの天才ぶりを認めるほどのアベンジャーズのイニシアチブであり、ヒーローとしても確かな実力と経験を持ち、何度も世界を救うことに貢献をした男である。

そしてまた、不幸が重なりながらもピムは、人類最悪の兵器となりうるピム粒子を絶対に悪用せず、それをまた悪人たちから守っていたことも特筆すべきであろう。(とあるIfストーリーにおいて、本当の意味で発狂してしまったデッドプールがヒーローの虐殺を行った際、ピム粒子を使うことでアベンジャーズを全滅せしめたことがある。それほどまでにピム粒子は凶悪な兵器でもあるのだ。)

超人ばかりが軒を連ねるアベンジャーズで抱えてしまった闇を乗り越えた男、それがハンク・ピムでありアントマンなのである。

しかし、2015年、Rage of Ultronの展開により……

二代目アントマン スコット・ラング

貧しい家族を支える父親として電気技師として働いていたが上手くいかず、強盗となるも逮捕されてしまったが、釈放後その腕を買われスタークインターナショナルの設計部門に雇われ、アベンジャーズマンション設計にも携わった。

しかし娘のキャシーが難病になり、治療の為再び強盗の道へ。ピム博士からアントマンの装備一式を盗み娘の命を唯一救える医者を誘拐から救う為奔走する。

すべてが終わった後ピムに装備を返しにいき、自首するつもりであったがスコットが正義の人であると見抜いたピムは彼にアントマンの装備を託す。以降、彼は二代目アントマンとなる。

死と復活

アベンジャーズ・ディスアセンブルド事件にて、スコットは命を落とす。しかし、後に彼の娘キャシーが、スコットが使っていた装備から発せられるピム粒子を長年浴びたことでアントマンとしての能力が使えることが発覚。 彼の意思を引き継ぎ、スタチュアとして活躍することとなった。

後年、スコットはチルドレンズ・クルセイドにて、ヤングアベンジャーズの活躍により復活。しかしスタチュアは同イベント内でドクタードゥームの手にかかり命を落とす。

しかし2014年のイベントAXISにおいて、キャシーも無事蘇った。

映画(MCU)版

2015年、彼スコット・ラングを主役に据えた映画『アントマン』がMCUに参戦した。

❤
最小のヒーローは巨悪を討つ



コメディ要素を取り入れた強盗(クライム)映画に仕上がっており、MCUの中でも、特に家族で見やすい映画である一方、おなじみ「アベンジャーズ」との繋がりも随所で見られる。

【ストーリー】かつて窃盗罪で服役していたスコット・ラングは、無事刑期を終えて出所した。スコットは更生を心に誓い、再出発するが、中々再就職できず、離婚した妻とその再婚相手を訪ねても、浴びせられるのは冷たい言葉ばかり。娘のキャシーが慕ってくれることだけが唯一の救いだが、養育費の未払いを理由に、娘と会うことまで禁止される始末。どん底に追い込まれたスコットは、昔の窃盗団仲間のルイス、デイヴ、カートらと合流して再び犯罪の道へと戻ってしまうのだった。

そんな中、彼らが潜入したのは、天才科学者と名高いハンク・ピム博士の屋敷であった。そうとも知らず、中にあった奇怪なスーツだけ手に入れたスコットは着用してみるも、身体がアリのサイズまで縮んでしまい、散々な目にあった挙句、スーツを返そうとした時に逮捕される。

ハンクは、そんな彼の身柄を引き取り、かつて自身が平和維持組織「S.H.I.E.L.D.」に所属していたこと、開発した身体縮小スーツをまとって「アントマン」となり、エージェントとして数々の極秘任務をこなしていたこと、そして、開発した物体縮小技術をかつての弟子だったダレン・クロスが悪用しようとしており、その技術を軍事に転用し売りさばいて、あろうことか秘密結社「ヒドラ」と取引しようとしていることを明かす。

ダレンを止める為に、潜入技術に長けた人材を求めていたピムは、実はわざと屋敷を空けて侵入者の来訪を待っていたのだ。スコットの手腕を見込んだピムは、彼に「アントマン」になってほしいと依頼するのだが………

三代目アントマン エリック・オグレディ

同僚が盗んだアントマンスーツを、死後私利私欲のために奪った男。
覗きなど小悪党のような真似しかしないお世辞にもヒーローとは言えない男だったが、後に彼なりに正義に目覚め、シークレットアベンジャーズの任務の中で子どもを守る為自らの命を投げ捨て散った。

別アースのアントマン

ディスクウォーズ・アベンジャーズ

ディスク・ウォーズ:アベンジャーズでは嫌味な科学者を演じるヒーロー「ジャイアントマン」ハンク・ピムとして登場した。

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MARVEL アベンジャーズ MCU

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