- 番外作品は「サーナイト(番外作品)」
- ポケダンは「サーナイト(ポケダン)」
を参照。
基礎データ
全国図鑑 | No.0282 |
---|---|
ホウエン図鑑 | No.030 |
シンオウ図鑑 | No.159 |
セントラルカロス図鑑 | No.066 |
ガラル図鑑 | No.122 |
ヨロイ島図鑑 | No.036 |
ヒスイ図鑑 | No.103 |
パルデア図鑑 | No.064 |
キタカミ図鑑 | No.059 |
ぶんるい | ほうようポケモン |
タイプ | エスパー /フェアリー:(『X・Y』より) |
たかさ | 1.6m |
おもさ | 48.4kg |
特性1 | シンクロ:自分が「どく」「まひ」「やけど」状態になったとき、相手も同じ状態になる(バトル時)。手持ちの先頭にいるとき、同じ性格の野生のポケモンと出会いやすくなる(フィールド時)。 |
特性2 | トレース:対戦相手と同じ特性になる。ただし、一部の特性(「トレース」や「バトルスイッチ」など)はトレースできない。 |
隠れ特性 | テレパシー:味方の技のダメージを受けない。 |
タマゴグループ | ふていけい/ひとがた(『ソード・シールド』から) |
他言語版の名称
英語 | Gardevoir |
---|---|
イタリア語 | Gardevoir |
スペイン語 | Gardevoir |
フランス語 | Gardevoir |
ドイツ語 | Guardevoir |
進化
ラルトス → キルリア(Lv.20) → サーナイト(Lv.30)→ メガサーナイト(メガシンカ、サーナイトナイト)/エルレイド(「めざめいし」を使う・♂限定))→ メガエルレイド(メガシンカ、エルレイドナイト)
概要
初登場は『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第3世代)。
キルリアがLv30で進化したポケモン。ラルトスからの最終進化形態である。
分類の「ほうよう」とは「抱擁/包容」のダブルミーニングと思われる。ちなみに英語圏でも「Embrace Pokemon」であり、"embrace"は「抱擁」「包含」のどちらの意味も持つ。
進化前のラルトス、キルリアと同様に人間に近い容姿をしたポケモン。
頭部は緑色の髪の様なものがあり、キルリアと比べると短くなっている。
胸元からは白いロングドレスの様なもので覆われている。実際は細く白い脚があるが、グラフィックではこのスカートの様な部分に隠れて見えないため脚無しで描かれたり、色がキルリアの時と同じく緑色になったりもする。一応、技を出すときのモーションなどでちらちらと見え隠れする他、図鑑で下から見ても確認できる。
胸部には胸から背中を貫通する赤色の特徴的な器官が存在する。この器官は横から見るとハートマークを縦に半分にしたような形になっており、ラルトス、キルリアにも同様の器官が体の一部にある。メガシンカ後の説明だが、この器官は「サーナイトの心を実体化したもの」とされている。
また、非常に見えにくいが口が存在する。公式イラストには描かれていない上、第5世代までドット絵にも描かれていなかったが、スピンオフ作品や3Dモデル活用作品(『ポケモンバトルレボリューション』など)、第6世代以降のグラフィックで確認できる。
よくエルフ耳属性としても描かれているが、顔の横にある白い突起部分が耳かどうかは不明。
色違いの個体は緑の部分が綺麗な青に、赤い瞳孔と突起の部分がオレンジになる。
ちなみに、フーディンと同じくサイコパワーで体を支えており、同時に重力を感じていないらしい。
実際、歩く時は足を使うが速く移動したいときには空中浮遊するようだ。脚が細いのも歩行のみで走行には使わないことが原因か。
これがためにかつて『みんなのポケモン牧場』では空を飛べるポケモンの1体に設定され、スカイパレードにも参加していた(後のバージョンで修正)ことがある。
