ブラック(ポケスペ)
ぶらっく
※本編ネタバレ注意※
モデルはゲーム『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の男主人公。
本編ではゲーム版の主人公同様、イケメン設定も使われており、ホワイト等に「カッコいい」と言われており、公式のイケメンと思われる。
ポケモンリーグ優勝というストレートにポケモン漫画の主人公らしい「夢」を持ち、連載スタート前の顔見せ的な短編では、ヒウンシティの人混みに酔ったりと、少年漫画の王道的な親しみの持てるキャラで、初代主人公のレッドに近い雰囲気だった(ニックネームのパターンまで似ている)。
2章以降、クセの強い図鑑所有者が続出した中、「原点回帰か?」と予想されたが、そのキャラクターは一言で表すなら電波な熱血漢。
その為、せっかくイケメン設定があるのに中身が電波な熱血漢な為、一部では「残念なイケメン」と呼ばれる事も。
ポケモンバトルに並々ならぬ情熱を見せ、上の台詞通り、手持ちのポケモンと共に雄叫びを上げて気合を入れるのが日課になっている(本人が言うには「夢の誓いを立てている」んだとか)。
本作では幼稚園の頃までカノコタウンではなくその隣町に住んでいて、カノコへはよく遊びに来ていた。
ある時、大人たちのポケモンバトルを見て、チェレン、ベルと共に親から借りたポケモンで遊びの延長でバトルごっこをするが、それに大ハマリする。
「よーし決めた! ポケモンバトルで一番になる!!」
言うが早いか、どうすれば「一番」になれるのかを全て自力で調べ上げ、「ポケモンジム制覇」「リーグ挑戦」などの条件を纏め上げ計画書を作り上げてしまい、ポケモン図鑑を貰って旅立つのを実に九年間も待ち続けていた。
ちなみにその為にアララギ研究所のあるカノコタウンに家ごと引っ越してきている(誇張ではなく本当に家を引っ張ってきた)。
彼の頭の中はいつも「リーグ優勝」という「夢」で一杯で、他のことを考える余裕が無く、本人もそれ以外のことに頭を使いたがらない(一面「夢」で埋まった脳内メーカーを思い浮かべてみよう)。
その為、落ち着いて考え事をする際はムシャ(ムンナ)を頭に乗せ、自らの「夢」を喰わせて一度頭の中を真っ「白」にする。
そして真っ白になったところに先ほどまで見ていた情報が入り「黒」く埋まっていく。
これによって名探偵のごとき抜群の思考力を発揮できるが、端から見ると、「ムンナを頭に乗せたまま白目を向いて立っている」という物で、ビジュアルにかなり難がある。
どう見てもヤバい人です本当にありがとうございました
旅立ちの日の前夜から雨が降る中を研究所の前で待ち構え、配達員をドン引きさせる。
「に~も~つ~」
テンションが上がりすぎて、喧嘩を始めた御三家を止めるどころか「バトルするのがポケモンだもんな!」と煽り、ポケモン図鑑も水浸しになってしまう。
その奇行がアララギ博士の不信を買い、図鑑とポケモンを預ける対象から外されそうにまでなったが、クルミルの襲撃を切り抜けたことで認められ、正式に図鑑とポカ(ポカブ)を任された。
ようやく三人揃っての旅立ちかと思いきや、チェレンとベルそっちのけでウォー(ウォーグル)に乗って一人で旅立ってしまった。
その後、BWエージェンシーが参加するライブキャスターのCM撮影現場に乱入し、そこで出会ったホワイトに撮影の協力を持ちかけられそうになるが、そこでまたしてもトラブルが発生。
襲撃してきたデンチュラを見事に撃退したが、戦闘の余波で撮影現場と機材を黒コゲにしてしまい、撮影スタッフに責められるハメに。
そこにホワイトが助け舟を出し、その場を収めるためやや強引にBWエージェンシーの社員にされる。
旅の途中、バトルサブウェイに挑戦するホワイトと別れ、自分の本来の目標を達成するために旅を続けていく。
その旅の中で、彼はライトストーンを入手。
いよいよバッジを7個集めたその矢先、ポケモンリーグ開催が早められてしまい、ポケモンリーグで優勝するどころかポケモンリーグに参加することすら出来ないところにまで陥ってしまう。
修行を終えたホワイトと合流するものの、アデクがNに敗北する場面を目撃してしまう。
その確執の中、ムシャが逃げてしまう。
何とかバッジをポケモンリーグ開催当日に揃え大会に参加し、ライバルとの激戦を繰り返していく。
プラズマ団のせいで豹変してしまったチェレンとの激闘を終わらせるものの、ホワイトが連れ去られてしまう。
その怒りはライトストーンに封印されたレシラムを覚醒させた。
進化して戻ってきたムシャを改めてパーティに加え、ブラック対プラズマ団の戦いが幕を開けた。
そして、ポケモンリーグに突如出現したプラズマ団の城にてNを倒し、真の黒幕ゲーチスと戦い、苦戦するもこれに勝利し世界を救った。
…はずだった。
何と倒したはずのゲーチスの策謀によりレシラム諸共ライトストーンの収縮エネルギーに巻き込まれ封印されてしまう。
そのままホワイトの悲痛な叫びも空しくどこかへ飛び去ってしまった。
しかし、第12章の中盤でポケモンドリームワールド内で生存していた。
何時もと同じ言動でライトストーンことレシラムと会話しており、プラズマ団が再び活動を開始することを見越してドリームワールドの中心部であるハイリンクに留まっていた。
そんなある日、マコモ博士とバーネット博士、そしてNの協力によってポケモンドリームワールド(ポケモン達が夢見る世界)に到着したホワイトと2年の歳月を経て再会し、新生プラズマ団との戦いに参加する。
プラズマフリゲートでの決着後、現リーグに再挑戦するために2年間の間に変わったバトルルールなどを学び直す必要があったため、チェレンの通うトレーナーズスクールに入学するようになった。因みにBWエージェンシーのゼッケンを付けている。
幼馴染が生徒になったことでチェレンの胃が心配である。
なお下記のセリフから過去にバッジを集めていても、リーグが開催されるその都度一からバッジ集めが必要なようである。
俺はポケモンリーグで優勝するぞォォォ―!
