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ライバル(ポケモン)

ぽけもんのらいばる

ポケットモンスターシリーズに登場するライバルポジションのキャラクターを指すタグ。
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曖昧さ回避編集


概要編集

ポケットモンスターシリーズに登場するライバル

大抵のバージョンの序盤(主人公が最初のポケモンを手に入れたあたり)で出会うトレーナー。主人公の旅の中でしばしば登場し、勝負を挑んでくる。他の一般トレーナーに比べて全体的にレベルが高く、バランスの整った編成だったり、突然現れて勝負を仕掛けてくることもある為、こうした点を考えずに育成していると苦戦をしいられる。

何度も戦う関係から手持ちのポケモンが成長している様子や、編成を試行錯誤している様子なども窺える。

また、ライバルのパートナーポケモンは、主人公の選んだポケモンに有利なタイプのポケモンを使うことが主流であったが、近年の作品ではバトルのチュートリアルとしての役割も担う関係からか、主人公の選んだポケモンに不利なタイプのポケモンを選ぶようになっている。

ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』以降はシナリオでマルチバトルで共闘する場合がある。


性格は全体的に癖が強く、親族が特別な役職に就いていることが多い(その両方に当てはまらない者もいる点に注意)。


性別比は男性にかなり偏っている。特に1人しかライバルがいない作品の場合は男性のみという状況が続いていた。

女性ライバルは、ハルカやセレナのような「男主人公を選んだ際に登場するもう片方の主人公」を除くとかなり数が少なく、『ポケットモンスター サン・ムーン』になってもベルサナの2人しか存在しなかった。

その後、『ポケットモンスター ソード・シールド』で初めて、主人公キャラの流用でない女性ライバルが2人同時に登場(マリィクララ)。クララはあくまでバージョン限定キャラだが、『ポケットモンスター サン・ムーン』までの状況を考えると大きな変化と言えよう。

そして、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では遂に女性初の単独ライバルとなるネモが登場した。


こうした変化は、ポケモンが性別や作品の垣根を越えて様々な人がプレイするようになった、所謂ジェンダーレス化の流れも関係していると考えられる。


公式でライバルとは位置付けられていないトレーナーだがインターネット上(pixiv含む)では公然とライバル扱いの者も存在する。

このことを踏まえ本項目では、

  • 「ストーリー上で主人公と何度も戦う機会があるネームドキャラ」
  • 最初にもらえるポケモンを用いる」もしくは「一般トレーナー用や幹部用などでない専用のBGMがある」
  • 「一般にライバルと見られやすい」

を全て満たす者を中心にまとめる。


一覧編集

※1…名前を自由に決めることが可能。

※2…追加DLC『鎧の孤島』限定。『ポケットモンスター ソード』のみ登場。

※3…同上。『ポケットモンスター シールド』のみ登場。

※4…追加DLC『ゼロの秘宝』限定。バージョン縛りは無く両方に登場する。


作品別の細かい解説編集

ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ編集

グリーンむらさきコンビ

いわずとしれた初代ライバル

「序盤に登場し、しばしば勝負を仕掛けてくる」「性格の癖が強い」「親族が特別な役職に就いている」というライバル像を打ち立てた人物。しかし主人公より一足先に各ジムリーダーを攻略し、最終的にポケモンリーグチャンピオンになるという他のライバルが滅多に成し遂げられない快挙をやってのけており、その点で個性も強い。


ゲームではデフォルトネームがいくつかあり、正式名称がなかったために名前が決まっていなかった。

だが、小学館の漫画がこぞって「グリーン」の名前を採用したこと(漫画『ポケットモンスター』(穴久保幸作)はあくまでニックネームであり本名は「緑川開」だが)やプレイヤー感での印象、さらには「シゲル」名義で登場したアニポケのライバルが本編の彼とだいぶ性格の違う人物であったことから、次第にデフォルトネームの1つであるグリーンが優勢になる。

それらの影響があってか、続編の『ポケットモンスター 金・銀・クリスタルバージョン』ではグリーンとして再登場。全ての始まりとなるライバルは「グリーン」となった。


ポケットモンスター 金・銀・クリスタルバージョン編集

ライバル金・銀リメイクおめでとう!

こちらもグリーンと同様の理由で、ゲームタイトルの「銀」から取ったシルバーという名前で呼ばれることが多い。


リメイク後の『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』のライバルと区別を付けるためのタグはGSCライバルが用いられている。


ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド編集

名前が固定されたライバルが初登場。


ポケモンRS リメイク赤いこと青いこ

初めて主人公キャラがNPCとしても登場。

選なかった方の主人公がオダマキ博士の息子/娘という設定で登場する。


ミツル&サーナイトミツル

主人公との兼任を除けば、本項目での主題になる人物としては、固定された名前をもつ初の事例。なお、正式なライバルではなく、他のゲーム本編でのライバルに相当する立ち位置の人物である。

後々登場してくる「最初にもらえるポケモンを使わないライバル」の先駆け的存在でもある(ちなみに、『ポケットモンスター ピカチュウ』に登場するグリーンもを使わないため、ミツルは、初のライバルというわけではない)。


ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン編集

  • グリーン

「ボンジュール!」ねぇねぇ、こっちむいて!