といっても特性は「ふゆう」ではなく、恐らくは移動する時にだけそうするものと思われる。
ちなみに目的地が分かっている場合はテレポートで移動するようだ。
ジャローダなどと同様正面絵が非常に難しいことでも有名で、横顔美人と言われる。
絵師にもよるが正面絵にする場合、大抵前髪が短くなっていることが多い。
心の通い合ったトレーナのためなら己が命を捧ぐことも厭わないポケモン。空間だって捻じ曲げる。
図鑑説明ではそのような忠誠心の強さが語られるが、意外にも野生における生態はまったく書かれていない。
また、ラルトス時代には「明るい感情を察知した際に人間に近寄ってくる」とあり、キルリア時代で「明るい感情からサイコパワーのエネルギーを得ている」とある。
これら図鑑説明と進化前の生態から、サーナイトは「明るい感情をたくさん浴びて信頼を築き上げたパートナーの元で進化し、今までの恩返しとして信頼できるパートナーを守るポケモン」と解釈できるだろう。
でもやつあたりは習得できる(わざマシン21)。『ソード・シールド』で技ごと削除されてしまったが。
良く言えば人間社会に適応した進化をしたといえる。逆に言うと人間への依存度が極めて高い。
エルレイド含め、進化系統全てで野生での生態がよく分かっていないのも珍しい。
もちろん野生種も存在する(『ソード・シールド』で初めて実装された)が、その生態がよく分かっていない以上何かしらのパートナーの存在なくしては長くは生きられないのかもしれない。野生個体は雪原や雪山など、比較的寒いところの出現が多くなりつつあるが、こおりタイプは持っていない。
いずれにしても「他者への依存度が高い」「誰かを守るために生きる」ポケモンといえる。
これほどまでになつき進化が似合うポケモンもそうはいないにもかかわらず、進化方法は至って普通のレベルアップだったりする。
「ラルトス・キルリアのひ弱さを考えるとそもそもレベル30まで上げようとする気が起きるかどうかが怪しい」と言われればその通りではあるが。
また、どう見ても人型なのにタマゴグループが「ふていけい」のみだったため、ゴーストタイプを除くとマタドガスやベトベトンなどかなりのゲテモノ食いになってしまったりする(ちなみにポケモン不思議のダンジョンでの相手はゲンガーだった模様)。
『X・Y』からフェアリータイプが加わったが、タマゴグループに「ようせい」は加わっていない。
『ソード・シールド』からは晴れて(?)タマゴグループに「ひとがた」が追加された。それでも「ようせい」にはなっていない。
『X・Y』ではエルレイドを差し置いてメガシンカを体得。エルレイドの方はどうなるんだと不安がった人も多かったが、後にエルレイドも1年遅れながらメガシンカを体得し、お揃いとなった。
『七夜の願い星』で乙女座に割り当てられたため、2017年に展開されたグッズシリーズ『Look Upon the Stars』でも乙女座を担当している。ただし、前者は羽根を持った姿で描かれているのに対し、後者は描かれ方が全く異なる。ちなみにBWの星占いで乙女座に該当するのはゴチミルである。
髪型とロングドレス姿がロゼッタに似ていなくもない(特に色違い)。
…とかなんとか言っていたら『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』で本当にロゼッタの姿を借りて登場した。
ゲーム上の特徴
サーナイトは分岐進化のエルレイド共々育て上げると旅パでは非常に強力。また、過去世代では序盤の「そらをとぶ」代わりとして使える「テレポート」を早くに覚えられるので、緊急避難やショートカットに便利。
『ルビー・サファイア・エメラルド』
キルリアの段階のレベル21で「めいそう」を、レベル26で「サイコキネシス」を覚えるため数値の割に強力で、そこからサーナイトに進化すれば弱点相手には無類の強さを見せるようになる。さらにわざマシンの「10まんボルト」があればあくタイプにも対抗可能で、当時あく技が特殊扱いだったため簡単に返り討ちにできた。
