データ
初出 | 第3世代 |
---|---|
タイプ | ノーマル |
威力 | 90 |
命中 | 100 |
PP | 10 |
分類 | 特殊 |
範囲 | 相手全体 |
直接攻撃 | × |
概要
第3世代から存在する、大声を上げることで生じた煩く響く大きな振動で相手を攻撃する技。
所謂音技に分類される技の1つであり、XYからは仕様変更に伴い、「みがわり」を貫通するようになった。
バクオングやペラップといった音に関係したポケモンを中心に習得するが、自力習得者はさほど多くない。
「エメラルド」でルネシティに降臨したレックウザがカイオーガとグラードンに向けて咆哮を上げ、静めたためか、HGSSでレックウザのレベルアップ技に追加された。
威力は90と、他のタイプの主力技と同等の威力を誇る。加えて特殊技の中では高い威力。
加えて全体攻撃であり、ダブルバトル等では相手複数を攻撃できる点も魅力。
ポケモンBW2で教え技にもなったが、当時は弱点を突けないノーマル技なので使い勝手は微妙とされていた。
しかし、XYで「ノーマルタイプの技をフェアリー技として使え、且つ威力が1.3倍となる」という新特性「フェアリースキン」が登場。
そしてこの特性を有するメガサーナイトやニンフィアが使うことで、タイプ一致・威力117・「みがわり」貫通・範囲攻撃というフェアリー弱点真っ青の殺戮兵器へと変貌を遂げる。
ただし、当時は第5世代経由でなければ教え技として習得できないという欠点があり、BW2を持っていたプレイヤーがこぞって前作からこれを習得したイーブイやラルトスを送って来る事態となった。コストが比較的安めであったのが救い。
ORASでは教え技として復活した。
この技が特性「フリーズスキン」適用範囲内のアマルルガも使用可能になっている。
また、スキン特性持ちでこの技が習得可能なメガシンカであるメガチルタリス・メガボーマンダが追加されている。
ただし、XYで余りにも暴れ過ぎた影響か習得コストは結構高くなった。
スキン特性を活かさない場合は特殊型ノーマルであるカエンジシやメロエッタ(ボイスフォルム)に採用される事が多い。
また第6世代からは前述通り「みがわり」を貫通出来るようになったため、「みがわり」対策で搭載する場合も少なくない。
第8世代ではわざレコードで覚えさせることが可能となったため、技レコードを確保することさえ出来れば習得は容易になった。加えて、環境下に600族ドラゴンポケモンが多いため、これまで以上に重要性が増している。
だが、余りにも強過ぎたのか第7世代でスキン特性が1.2倍へ下がり、上記の威力も108に下がってしまったが、それでも依然として強力であることに変わりはない。
なお、音技なので特性「ぼうおん」には効果がない。うっかり使用しないよう注意。
また、「じごくづき」を喰らうと使用を封じられてしまうこととなるので、こちらにも要注意。特に格闘はゴースト・エスパー対策でこの技を習得している者も少なくないため、タイプ相性で有利なニンフィアであっても警戒が必要。
関連タグ
他声を使う技
エコーボイス おしゃべり チャームボイス バークアウト おたけび ないしょばなし なきごえ りんしょう