基礎データ
全国図鑑 | No.1000 |
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パルデア図鑑 | No.392 |
ローマ字表記 | Surfugo |
ぶんるい | たからものポケモン |
タイプ | はがね/ゴースト |
たかさ | 1.2m |
おもさ | 30.0kg |
せいべつ | 不明 |
とくせい | おうごんのからだ |
タマゴグループ | タマゴみはっけん |
各言語版での名称
ドイツ語 | Monetigo |
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英語・スペイン語・イタリア語 | Gholdengo |
フランス語 | Gromago |
韓国語 | 타부자고 |
中国語(簡体字) | 赛富豪 |
中国語(繁体字) | 賽富豪 |
進化
コレクレー→サーフゴー(コレクレーのコインを999枚集めた状態でレベルアップ、コインは消費される)
概要
『ポケモンSV』(第9世代)から登場した、コレクレーの進化形。
宝箱の中に入っていたコレクレーから一転、1000枚もの金貨がタワー状に積み重なった黄金の身体を持つ、すごくゴージャスでスリムな外見になった。
その金貨に宿っていた思念が、1000つも集まったことで進化に繋がった。
2本だった頭部の触角はドレッドヘアーのような4本の触角になり、コレクレーの時に入っていた(と思われる)箱は腰に移動し、ウエストポーチのようになっている。またコインを運ぶ必要が無くなったため尻尾が退化し、代わりに口元に八重歯を彷彿させる尖りが生えた。
そのチャラそうな雰囲気に違わず、とても活発かつ陽気な性質で、どんな相手とでもすぐに仲良くなれる人懐っこくフレンドリーな気質の持ち主と、怖い図鑑説明をされがちなゴーストタイプの中でも異質な存在。
身体全てを構成するコインはサーフゴーの意志で自在に操ることができ、分割も融合もお手の物。足先にコインでできた黄金のサーフボードを作り出して、高速移動や水上での活動も可能。
バトルにおいてもコインを武器として活用し、身体から次々と連射する事で敵を圧倒する。コインはどこからでも発射出来るため死角というものがない。
黄金でできた体は非常に頑丈で、攻撃を受けた箇所も即コインとして飛び散ることで、衝撃を吸収しダメージを軽減できる。
なおその黄金の体がアイデンティティであるためか、色違いは眼の周りと体に刻まれた溝に暗い色が入っている、いわばスミ入れが施されたような違いしかないのが特徴である(ポケモンHOMEでのアイコンを見るとそこの部分は緑色っぽくなっている)。とはいえそれだけの違いでも、戦闘に参加した際には黄金の体から輝くエフェクトが出るので、使用者のモチベーションは上がることだろう。
お金と妖怪(ゴースト)の繋がりについてだが、金運をもたらすとされる怪異の伝承は古今東西に存在しているため、何もおかしい組み合わせではない。
日本においては金霊の伝承が有名で、貨幣のような姿をしたこの妖怪は訪れた家に金運をもたらすとされている。
図鑑番号No.1000
このサーフゴーが記念すべき全国図鑑1000番目のポケモンである。
公式動画であるPokémon 1008 ENCOUNTERSにおいてもこれが強調され、公式サイトでも明言されている。
また、コレクレー時代から持っている宝箱のベルトのバックルの部分をよく見てみると1000の数字の如き模様になっており、予め1000匹目のポケモンとしてデザインされたことが窺える。
設定や進化条件とも一致しており、その特殊性に相応しいナンバーと言えるだろう。
ゲーム上の特徴
設定を反映してか、進化させるにはコレクレーのコインを999枚以上集める必要があると非常に面倒で、性能やレアリティに見合った苦労をさせる財宝になっている。
とほフォルムのコレクレーは精々1,2枚、多くて5枚程度しか持っていないので、各地の物見塔や目立たない場所にひっそり隠れているはこフォルムから5,60枚ずつ入手していくのが手堅い。