旧作からリメイクとなった初のライバル。

デザインがアレンジされ、服装の上下の配色が入れ替わった。

後の作品でもこちらに倣ったとしたデザインで登場する事が多い。


ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ編集

コンビネーション負けても大丈夫

名前を自由に決めることが可能。

ジュンという通称は『ポケットモンスター ダイヤモンド』『ポケットモンスター プラチナ』における選択肢の一つから。


衣装に大きな違いはないが、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』および『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』では半袖、『ポケットモンスター プラチナ』では長袖なので、描く際には注意。


ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー編集

  • シルバー

描き初めライバル

リメイクにあたりデザインがアレンジされ、特に髪型が大きく変化している。

ファンからはこちらもシルバーと呼ばれることが多く、『ポケモンスケールワールド』シリーズや『ポケモンマスターズ』でも同名で登場している。


リメイク前と区別を付けるためのタグはHGSSライバルが用いられている。


ポケットモンスター ブラック・ホワイト編集

BW!デコデコおさななじみ

ライバルというよりは幼馴染としての側面の方が強く、主人公と「競う」場面は少ない(特にベル)。


チェレンはこれまでのライバルの設定に則り主人公に有利な御三家を、逆にベルは主人公に不利な御三家を使う。


N明け

ミツルに続く御三家を使わない、また初の伝説のポケモンを使うライバルであり、本作の重要なキーキャラクター。

他のライバルと違い、手持ちは戦うたびに入れ替わる。


ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2編集

おれはいまからry☆

名前を自由に決めることが可能なライバルでは唯一、バージョンを問わずヒュウという名前があらかじめ入力されている。


ポケットモンスター X・Y編集

カルムくんとニャオニクスポケモントレーナーまとめ

久々に選ばなかった方の主人公がライバルとして登場。

ただし主人公の場合と異なり、帽子は被っていない。またセレナは主人公に選んだ時と異なる髪形をしている。


ヒマワリポケモン:カロスのともだち

正確にはサポートキャラに近く、主人公と競う意思は薄い。

トロバは「ポケモン図鑑の完成度を比べる」という一風変わった勝負を仕掛けてくることも。

サナはベルに続き、主人公の手持ちの御三家に不利なタイプの御三家を使う。


ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア編集

ミズゴロウとユウキくんORAS

リメイク前よりも出番が増加し、友達としての側面が強まった。


  • ミツル

ミツル君中心まとめミツルの日

リメイク元と違い、ラルトスの進化先がエルレイドに変化している。


ポケットモンスター サン・ムーン/ウルトラサン・ウルトラムーン編集

マラサダの日ハウ

ゲーム本編のライバルとしては珍しく、主人公に不利な御三家を使う。

前述した通り、ベルはライバルというよりは幼馴染の側面が強いため、ハウは初となる主人公に不利な御三家を使うメインライバルと言えるであろう。


主人公の親友ポジションを兼ねており、『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』では出番が増え、よりライバルとしての側面が強まった。


厨二くん悪くない仲

『ポケットモンスター サン・ムーン』のメインストーリー上で御三家を使わないライバル。

ただし、シルヴァディが主人公の御三家に有利なタイプのメモリを持っている他、『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』では主人公と同じタイプのカントー御三家を使ってくるため、そういった意味では従来のライバルに近いと言える。

ある事情から用心棒としてスカル団に身を寄せているが……


ちなみに主人公に有利なアローラ御三家を使うのはククイ博士である。


ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ編集

ブイライバル

ゲーム中のデフォルトネームは存在しないが、公式PVなどではシンという名前が付いている。

ピカチュウイーブイのうちバージョンと反対のほうを使うが、手持ちの構成は『赤・緑・青・ピカチュウ』及び『ファイアレッド・リーフグリーン』のグリーンとは異なっている。


