概要
『ポケットモンスター X・Y』の舞台であるカロス地方のド真ん中に位置する最大の都市。
ポケモンシリーズ屈指の複雑な巨大都市で、ノースサイド、メディオプラザ、サウスサイドの3つに分けられている。
広いだけでなく、施設も豊富にあるため迷いやすい。接続する道路も5本と歴代最多となる。
やや値段は高めだが目的の施設に直接行けるタクシーが点在しているので、お金に余裕がある人は利用するといいだろう。スタイリッシュなプレイヤーには割引特典もある。
街の中心にある「プリズムタワー」はジムになっており、ジムリーダーのシトロンが待ち構えている。
なお、主人公が初めて訪れた時には各地が停電になっておりサウスサイドの一部しか行けないが、シナリオを進めると幾つかのエリアが開放されて、カロス発電所の事件を解決してジムに挑戦できる頃には他のエリアにも行けるようになる。
クリア後は超高速鉄道・TMVを利用してキナンシティに行けるようになる。
街の中心部のジム周辺は横に移動した場合、視点をそのままにジムを中心として街自体がグルグルと回転するようになっており、真横を押しているだけでひたすら横に移動し続けることができる。
そのため、タマゴの孵化作業には非常に都合がいい。
モデル
街の中心にあるプリズムタワーはエッフェル塔、その周辺の放射状道路と環状道路の街割りはエトワール凱旋門周辺、ミアレ美術館はルーヴル美術館、ミアレステーションはパリ北駅がモデルとなっている。
ミアレステーションから発車するTMVのモデルはフランスで運行している高速鉄道のTGVがモデルだろう。
ジムリーダー
『世界を 明るくする 発明家』
中央のプリズムタワーがジムになっている。
アニメでの登場
『ポケットモンスター XY』の初期及び終盤の舞台で、ミアレ兄妹とも中央にあるプリズムタワーで出会っている。
カロスリーグは原作では山間部で行われていたが、アニメでは此処で開催されている。初期のニュースでは、決勝用のスタジアムは建設途中と報じられていたが、無事に完成したようで数々の激闘が行われた。
終了直後に起こったフレア団の決起で洗脳されたZ2による負の触手による大破壊で壊滅に追い込まれるも、サトシ達の活躍により救われ、徐々に復興の兆しが見え始めた。
LEGENDS Z-A
本作の舞台。人とポケモンが共存する街を目指し、都市再開発構想が進んでいるとのこと。
懐かしい思い出の町の登場はXYファンを歓喜させた。
LEGENDSシリーズの前作が「異なる時代の」シンオウを舞台にしていたので、恐らく異なる時代のミアレシティが登場するのだろうが、それがどんな姿なのかに注目が集まっている。
例えばミアレステーションの場合、XYから見て過去の物語であれば建設工事中の姿、XYの時代から未来の物語とされるのであれば更に改装を重ねてより洗練された姿が見れるのではないかなど。
外部登場
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でもステージの背景に登場する。
詳細は「プリズムタワー」の記事を参照。
余談
Z-A関連については判明次第、順次追加をお願い致します。
- 無賃乗車
ミアレタクシーに所持金が足りない状態で乗ると、戦闘になる。その際のセリフは使ったタクシーによって変化するほか、戦闘突入時のグラフィックが明らかにヤンキー(本編の「バッドガイ」(前作までの「スキンヘッド」に相当)の流用)であることがネタにされやすい(まれに見た目がムッシュやベテラントレーナーのドライバーもおり、そのようなドライバーは他のドライバーよりもレベルが高いポケモンを使用)。手持ちはメグロコ系統1匹であり、勝利すれば料金を踏み倒せるばかりか、逆に金を巻き上げられる。力でねじ伏せればタクシー強盗も許されるとは、ポケモンの世界も恐ろしいものである。
とは言え、微塵も納得いってなさそうな「ありがとうございました」で主人公を見送ってくる運転手に罪悪感や後味の悪さ、自分がヤクザか何かに堕ちたかのような感覚を覚えたプレイヤーも少なくはないだろう。
そんなわけで無賃乗車や強盗を推奨するようなイベントではないのは確かである。タブンネ。
- 裏通りでバトル
この街には「ストリート」や「アベニュー」、「広場」のほかに名前のない裏通りがいくつか存在する。裏通りは迷路のようになっており、いくつか行き止まりがあるが、バッジを4個以上持っていると、その行き止まりにトレーナーが登場し、対戦することができる。
現在確認されているのはカラテおう、ギャルソン、りょうりにん、ウェイトレス、バッドガイ、バッドガール、オーナー、おとなのおねえさん3種類の合計10人。一度に2・3人が同時にマップ上の規定位置に現れ、誰かを倒すと倒されたトレーナーが誰かと入れ替わる形式をとる。
経験値上げやおこづかい稼ぎに使える他、おとなのおねえさん達は倒すと「あかいいと」や「ピーピーエイダー」、高値買取してもらえる「きんのたま」をプレゼントしてくれる。
ちなみに、ここで戦えるオーナーは戦闘前後の会話から893関係者の可能性が高い。
- BGM
『ポケモンXY』の紹介PV及びCMにおいてミアレシティのBGMが使用されていた。
発売後はアニポケの他、スマブラの上記ステージにてこの街のBGMが使用されている。
ゲーム版
アニメ版
- ミアレステーションの時刻表
クリア後に入れるようになるミアレステーションには時刻表が二個置かれているが、そのうちの一つを調べると、「助けを 求む いつもの 場所で 待つ」というメッセージが書かれている。
XYの時点ではストーリーに関わる事は無く、XYZという文字が登場する作品のパロディ、もしくはとある探偵の仕込みではないかと思われていた。
LEGENDSZ-Aの発売が決定されたこの頃、何らかの伏線なのではと囁かれている。
- バグ
概要の案内図イラストより、『サウスサイドストリート』と『ノースサイドストリート』でレポートを書くと、まれにゲームを再開した時に操作不能となるバグがあった。
Ver.1.1以降の更新データをダウンロードすれば修正される(すでに発生した場合でも解消される)他、2013年10月25日以降にて出荷されたパッケージ版では発生しない。