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基礎データ

全国図鑑No.0881
ガラル図鑑No.375
ローマ字表記Patchilldon
ぶんるいかせきポケモン
タイプでんき / こおり
たかさ2.3m
おもさ150.0kg
せいべつ不明
とくせいちくでん/せいでんき/ゆきかき(隠れ特性)
タマゴグループタマゴみはっけん

各言語版での名称

言語名称由来
日本語パッチルドンパチパチ+chill(英語で冷たさ)+ドラゴン
英語・スペイン語・イタリア語Arctozoltarctic(北極の)+volt(ボルト)+jolt(激しい動き、動揺)
ドイツ語Lecryodonelektrisch(電気の)+Kryo-(ギリシア語で寒さや凍てつきを表す接頭語)+-don(英語で恐竜名に用いられる接尾語)
フランス語Galvaglagalvanique(ガルヴァーニ電気の)+glagla(ブルブル)
韓国語파치르돈日本語名の音写
中国語(簡体字)雷鸟海兽雷(léi、雷)+鸟(niǎo、鳥)+海兽(hǎishòu、海獣)
中国語(繁体字)雷鳥海獸雷(léi、雷)+鳥(niǎo、鳥)+海獸(hǎishòu、海獣)
ヒンディー語चिलोस्पार्कchill(英語で冷たさ)+spark(英語で火花)
タイ語พัจจิรุดอน日本語名の音写

概要

ポケモン剣盾』で初登場(主にソード)したポケモン。「カセキのトリ」と「カセキのクビナガ」を組み合わせて復元する。

羽毛恐竜のような上半身と首長竜のような下半身を持つポケモン。

パッチラゴンが前傾姿勢で現在の獣脚類のイメージに近いのに対してゴジラ立ちの怪獣のような姿勢をとる。

フロストロトム以来のでんきこおりの複合である。

上半身は寒さで震えており、見方によっては苦しんでいるようにも見える。氷漬けの上半身が震えることで電気が作られるが、ヒレ状の両脚のためか寒さのためか歩くのは非常に苦手

泳ぎの方はどうだったのかは不明であるが、少なくとも上半身は泳ぎに適した体のつくりをしているようには到底見えないため、こちらも不得手だった可能性が高い。どうやって行動していたんだろう…。

一応、キャンプやポケジョブの際には普通に歩いている様子を確認できるが……?

こおりタイプながらガクガク震えているのはオニゴーリという前例がある。

図鑑説明によれば、古代の海辺で餌を氷漬けにして保存していたが、動きが鈍いために絶滅したとされている。進化の結果動きが遅くなって絶滅したとされるオムスターの例もあるにはあるが、下半身の本来の持ち主は水棲生物では…。

こんな小さい上半身なのに、身体の高さが2.3mと、カセキメラの中ではウオノラゴンと並びデカい。

性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
9010090908055505

鈍足の両刀アタッカー。

フロストロトムと比べると耐久では優る代わり、速さ及びじめんを透かせない点では劣る。

パッチラゴン同様「でんげきくちばし」を覚えるが、素早さの関係上使いづらく、パッチラゴン、ウオノラゴンのように先制使用を狙うことは難しい。

その2体よりはだいぶ癖のあるポケモンと言えるだろう。

しかし、攻撃面でのでんき・こおりの範囲の広さに加え、フリーズドライでじめん複合等のでんきが効きづらいみずタイプにも抜群を取れるため、攻撃性能はなかなかに高い。

またほのお、じめん、かくとう、という弱点こそメジャーなものの、耐久値は高く4倍弱点もないので、そう簡単に落ちることもない。

攻撃技のラインナップも物理・特殊ともに候補が多いので、鈍足をどう補うかも含めてしっかりと戦術を練ることが重要となるだろう。隕石絶滅した恐竜がモチーフ故かメテオビームを覚えるので、パワフルハーブを持たせ、特攻を上げつつ攻撃しても良いかもしれない。

タイプ的に何もかもかなぐり捨ててただ相手に攻撃する事に特化したポケモンと言える。

特性は、せいでんきは元々消極的な上にダイマックス技には無意味と微妙なので、隠れ特性ゆきかき解禁前は基本的にちくでん一択となる。

でんきは元々半減だが、ボルトチェンジを無効化できたり、高めの耐久を温存しつつでんき技に繰り出せたりと、メリットは決して小さくない。

未解禁の頃から素早さを2倍にし先制でんげきくちばしで相手を次々と倒していく戦法が非常に強力と考えられていた。

後に冠の雪原でゆきかきが解禁。同時に解禁されたランドロスボーマンダテッカグヤカプ・レヒレといった相手に強く出られる点から注目が集まり、現在は使用率60位代と中々の使用率を誇る。

対戦では鈍足なのででんげきくちばしが活かしづらく、評価は低かったが、でんきとこおりの一貫性の高さの高さやトリックルーム適性が高く評価されており、使用率を着々と伸ばしており、逆にパッチラゴンが使用率が低下しているのとは対照的である。

使用トレーナー

アニメ版

アニメ版

ゴウのパッチルドン

  • 「パーッドン……」
    • 新無印第50話で登場。ガラルの化石の調査に来たサトシ達一行が発掘した化石からウオノラゴンと共に復元された。最初はパッチラゴンになる予定だったが、いい加減な管理による取り違えが原因でパッチルドンとして復元されたという経緯がある。
    • かん高い鳴き声を上げるゲームとは異なり、低くてややドスの利いた声で鳴く。また復元早々はしゃぎだしたウオノラゴンの技が当たったことに腹を立て、周囲へ無差別にこなゆきを撒き散らす等、大人しいイメージに反し気性の荒さが見られる面もある。
    • ゲーム同様に活発に動き回るのは苦手なようだが、震えてじゅうでんを行った後一気に相手へ飛びかかるなど、脚力自体はそこそこある様子。加えてストーンエッジを真正面から食らっても耐え凌ぐタフさも併せ持つ。
    • ゴウは沈静化のため直前にゲットしたガントルで迎え撃ったが、戻ってきたウオノラゴンが突っ込んできたことで戦闘は強制終了。落ち着いてゴウ達とも和解し、世話係として譲渡される形でゲットされた。
    • 第67話ではピカチュウ・フランソワーズ(コイル)・ワンパチライチュウチョンチー(桶に入れられた)と共に電気を盗んだ容疑者候補となっていた。
    • 第86話ではジュゴン・レジーナのミーチェ(グレイシア)・サトシのウオノラゴンと共に氷の遊園地を作っている。

関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモン剣盾

ポケモン一覧 でんきタイプ こおりタイプ

でんげきくちばし

0880.パッチラゴン0881.パッチルドン→0882.ウオノラゴン

同複合タイプ

フロストロトム

ポケモン関連

  • クマシュン:鼻水を垂らしているこおりタイプ繋がり。ただし此方は風邪をひいている訳ではない。

その他

  • 幻竜神:氷と雷というコンセプトと半身で属性が異なる点が共通している。
  • ヒサメ:氷と雷の複合属性のキャラ。ただしモチーフ的にはこっちのほうが近い。

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