絶対絶対絶対絶対優勝するからなァァァ!
手始めにヒオウギジムリーダーチェレン先生、待ってろよォォォ!
(トレーナーズスクール卒業式に檀上に登っての雄たけび)
手持ちポケモン
ポカ→チャオ→ブオウ(ポカブ→チャオブー→エンブオー)♂Lv.51
特性 | もうか | 性格 | ゆうかん | 個性 | ちょっとおこりっぽい |
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旅立ちの日にアララギ博士から貰った。イッシュ御三家の一体。
あのデンチュラの攻撃を物ともしないスピードと反射神経を誇る。
同族の♀に目がないらしく、タレントポケモンの「ぶぶちゃん」を勝手にボールから出して挨拶した。
進化ごとにニックネームが変わっており、そのようなキャラはポケスペ史上初。
特性 | よちむ | 性格 | さみしがり | 個性 | ひるねをよくする |
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ブラック曰く「もうずっと一緒にいる」という幼なじみポケモン。
クリスタルの「メガぴょん」やルビーの「MIMI」のように「作中で由来が判明しているもののメタ的に見て進化形が意識されたネーミング」ではなく、ブラック本人がムシャーナに進化することを調べた上でこのNNを付けた。
そのようなニックネームの付け方をするのはブラックが初めてである。
ブラックはムシャが居ない状態で考え事をしようとすると集中できずにパニックを起こすが、頭の中一杯の「ポケモンリーグ優勝」という「夢」は相当美味しいらしく、パニクるブラックに自分から飛びついていくほど。
Nとの確執の中で一時ブラックの元を去ってしまうが、ポケモンリーグの最中に、進化した状態で戻ってきた。
特性 | ちからずく | 性格 | ゆうかん | 個性 | ケンカをするのがすき |
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こちらも幼馴染ポケモンで、ワシボンだった頃から一緒らしい。
初登場の時点で既にウォーグルへと進化していた。
一時的にバトルサブウェイ挑戦に行ったホワイトに貸し出していたが、ホワイトの手持ちに飛行手段が加わったためこちらに復帰。
チュラ(デンチュラ)♂Lv.59
特性 | きんちょうかん | 性格 | いじっぱり | 個性 | ものおとにびんかん |
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プラズマ団の演説を聞いたトレーナーによって逃がされたポケモン。
ライブキャスターのCM撮影現場に罠を張って騒ぎを起こし、ポカに燃やされる。
その後ブラックが一時的にボールに入れていた。
ブラックはチュラを野生に戻してやるつもりだったが、二度もトレーナーに手放されることをチュラ自身が拒否し、前脚をスリスリしてブラックの元に置いて貰うよう頼み、手持ちに加わる。
特性 | ハードロック | 性格 | おだやか | 個性 | ぬけめがない |
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ホドモエジム戦の前に手持ちに加わった。
化石から復活しただけでなく正真正銘のジジイ。
老齢故に腰を抑えていることが多く、またバトル以外であまり動こうとしない。
セッカシティのジムリーダーであるハチクのツンベアー戦で進化した。
ジジイらしく頑固で、セッカジム戦で覚悟の発言後やっと言う事を聞いた。
元は四天王レンブのポケモンだったらしいが、言う事を聞かない為逃がしたらしい。
ブラックの損害賠償(ポカのCM出演料のおよそ50倍)を肩代わりし、彼を雇った。
借金返済よりも、♂♀ペアのポカブの撮影オファーが今後増えることを見越して、同行を依頼される。
ブラック本人も夢を持つ彼女には共感できるところがあるらしく、一緒のテントで野宿生活をすることに。
原作どおりの幼なじみ。
ブラックの習性や日課についても理解しており、付き合いが長い為か彼の奇行にも動じない、というかむしろ彼がアララギ博士にブラックを強く推薦した。
原作同様ベルとも幼なじみであり、本来なら主人公のブラックに有利なタイプの御三家=この場合ミジュマルを選ぶはずだが、ベルに「チェレンっぽいから」という理由でツタージャを押し付けられた。
ブラック、チェレンと一緒にカノコタウンでアララギ博士から図鑑を貰った(しかし、ブラックによって図鑑は壊されている)。
原作通りチェレンとは幼なじみだが、ブラックとはそれほど深く知り合う仲ではないらしく、「ブラックくん」と呼ぶ。
御三家では迷わずミジュマルを選んだ。
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