華麗なるギャツビー

かれいなるぎゃつびー

フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」の邦題。

概要

『華麗なるギャツビー』（The Great Gatsby）グレート・ギャツビーとは、F・スコット・フィッツジェラルドが1925年に発表したアメリカの小説。

これを原作とした映画・舞台・オペラ・TVドラマなど映像化作品多数。ハリウッドでは4回映画化されている。

日本でも宝塚歌劇団などで舞台化されている。

現在は傑作古典として不動の地位を得ているが、発表当初の初版の売上は2万部程度とふるわず、フィッツジェラルド死後には絶版にもなった時期もある。

あらすじ

ただ恋を成就させるため、巨万の富を築いた男。

虚栄に満ちた人生の儚さを描く、アメリカ文学の代表的傑作。

豪奢な邸宅に住み、絢爛たる栄華に生きる謎の男ギャツビー。彼の胸にはかつて一途に愛情を捧げ、失った恋人デイズィへの異常な執念が育まれていた……。

第一次世界大戦後のニューヨーク郊外を舞台に、狂おしいまでにひたむきな情熱に駆られた男の悲劇的な生涯を描き、何度も映画化された20世紀文学最大の問題作。滅びゆくものの美しさと、青春の憂愁を華やかに謳いあげる世界文学の最高峰。

（新潮社　改版版　公式宣伝文より）

余談

2013年のレオナルド・ディカプリオ主演版では、日本でのTVCMのナレーション「なぜ毎夜パーティを開くのか？」が「なぜマリオパーティを開くのか？」としか聞こえず、思い切りネタにされている。

関連タグ

パラマウント映画　ワーナーブラザーズ

フィッツジェラルド(文豪ストレイドッグス)…異能力「華麗なるフィッツジェラルド」は本作に由来する。