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アマルルガ

あまるるが

『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの一種。
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基礎データ

ぜんこくずかんNo.699
カロスずかんコーストカロス/No.067
ぶんるいツンドラポケモン
タイプいわ / こおり
たかさ2.7m
おもさ225.0kg
とくせいフリーズスキン/ゆきふらし(隠れ特性)


他言語版の名称

英語 Aurorus
イタリア語Aurorus
スペイン語Aurorus
フランス語Dragmara
ドイツ語 Amagarga
韓国語 아마루르가
中国語 冰雪巨龍


進化

アマルルガの親子


アマルス → アマルルガの間にLv39以上)

概要

アマルスが進化した姿。初登場は同じく『ポケモンXY 』(第6世代)。引き続きアマルガサウルスをモチーフとしているようで、タイプ特性も変わっていない。
進化前のつぶらな瞳はそのままに、竜脚類らしい体格に大きく成長した。鮮やかなヒレも、さらに長く伸びている。
このヒレは普段は黄色だが、攻撃時は赤色、ポケパルレで撫でられると緑色、瀕死になると青色といったように変色し、さながらオーロラのようである。進化条件が夜というのも、このあたりを意識しているのだろう。アマルルガ自身の感情によって変色するようだが、詳細な原理は不明。ちなみに、元ネタ同様内部には骨がある。

アマルス時代より大幅に増加した結晶状の構造からは強力な冷気を発する事ができ、マイナス150度の冷気を操る。これで相手を攻撃するだけではなく、氷の壁を作り相手の攻撃を防ぐという。
ただし、全く冷気を止める事はできないようで、ポケパルレで触れると冷たすぎて凍り付いてしまう

ポケパルレやバトル中に見せるしぐさは大変緩慢なもので、おっとりした気質は変わっていないようだ。
鳴き声は山彦のように多重に伸びる前例の無いタイプ。

デザイナーは有賀ヒトシ氏。第6世代化石ポケモンのデザインはいずれも同氏によるものである。

ぬめるるが
クビナガ


対戦におけるアマルルガ

どちらかといえば低速の、どちらかといえば特殊寄りな、どちらかといえばアタッカー気質のポケモンと捉えられている。
やたらと歯切れの悪い紹介になっているのは、このポケモンが以下のようなステータスをしているためである。

HP攻撃防御特攻特防素早さ
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多くのポケモンに先手を取られるが「トリパ」に組み込むには早い素早さ、桁違いに高いHPにそうでもない防御・特防、ゾロ目で縁起が良いだけの攻撃・特攻という大変微妙な能力値
そこにいわこおりタイプというピーキーな組み合わせと、かゆい所に手が届かない技レパートリーが組み合わさった結果、なんとも言えない存在のポケモンとなってしまっているのである。

まずタイプと素早さであるが、アマルルガは多くのメジャーポケモンに抜群を取れる可能性を秘めている一方で、2倍弱点4タイプ・4倍弱点2タイプと大変打たれ弱くもある。そのため極力先手必勝を心掛けたいのだが、この素早さでは容易に許してはもらえない。
そうしたポケモンの常道として「トリックルーム」の活用が考えられるものの、既にこれよりも遅いポケモンはいくらでも存在している。特にこおり技が抜群となるじめんタイプのポケモンは素早さが二極化する傾向にあり、逆にじめん技はいわタイプに抜群となってもいるため、不用意に使うと自分から攻撃の機会を逸してしまう羽目に陥りやすいのである。

素の耐久自体もさほど高いわけではなく、特に物理面は等倍相手ですら不安が残る。まして抜群技などメガガルーラの不一致「グロウパンチ」が致命傷になりかねないレベルである。先制技に物理の抜群技が多い事も気がかりで、ハッサムなどどうあがいても絶望な相手も少なくない。
頑張って居座ったところで有用な変化技も「でんじは」程度しか持たないので、素直に落としに行くのが一番なのだが、火力も特殊技がギリギリ最低水準に届くかどうかという数値なため、特化させても尚撃ち漏らす可能性は高い。
一応特性「フリーズスキン」の効果で一部の技に火力増強がかけられるものの、他のスキン系特性のポケモンとは異なり、等倍以下の相手はまず一撃で落とせないと思っておいた方が良い。


攻撃技にも癖がある。当初は「フリーズスキン」の適用技が物理技と団体戦用の「りんしょう」、「しぜんのちから」で出る「トライアタック」ぐらいしか無く、はかいこうせん」でロマンを感じるためのポケモンとさえ半ば本気で囁かれていた。
他方でみずタイプにも抜群で通る新技「フリーズドライ」を習得するが、これは適用外。技自体の威力も低めで、一層火力が下がってしまうリスクを負った代物であった。
この「フリーズドライ」、ラプラスは遺伝のみで習得し、アマルルガがその経路となっている事から親にするためだけに育成したなどと言うトレーナーもちらほら・・・
また、中途半端な素早さと相性の良い「こおりのつぶて」は何故か覚えず、体温設定を忠実に守っているのか「ぜったいれいど(=マイナス273.15度)」も使えないと、一般のこおり技も充実しているとは言い難かった。