作品中では実質的なライバルであるミツルが初めて出会ったポケモンがラルトスであったため、そのまま彼の実質的な切り札となっているなどRSEで扱いが大きめのポケモンでもある。
- なお、ミツルのサーナイトは♂である。加えて『オメガルビー・アルファサファイア』では最終進化形がエルレイドになっている。
- ちなみにポケモンマスターズではORAS基準だが、マジコスで色違いを使用する。
第4世代
『プラチナ』のみ加入できるが、加入レベルが3世代より高いため比較的すぐサーナイト(エルレイド)に進化できる。さすがにあくタイプ相手に無理はさせられないが、ズバット一族などには対抗できる。
第6世代以降
サーナイトに進化するや否や思い出しや自力技でフェアリーの強力な攻撃技をすぐ習得できるようになったため、どくタイプにさえ注意すれば対悪の組織で無双ゲームを決めることができる。わざマシンをつけるとすれば「シャドーボール」くらいで、自力技だけでも戦術が完結してしまう。
『ポケモンXY』
詳細はカルネのサーナイトを参照。
『LEGENDSアルセウス』
主に登場するのは後半になるが、紅蓮の湿地の霧の遺跡などに出現するラルトスを捕まえて育成すると早めに入手できる。
「れいとうビーム」や「はどうだん」、更に何と「じこさいせい」が使用可能になっており、技のレパートリーがとてつもなく広がっている。
また、本作ではオヤブンという通常よりも非常に大きい個体が登場し、2.56m、およそ八尺四寸の巨大なサーナイトも存在する。そこから八尺様を連想した方も多く、オヤブンサーナイトで新しい属性に目覚めてしまったプレイヤーもいるとかいないとか。
敵として戦うと非常に手ごわい相手だが、捕獲すれば間違いなく即戦力となる頼もしい味方になり、しかもどこでもボールから出すことができるためダイマックスと違いふれあえる場所が多数あり、一緒に写真を撮ったり天然温泉に入ることもできる。
しかしここまで屈強な野生個体が存在するのにもかかわらず、依然図鑑には主を命がけで守るポケモンということしか書かれておらず、しかも姿について「淑女を想起する」と書かれてしまい、♂の立場が無い。
終盤では、ミツルとよく似たある人物がエルレイドと共に手持ちとして繰り出してくる。
性能
能力 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
サーナイト | 68 | 65 | 65 | 125 | 115 | 80 | 518 |
キルリア | 38 | 35 | 35 | 65 | 55 | 50 | 278 |
差分 | +30 | +30 | +30 | +60 | +60 | +30 | +240 |
ひ弱だったラルトス・キルリアに比べ大幅に能力が伸び、一気に頼もしいポケモンへと成長した。エルレイド共々「今までの恩返しとして自らが戦う」に相応しい能力を備えている。旅のお供としても非常に優秀で、進化に苦労する代わりに進化と共にパーティのエースとして覚醒し、大活躍を見せるようになる。特にフェアリータイプが加わった第6世代以降で顕著。
「とくこう」と「とくぼう」に優れる。中速帯なためアタッカーとしては他ポケモンに一歩劣るが、補助技が選択に迷うほど豊富にあるほかステータス変化を伴う攻撃技もいくつか覚えるため、サポーターもこなせるのが強み。
特性は「シンクロ」「トレース」「テレパシー」。シングルダブル問わず「トレース」が便利だが、ダブルではメガシンカしない場合「テレパシー」の採用も多い。「シンクロ」も使えなくはないが安定しない。第8世代までは同じ性格のポケモンに会いやすくなるフィールド効果があったので、すばやさを調整して「おきみやげ」「いやしのねがい」で退場することで厳選のサポートができた……生態を考えるとひんしにさせるのはやや忍びないが。
また「トレース」は相手の特性を判別することから、隠れ特性持ちを見抜くのに非常に有用でこちらも厳選に使われる。
