「べあーく!!」
基礎データ
全国図鑑 | No.0892 |
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ヨロイ図鑑 | No.101 |
ぶんるい | けんぽうポケモン |
タイプ | かくとう / あく |
たかさ | 1.9m |
おもさ | 105.0kg |
とくせい | ふかしのこぶし |
進化
ダクマ → ウーラオス(双拳の塔でかけじくを見せる)
「あくのとう」で「あくのかけじく」を見せるといちげきのかた、「みずのとう」で「みずのかけじく」を見せるとれんげきのかたに進化する。
キョダイマックス
たかさ | 29.0m~ |
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おもさ | ???.?kg |
詳細はキョダイマックスウーラオス(いちげきのかた)
概要
あくタイプを極め、一撃必殺を得意とするスタイルのウーラオスの姿。八極拳を思わせる構えをとり、所々の毛は逆立っている。
「悪の塔」を踏破したダクマはこの姿へと進化し、タイプはズルズキンやゴロンダと同じ、あく・かくとう複合へと変化。
情け容赦のない戦い方を好み、激情すると見境なく相手を追い詰め叩きのめす。直線的な動きが特徴で、離れた間合いから瞬時に相手の懐に飛び込むことで攻撃する。
専用技は「あんこくきょうだ」。
あくの技を極めたウーラオスのみが使えるわざで、必ず相手の急所に当たる。
相手の能力変化などの影響を受けずに攻撃をすることができ、同じ効果の中では威力が最も高い。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
100 | 130 | 100 | 63 | 60 | 97 |
「いちげきのかた」はあくタイプである為、環境に蔓延るゴーストタイプを「あんこくきょうだ」で次々屠ってゆける強みを持ち、いたずらごころで上から出鼻を挫かれる心配もない。
ギルガルドに対しても「キングシールド」を全く恐れる事なくガンガン突っ込んでいける。
先制技も高威力の「ふいうち」を覚えるが、相手が攻撃技を使用かつこちらが先制しないと失敗するという癖の強いものなので安定はしない。
また、あくタイプの技は等倍範囲が広いために一貫性が高く、あんこくきょうだは確定急所なのでいかく等での誤魔化しも利かず受けられにくい。
威力自体も実質180と破格なので、あくタイプを半減するかくとうかフェアリーでもなければ受け出しが安定しない(攻撃特化でいのちのたま以上の道具を持っていればB特化のエアームドですら確2にしてしまう)。このため「受けループ戦術」に対しては無類の強さを発揮する。
一方で、フェアリータイプ4倍のネックはやはり気になり、こちらからの一致技も両方半減される天敵となる。
対抗したいならはがねタイプの「アイアンヘッド」を覚えることは必須だが、対面では「ばけのかわ」を突破出来ず返り討ちを許すミミッキュが鬼門で、同じかくとうタイプとの対面も苦手としている。
弱点は少ないが耐性も少ない為、等倍のゴリ押しで倒されることがないように注意。
あく・かくとうの両方を半減以下に抑えられるポケモンが環境上位にカプ・レヒレくらいしかおらず、どくづき・アイアンヘッド等のサブ技も加えれば全てを受け切れるポケモンはほとんど存在しないことが注目されて使用率が伸び、ダブルバトルにおいては「いちげき」がポケモンHOMEのランキングトップに位置するという快挙を成し遂げている。
2020年8月に行われたポケモン日本一決定戦では、いちげきのかたがマスターカテゴリで優勝を飾っており、選手はキョダイマックスではなく敢えてダイマックスを採用して優勝した(理由は本人曰く「ダイアークから隣のトゲキッスによる『マジカルシャイン』に繋げる立ち回りなどを想定していた」とのこと)ため、その多様性が窺える。
第9世代
第9世代では専用技「あんこくきょうだ」の威力が微減してしまった。
代わりに「つるぎのまい」を覚えられるようになり、一撃の極めっぷりに磨きがかかった。
