データ
初出 | 第5世代 |
---|---|
タイプ | いわ |
ぶんるい | ぶつり |
いりょく | 50 |
めいちゅう | 100 |
pp | 15 |
直接攻撃 | × |
単体 | 相手1匹 |
効果 | この技を受けたひこうタイプ及び特性・ふゆうのポケモンにじめんタイプの技が当たるようになる |
英語名 | Strike down |
概要
第5世代から存在する技。
飛んでいる相手に石や弾を投げつけて叩き落す技。
一見特殊技に見えるが、あくまでも物理攻撃。
そして、第6世代までのいわタイプ物理技の中では唯一の基本命中率100%の技である。(現在ではアクセルロックとツタこんぼう(岩)、パワフルエッジも該当する)。
岩を大量に落としたり足元から岩で抉ったりの方が当てやすそうだって? ポケモンだから仕方ない。
初登場の第5世代よりわざマシンの技となっている。
ただし、ほとんどがいわなだれまたはストーンエッジを覚える。これしか覚えないのはトルネロスやオクタンなど僅か。
また大砲や弓で狙って当てられるからなのかカメックスやジュナイパーも覚えたりする。
命中はいわタイプの技では100%な為安定しているものの、威力はいわおとしと同じなので、メインに据える事はまずない。
しかし、命中した相手に対してじめんタイプの技が命中するようになる(0倍→等倍になる)ため、主に「ふゆう」持ちへの対抗策として採用することが多い。
なお、第8世代では、宙に浮いているポケモンであろうがなかろうが関係なく、空中から墜落させる様子をローアングルで映し出す演出が挟まれるようになった。
そのため、この技を用いてあるポケモンの体の中を覗き見る行為が一部の紳士の間で流行ったとか。
ポケモンGO
2018年6月16日に開催されたコミュニティ・デイで、時間内にヨーギラスを進化させることで、この「うちおとす」を通常技に覚えた特別なバンギラスへと進化させることが可能(時間内であれば、野生個体若しくはレイドボスとして登場したバンギラスもこの技を覚えている。一方で、イベント前に入手したバンギラスにわざマシンを使っても習得出来ないので注意)。
長らくバンギラスの専用技として扱われていたが、第4世代追加と同時に、何とドサイドン・ラムパルド・ボスゴドラも習得可能となり、第5世代でもテラキオンが習得している。今後も習得者が増えて行くことであろう。
発動はやや遅めであるが、威力は16と通常技としてはかなりの高威力となっている。既存技でいえば、みず通常技の「たきのぼり」に近い。
これは、これまでいわタイプの通常技の中で最高威力とされていた「いわおとし」の14を上回る威力であり、しかもそんな高威力技を攻撃力が高いいわポケモンが使って来るというのであるから、正に鬼に金棒である。
実際のコンボDPSは、技の出の速さなども加味すると「いわおとし」の方が上なのであるが、如何せん使用者はボスゴドラを除いていずれも攻撃種族値が軒並み高い連中ばかりなので、「いわおとし」を覚えた他のいわポケモンよりも結果的に高ダメージを叩き出せるようになっているのである。ある意味、高攻撃力であるからこそ使いこなせる技といえるのかもしれない。
なお、バンギラスやドサイドンの進化前に当たるサイドンは通常技にいわタイプ技がなかったためにいわポケモンとしてはややイマイチな扱いを受けていたが、この技の習得により欠点を無事克服することが出来る…どころか、現状実装されているいわポケモンの中でも破格の攻撃力を手にすることとなった。
特にゴローニャはドサイドンと複合しているタイプが同じであるばかりか、攻撃種族値も後れを取っていたために完全に下位互換的な地位に甘んじてしまうこととなり、前線より姿を消して行くことになった。ゴローニャ(´;ω;`)カワイソス(とはいえ、そのドサイドンも現在では環境よりほとんど姿を消してしまっているが…)