欠点ははがねタイプが苦手なことと、「じこさいせい」など確実かつ即座に回復できる手段がないこと。前者については単に弱点なだけでなくサーナイトの両主力技を半減させられるため天敵中の天敵。
ステータスについてもHP・ぼうぎょ・すばやさが高くなく、努力値を振るときにどれか1~2つが犠牲になりやすいため、サーナイトは努力値調整が難しいと言われている。
現在では、タイプ一致技によるアタッカー役をベースに、豊富な変化技、優秀な特性、メガシンカといった数多くの選択肢を駆使することにより、パーティに応じて器用に戦い方を変えられるユーティリティプレイヤーとしての地位を築いている。
普通に戦っているだけでは器用貧乏に陥りかねず、トレーナーの裁量次第で強くも弱くもなるという点で設定通り「トレーナーとの信頼が試される」ポケモンと言える。
世代毎の変遷
- 登場当初~5世代
エスパータイプのみで、同じ「とくこう」が高いエスパータイプと比較すると「すばやさ」が中途のためそのままアタッカーとして使用するとフーディンなどに一歩劣ってしまっていた(「10まんボルト」が使えるため完全な劣化になることはなかったが)。
豊富な補助技についても傾向がゴースト寄りのため、似通った技を覚えるゲンガーとも比較されてきた過去がある。
- 第6世代
逆に弱点としてどくタイプとはがねタイプが加わったが、どくタイプに関してはこちらのエスパーわざが有効なので対抗可能(あくタイプ複合だと無効化されるが)。
それだけでなくメガシンカも獲得し、それまでとは比べ物にならないくらいに強くなった。
またタイプ一致の最高威力技が「サイコキネシス(90)」から「ムーンフォース(95)」に変わった。
- 7世代
だがメガシンカの強さやこだわりトリック、トレースの強み等は健在で、「トリックルーム」などの補助技の差でどうにか勝負でき、メガシンカならびにガオガエンとのコンビでの強さを見出されたことで踏みとどまった。
「Zワザ」や「ぎんのおうかん」が登場したことで、「きあいだま」や「めざめるパワー(炎・地)」による役割破壊はしやすくなった。
- 8世代
この世代で新たなライバルが登場し更にキョダイマックスまで得たが、すばやさが全く違うため差別化は十分可能となっている。カプ・テテフはあちらが有用な技をほとんどもらえなかったことでどうにか差別化が達成されている。
『BDSP』ではフェアリータイプ自体が少ないため重宝され、ラスボス相手には有利に戦えた……が、耐久が足りず先制「どくづき」でやられてしまうことも多々あった。
- 9世代
また、わざマシンから削除された「マジカルフレイム」は今作でも引き続き習得可能(ちなみにサーナイトの思い出し技および系列の遺伝技になっている)。
自身のタイプを変えられる新要素テラスタルについては、攻めに回る場合ははがねの弱点を突けてかつはがね半減の「ほのお」、はがね・どくの弱点を突けてどく半減の「じめん」、受けに回る場合ははがね半減に加えてどく無効も付く「はがね」が有力といわれている。
ただサーナイトはじめん・はがねタイプのわざを覚えないので、「じめん」や「はがね」にする場合「テラバースト」が必須になる。「ほのお」にする場合、今までほぼ使う機会のなかったであろうくさタイプの特殊技が日の目を見るかもしれない。
因みにほのおテラスタルに関しては、東3番エリアの野生個体としてほのおテラスタルのキルリアが出現する。恐らくはデザイナーズコンボだろう。
ランクバトルシリーズ1環境では、シングルにてダイマックスの廃止によって救済された「アンコール」と「みちづれ」を駆使して1:1交換を狙う戦術や、ダブルバトルでイエッサン♀と組んでエスパー・フェアリー打点を与える戦術などが使われている。ダブルでは「こだわりスカーフ」で上から打点を押し付けたり「こごえるかぜ」を放ってS操作したりする型を入れたパーティがシーズン1最終29位を記録。
シーズン2ダブルバトルではイエッサン不採用でサーナイト単採用のパーティが最終1位を記録している。
