基礎データ
全国図鑑 | No.0518 |
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イッシュ図鑑 | No.087 |
ガラル図鑑 | No.091 |
ローマ字表記 | Musharna |
分類 | ゆめうつつポケモン |
タイプ | エスパー |
高さ | 1.1m |
重さ | 60.5kg |
特性 | シンクロ/よちむ/テレパシー(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | ムシャーナ | 夢+ムシャムシャ+luna(ラテン語で月) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Musharna | 日本語の音写 |
ドイツ語 | Somnivora | somnium(ラテン語で夢)+vorare(ラテン語で貪り食う) |
フランス語 | Mushana | 日本語の音写 |
韓国語 | 몽얌나 | 몽(夢)+얌(俗語、美味しい、うまい)+luna(ラテン語で月) |
中国語(台湾国語) | 梦梦蚀 | 夢+蝕(天文現象の食) |
中国語(広東語) | 夢夢蝕 | 夢+蝕(天文現象の食) |
ロシア語 | Мушарна | 英語の音写 |
進化
概要
ムンナに「つきのいし」を使うと進化する。 ふわふわした感じでより獏っぽい姿になった。
名前の由来は「夢」+「むしゃむしゃ」か。
いつも微睡み夢を見ているので、寝起きはすごく不機嫌になるという。
頭から漏れているゆめのけむりは、『ポケモングローバルリンク』(PGL)に接続するために必要となる。これはポケモンや人から食べた夢が漏れ出た物。食べた夢によって色が変わるらしく、例えば黒い煙だと悪夢を示すらしい。
また、夢を実体化させる能力があり、これがポケモンドリームワールドで道具やポケモンが手に入る理由付けになっている。
ただし、黒い煙が出ている時にムシャーナに近づく行為は禁忌とされており、最悪、悪夢が実体化して大変な事になる。こらそこ、ダークライを楽に入手できるのではとか言わない。
ゲームのドットと公式イラストは共に丸まって眠りについている姿で描かれており、どうやらこの状態が基本のようであるが、特集雑誌「ポケモンぴあ」では目を開いて二本足で立っているムシャーナの設定画が載っている。
その後のアニメ版「ベストウイッシュ」ではこの目を開いて二本足で立っているムシャーナがお披露目された。
ゲームでの特徴
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
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116 | 55 | 85 | 107 | 95 | 29 | 487 |
パラメータはHP、特攻、特防が高く、素早さはかなり低い。ランクルスと似たパラメータだが、HP、防御、特防はムシャーナの方が高い。また石で進化するせいか、その後にレベルアップしても一切技を覚えないのでタイミングを見誤らない様に注意すること。
「テレパシー」はヒヒダルマの「ダルマモード」と共にBW1の時点で通常プレイで入手できた数少ない「隠れ特性」。
対戦では、その優れた耐久と特性「テレパシー」からトリックルーム要員として使われる。
高耐久で「じしん」無効のトリラーという点ではクレセリアが強力なライバルとして立ち塞がるが、その他の全体攻撃や「じゅうりょく」を使う予定ならこちらの方が上。
また、トリル下でカビゴンやモロバレルといったポケモンより先に行動できる点も優秀。
使用トレーナー
ゲーム版
※1:『ポケモンマスターズ』でもバディで登場。
アニメ版
- マコモ(BW)
漫画版
番外作品
ポケモンGO
2021年2月14日に実装。ムンナにアメ50個とイッシュのいしを使う事で進化。
ノーマル技は「しねんのずつき」、「チャージビーム」。
スペシャルアタックは「みらいよち」、「マジカルシャイン」、「サイコショック」。
ポケモンマスターズ
ベル&ムシャーナ
2020年11月14日に実装されたエスパータイプのテクニカルロール。エスパータイプのわざの威力を1.5倍にする「サイコフィールド」の展開できる。本編のムシャーナよろしくテクニカルとしては耐久力が高く耐久力が軒並み低めなエスパータイプでは貴重な壁役を担える。
技
アシストパワー | 自分の能力があがっているほど威力が上がる |
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サイコフィールド | フィールドをサイコフィールドにする |
せーので第一歩! | 自分の防御と特攻と特防を1段階あげる。フィールドがサイコフィールのときは2段階あげる |
サイコキネシス | 10%の確率で相手の特防を1段階さげる |
バディーズ技