いわ技の方は更に悲惨である。この外観と能力値を持ちながら「パワージェム」は放てず、唯一の特殊技である「げんしのちから」では特化されるとファイアローすら確定で落とせなくなる程度の火力しか出せなかった。
物理技は一通り揃っているものの、元の数値が低い事から現実的な選択肢とは考えにくかった。

サブウェポンとしては、オーロラや竜脚類の俗称である雷竜を意識したのか、でんき技が多く目に付く。これらのタイプとしては珍しいものであるが、攻撃範囲的に「フリーズドライ」でだいたい事足りてしまうため、使い所がさかさバトルぐらいしか無いのが実情である。
そのさかさバトルでは、多数の弱点が全て耐性に変わる事から普段よりは動きやすくなるものの、トップメタであるノーマルタイプに弱くなる点が大変に痛い。早い話が、やっぱりメガガルーラに牽制技の「ねこだまし」だけでゴッソリ削られるわけである。

その他希少な技としては反射技の「ミラーコート」が挙げられる。2倍の特殊弱点ならば調整次第で耐えられる技も多いため、これを利用して肉を切らせて骨を断つという戦法もできなくはない。
とは言え、同じくピーキーな複合で知られるユキノオーが強い相手には滅法強く、第6世代に入ってメガシンカまで手にしている事に比べると、戦力としてかなり不安定なポケモンである事には変わりが無かった。

その後のアマルルガ

ORAS』では新たに教え技で「ハイパーボイス」を習得できるようになり、安定して「フリーズスキン」による高火力を発揮できるようになった。
同時にこのタイプと相性の良いサブウェポン「だいちのちから」と汎用性のある変化技「ステルスロック」も手に入れている。
他方で新手の「フリーズスキン」持ちとしてメガオニゴーリが出現した。先方はアイテムが固定されるという欠点を持つものの、素の火力では物理・特殊共に上回っており、物理型や「はかいこうせん」型などは完全にネタの域となっている。

世代末期になるとインターネット大会「燃えよ!ドラゴンタイプ!」の参加者に、隠れ特性(夢特性)「ゆきふらし」を持つアマルスが配信された。ドラゴンの大会なのに参加賞がドラゴン対策のポケモンとはこれ如何に・・・
という事はともかく、進化後もそれを引き継いだ事からそれまでユキノオー系統専用の特性だった「ゆきふらし」が一般に解禁された瞬間となった事は特筆される。
ただし、火力・PP共に 必中ふぶき<スキンハイパーボイス であり、音技ならではの効果も失う事になるため、アマルルガの使い勝手としては一長一短に留まっている。


ともあれ一定の地位を築くかに思われたアマルルガであったが、研究が進むより先に対戦環境は『サン・ムーン』(第7世代)に移行してしまう。
そこでは新規にアローラキュウコン系統、既存ポケモンの仕様変更でバイバニラの「ゆきふらし」持ちが一気に出現し、アマルルガの希少性は途端に薄れてしまった。
特にアローラキュウコンは、激戦区から頭一つ抜けた高速に相性の良い新たな変化技「オーロラベール」を備えた事などから攻撃・補助共に大変使い勝手の良いポケモンと評価され、ユキノオーすら脅かすほどの絶大な人気を集めた。
一方のアマルルガはそもそも『サン・ムーン』内に一切出現しなかったばかりか、どういうわけか「オーロラベール」の習得対象からも外され、注目を取り戻す事はできなかった。
同作では「パワージェム」の習得条件が緩和され、過去のポケモンの中にも追装されるポケモンが出てきたものの、こちらもアマルルガは対象外でありまるで成長していないと言っても過言ではない状況である。


余談だが、いわ・こおりというタイプはダメージ天候である「あられ」と「すなあらし」を両方受けない組み合わせとなっており、他にマンムー系統くらいにしか見られない珍しい個性である。
先方とは攻撃のメインが特殊か物理かの違いに加え、「すなあらし」で特防補正がかかるという長所があるため、「フリーズスキン」型を「砂パ」に組み込んでみるのも一興かもしれない。もっともバンギラスとの相性補完は最悪なので編成には十分注意が必要だが。
また、「ゆきふらし」型としてはユキノオー・キュウコンがどく弱点であるところ、こちらは半減であり「だいちのちから」での反撃も可能という点が長所となる。上手く他のポケモンの隙間を見付けて活躍場所を確保してゆきたい。

主な使用トレーナー


関連タグ

ポケモン ポケモンXY 化石ポケモン
いわタイプ こおりタイプ
アマルス
チゴラス ガチゴラス:対になる進化系統

アマルガサウルス ツンドラ

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