ちなみにコインの所有数が999枚を超えた場合は、溢れた分をチャンプルタウンにいる清掃員が預かってくれているため、キッチリ計って集めなくても無駄にはならない。
その入手難易度の高さから第9世代時点のポケモンホームにおけるGTSでは、一般ポケモンでありながら四災に匹敵する高レートで取引が可能な、「見た目通り」通貨のような存在。
『藍の円盤』時点で解禁されなかったテッカグヤに代わって様々なポケモンとトレードが可能な枠に収まったと言える一方、こちらも色違いでは無くても改造個体が多く出回っているため注意。
参考までに、コレクレー及びサーフゴーの色違い個体の入手機会は2024年1月現在下記のピックアップレイドのみであり、☆5テラレイドバトルの入手個体のLvは75で固定される。
このためサーフゴーの色違い個体はLv75以下の場合は問答無用で改造個体が確定する。
また、出会った場所が「結晶洞くつ」になっている場合も、個体値の「さいこう」が3つ以下なら改造が確定する(正規個体なら「さいこう」以外の能力値は多くても2つでなければならない)。
なお、乗り物に乗っている状態だからか、連れ回し状態での移動速度がものすごく素早い。具体的にはプレイヤーがライドポケモンに騎乗している状態と全くの互角(流石にダッシュでは引き離される)。
この速度と自動で付近のアイテムを拾う連れ回し共通の仕様が相まって、アイテム収集係として非常に優秀。オージャの湖での羽集めの際は是非とも連れていきたい。
当初色違いは確認されていなかったが、2023年6月22日から7月3日に開催されたピックアップレイドに色違いのコレクレーが解禁(ただし超低確率)され、これを進化させることで入手できるようになった。
この色コレクレーレイド開始以降、動画サイトでもポケモン実況者は色コレクレー厳選一色のムードとなった。
もっとも、上記の通り色自体は殆ど変わらない為、色違いにさほど拘る気が湧かないユーザーも相当おり、良個体値や別テラスタイプのコレクレーが手軽に手に入る機会と考えるのもアリ。特性固定なのでレイドの星数に個体の価値が左右されにくいのも利点。
ただしA0厳選の効率は逆に上がったと言え、元々マップ上でコレクレーを探しやすいことからそちらを取るユーザーもいる。
XなどのSNSや動画配信サイトで参加者を募っているコレクレーレイドを巡れば、それこそ第9世代が終わるまでの間、A0個体や不一致テラスタルのコレクレーには困らないことも考えられるが、正規の期間の終了後は所謂改造レイドも紛れていることがあるため注意が必要。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
87 | 60 | 95 | 133 | 91 | 84 | 550 |
ギルガルド以来となるゴースト・はがね複合。
強烈な進化条件が課されているだけあり、コレクレーの時と比較して大幅なパワーアップを遂げている。合計種族値はなんと550もあり、フラージェスに次ぐ高さである。
不要な攻撃を削いで特攻を高く、他をバランスよく配分した中速特殊アタッカー。
特に素早さのラインが絶妙。最速実数値148は準速ミミッキュの147を丁度1上回り、代わりに数の多い85族には抜かれやすいと言うよく考えられた数値。
さらに弱点4に対して半減以下12と言う強力な耐性もあって、耐久面もかなり優秀。
ちなみに同タイプのギルガルドと比較すると、両フォルム共通のHPと素早さ共に上回っており、フォルムで変動する攻撃能力と防御能力については、140を上回る能力こそないが逆に50を下回る能力もない。
そして特性「おうごんのからだ」により変化技を全てシャットアウトしてしまうため、テンプレ型のキノガッサなどの一部ポケモンは冗談抜きで何もできずに詰む。
特にエルフーンを始めとするクレッフィやオーロンゲ等フェアリータイプを武器に強引にあくタイプを突破して来るタイプのいたずらごころ持ちには滅法強い。
ある意味ではエルフーン登場後の第五世代以来一定の勢力を保ち続けた受けループへの明確な対策としてデザインされたポケモンとも見れる。
新アイテムおんみつマントと組み合わせれば搦め手がほとんど通らず、殴り合いにも強い正に黄金の鉄の塊と化す。
