ウーラオスも参照。
※本記事では「いちげきのかた」について解説。
「べあーく!!」
基礎データ
各言語版での名称
言語 | 名称 |
---|---|
日本語いちげきのかた | |
英語 | Fokussierten Stil |
スペイン語 | Estilo Brusco |
イタリア語 | Stile Singolcolpo |
ドイツ語 | Fokussierten Stil |
フランス語 | Style Poing Final |
韓国語 | 일격의 태세 |
中国語(簡体字) | 一击流 |
中国語(繁体字) | 一擊流 |
ロシア語(公式サイト) | Стиль одиночного удара Stil'odinochnogo udara |
ロシア語(プレスリリース) | Однократный удар Odnokratnyy udar |
進化
「あくのとう」で「あくのかけじく」を見せるといちげきのかた、「みずのとう」で「みずのかけじく」を見せるとれんげきのかたに進化する。
キョダイマックス
たかさ | 29.0m~ |
---|---|
おもさ | ???.?kg |
けんぽうポケモン・ウーラオスがキョダイマックスした姿。キョダイマックスポケモンの中で伝説のポケモンは初となる。
概要
第8世代『ポケットモンスター ソード・シールド』・DLC『鎧の孤島』から登場した、あくタイプを極め、一撃必殺を得意とするスタイルのウーラオスの姿。八極拳を思わせる構えをとり、所々の毛は逆立っている。
普段は山岳地帯で暮らしていて、断崖絶壁を走り足腰を鍛えながら技を磨く。戦いでは一撃必殺が信条で、相手の懐に飛び込み鍛えられた拳で強烈な一撃を叩き込む戦法を取る。
一撃必殺の容赦のない戦い方をするせいか「あくタイプ」とされているが、「ゴロンダ」等と同様に卑怯な事は好まず、鍛え上げた己の技で正々堂々と戦う。
ゲームでの特徴
ソード・シールド
- DLC『鎧の孤島』ストーリー中でダクマを『双拳の塔』のどちらかを踏破するかの選択によって決める事となるが、「あくのとう」を踏破して掛け軸を見せるとこの「いちげきのかた」に進化する。
- また、主人公が「みずのとう」を踏破するとマスタードの切り札となるウーラオスがこの姿となり、3戦目以降から立ち塞がる事となる。
BDSP / LEGENDSアルセウス
- 未登場。
スカーレット・バイオレット
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
100 | 130 | 100 | 63 | 60 | 97 | 550 |
※種族値はれんげきのかたと同様。
専用技は「あんこくきょうだ」。
あくの技を極めたウーラオスのみが使えるわざで、必ず相手の急所に当たる。相手の能力変化などの影響を受けずに攻撃をすることができ、同じ効果の中では威力が最も高い。
あくタイプである為、環境に蔓延るゴーストタイプを「あんこくきょうだ」で次々屠ってゆける強みを持ち、いたずらごころで上から出鼻を挫かれる心配もない。
ギルガルドに対しても「キングシールド」を全く恐れる事なくガンガン突っ込んでいける。
先制技も高威力の「ふいうち」を覚えるが、相手が攻撃技を使用かつこちらが先制しないと失敗するという癖の強いものなので安定はしない。
また、あくタイプの技は等倍範囲が広いために一貫性が高く、あんこくきょうだは確定急所なのでいかく等での誤魔化しも利かず受けられにくい。
威力自体も実質180と破格なので、あくタイプを半減するかくとうかフェアリーでもなければ受け出しが安定しない(攻撃特化でいのちのたま以上の道具を持っていればB特化のエアームドですら確2にしてしまう)。このため「受けループ戦術」に対しては無類の強さを発揮する。
一方で、フェアリータイプ4倍のネックはやはり気になり、こちらからの一致技も両方半減される天敵となる。
対抗したいならはがねタイプの「アイアンヘッド」を覚えることは必須だが、対面では「ばけのかわ」を突破出来ず返り討ちを許すミミッキュが鬼門で、同じかくとうタイプとの対面も苦手としている。
弱点は少ないが耐性も少ない為、等倍のゴリ押しで倒されることがないように注意。
