「ぼっ ぼくは ポケモンずかんを かんせいさせますっ!」
概要
ゲーム『ポケットモンスターX・Y』(以下ポケモンXY)に登場する主人公の友達の一人。
物語序盤から主人公、セレナ(カルム)、サナ、ティエルノと共に5人で旅に出る。
勉強が得意で、好奇心旺盛な性格。5人の中で一番早くポケモン図鑑を完成させようと意気込んでいる。
また、ゲーム冒頭で主人公にポケモン図鑑を与え、完成度を主人公と競ってくるというある意味初の図鑑ライバルである。
ミアレシティのジョーヌ広場付近の路地中に彼の家がある。ベランダに花の鉢植えがあるので一目瞭然。
家の中には彼の姉がおり、彼女の発言によると父親と母親は家族を置いてバトル修行で世界一周に行っているようだ。
殿堂入り後はセキタイタウンの最終兵器跡の穴近くにいて、1日1回、メガシンカできるポケモンの情報を教えてくれる(カメラ撮影でも被写体をずらせば写し取れる)。
その際に、自分が入手しているメガシンカポケモンがいた場合、そのポケモンがメガシンカ可能であることを教えてくれるのだが、彼も同じポケモンを既に入手している旨の台詞を言う。たとえこちらが伝説のポケモンであるミュウツーを持っていた場合でも同様で、彼自身もミュウツーを捕まえたとか言ってくる。
……何者なんだ?
『ポケモンサン・ムーン』ではククイ博士が、カロスの少年と研究をしたことがあると語っており、彼のことが示唆されている。
外見
仲間5人の中では一番背が低く、ショタ寄りの外見をしている。
髪はオレンジ色のショートカットで、大きく膨らんでいるのが特徴。
手持ちポケモン
彼とティエルノは御三家(ポケモン御三家)を使わないライバルである。
※1回目のバトルはティエルノとタッグを組んだダブルバトル。主人公はカルム(またはセレナ)と組む。トロバの手持ちのみ記載。
バトルハウス
アニメにおいて
アニポケ サトシの旅シリーズ
CV:藤井美波
第38話でサナ・ティエルノと時を同じくして初登場。当時のオープニングでも姿を見せている。
プラターヌ博士主催のポケモンサマーキャンプでサトシ達と出会い、シトロンとバトルをする事となる。パートナーは力自慢のヒトカゲ。サトシのピカチュウだけでなくカントーのポケモンにも興味を示しており、初めて会ったポケモンには手持ちのカメラで撮影し、図鑑掲載されたものを全て撮るポケモンフォトグラファーになるのが夢である。
サナやティエルノとは幼なじみで、行き先は違っても時折情報交換しているという。彼女を通じてセレナの事を知っていた。
ポケエンテーリングでは彼らと一緒にゼルネアスを目撃しているが、出現が突然だったこと、かつ見とれていたことで、肝心のカメラで撮ることを忘れてしまう。
なお舌は肥えているのか、コジロウの作った食事に最初に気付き感心していた。
第80話でサナ・ティエルノと共にセレナのトライポカロン・フウジョ大会をポケモンセンターで観戦する様子が描写されたあと、第86話で再登場。
伝説のポケモンの一体であるファイヤーの目撃情報がアルドル山にてあることから、その撮影を試みるためやって来た。なおサンダーとフリーザーを既に撮影済み。ポケモンカメラマンのトオルと盛り上がれそうである。
一見同じに見えるポケモンも外見に僅かな違いがあれば写真に収めるため、一度撮影を始めると止まらない。同様にその説明を長々と話して時間も忘れるくらいに喋りまくる。ムサシからは「オタクボーイ」と言われていた。
その後、サトシ一行の協力もあり、ファイヤーを写真におさめることに成功。この過程で見せたサトシとポケモンとの絆に感動して、サトシ、ピカチュウ、ゲコガシラ、ファイアローの1ショットもコレクションに加えた。
ヒトカゲはリザードに進化していたが、喧嘩っ早いところは変わっていない。バトルができないと不機嫌になりパートナーにも攻撃を仕掛け黒焦げにするが、反抗期というわけではなく、トロバの指示にはちゃんと従っている。
ジム戦でも活躍しているようで、ビオラに勝利し、バグバッジをゲットしていた。
2016年6月、予告編にてカロスリーグの参戦が正式にアナウンスされた。パートナーはまさかのメガリザードンY。リーグの第一試合に於いてアランと対戦し、メガリザードンXに手持ちのポケモン3体を全て倒され敗北。
キーストーンは愛用のデジカメに組み込んでおり、メガストーンもリザードンの尻尾に付けられている。
他の手持ちはゲーム本編と同じくプテラとフラージェス。フラージェスはゲーム版では橙色だったが、アニメでは白色個体である。
ポケットモンスターSPECIAL
『ポケットモンスターSPECIAL』(ポケスペ)のトロバについてはトロバ(ポケスペ)を参照。