何ならちょうはつも無効であるため、こちらが搦め手を使っても優秀である。
しかし、特性「かたやぶり」のデカヌチャンにはでんじはやアンコールを決められてしまうため過信は禁物。
そこそこの素早さと高い攻撃性能、優秀な耐性(半減以下になるタイプ数が12と、ジバコイル系統と最多タイ)を活かして「こだわりスカーフ」を持たせても一定の活躍ができる。おまけにトリックを習得するためスカーフトリックをこなせ、一方で自分へのトリックは「おうごんのからだ」が止めてしまうため返却されることもない。
相手の変化技だけでは無く、味方への変化技も効かないため、ダブルバトルの場合はアタッカーが求められる。
専用技「ゴールドラッシュ」は威力120、命中100を誇り、相手2匹に攻撃できるはがね特殊技。なんと「ネコにこばん」と同じように、戦闘終了後にお金を手に入れる事ができる。その代わり特攻が下がってしまうが、「オーバーヒート」などと違い低下は1段階で済む。
サブウェポンはシャドーボール、パワージェム、サイコショック、マジカルシャイン、サイコキネシス、10まんボルト、きあいだま、てっていこうせんと豊富。わるだくみで火力の底上げや、じこさいせいによる体力回復も可能。
なお、身体が金だからなのか炎技の「おにび」は覚えられず、サーファーなのに「なみのり」も習得しない。
特に相性が良いポケモンがカイリューである。カイリューの弱点である氷とドラゴンとフェアリーはサーフゴーで半減であり、サーフゴーの弱点である地面と炎もカイリューは半減以下で抑えられる。
さらに使用率が高いカイリューのノーマルテラスの後も補完が取れてしまうのだから恐ろしい。(ノーマルの格闘弱点をサーフゴーで無効、サーフゴーのゴースト弱点をノーマルテラスで無効)
ランクマの上位構築でもカイリューサーフゴーはよく見る並びである。
勿論、タイプの通りサザンドラとの相性も抜群。サザンガルド構築は伊達ではない。
苦手なポケモンはイーユイ。タイプ相性が明確に悪い上にSもそちらの方が勝っており、火力も一致抜群で攻められたらまず助からない。ただし、サーフゴー側のみが「きあいのタスキ」を持っている、サーフゴーがC特化である、イーユイが耐久4振りまでで尚且つ耐久補正なし・耐久増強アイテムなしの場合、サーフゴーの「きあいだま」が当たれば確定1発ということで有利・不利差を逆転できる(ただし「きあいだま」は命中70のためかなりリスクが高く、外しを嫌って「テラバースト」かくとうを採用しているトレーナーも少数だが存在する)。
また、オーロンゲはタイプ相性で五分五分になるがサーフゴーには特性が役に立たなくなる為引っ込む事が多い。
A5以下の個体を粘りつつH252振りをすると、不一致「イカサマ」を受けた際にみがわり人形が確定で残る。勿論サザンドラなどの俊足あくタイプ高火力アタッカーには「みがわり」を張る前に抜群打点をねじ込まれてしまうが、無対策で刺さる対面には絶大な力を発揮する。
テラスタイプは火力を追求した一致タイプは当然のこと、じめんウエポンに強気に出られるようになるひこうタイプ、ゴーストタイプ同士のミラーマッチに有利なノーマルタイプが目ぼしいところ。
その期待に違わず、ランクバトルでは常に最上位に位置している。
型に関しても多種多様であり、「こだわりメガネ」・「こだわりスカーフ」+「トリック」型、「わるだくみ」+「きあいだま」型、耐久を投げ捨てた「きあいのタスキ」型、「でんじは」+「たたりめ」型とその亜種、対パラドックスポケモン用の「じゃくてんほけん」型・運負け回避用の「おんみつマント」型……と、挙げるだけでもキリが無い。
苦手であるはずの四災やランドロス・ヒードランが環境に現れても一向に減る気配を見せない。恐ろしいポケモンである。
そして『藍の円盤』にてようやく能力で想定されていた敵と思わしきエルフーンが参戦。
ある意味、ここからがサーフゴーの本番である。
それまでシングルバトルでは使用率5位を死守していたが、遂にシーズン15で使用率8位に転落。はがね枠として追加されたブリジュラス、激増したハッサムにシェアを奪われたのが原因か。
