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トリデプス

とりでぷす

トリデプスとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0411
シンオウ図鑑No.039
アローラ図鑑No.238
ヒスイ図鑑No.211
ブルーベリー図鑑No.110
ローマ字表記Torideps
ぶんるいシールドポケモン
タイプいわ / はがね
たかさ1.3m
おもさ149.5kg
せいべつ87.5%♂・12.5%♀
特性がんじょう/ぼうおん(隠れ特性)
おとしものタテトプスのツメ
タマゴグループかいじゅう

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語トリデプス砦+トリケラトプス
英語・スペイン語・フランス語・イタリア語Bastiodonbastion(砦)+don(恐竜名に用いられる接尾辞)
ドイツ語BollterusBollwerk(砦)+Schilterus(タテトプス)
韓国語바리톱스barrier(英語で障壁)+barricade(英語でバリケード)+트리케라톱스(トリケラトプス)
中国語(簡体字)护城龙护(守る)+城+龙(龍、恐竜名に用いられる接尾辞)
中国語(繁体字)護城龍護(守る)+城+龍(龍、恐竜名に用いられる接尾辞)

進化編集

No.410,411タテトプス トリデプス

初期最終
タテトプストリデプス(Lv.30)

概要編集

第4世代『ダイヤモンド・パール』から登場したタテトプスの進化系。厳ついデザインが素敵なタテトプスの進化形。頑丈な頭部は更に大きく発達し、まるで城壁のようになった。鳴き声の最後に、攻撃を弾く盾をイメージした何とも言えない響きの金属音が入っている。

顔には窓のような模様があり、実際に『ポケモンバトルレボリューション』のキャッスルコロシアムにはトリデプスをモデルにした建物がある他、『BDSP』の地下大洞窟にはトリデプスのような形をした岩がある。


進化前同様、草や木の実を主食とするおとなしい草食恐竜で、鋼鉄以上に硬く、正面からの攻撃はすべて跳ね返すという鉄壁の顔面を持つ。

外敵に襲われた時は横一列に並び、どんなポケモンでも突破できないという、まさに砦というべき防壁を作り出し群れの子供たちを守っていたという。

しかし相変わらず背後からの攻撃に弱いのはご愛嬌。


あまりにも顔の骨がでかくて硬いので、復元が成功するまで背骨と勘違いされていた。

対の関係となるラムパルドとは生息地も近かったようで、2匹が争い共倒れになった化石が見つかった事もある模様。


名前の由来は「砦+トリケラトプス」。

なお、デザイン的には沢山のトゲが付いた四角い大きなフリルを持つペンタケラトプスに近く、特別企画展「ポケモン化石博物館」においてもペンタケラトプスはトリデプスに似ていると解説されている。

一般的な角竜とは異なり、ツノは前ではなく、鼻から眉毛のように水平に突き出ており、鼻の角もなだらかな形状である。これは『盾』をコンセプトしている以上、前に突き出てしまうと攻撃性が増したデザインになってしまうからだと思われる。


ちなみに分類がシールドポケモンなのに『ポケットモンスター ソード・シールド』にはラムパルド共々登場しない

もっとも、似たような事例は以前にもあったが。


ヒスイ図鑑ではラムパルドが真珠の頭、トリデプスは金剛の顔に例えており、第四世代における出現バージョンと逆になっている。


ゲームにおける特徴編集

DPtBDSP編集

  • タテトプスから進化させる必要があるが、基本的に『パール』『シャイニングパール』『プラチナ(ID偶数)』のみ「たてのカセキ」入手となる。

トウガントリデプス


HGSS / BWBW2 / XY / ORAS / SMUSUM編集


ソード・シールド編集

  • 未登場。

LEGENDSアルセウス編集


スカーレット・バイオレット編集



性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
60521684713830495

  • 砦と名に冠する通り、防御と特防の高さは随一。しかしHPと素早さは低めであり、いわ/はがねというタイプから、メジャーなじめんかくとうタイプに対し4倍弱点なのがネック。そのため数値ほどの耐久力は実感しにくい。

  • 攻撃面の種族値もかなり低水準で、攻撃特攻共にでんきだま」を持たないピカチュウレベルだが、特性「がんじょう」を利用した「メタルバースト」や一撃必殺の「じわれ」など意外と搦め手に長けており、バリエーションに富んだ属性攻撃が主軸となる。

  • 隠れ特性は「ぼうおん。「うたう」や「ほろびのうた」、そして第6世代で使い手が増えた「ハイパーボイス」を無効化できる点は嬉しいが、どのスキンの「ハイパーボイス」も素の耐性で半減以下にできてしまうため、「メタルバースト」との相性がいい「がんじょう」の方が使い勝手が良いかもしれない。一応、音技使いで自身の弱点を突いてくるアシレーヌに対して強くなれるという利点はある。

  • 同タイプと比べると攻撃性能では大きく劣るが、上述の通り器用さでは優っているのが特徴。たとえばボスゴドラには「もろはのずつき」を無反動で撃てるという一芸があるが、トリデプスはボスゴドラが覚えない「じわれ」で貧弱な攻撃面をカバー可能。ダイノーズには特殊耐久で劣るものの、「がんじょう」+「メタルバースト」のコンボに関しては素早さの低いトリデプスの方が使いやすい。このように、意外と差別化には困らない性能に仕上がっている。

