基礎データ
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | コスモウム | cosmos(英語で宇宙)+ovum(英語・ラテン語で卵子、卵) |
英語・スペイン語・イタリア語・ポーランド語 | Cosmoem | cosmos(英語で宇宙)+embryo(英語で胚、胎児) |
ドイツ語・フランス語 | Cosmovum | 日本語に同じ |
韓国語 | 코스모움 | 日本語に同じ |
中国語 | 科斯莫姆 | 日本語に同じ |
進化
コスモッグ → コスモウム(Lv.43) ┬→ ソルガレオ(Lv.53(サン・US・剣・スカーレットのみ))
└→ ルナアーラ(Lv.53(ムーン・UM・盾・バイオレットのみ))
概要
コスモッグの進化形。
どこか悟りを開いたような、または(˘ω˘)スヤァ…を彷彿とさせる寝顔が特徴。
衰弱や進化の準備などの理由で、自らを頑強な殻の内側に凝縮し休眠に入った姿。
いわゆる繭に似た状態であり、実際大昔は「星のマユ」という通称で呼ばれ、古代アローラの王は崇めるための祭壇を作らせるほど神聖視していた。
死んだように眠り続けて全く動かず、非常に静かだが、中心のコアには浴びた星の光や大気中の塵が物凄い勢いで吸い込まれ続けており、進化のエネルギーを懸命に作り出している。
エネルギーの活動がわずかに伝わっているのか、触れるとほのかに温かい模様。
殻は驚くほどに頑丈で、人知を超えた硬さを持つとされ、パルシェンなどダイヤ並みに丈夫とされたポケモン達も敵わないという。
名前の由来はコスモ+産む、またはコスモ+ラテン語で金属を意味する-umか。
出来立ての星(原始星)であるからか、0.1mという小ささにもかかわらず999.9kgという信じがたい重量を持ち、ほぼ1tと同期のテッカグヤと並び全ポケモンで最も重い。
「ポケモン用の測定器はUBを測定することを想定していない」ため、下手するとカウンターストップしている可能性もあるが、重さ相応に巨大な向こうと比べても凄まじい密度と言える。
だが、どの媒体でも超常的な力で常に浮遊しており、周りの誰かが重さを感じたり、持ち運びに苦労している様子も一切ない。どういう原理かは不明だが、コスモウム自身は重力や慣性の影響を受けていないのではとの考察も存在する。
残念ながら、色違いは2024年現在、未解禁。
最終進化であるソルガレオとルナアーラが配信で配布された事はあったのだが・・・。
解析によってその姿は判明しており、青っぽい部分が濃い紫色になる。
ゲームでの性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
43 | 29 | 131 | 29 | 131 | 37 | 400 |
全体的に進化レベルが低めの第7世代ポケモンの中では、かなり高めのLv43でようやく進化する。
能力はコスモッグの防御・特防だけが+100されるという割り切ったもの。
ただし技は新たに「コスモパワー」を習得できるようになった程度で、相変わらず戦闘力は皆無。
厳しい性能ではあるものの、Lv53まで育てるといよいよ伝説のポケモンへと姿を変える…。
コスモッグ時代に覚えていた「はねる」を残した状態でソルガレオに進化させた際、そのまま覚えてるためノーマルZを持たせ、『はねるZ』を使わせるのも一興かと。
剣盾ではDLC前提のイベントでコスモッグが入手出来るのでそこから進化させることで入手となっていた。
SVではコスモッグ共々HOME経由以外では進化後の姿でしか入手出来なくなっている。その入手手段もかなり特殊な為か図鑑での登録対象にされていない。
仮に入手出来たとしてもコスモウムのまま対戦で使うプレイヤーがどれだけいるのかは怪しいところではあるが。
外伝作品
ポケモンGO
期間限定イベントで入手できるコスモッグを、進化させる事で入手可能。現状それ以外の入手方法は無い。
原作同様、戦闘能力は無いに等しいため、コスモウムのままというこだわりが無ければ、イベント内で手に入るアメを使い進化させてあげよう。
アニメ版
『サン&ムーン』50話で、ほしぐもがザオボーの策略で捕まってウルトラホールを開ける為に無理矢理力を引き出され、サトシ達によって解放されるも、コスモウムに進化し動かなくなるというゲームとほぼ同じ展開。
その後はリーリエにより太陽の祭壇に連れていかれ、52話でカプ神たちの力でソルガレオに進化した。
なお、コジロウはまたもやドガースの進化前と勘違いし「カタドガス」呼ばわりしていた。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』14章で「ほしぐもちゃん」と「別個体」の2匹が登場。
ほしぐもちゃんはそしてスーパーメガやすでの「試練」をサンが達成した直後にいつのまにか、別個体はポータウンに大量のUBを呼び寄せた後にコスモウムに進化していた。
2匹とも進化した後はまったく動かなかったのだが、ポニの大峡谷に存在する「さいだん」に近づくと活動を開始し、サンとムーンが奏でた笛の音に反応し、別個体がソルガレオ、ほしぐもちゃんがルナアーラへと進化した。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン ポケモンSM ポケモンUSUM
0789.コスモッグ→0790.コスモウム→0791.ソルガレオ
サナギ・繭ポケモン
(ジラーチ)