シーズン4シングルバトルでは特殊アタッカーや特殊受けと打ち合いができるようにした「とつげきチョッキ」が使われる。
シリーズ3で四災が追加されると、シングルバトルで独特の需要を得るに至った。そう、「トレース」による「わざわい」系の特性打ち消しである。この打ち消しの効果は馬鹿にできず、例えばC252「こだわりメガネ」型のテラスタル「ムーンフォース」でHD特化ディンルーを確定1発にできる。
シーズン5最終18位構築には「はたきおとす」型がエントリーされていた。もっとも、達成者本人によるとオシャレ枠のようである。
テラレイドバトルにおいては★6特殊アタッカー最難関として君臨。
持ち技は「ムーンフォース サイコキネシス でんじは めいそう」、特性はランダム。
「めいそう」が標準行動なので、4人全員に対して「めいそう」を使うだけであっという間にとくこう・とくぼうが4段階も上がってしまう。そこからのタイプ一致技は等倍であっても物凄いダメージを受ける。「でんじは」による行動制限も中々厄介だが、こちらは自身が特殊行動で展開する「ミストフィールド」で無効になることも。
特性がランダムなのも厳しく、たとえば「もらいび」持ちのほのおタイプを出して、「トレース」でそれをコピーされたら実質一致技を封じられることになる。サーフゴーの「おうごんのからだ」などトレースされた日には一切の変化技を消し飛ばす化け物が誕生する。
対抗可能な主なアタッカーとしては「くだけるよろい」持ちソウブレイズが挙げられる。
「ちょうはつ」や「クリアスモッグ」で「めいそう」「でんじは」を防ぎ、自身は「つるぎのまい」から「むねんのつるぎ」で攻める。「もらいび」ではないので特性をトレースされたら不利どころかむしろ有利になる。
また特性「てんねん」も有効で、たとえばピクシーなどで攻略のチャンスがある。
サポートとしてはこちらも特性「くだけるよろい」を持つグレンアルマが挙げられ、同じく「ちょうはつ」「クリアスモッグ」の他「ひかりのかべ」「マジカルフレイム」を持ち、極限までリスクを抑えることで勝利に近づくことができる。
使用トレーナー
ゲーム版
- ミツル:RSEライバル※1
- ミル:ポケモントレーナー※2
- イツキ:四天王(ジョウト)※3
- ラン:ジムリーダー(ホウエン)※4
- カルネ(トレーナー):カロスチャンピオン※5
- ビート(トレーナー):ジムリーダー(ガラル)※6
- ムベ:ギンガ団
- リップ:ジムリーダー(パルデア)
- マサアキ:テラレイドバトルサポートトレーナー
- カネツグ:ブショー※7
- アルロ:GOロケット団リーダー
- ノーラ(ポッ拳)
※2:バトルタワー
※3:『ハートゴールド・ソウルシルバー』での強化版
※4:『ブラック2・ホワイト2』のPWTにて使用
※5:メガサーナイト
※6:チャンピオンカップファイナルトーナメントから使用
※7:本来彼のベストリンクはフーディンなのだが、当初の公式イラストでサーナイトと一緒に描かれていたことや、彼の初期手持ちがラルトスであることから、サーナイトと一緒にいるイラストも多い。
アニメ版
- マリア(DP20話)
- ヘレナ(BW)
- トキオ
- キミア(ボルケニオンと機巧のマギアナ)
漫画版
番外作品
『サーナイト(番外作品)』を参照
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- AG109話
- マサトが助けたラルトスの姉と思われる個体が登場。
- マサトが病気が悪化したラルトスをポケモンセンターに連れて行く途中で、襲おうとしたロケット団を超能力でふっ飛ばして現れる。当初はマサトがラルトスを連れ去ろうとしていると勘違いして襲ったが、ラルトスがマサトを守ろうとしたのを見てキルリアを制止して立ち去る。
- その後性懲りも無くサーナイト達に変装していたムサシ達をサイコキネシスで吹っ飛ばした。
- マリアのサーナイト