ポケットモンスター ソード・シールド編集

相棒ホップきゅん

ガラル地方現チャンピオンであるダンデの弟。隣の家に住む主人公と同じ日にトレーナーとして旅立つ。

『サン・ムーン』のハウに続き主人公に不利な御三家を使う。また、ゲーム開始時から既にパートナーのポケモン(ウールー)を持っている。

親友ポジションも兼ねていて出番がかなり多く、中盤では御三家以外の手持ちが何度か入れ替わる。最終的には反対のバージョンの伝説のポケモンを所持することになる。


マリィマリィ

相棒ポケモンのモルペコと共に、とある目的のためにチャンピオンを目指す。

可憐な見た目と冷静な試合運びから熱狂的なファンになってしまう人達も。

これまでの女性ライバルは「主人公と仲の良い友人」という立ち位置が多かったが、マリィはほぼ初(※)となる「主人公に対抗意識を持ち、競う女性ライバルキャラ」である。

あくタイプを中心に使用する。


(※)『ポケットモンスター X・Y』のセレナが近い立ち位置にいるが、主人公への対抗意識は中盤でのキーストーンを巡るバトルを通じてほぼ消えてしまう。


ビートくん四枚

リーグ委員長のローズから推薦されたジムチャレンジャー。

シリーズでは久々のヒール系ライバルであり、勝負の実力は確かだが、プライドが高く慇懃無礼なところがある。

物語前半ではエスパータイプ、終盤以降はフェアリータイプを中心に使用する。

またこの変化に伴いイメチェンする。


クララクララ

『ポケットモンスター ソード』にのみ登場。ヨロイ島マスター道場で修行しているマスタードの門下生。

常に笑顔を絶やさないが。その本性はかなり腹黒い。

どくタイプの使い手で、後述するセイボリーとは対になっている。


セイボリーセイボリーくん薄明登場おめでとう!

『ポケットモンスター シールド』にのみ登場。ヨロイ島のマスター道場で修行しているマスタードの門下生。

サイキッカーの男性で、礼儀正しいがプライドが高く、奇妙な言い回しが目立つ

エスパータイプの使い手で、上記のクララとは対になっている。


ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール編集

祝ダイパリメイク!

『ダイヤモンド・パール』から大きな変更なし。


ポケットモンスター スカーレット・バイオレット編集

ネモパモモンスターボールを投げるのネモ

主人公の通う学校同級生にして生徒会長。

パルデア地方チャンピオンランク最年少記録の保持者でもあり、トレーナーとしては主人公の先輩に当たる。グリーン以来のチャンピオンとして立ちはだかるライバルだが彼と違い物語開始時点で既にチャンピオンという異色の存在。

周囲を呆れさせる事もあるほどポケモン勝負が大好きだが、その圧倒的な強さ故に周りからは「天才」と一線を引かれ本気の勝負を楽しめないでいる。向かいに引っ越してきた主人公のセンスを見抜き、行く先々で鎬を削ったり先輩トレーナーとして導いてくれる。

原作の発売1周年には彼女と主人公の関係性にフォーカスしたWeb小説及びそれを原案とした楽曲MVが公開された。


ゼイユゼイユ

ブルーベリー学園の生徒で、キタカミの里で開かれた林間学校で主人公と行動を共にする。

好戦的かつ大の負けず嫌いで、他所者には冷たい態度を取るが、一方で、気を許した相手には面倒見の良い一面を見せることがあるなど、根は悪い人物ではない。

スグリの姉。


スグリまねっこ

ブルーベリー学園の生徒で、キタカミの里で開かれた林間学校で主人公と行動を共にする。

姉と比べると引っ込み思案な性格で、姉の言動に振り回されることもしばしば。

当初は純朴な少年といった雰囲気だったが、ある出来事がきっかけで、次第に危うい一面を見せ始めていくことになる…。

シナリオを進めていくとビート同様にイメチェンする。


ポケモン関連作品のライバル編集

ポケモンマスターズ/ポケモンマスターズEX編集

ライヤーまとめライヤー様

とある王国の王子でありWPM出場の主催者。本作の舞台となる人工島パシオのオーナーでもある。従者のチェッタドリバルを従え、自身もまた彼らと共にWPMに出場している。

過去に『帽子のトレーナー』に敗れたことをきっかけに、強くなるため人工島パシオを造り、WPMを主催した。

一人称が「オレさま」であったり自分の石像を豪華景品と謳ったりと王子様らしく結構ナルシストな性格。


キリヤくんキリヤ&ルガルガン

主人公の先輩トレーナー。

公式サイトでは「まっとうな正義感を持った優等生」だと紹介されている。パートナーポケモンはイワンコ

WPM編2第2章で初登場。彼もブレイク団を追いかけていて、撃退後WPMに出場するための仲間探しのヒントなどを教えてくれる。

ブレイク団に一人で勇敢に立ち向かうなど正義感が強く熱い少年。悪の組織編から登場する幼なじみのリッカからは「フェアで親切」「真面目すぎる」と評されている。そこが災いした結果、一人で抱え込みはじめ…。


ポケモンカードGBシリーズ編集

  • ランド

ランド

主人公のライバル。一作目では主人公同様に伝説のカードを追い求めている。かなりの自信家であり口が悪い。2作目ではGR団に奪われたカードを取り戻すためGRXと名乗り、GR団で潜入捜査を行っている。


関連イラスト編集

好きトリオライバルライバル!あ!

待ち伏せバトル腕試しといこうや!バトルしようぜ!!!POKEMON25


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモントレーナー ポケモントレーナー(トレーナー)

ライバル 準主人公:作品によってはこのような役回りを務めることも。

ポケモン主人公(男主人公女主人公)

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