  • ただし、器用さというのは攻撃範囲という意味でも例外ではなく、なんと対のラムパルドに対抗するかのように「だいもんじ」、「かみなり」、「ふぶき」を覚えてしまう。このため、自力で覚える「きんぞくおん」や一致特殊「ラスターカノン」などを加えた特殊型やたつじんのおびを持たせて特殊技3つ+「じわれ」という構成でも割と戦えてしまう。「がんじょう」で一撃で倒されにくいので4倍弱点持ちは意外と返り討ちにできる。

  • 第9世代では相手の攻撃力を利用してダメージを与える「イカサマ」と自分の防御力を利用してダメージを与える「ボディプレス」を習得し、決定力が大幅に上昇。さらにバインド技の「すなじごく」、比較的高確率でやけど状態を狙える「ねっさのだいち」、更なる物理耐久力を得られる「リフレクター」、特殊型の切り札となり得るタイプ一致の大技「メテオビーム」なども覚えられるようになり、トリデプスの取れるあらゆる戦法に対して強化が入ったと言える。テラスタルで4倍弱点にも容易にフォローが入れられるのも追い風。

  • テラスタイプは「ボディプレス」による遂行力を上げられるかくとう、4倍弱点を補完できるひこう、弱点僅少のみずが目ぼしいところ。

使用トレーナー編集

ゲーム版


アニメ版

  • トウガン(DP)

漫画版


番外作品編集

ポケモンGO編集

  • 2019年2月1日のアップデート以降登場。対となるラムパルド系統と同様、出現率は低めで、タマゴも10kmのものからしか手に入らない等かなりのレアポケモン。ピックアップがある時に狙いたい。

  • 原作同様、耐久寄りのステータスになっており、生半可な攻撃ではびくともしない頑強さを誇る。

  • 攻撃力が低いおかげで強化しても最大CPは1500前後にしかならない。そのため、ジム・レイド戦よりかはトレーナーバトルの「スーパーリーグ」での活躍が主体となるだろう。実際、マリルリチルタリス程ではないが同ランクでは比較的よく見かける存在であり、多くのプレイヤーから愛用されている模様。

  • ただし、じめんとかくとうというメジャーなタイプにめっぽう弱い点はここでも一切変わっておらず、これらのタイプの技で攻められるとあっさり倒されてしまう。特に同ランクで同じくアタッカーとして重宝されているナマズンニョロボンは弱点を突いてくる技を数多く持っており、天敵に近しい存在なので要注意。

ポケパークWii編集

  • ケイブゾーンのアトラクションマスターで登場。ミニゲーム『トリデプスのパネルクラッシュ』は友達を50匹集めるとプレイする事ができ、ボールを発射してパネルを破壊していき、十字ボタンの左右で移動させえ跳ね返すときに2ボタンを押すとパワーショット。パネルを破壊すると数字が大きくなり得点が高くなり、トリデプスとダグトリオが邪魔するものの、その点はパワーショット中なら問題ない。

アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

  • トウガンのトリデプス
    • DP107・108話で登場したトウガンが化石から復元して育てたポケモン。見た目通り頑丈でさらに「てっぺき」で守りを固めて相手の攻撃を全て受け止める。
    • ヒョウタとのバトルでは「てっぺき」で守りを固めてヒョウタのラムパルドの攻め疲れを誘い次第に優位になったが、バトルはロケット団がジムの化石を盗みだした事で中断しロケット団相手に戦った。
    • サトシとのジム戦では鉄壁な防御と強力な「ラスターカノン」でヒコザルを倒し、続くグライオンも追い詰めるが、フェイントを使ったサトシの作戦でグライオンの「すなかけ」で視界を遮られ「ほのおのキバ」を受けて倒される。


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

  • ダイヤモンドのぷー
    • 性別:♂️・特性:がんじょう
    • 性格:しんちょう・個性:ちょっぴりごうじょう
    • 元はジムリーダー・トウガンのポケモンであったタテトプスだが、トウガンには懐かずダイヤにはすぐ懐いた為にトウガンから託される形で手持ちに加わった。やはりというか、ダイヤに似て食いしん坊となっている。
    • 顔面を堅い物に擦り付ける事で高い防御力を更に上げる事ができ、こうてつ島で手に入れた「メタルコート」を所持している為はがねタイプの技が強くなっている。
    • ギンガトバリビルにおける上級SHITAPPAとの戦闘でトリデプスに進化し、ポケモン5匹分の攻撃も防ぎきれる程の防御力を手に入れ、「メタルバースト」「アイアンヘッド」で撃退している。
〈ダイヤモンドの手持ち〉
べー (ゴンベ♂️)
るー (ナエトルハヤシガメドダイトス♂️)
ぷー (タテトプス→トリデプス♂️)
りー (ベロリンガベロベルト♂️)
むー (マンムー♂️)
ぎー (レジギガス)

『怪盗!ポケモン7』編集

  • 第2話で編集者・マコのポケモンで登場し、怪盗ポケモン7の正体を暴く為に出入口を塞ぐ。

関連イラスト編集

Bastiodon and his Bonus Headsトリデプス

ポケモン(トウガン/トリデプス)トリデプス


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン DPt BDSP

ポケモン一覧 いわタイプ はがねタイプ


0410.タテトプス0411.トリデプス→0412.ミノムッチ


化石ポケモン一覧編集


同複合タイプ編集

※ボスゴドラも角竜系の見た目である。


関連ポケモン等編集


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