真実を求め続ける みらいよち | 相手の特防がさがっているほど威力があがる |
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パッシブスキル
ダウン確率上昇4 | 技の追加効果で能力値をさげるときの成功率をあげる |
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ポケモン不思議のダンジョン
難関ダンジョンである「かえらずの地」に出現する。進化前のムンナは「世界のへそ」に出現。
敵として出現した場合は状態異常を仕掛けてくるので注意。
ポケナガ
ポケナガでは各ポケモンごとに使用できる技が異なるのだが、ムシャーナの技はなんとゆめくい。ムシャーナ自身が確率で近くの相手をねむり状態にする特性をもっているものの、運が悪いと何もできないという事態に陥ってしまう。
仲間にさいみんじゅつを使ってもらうという戦法もあるが、よりにもよってさいみんじゅつを使えるのは自身の進化前のムンナのみ。
アニメ版
『アニポケシリーズ』
第1-7シリーズ
- マコモのムシャーナ
- BW6話で登場。サンヨウシティでピンクの光が発生し、この光に触れたポケモン達がみんな眠ってしまうという。マコモ曰くこれはムシャーナの夢の煙が作りだしたものとの事で、町外れの廃墟「夢の跡地」にサトシ達が向かう。
- かつて夢の跡地には、マコモ博士も所属していたポケモンエネルギー研究所という施設があり、ムシャーナが『夢』を食べた時に発生する『夢の煙』を、究極のクリーンエネルギーとして変換する研究をしていた。しかしある日、そのエネルギーを悪用しようとする人達が現れ、彼らの『欲望』という『悪い夢』まで吸収してしまったムシャーナは、大爆発を引き起こしてしまう。マコモ博士が目覚めると、すでにムシャーナの姿はそこになく、それ以来、夢の研究も中止になったという。
- サンヨウシティから離れていたマコモだったが、ムンナが何かしらを察知して戻ってきたとの事。
- 夢の跡地で姿を現し、一度はロケット団に捕らわれるが、ピカチュウとムンナにより助けられ、マコモと再会した。
- 36話にもマコモと共に再登場している。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
ブラックのムシャ
- 性別:♂️・特性:よちむ
- 性格:さみしがり・個性:ひるねをよくする
- ブラック曰く「もうずっと一緒にいる」という幼なじみポケモン。
- ゴールド・クリスタルの手持ちやルビーの「MIMI」のように「作中で由来が判明しているもののメタ的に見て進化形が意識されたネーミング」ではなく、ブラック本人がムシャーナに進化することを調べた上でこのNNを付けた。そのようなニックネームの付け方をするのはブラックが初。
- ブラックはムシャが居ない状態で考え事をしようとすると集中できずにパニックを起こすが、頭の中一杯の「ポケモンリーグ優勝」という「夢」は相当美味しいらしく、パニクるブラックに自分から飛びついていくほど。たまにホワイトの夢も食べようとしていることがある。
- ハチクとの修行の末、「テレポート」の応用でバイクのタンクの中のガソリンを暴走族のズボンの中に移し替えるという芸当ができるようになった。
- しかしハチクとのジム戦直後にシャガはポケモンリーグの開催日が繰り上げられたことを発表した事でリーグ出場の夢が困難になってしまった事でブラックの夢の味が変わり始め、Nとの確執の中でブラックから離れてしまう。
- しかしこれは決してブラックを見捨てたわけではなく、自分自身を修行する為に離れていた。ポケモンリーグ会場で帰りづらそうに会場の周りを浮いていたが、カトレアに諭され、彼女から「つきのいし」を受け取って進化しブラックの元へと戻り、チェレンとブラックに9年前の夢を追いかけていた当時の夢を見せた。ゲーチス戦では「めざめるパワー」でガマゲロゲを倒した。
- 11章でも推理タイムは健在だが、意識を取り戻したファイツに驚かれている(頭まるごとムシャーナに食われてる姿を目の前で見たらそりゃそうなる)。
〈ブラックの手持ち〉 |
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ムシャ (ムンナ→ムシャーナ♂️) |
ウォー (ワシボン→ウォーグル♂️) |
ポカ/チャオ/ブオウ(ポカブ→チャオブー→エンブオー♂️) |
チュラ (デンチュラ♂️) |
ゴーラ (プロトーガ→アバゴーラ♂️) |
(レシラム) |
関連イラスト
関連タグ
ポケモン関連
- スリープ・スリーパー:獏ポケモン仲間。サンの図鑑において、「先祖が同じである」ことが明記されている。
- ネッコアラ:同じ「ゆめうつつポケモン」
- カビゴン・ケーシィ・ナマケロ・コスモウム:眠り仲間
- パッチール:第7世代にて、「むしゃむしゃーな!」という特徴的な鳴き声をあげていた。パンダなので笹でも食べているのだろうか?