「おうごんのからだ」が味方にも有効なことからダブルバトルでも利用価値があり、シーズン1ダブルバトルでも早々に使用率1位を獲得。その後も需要が落ちる事なく、安定して高い使用率を記録している。
デバフ系補助技や状態異常技(特に催眠技)無効の積みアタッカーという事で、テラレイドバトルにも利用価値がある。
このポケモンは種族値こそ高いものの、耐久に関しては常識の範囲内であり、汎用性は高いもののやれる事は限られるという絶妙なステータスであり、尚且つ優秀なタイプと特性、専用技が噛み合った事で、過去世代のガブリアスやダブルバトルのガオガエンの様に絶妙な安定感と汎用性によって高使用率を得ている(逆に悪い例がランドロスやウーラオス、第6世代時のファイアロー、第7〜第8世代時のミミッキュと言える)。
サーフゴー自体は弱点の都合上、安定した対策は存在している事から、ゲームバランスを保っている意味でのトップメタであり理想形に近いポケモンと評するプレイヤーも多い。
金策要員としても安定度と効率の総和が高いポケモンで、戦闘性能の高さも相まって、学園最強大会周回には大いに役立ってくれるだろう。
ポケモンGO
2023年2月28日にコレクレー(とほ)が登場し、原作同様「コインを999枚消費する」ことで進化できる。
何気にギルガルドやガラル御三家を差し置いての実装であり、リージョンフォームが先に登場していた第7世代以降の実装としても異例。
さらに言えば、とほフォルムがSVのゲーム内では手に入らない関係でSVで入手可能な第9世代初出のポケモンとしても最初の実装でもある。
メルタンより難しい入手手段のためか、進化時にアメを必要としない、サードアタック解放が最小の砂10000+アメ25とこの系統の強化コストが大幅に緩和されている。
CPは最大で3976と4000に届かないものの、性能としては攻撃が高いバランス型。
技に関しては通常技が「たたりめ」「おどろかす」、ゲージ技が「シャドーボール」「マジカルシャイン」「きあいだま」。はがね技が一切無く、イマイチ噛み合わないラインナップだが、原作では「シャドークロー」を覚えず、逆に専用技の「ゴールドラッシュ」はそもそもデータに追加されていないためである。今後特別技として追加が期待される。
とはいえ、それでもゴースト技で組み合わせられるのは優秀であり、コンボDPSはフーパを超えている。また「きあいだま」でノーマル/あくタイプに一矢報いれるのも良い。
結論としては「はがねタイプが付いたゴーストタイプ」と割り切る方が良いだろう。
その優秀な耐性から、トレーナーバトルでは引き先として活躍可能。攻撃型の種族値のため耐久は高くない。等倍の連射王ことラグラージや一方的に弱点を突いてくるニャイキングは天敵になってくるため、対策は必須。
防衛面でも非常に優秀。ジムによく置かれるノーマルタイプやドラゴンタイプ、フェアリータイプと非常に相性が良く、討伐者を面倒臭がらせるのに一役買ってくれる。そして長時間の末にポケコインと共に帰ってくる辺り、正に看板に偽りなし。
持っておいて損はないポケモンなので、SVと連携してゲットしよう。
欠点としては上記の通り進化難易度の高さ。
本家でも苦労する進化なのだがGOの場合、「SVとの連携で5回ギフトを送って入手できるおうごんルアーを使用してポケストップを回しコインを入手する」という方法なのだが、入手枚数が「5、10、15、20、25(本家同様稀に777枚出る)」と本家SVより少なくそのシステム上基本週1となるため、1人の場合リアルに毎日コツコツ連動させても進化必要枚数の999枚集めるのに数か月を要するという本家以上にコインを集めるのに大変な仕様となっている。
他人の使用したおうごんルアーでもコインを得られる為、連携開始以降は進化用のコインを集める為に東京では各所の公園や駅でユーザーが集まり黄金ルアー祭りが幾度も開催され、大手のGOで有名なYoutuberがニンテンドースイッチを持参しSVを持っていないプレイヤーに連携させるなどリアルのゴールドラッシュさながらの光景が多く見られた。
なお、SVなどの本編で「イカサマ」対策のためにA個体値1のサーフゴーを使いたい場合、ポケモンGOでとほフォルムを厳選する方が楽である(個体値0は出せないが、努力値無振りならレベル50のルール上は個体値0と1に実数値上の差は無い)。
