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解説編集

演:エヴァンジェリン・リリー、日本語吹替:内田有紀


MARVELコミックを基にした実写シリーズ「MCU」における、初代アントマンことハンク・ピムと、初代ワスプことジャネット・ヴァン・ダインの一人娘。

後に二代目ワスプとなり、スコット・ラング / 二代目アントマンのパートナーとして活躍する。


MCU完全オリジナルではなく、【アース982】における2人の娘「ホープ・ピム」と、正史世界【アース616】におけるハンクと前妻との間に産まれ後見人となったジャネットの姓をもらった「ナディア・ヴァン・ダイン」の名前を混ぜたキャラクター。

ちなみにロシア語の"nadia"は「希望」、つまり英語の"hope"なので、この3人は別宇宙の同一人物と言えかもしれない。


吹き替えの内田女史はコミックファンでもあり、舞台挨拶でもその愛を度々披露している。


活躍編集

アントマン編集

初登場。

幼い頃、母がS.H.I.E.L.D.での任務中に量子世界へ消えてしまい、更に父からは「母は飛行機事故で死んだ」と言われた上、寄宿学校に送られたため、父と確執が発生。

父が興した会社「ピム・テック」に入社し、会長となった途端に父の弟子のダレン・クロスと組んで父を会社から放逐した。


しかしダレンが父の技術を軍事転用しようとしたため、裏では父とともに会社を取り戻そうと画策。

そして父が工作の実行役としてアントマンスーツを託したスコットにアリの操作や戦闘の訓練を施す中で人柄に惹かれ、最終的にはパートナーとなった。


また父とも和解し、ポストクレジットシーンでは彼女のために用意されたワスプスーツが登場する。


アントマン&ワスプ編集

前作でスコットが量子世界から帰還したことを受け、母ジャネットを救う研究をハンクとともに始める。そのために、自宅軟禁状態のスコットを違法に連れ出す。

既にワスプスーツを使いこなしており、華麗な空中機動を披露。ゴーストとの戦いの果てに、母をついに取り戻すことに成功する。


だが、ポストクレジットシーンで、遠く離れた場所での戦いの果ての惨劇に巻き込まれ、両親ともども消滅してしまう…


アベンジャーズ/エンドゲーム編集

アベンジャーズの活躍で復活。

他のヒーローたちとともに戦場に駆け付け、アベンジャーズの一員としてサノス軍に立ち向かう。

その最中、キャプテン・アメリカからの指示に「了解、キャップ」と応え、スコットと笑いあったが、これは『アントマン&ワスプ』でキャップに心酔していたスコットに呆れていたシーンを踏まえた演出である。


ホワット・イフ...?編集

第3話ではキーパーソン。

母の真相をニック・フューリーから聞き、勧誘されて自身もS.H.I.E.L.D.のエージェントとなるが、任務中に死亡。父が復讐に走る要因となった。


アントマン&ワスプ:クアントマニア編集

ピム粒子を平和利用するための財団を創設する一方、スコットや彼の娘のキャシー・ラングとは良好な関係が続いており、両親と三世代で暮らしていた。

ただスコットには内緒でキャシーに粒子やスーツを与えている。


母からは(本人が避けていたこともあり)量子世界で何があったが未だに聞いておらず、実験中の事故により一家で引きずり込まれた後に、本人から聞くことになった。


関連タグ編集

MCU アントマン ワスプ(アベンジャーズ)

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