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概要

カロス地方北部にあるかつてのホテルの跡。シリーズ恒例の廃墟系ダンジョンである。

過去に悲しい出来事があったとされ廃れたかつてのホテルの跡。15~16番道路にまたがって残骸が残っており、地下部分がダンジョンとなっている。

地下ダンジョンは倒れた家具などで道が迷路状に入り組んでいる他、ところどころで壁が脆くなっており「いわくだき」で砕いて進むことになる。

このダンジョンは北側と南側に分断されており、北側は15番道路、南側は16番道路から入ることになるが、どちらもゴミ箱やアイテムがあったり、勝負を仕掛けてくるトレーナーがいるが、北側ではローラースケートのトリックを3つ以上習得していないと進めないエリアがあり、そこに技マシンがある。南側は特定のポケモンの進化に必要なアイテムやタイプ強化プレートが拾える。

ここのゴミ箱は揺れていることがあり、揺れているごみ箱を調べるとアイテムが出てきたり、ヤブクロンが飛び出してきたりする。なお、火曜日はヤブクロンに混ざってロトムが飛び出すことがある。しかしなぜゴミ箱にロトム…?

ホテル内に生息する野生ポケモンは15~16番道路にもいるコマタナクレッフィの他、ここだけの種類としてマルマインヒトモシレアコイルが出る。

これまでの廃墟系ダンジョンでは珍しく、怪奇現象は発生せず、不良たちの溜まり場となっている。

悲しい出来事とは?

荒れ果てホテルのある15番道路の別名が「ブラン通り」(フランス語でこげ茶。英語の「ブラウン」に対応)、16番道路の別名が「トリスト通り」(フランス語で「悲しみ」。円卓の騎士トリスタンと同語源)であったり、"火曜日"にロトムが出現するというイベントがある事から、悲しい出来事とは火災であった可能性が考えられる。

尤も、作中ではその事件とやらに全く触れられていないので、本当に「火災」があったかは定かではない。

やはりと言うべきか、アニポケでも扱われた。

そのエピソードでは荒廃の理由が「誰でも自由に使えるバトルスペースがあり、チンピラ(手持ちポケモン:ワルビアル)に支配人(手持ちポケモン:ロトム)が敗れて言いなりになっている」ためだった。

それどころか、なんとサトシ一行と元支配人が出会い、タイムスリップしてロトムをフォルムチェンジさせまくってチンピラを撃退し、その上歴史改変後は元チンピラがホテルマンとして働くというとんでもなくカオスなエピソードであった。

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荒れ果てホテル
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