エスパー無効ゴースト半減かつあく技確定急所が最大の魅力で、弱点も少ないが4倍弱点を抱える。特にダブルでの採用が多く見られ、サポート役のエスパー・ゴーストを牽制することができる。
第8世代
シーズン13では初めてシングルバトルの使用率で「いちげき」が「れんげき」を上回った。
あく・かくとうの両方を半減以下に抑えられるポケモンが環境上位にカプ・レヒレくらいしかおらず、どくづき・アイアンヘッド等のサブ技も加えれば全てを受け切れるポケモンはほとんど存在しないことが注目されたからである。
また、ダブルバトルにおいては「いちげき」がポケモンHOMEのランキングトップに位置するという快挙を成し遂げている。
第9世代
新たに『つるぎのまい』を習得。
テラスタルとも相性は良くて4倍弱点をカバー出き、なおかつ専用技のタイプ一致の強化もはかれる。
フェアリーに一致の有効打がなかったり、悪タイプの枠を取り合ってしまうこともあるので少々玄人向けではあるが、相手が何に変わるか分からないテラスタル環境の中で、悪技の攻撃が透かされないのは魅力。この世代ではテラスタルを活かした「毒テラスタル」「どくづき」型や、タスキパオジアンに対面で勝てる(格闘技をインファイトで採用するとパオジアンがきあいのタスキとせいなるつるぎを持っていた場合先制技で打ち負けてしまう)「ゴーストテラスタル」「きあいのタスキ」「つるぎのまい」「ドレインパンチ」型などが開拓された。
レギュレーションDでは20位圏内、レギュレーションDルール初のシーズン8においては、ほとんどの上位構築は「れんげき」が多かったが、1位はこの「いちげきのかた」を採用していた。(https://ka-cr.hatenablog.com/entry/2023/08/02/131337)
悪技をさらに強化する鉢巻が多いが、「れんげき」よりも持ち物の保有率がバラけている他、つるぎのまいも相まって、超火力を叩き出せる。
DLC『藍の円盤』でステラテラスタイプが追加。「あんこくきょうだ」「インファイト」+「ふいうち」の確殺射程距離が伸びるのは、それまでのテラスタルにはない利点。技面では共通ですてみタックルを新規習得し、じごくづきを再習得している。
そして始まったレギュレーションGではあるが、伝説環境では悪ウーラオスが増えていた剣盾時代とは一転して、使用率がさらに下がってしまった。
理由として前作まで役割対象だった黒バドレックスがテラスタルを得たことにより対面で勝てなくなったことやコライドン対策のフェアリーテラスタルでついでに対策されてしまったことである。
使用トレーナー
ゲーム版
※1:「悪の塔」を踏破時のみ
※2:主人公のウーラオスが「れんげきのかた」の場合
アニメ版
漫画版
- マスタード(ポケスペ)
番外作品
ポケモンカードゲーム
名称は「いちげきウーラオス」となっている。
ポケモンユナイト
2022年12月1日にプレイアブル実装。初期はダクマで、レベル5で専用技の「あんこくきょうだ」を選択するとこの型に進化する。
- 特性「ふかしのこぶし」:シールド効果を得ている相手のポケモンにダメージを与えた場合、相手のポケモンのシールドを一部(30%)貫通してダメージを与える。
- 通常攻撃:3回目の通常攻撃は強化攻撃となり、与えるダメージが増加し、自分はシールド効果を得る。
- わざ1:あんこくきょうだ
- わざ2:ずつき(初期)・じごくづき(Lv.7)
- ユナイトわざ「漆黒の終拳」:指定した相手のポケモンにダッシュして、ダメージを与えて指定した方向へ相手のポケモンをつきとばす。つきとばされた相手のポケモンがあたった相手のポケモンにもダメージを与えてふきとばす事もできる。方向を指定しなかった場合、相手のポケモンにダメージを与えてふきとばし、着地したときに行動不能にする。このわざを使用すると「あんこくきょうだ」の待ち時間がすぐ0秒になる。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
- ツルギのウーラオス
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- 15章:マスタードのポケモンとして登場する。
関連イラスト
関連タグ
0891.ダクマ→0892.ウーラオス(いちげきのかた/れんげきのかた(キョダイマックスウーラオス(いちげきのかた / れんげきのかた)))→0893.ザルード