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概要編集

MARVELコミックに登場するキャラクター。1963年デビュー。

"Wasp"=「ハチ」のコスチュームを着たヒーローで、アントマン同様「ピム粒子」によって昆虫~巨人サイズに縮小・巨大化したり、電撃を放つ「スティング」という武器を装備している。


人物編集

他ヒーロー同様、(同一人物も含めて)数多くのバリエーションがあるが、そのほとんどは女性。

ここでは正史世界【アース616】の2人を挙げる。

初代アントマンことハンク・ピムのパートナーにして、揃って「アベンジャーズ」の創設メンバー。

チーム名を考えたのも彼女だったりする。


父バーノンはハンクの同僚だったが、実験によって地球に呼び寄せたコスモス星人(Kosmosians)に殺害されてしまう。

彼女に惹かれていたハンクは自らがアントマンであることを明かし、自らと同様の能力を与え、更に飛翔能力を与える半透明の翼と、電撃ブラスター「ワスプ・スティング」を提供する。

戦闘以外ではデザイナーとしても有名で、自らコスチュームを頻繁に変えたことでも有名。


メタ的には当初からアントマンのパートナーとして創作されたキャラクターであり、やがて結婚にも至ったものの、その夫婦生活は(互いに愛し合っていたにもかかわらず)波乱万丈を極めるものだった。

詳しくはハンクの記事を参照。


また彼女が死亡(後に蘇生)していた間、ハンクが「ワスプ」として活動していた時期もある。


  • ナディア・ヴァン・ダイン(Nadia Van Dyne)

2016年『Free Comic Book Day 2016 (Civil War II) #1』で初登場。ハンク・ピムと前妻のマリア・トロヴァヤの間に産まれた女性。


母の故郷である旧ソ連の、ナターシャ・ロマノフを輩出した「レッドルーム」で育てられ、格闘技や暗殺術を仕込まれた。また同時に科学の才能も発揮し、独自にピム粒子とスーツを製作。

それを用いてアメリカに亡命し、当時ハンクが不在だったためなかなか信用してもらえなかったものの、後見人になったジャネットの姓を名乗った。

ヒーローネームとしては「ワスプ」だが、作中や主役タイトルでは「アンストッパブル・ワスプ(Unstoppable Wasp)」と呼ばれる。


一般常識に疎いのが玉に瑕だが、ボビー・モールス / モッキンバードをメンターに優秀な女性を集めたチーム「G.I.R.L.(Genius In action Research Labs)」を結成したり、若手チーム「チャンピオンズ」に途中加入している。


MCU編集

ジャネット・ヴァン・ダインが初代、ハンクとジャネットの実娘であるホープ・ヴァン・ダインが二代目。

どちらもコミック版のような顔が露出したコスチュームではなく、こちらのアントマンと同じヘルメット付きのスーツに飛行翼が付いたデザイン。


詳しくはそれぞれの記事を参照。


余談編集

DCコミックには似たような能力を持つヒロイン「バンブルビー」が存在する。


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