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解説編集

MARVELコミックを基にした実写作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース」に属する連続ドラマの11作目。マーベル・スタジオからドラマ部門が再び分割されて製作された1作目であり、ロゴにはこれまでの"Marvel Studios"に代わって"Marvel Television"と表記されている。

ディズニープラスで2024年9月~10月に配信。全9話。


ドラマ第1作『ワンダヴィジョン』のヴィランだったアガサ・ハークネスを主人公に、ウェストビューの住人も引き続き登場する。


タイトルについて編集

『ワンダヴィジョン』挿入歌のタイトルでもあり、作中でアガサが黒幕だと判明したシーンに使われている(公式動画)。


また今作の副題としては、2024年5月に「All Along」と発表される前に

  • House of Harkness
  • Coven of Chaos
  • Darkhold Diaries
  • The Lying Witch with Great Wardrobe

と計4つのタイトルが発表されていた。同時期の公式Xアカウントではタイトル確定の発表とともにこの4つの仮題も取り上げられており、タイトル変更自体は前例もあるが、このように変更前のタイトルをプロモーションに使うことは珍しい。

実は、プロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムによると本作のタイトルは最初から『Agatha All Along』で決まっており、4つの仮題はすべてアガサの如く視聴者を混乱させるためのフェイクであったとのこと。

ある意味で「全てがアガサの仕業」というタイトルに相応しい仕掛けとも言える。


なお"Coven"は「魔女団・(13人の)魔女の集会」という意味で、一部コミックではドクター・ストレンジなどの「秩序」属性に対してアガサやワンダ・マキシモフは「混沌」="Chaos"とされるため、2人と同類の魔女が登場すると考察されていた。

また近年の欧米のフェミニズムにおいては、「魔女」は「自立した女性」、「カヴン」は「女性同士の連帯」の象徴として扱われていたりする。


キャラクター編集

メイン編集

『ワンダヴィジョン』でワンダに全てを奪われてから約3年、ウェストビューで刑事「アグネス」として生活していた。


  • "Teen"「少年」

アガサが記憶を取り戻すきっかけを与え、さらに伝説の「魔女の道(Witches' Road)」に連れていくように頼む。名前や出自は「シジル」という魔法で隠されていたが……

同性愛者で、ボーイフレンドがいる。


魔女たち編集

  • リリア・コルデルー(Lilia Calderu)

占いを専門とする初老の女性。タロットカードに通じ、過去や未来を見通しているようだが、唐突にエキセントリックな言葉を口にするなど、どこか様子がおかしい。

本作には彼女がメインとなる回があるが、海外大手サイトで『ロキ』シーズン2最終回と並んで全MCUドラマの中で最高評価のレビューを受けたとの報道もあり、演じたパティ・ルポーンも「エミー賞級」と絶賛されている。

コミックでは1973年の1話のみ登場。バロン・モルドの親戚だが裏切られ、彼を探していたストレンジを利用して復讐しようとした。


  • ジェニファー・ケール(Jennifer Kale)

錬金術・薬学に精通しており、健康グッズの店を営んでいるが、客に訴えられている。

コミックでは1972年に初登場した古参キャラで、ジョニー・ブレイズとダニエル・ケッチとは従兄弟。特にマンシングなど交友関係も広く、ミッドナイト・サンズに加入したこともある。


  • アリス・ウー=ガリヴァー(Alice Wu-Gulliver)

初登場は2016年の『Doctor Strange: Last Days of Magic』。香港出身で、母オーガストが魔女・父アダムが刑事という異色の経歴。

本作では元警官で、歌手として一般人にも有名だった魔女の母ローナが「魔女の道」絡みで亡くなったらしい。


  • シャロン・デイヴィス(Sharon Davis)

ウェストビューで「ハート夫人」の役をもらっていた老婦人。どう見ても一般人だが、リリアの占いからメンバーに選ばれた。


アガサと因縁のある謎の女性。「道」には途中から合流する。


その他編集

  • ジョン・コリンズ
  • ハロルド・プロプター
  • サラ・プロクター
  • デニス
  • アビラス・タンドン

ウェストビューの住人。アガサに気を遣って、刑事ドラマでも署長や司書などそれぞれ役を演じていた。


  • ラルフ・ボーナー

ウェストビューでワンダの兄「ピエトロ」の役をアガサに与えられていた青年。


  • ニコラス・スクラッチ

コミックと同じくアガサの実の息子だが、既に故人。


  • "Salem's Seven"「セイラムの7人」

かつてアガサが自身の母エヴァノラとともに衰弱死させた魔女たちの子孫。復讐のためアガサを狙う。

コミックではニコラスに仕える子どもたち、つまりアガサの孫にあたる。


動画編集

作風はホラー要素が多めになっているらしく、現状明かされている各話のエピソード監督は、ドラマ『ウェンズデー』や『ジェン・ブイ』で有名なスタッフが名を連ねている。

ディズニープラスにおけるMCUドラマの定番だった水曜or金曜ではなく毎週木曜日の配信にすることで、最終2話がハロウィン当日に来るように設定されたことからも、そのこだわりが窺える。


関連タグ編集

MARVEL アガサ・ハークネス


MCUドラマ













ネタバレ注意!!

















  • デス

本作の騒動の裏で暗躍する死を司る女神。実はある人物の真の正体である…

なお、コミックでは「サノス想いを寄せられており、それが彼の行動の原動力となっていた」という設定があったが、MCUにおいては現時点でサノスとの関係については語られていない。

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