これはポケモンGOと本編シリーズの個体値の区切り方が異なるため。
本編では0-31までの32通りで決定するが、ポケモンGOでは0-15までの16通りで決定するため単純に厳選が2倍行いやすい。
ただしGOでは攻撃と特攻の個体値はまとめて「こうげき」で決定し、HOMEに送ると攻撃と特攻の個体値は同じになる。
つまりGO産個体の攻撃の個体値が1なら特攻個体値もまた1になるが、SVではぎんのおうかんで補いやすいため厳選の手間が少なくて済む。
余談
- その陽キャ全開の生態や図鑑説明通り、陰気なイメージのネーミングが多いゴーストタイプの変化技(うらみ、のろい、みちづれ等)を殆ど覚えない。ちなみに同世代かつフレンドリーなゴーストポケモンは他に2系統いるが、このうちラウドボーンはのろい、ハカドッグ系統はみちづれを覚える。
こんな点でも迷惑者なエルフーンの逆としてデザインされているポケモンである。
元ネタ
- イルカマンがスーパーマンオマージュであるように、サーフゴーはシルバーサーファーがオマージュ元という線もあり得る(ゴールドとシルバーでカラーリングが対になっている他、サーフボード型の物体に乗って飛ぶという共通点がある)。
ネーミング
- 名前の由来は「サーフィン」、又は「Sir(イギリスの叙勲制度における栄誉称号のひとつ)」+「富豪」または「ゴールド」、あるいは「ゴースト」。
- 進化前の初出や進化方法、通常ポケモンとしては異例の後付けによる色違いの実装からポケモンGOとも掛かっていると言える。進化の過程で何匹もコレクレーと出会いコインを集める過程は、GOでポケモンの飴を集める行為と類似しており、進化に特定のレベルを要しないあたりもGOの進化を踏襲していると言える。その証左に英語名も「Gholdengo」となっている(ただし英名は「Ghost(幽霊)」もかかっている)。ドイツ語名も「Monetigo」(Monetenがドイツ語で「カネ、銭」)。
- フランス語名は「Gromago」となっているが、フランス語で「大量」や、肩書きや職業と組み合わせること「富豪、成功者、地位のある人物」などを意味する「gros」+フランス語で陶製の人形を指す「Magot」(マゴト)という組み合わせだと推測される(ちなみに前者には「下品」という意味がある他、後者は悪魔の名前を指す単語でもあるので注意)。
- 注釈にもあるように「gros」は多様な意味のある単語であり、その中には「並外れた」や「大変な」というこのポケモンの進化条件を表すような表現もあるため、様々な意味でピッタリのネーミングと言える。「大金を手に入れる」や「大儲けする」などの金銭にまつわる言い回しでも頻出の単語である。
- また「Magot」には口語で「へそくり」や「隠し持っている裏金」という意味もあるため、日本語に負けず劣らずの多様な意味を含んだネーミングとなっている。
四災との関連
サーフゴーの後の図鑑番号のポケモン達が四災である事やその他様々な情報から、サーフゴーと四災が密接な関係にあると一部のトレーナーからいわれている。
- 四災が中国モチーフのポケモンであることとそのタイプから、中国に存在する五行思想に当てはめることができる。イーユイが火、パオジアンが水(氷)、チオンジェンが木、ディンルーが土に対応し、サーフゴー自身ははがねタイプであり金との関係が深いことから、金に対応する。
- 四災の伝説には四災の元となった宝だけでなく金貨も登場していることから、金貨が宝と同じように人の感情にあてられて変化したとしてもおかしくはない。
- コレクレー族はタマゴ未発見である且つブロックルーチンがかけられており、イベントレイドを除いて色違いが登場することはない。このような措置が取られるのは伝説や幻といった特別なポケモンだけであることから、サーフゴーがただの一般ポケモンとは考え辛い。むしろ、伝説やそれに準ずる存在であると考える方が自然である。
関連イラスト
関連タグ
0999.コレクレー→1000.サーフゴー→1001.チオンジェン
キョダイマックスニャース:前作の金策要員。