重量
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じゅうりょう
物体に働く重力の大きさのこと。重さ。
どんな状況でも不変の数値である質量と違い、重量は宇宙や月面などの地球上とは重力が違う場所だと全く違う数値になる。
と言っても、地球上で一般的な日常生活を送るぶんには明確に使い分ける必要もないと思われる。
金属など比重の大きいものは見た目に反して重い。軽量素材で作られているものや元々の重さが減らせるよう内側に肉抜きやハニカム構造など軽量化されているものもある。
重量があるほど移動や運搬が困難となり疲労や負担が増加する、分解や複数人での運搬が必要となる、車両・船舶・航空機への積載自由度が減少する、燃費が悪化する、基部に高い耐久性が必要となる、衝突・落下時にダメージが倍増する。
…といったデメリットもあるが、少々の外力ではびくともせず安定性が向上する、兵器などは発射時の反動の軽減に寄与する側面もある。打撃・投擲・射撃における命中時は速度も相まって重量があるほど単純な威力が上昇する。
ただし安定性は重心によっても大きく異なるため、荷物などは上下左右への重量配分も必要も考えて積載したりパッキングする、不用品を取り除くといった選択も必要。
非常に軽く安定性に劣るものは、錘などを取り付け意図的に重量を付与するものもある。
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