- DP20話に登場。マリアと共に一緒に花の手入れを手伝っている。ポケモンハンターJに狙われて連れ去られてしまう。その後格納庫でサトシ達に助けられるが、格納庫がサトシ達とJの部下とのバトルで破損、面倒事を嫌ったJに格納庫ごと飛行艇から切り離され墜落するが、マリアの心の声を聞き「テレポート」を使い全員を助けた。
- ヘレナのサーナイト
- カルネのサーナイト
- カルネの幼少期からのパートナーで、文字通り心が繋がっているとの事。当記事を参照
- トキオのサーナイト
- 新無印102話のフリーザーとのレイドバトルから登場。主にリフレクター・ひかりのかべ・いやしのはどう等の後方支援を得意としている。
- 110話ではシーキンセツのバトルロイヤルでも参加しインテレオンをサポート、最後はインテレオンと一騎打ちし勝利する。134話ではミュウとのレイドバトルで登場。
- キミアのサーナイト
- 劇場版『ボルケニオンと機巧のマギアナ』にて、カラクリ都市国家『アゾット王国』の王女・キミアのパートナーで色違いが登場。首のペンダクトにサーナイトナイトが装着されており、メガシンカが可能。
- BW125話:モブで登場。
- 最強メガシンカAct1:冒頭のみ登場。
- SM3話:ニャースの幻覚で登場。
- 新無印19話:映画女優のポケモンで登場
- 劇場版:裂空の訪問者・ディアルガVSパルキアVSダークライ(オラシオンの彫刻)・氷空の花束
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- ルビーのRURU
- 性別♀️・特性:シンクロ↔️フェアリースキン
- 性格:おとなしい・個性:まけずぎらい
- ルビーが幼い頃センリから3匹譲り受けた中の1匹である幼なじみポケモン。
- ホウエンのコンテストでの「かしこさ」部門担当の予定だったが、ミツルにポケモンを捕まえさせるために彼に貸していた時に地震でルビーとはぐれてしまう。それによって一時的にミツルの手持ちへ加わる事になり、ルビーの手持ちとして活躍するのは第6章以降でかしこさ担当はPOPO(ポワルン)となる。
- 空の柱にてセンリとの特訓の末にキルリアに進化(勝手に進化させた事にミツルは責任を感じていたが、センリから諭されている)、4章事件終結後にミツルから返された。
- 第6章ではバトルドームのエメラルド戦で相性の悪いサマヨールと相討ちになる程強くなっている。
- 第13章ではサファイアに預けており、きるる(キルリア♂)とのトレーニングでサーナイトに進化。その後、ルビーが流星の民のおばば様から「サーナイトナイト」を貰ったことでメガシンカできるようになる(が、作中でメガシンカ使ったのはサファイアとの喧嘩である)。
〈ルビーの手持ち〉 NANA (ポチエナ→グラエナ♀️) COCO (エネコ→エネコロロ♀️) RURU (ラルトス→キルリア→サーナイト↔️メガサーナイト♀️) ZUZU (ミズゴロウ→ヌマクロー→ラグラージ↔️メガラグラージ♂️) POPO (ポワルン♀️) MIMI (ヒンバス→ミロカロス♀️) ???※4章の重大なネタバレ
- 6章のバトルファクトリーのレンタルポケモンでエメラルドが使用している。
- また、当初サファイア「きるる」をサーナイトに進化させる予定だったらしいが、偶然落ちていた「めざめいし」を蹴って当たった為にエルレイドに進化してしまった(その際、エメラルドにからかわれている)。
『快盗!ポケモン7』
- 怪盗ロックのポケモンで登場。ロックをはじめとする人物を「テレポート」で移動・脱出させるのが主だが、主人公ポケモン7の双子の妹・リリを傷つけないように咄嗟に放った「しぜんのちから」でムウマージを眠らせた事で「ムウマージがリリを操っている」と判明したり、決戦直後にポケモン達が疲弊しきった危機的状況下で全員を崩壊する洞窟から脱出させる活躍を見せた。
余談
モデル・由来に関する考察
- 名前の由来について諸説や議論があるポケモンの1体でもある。サーナイトという発音と、他者(トレーナー)への守護・ケアという性質を踏まえると、由来はラテン語の《サーナーティオ sanatio(癒し)》という語かもしれない。