テラスタルとの相性はなかなか。単純に「あんこくきょうだ」の威力を追い求めるあくにするもよし、「インファイト」の火力を追求したかくとうにするもよし、天敵のフェアリーに対抗する為にはがね、ほのお、どくにするもよし。
ランクバトルシーズン8ではとにかく「あんこくきょうだ」を活かしたあくテラスタル型が主流で、持ち物も「きあいのタスキ」「こだわりハチマキ」「こだわりスカーフ」などのパワーやスピード、対面性能を活かせるものがメイン。
ただ、連撃の型と比較すると採用率は控えめとなっている。
しかし、これはSVと言うあくタイプの宝庫故の競合率の高さが原因であり、けして一撃の型が弱いと言うわけではない。
そもそも生半可な耐久なら文字通り一撃で葬る地力があるわけなので……
その事に気づかれてか、悪タイプが重複しても上位での使用率は伸び始めている。特に上述での『剣舞』を積んでからの一撃は馬鹿にならず、タイプ相性すら無視する破壊力がある。(相手の振り方次第ではあるが、タイプを変えたクレセリアやマルスケカイリューを貫通することも)
シーズン8最終1位に残っており、そのパーティには王道を往くASいじっぱり「つるぎのまい」「きあいのタスキ」型が投入されていた。解禁早々シングルバトル最終1位実績を残す辺り、潜在能力の高さは発揮されていると言える。
使用トレーナー
ゲーム版
※2:主人公のウーラオスが「れんげきのかた」の場合
アニメ版
漫画版
- マスタード(ポケスペ)
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 15章:マスタードのポケモンとして登場する。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン 剣盾 鎧の孤島
ポケモン一覧 伝説ポケモン
かくとうタイプ あくタイプ
同複合タイプ
ズルッグ/ズルズキン ゴロンダ
0891.ダクマ→0892.ウーラオス(いちげきのかた)(れんげきのかた)・キョダイマックスウーラオス(いちげきのかた)(れんげきのかた)→0893.ザルード
準伝説
世代 | グループ | ポケモン |
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第1世代 | 三鳥 | フリーザー/サンダー/ファイヤー |
第2世代 | 三犬 | ライコウ/エンテイ/スイクン |
第3世代 | レジ系 | レジロック/レジアイス/レジスチル |
ラティ兄妹 | ラティアス(メガラティアス)/ラティオス(メガラティオス) | |
第4世代 | UMAトリオ | ユクシー/エムリット/アグノム |
ヒードラン、レジギガス、クレセリア | ||
第5世代 | 聖剣士 | コバルオン/テラキオン/ビリジオン |
四神/コピペロス | トルネロス(けしん/れいじゅう)/ボルトロス(けしん/れいじゅう)/ランドロス(けしん/れいじゅう) | |
第6世代 | - | - |
第7世代 | タイプ:ヌル→シルヴァディ | |
カプ神 | カプ・コケコ/カプ・テテフ/カプ・ブルル/カプ・レヒレ | |
ウルトラビースト | ウツロイド/マッシブーン/フェローチェ/デンジュモク/テッカグヤ/カミツルギ/アクジキング/ベベノム→アーゴヨン/ツンデツンデ/ズガドーン | |
第8世代 | ダクマ→ウーラオス(いちげきのかた)(れんげきのかた)→キョダイマックスウーラオス(いちげきのかた)/れんげきのかた | |
レジ系 | レジエレキ/レジドラゴ | |
ポス馬 | ブリザポス/レイスポス | |
ガラル三鳥 | ガラルフリーザー/ガラルサンダー/ガラルファイヤー | |
四神 | ラブトロス(けしん/れいじゅう) | |
第9世代 | 四災/災厄ポケモン | チオンジェン/パオジアン/ディンルー/イーユイ |
ともっこさま | イイネイヌ/マシマシラ/キチキギス | |
オーガポン(みどりのめん/かまどのめん/いどのめん/いしずえのめん) |
クマポケモン
ヒメグマ/リングマ/ガチグマ
ヤンチャム/ゴロンダ
ヌイコグマ/キテルグマ