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概要編集

『モンスター』は、2024年10月からフジテレビ系列で放送される月10ドラマ。

主演は趣里


高校卒業後、弁護士資格を手にした神波亮子が、ゲーム感覚で法廷闘争に立ち向かうさまを、『救命病棟24時』などを手がけた橋部敦子によるオリジナル脚本で描く痛快リーガルエンターテインメントである。



登場人物編集

新人弁護士。高校3年生で司法試験に一発合格。ゲームが好き。ゲームのように法廷闘争に立ち向かう。

そのため、傍若無人かつ大胆不敵な態度が目立つが、観察眼と洞察力の鋭さは一流。意外となんでも器用にこなせる。

杉浦が経歴上後輩とわかった際には普通にパシリ扱いしている。

幼少期から父に連れられ大草圭子法律事務所を訪れており六法全書を読んでいた。

母親は幼少期に亡くなっており、父親と2人で暮らしていた。弁護士だった父親の背中を見て弁護士を志すようになる。

しかし、その父親は突如失踪し行方不明になる。後に12年振りに再会したものの、今度は同じ弁護士とはいえ敵として対立することとなった上に初めて敗北を喫してしまい事務所で泣きじゃくっていた。

この法廷での対決を機に上述の大胆不敵な態度が徐々に変化し以前と比較すると臆病になってしまった…と思われていたが、それはあくまで演技であり鋭い洞察力で杉浦が担当していた案件の依頼者の真意と隠された狂気を見抜いていた。

そして、闇バイト関連事件の弁護を機に、父親が裏で何かを企んでいると確信し彼の過去について自ら探ろうと決意し、嘗ての依頼人である岡本(演:近藤芳正)から父親の過去を聞いた。

その結果、「群馬」というキーワードを見つけ出して父との関係を探ろうとしたところ、彼がサカミクリーンのバックに潜む暴力団と癒着しているのではないかと疑っている。


亮子が入所する大草圭子法律事務所の3年目の若手弁護士。東大法学部卒。寡黙で大人しく感情の起伏がそこまでない優等生的な性格。

入所したばかりの神波の教育係(兄弁)をやらされる羽目になり、彼女の予測不可能な行動に毎回気苦労が絶えない。

更に、経歴上亮子が先輩(姉弁)だったことが判明したためプライドも傷つく羽目に。

父親との因縁に固執する亮子を心配しており、依頼人に真実を全て告げようとしない亮子に対して「他人を巻き込まないでくれる?」と叱責したものの、彼女の決心は揺らぐことがなかった。

その後、大草のアドバイスもあり自分なりのやり方で裁判に臨む決意を固めた。


亮子の父親。弁護士。12年前に失踪したっきり音信不通だった。(その予兆もなく唐突に家を出ただけ。)何故か亮子へ月1でお金(生活費)を振り込んでいる。常に飲酒しているため酒臭い。

岡本プレミアクリニックの訴訟の際に元々の被告側の弁護人と交代する形で後任の弁護人に就任。原告側・被告側の弁護人として娘と対峙し12年ぶりに再会することになる。

その娘との法廷での対決で彼女の一枚上手をいく証拠を突きつけ勝ち取った。

その後、再び事務所を訪れ、「亮子が泣く時はゲームで俺に負けた時」等と思い出話をして去っていった。

その帰路に城野の尾行に気づき、彼からの宣戦布告を受け入れたものの、彼が言う「クリーンでない限り」に対しては不審に思っていた。

どうやら裏で何者かと繋がっているらしい。

亮子が嘗ての依頼人である岡本から話を聞いたことで過去が判明。ある贋作事件の弁護を担当した際に、原告の不祥事を弱みとして握り脅して訴えを取り下げさせた上に贋作扱いされた絵に新たな価値をつけるという大胆不敵な行動に出ていた。これには杉浦も「やり方が似ている」と評していた。

その後、暴力団のフロント企業であるサカミクリーンの顧問弁護士として再び亮子と対決することになる。

その際、彼が村人の一人がサカミクリーンを訴えた裁判を機に弁護士登録を一度取り消し、最近になって再登録したことが判明した。

しかし、本人は全く勝つ気がなく帝東電機の産廃物が村人に健康被害を及ぼしていることを亮子に気づかせるために従業員の健康データのみならず自分たちに不利なデータまで送っていた。その結果、自身の予想よりも早く真実に辿り着いた亮子を称賛していたが、その直後倒れてしまい癌を患っていることが発覚した。


大草圭子法律事務所編集

  • 大草圭子(演:YOU)

所長。亮子の過去を知る人物で、彼女の能力を高く評価している。


パラリーガル。既婚者で、夫婦揃って同じ事務所で勤めている。若い頃は髪の毛がフサフサだったが、今はその面影も無くなっている。


パラリーガル。洋輔の妻。小学生の息子を持つ。



その他編集

亮子の行きつけのコンビニの店員。ハッキングに長けている。亮子の協力者でもあり、彼女から報酬を貰っている。

岡本プレミアクリニックのバックに存在するコンサルタント会社の人間・秋津を尾行していた最中、何者かに突き飛ばされてしまう。一応、生命に別状は無かったものの、このことを亮子に報告し警戒するよう伝えている。

その後、粒来を尾行していたが彼の警戒心の強さから速攻バレてしまい、粒来に対して亮子にこれ以上近づかないよう宣戦布告した。










余談編集

第8話では、やたらと主演の趣里女史にまつわる小ネタが多く、カップに紅茶を注ぐ時に、ポットをかなり高い位置に引き上げてまた戻すという父・水谷豊演じるドラマ『相棒』の主人公・杉下右京の独特の注ぎ方をパロディしており、変装時の服装は趣里女史が主演を務めたNHK連続テレビ小説ブギウギ』を彷彿とさせるような大阪のおばちゃんスタイルだった。



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