- 英語で"Sirknight"、すなわち
《サー Sir(男性の尊称。特に騎士や準男爵などにつける)》+《ナイト knight(騎士)》と解釈してもよさそうだが、キルリアの分岐進化先のエルレイドの方が騎士らしさはある(ちなみに女騎士や女戦士への尊称は《レイディー Lady》である)。
- 一応、サーナイトが喜ぶ時の仕草は紳士風のお辞儀なので、騎士もモチーフの一つかもしれない。
- なお、任天堂が公表しているサーナイトの擬似英名(和名を擬似的に英語化したもの。正式な英名とは異なる)は、《Sirnight》である。
- サーナイトの正式な英名・フランス語名は《Gardevoir ガルドゥヴォワール》であり、これの由来は《garde(フランス語で「守る」)》+《devoir(フランス語で「義務」)》と思われる。
- ちなみに、日英共に名前が共通している同種族のラルトス(Ralts)、キルリア(Kirlia)とは異なり、サーナイトとエルレイドは進化すると全く別の英名に変わってしまう。この例は非常に珍しい。
- 図鑑による生態から「守護精霊」のようなものではないかと思われる。
関連イラスト
イラスト
ピクシブ最古のサーナイト
Pixivでの扱い
- 第3世代のポケモンの中でも人気は非常に高く、原型・擬人化を問わず絵が多数存在する。
- サーナイト自身がメイド服やゴスロリ服を着ている(コスプレしている)絵もある。
- また、原典のサーナイトは細身でスリムな体型をしているが、外見をある程度人間に近づけて描いたイラストの中にはかなりグラマラスな体型に描き直されている例も多々見受けられる。他のポケモンと比較してR-18絵もかなり多く(総数だけで言えば2021年現在全ポケモン中1位、比率も全体で見れば高い)、イラストを探す際にはマイナス検索等を併用しなければならない場合がある。
- 一方で、トレーナーの心を感じ取れるという設定や、特性「トレース」で「相手の特性をコピーしてしまう」点も前者はイメージの拡張に、後者は主にギャグ的にオイシイ。
毎年3月7日はサーナイトの日。→サナたん祭
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン RSE ORAS
ポケモン一覧 エスパータイプ フェアリータイプ
ラルトス キルリア エルレイド
メガエルレイド テツノブジン
サーナイト♂ サーナイト(ポケダン)
0281.キルリア→0282.サーナイト/メガサーナイト→0283.アメタマ
同複合タイプ
ポケモン関連
- 福岡県北九州市のポケふた関係
- ポケモン不思議のダンジョン関連
- 進化して強くなったポケモン仲間+α
- ギャラドス:コイキングという最弱のポケモンから進化する強いポケモン。
- ミロカロス:ヒンバスという不格好なポケモンから進化する美形ポケモン。
- メタグロス:ダンバルという覚える技が少ないポケモンから進化する600族
- ボーマンダ:進化することでひこうタイプを獲得し、性格が一気に凶暴になるポケモン。
- ヌメルゴン/ヒスイヌメルゴン:ヌメラという最弱のドラゴンポケモンから進化する600族。
- アマージョ:ひ弱な2形態から一気に強くなる女性的な見た目の類友。美脚仲間でもある
- グソクムシャ:コソクムシという逃げ惑うポケモンから進化する武者のポケモンだがこちらは上記とは違い図体しか大きくならず相も変わらず逃げ惑う事しかしない。
- ヨワシ(むれたすがた):たんどくのすがたではコイキング同然だが、群れるとギャラドスでも逃げ出す相手と化す。
- ソルガレオ/ルナアーラ:コスモッグという攻撃する技を一切覚えないポケモンに進化する伝説のポケモン
- ドラパルト:子供相手にも負けてしまうひ弱なドラメシヤから進化する600族
- その他
組み合わせタグ
その他
サー・ナイトアイ:名前繋がり