もしかして:怪力
データ
初登場 | 第1世代 |
---|---|
威力 | 80 |
命中 | 100 |
PP | 15 |
タイプ | ノーマル |
分類 | 物理 |
範囲 | 単体 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | 非戦闘時、フィールド上の大きな岩を動かすことができる |
英語名 | Strength |
概要
初代から存在する技。永遠のひでんマシン04。
渾身の力で相手を殴りつけて攻撃する技。
一体何故かくとうタイプにはならないのだろう…カイリキーにはあまりにもぴったりだろうに。
安定性があり渾身の力で殴る割には威力80である。
おまけに追加効果は何もなく、当初からまひの追加効果3割で威力が僅かに高い「のしかかり」、さらに当時の急所に当たる確率の仕様上実質威力140だった「きりさく」の影に隠れている。
対戦でも上記の技に加え、不動の安定威力の「おんがえし」が存在する為採用される事はない。
この技が本領を発揮するのはフィールドやシナリオ攻略である。
フィールドでは大きな岩を押すことが出来るようになるため、洞窟などのダンジョンを冒険する際には必須になることが多い。
この影響からか、バトル時の描写も「大きな岩石をなげつける」というものである。
伝説のポケモンの捕獲や一部のダンジョンの突破には必須である為、秘伝要員は大概これを覚える必要があった。
しかし、第5世代以降は穴に落とした岩は戻らなくなると言う仕様になったため、全ての岩を穴に落としきったら用済みになってしまう。
シナリオにおいては威力は高いが反動がある上に命中不安のとっしんと比べても安定しているので安定したダメージを与えられる。
第7世代ではライドポケモンのカイリキーが同様の役割になった。
ひでんマシンも消滅し、わざマシンへの降格も無し……
と思いきや、まさかのカイリキーが自力習得と相成った。実用性はともかく。
第8世代でもわざマシン復帰はならなかったが、カイリキー系統の他にもカイロスやバンバドロ系統、キテルグマ系統、ダイオウドウ系統といった力自慢のポケモンが自力で覚えるようになった。
ポケモンカードでは
追加効果無しの単純なダメージ技として設定されており、カビゴンやゾウドウなど重量級のポケモンに搭載される傾向がある。確かにイメージしやすい。
ちなみにこちらのカイリキーにはまだ一度も搭載されていない。「かいりきバスター」や「カイリキクラッシャー」はあるのだが……
プリンの かいりき!
pixiv上で「かいりき」のタグをたどると、なぜかプリンの腕がイシツブテ…いやカイリキー並の豪腕になっているイラストが散見される。
元ネタは、『ポケットモンスター 4コマギャグバトル』(1996 光文社火の玉ゲームコミックス)における結城心一氏の4コマ。
愛らしい姿のポケモンにあえて「かいりき」を使わせるギャップに加え、あまりにもインパクトが強いその姿は、10年以上たっても忘れられない。
なお『ポケットモンスター4コマDX』(1996 ソフトバンククリエイティブ)においてもきりえれいこ氏によるプリンが豪腕になり「メガトンパンチ」でイシツブテ(らしき生物)をノックアウトするネタが存在しており、こちらを彷彿する人もいると思われる。
余談
第4世代ではアニメーションを何度も表示するとスプライトが右にズレるバグが確認される。
関連イラスト
前述のプリンを筆頭として、可愛らしいポケモンでも使い手が多いため、ビルドアップの派生タグのような扱いになっている。