データ
概要
第6世代から存在する特性。
ノーマルタイプ技がフェアリータイプ技に変わり、さらに威力が1.2(第6世代では1.3)倍になる。
通常の特性所有者はおらず、隠れ特性でニンフィア、メガシンカ枠でメガサーナイト・メガチルタリスが所有しており、いずれもフェアリータイプを所有している。
とにかくノーマルタイプの攻撃技であれば何でも適用され、「はかいこうせん」だろうが「ギガインパクト」だろうがフェアリータイプ扱いになる。
なお、この威力補正(1.2倍)とタイプ一致補正(1.5倍)は重複するうえに、この特性の所有者はフェアリータイプを必ず含んでいる為、ノーマルタイプの技は実質威力1.8倍のフェアリータイプの技と化す。
所有者である3種は「ハイパーボイス」(実質威力162)や「はかいこうせん」(実質威力270)を習得できる。
この威力にして弱点を突ける上に無効となるタイプがない為、その使い勝手は筆舌に尽くし難い。
第9世代でニンフィアが金策要員として重宝されたのもこれに依るところが大きい。
「フェアリースキンと言えば『ハイパーボイス』」と言うイメージが強いが、勿論物理技も対象である。
物理型の選択肢自体も十分あるメガチルタリスはともかく、攻撃種族値85のメガサーナイトや攻撃種族値65のニンフィアでも、特化すれば相応の火力が出たりする。
攻撃特化ニンフィアの「すてみタックル」が攻撃特化マリルリ(ちからもち)の「じゃれつく」をやや下回る程度のダメージを叩き出す。
先制技の「でんこうせっか」もフェアリータイプの技として出せるため、ゴーストタイプで無効化されることも無い。
なお、この特性を持つポケモンは全て「ムーンフォース」を自力で習得できる。
しかし、威力はやはり「ハイパーボイス」が上回ってしまう為なかなか採用されない。
但し「ハイパーボイス」は全体攻撃である為、ダブルバトル以上ではワイドガード対策や単体火力を見込んで両立させる事もある。
流石に強過ぎたせいか、第7世代から補正倍率が1.2倍に下がった。
とはいえ、それでも十分強力な特性であることに変わりはなく、現在でもニンフィアの専用特性として大活躍している。
ちなみにダイマックスした時はダイアタックをダイフェアリーに変えることはできるが、威力が1.2倍にはならない。まぁ流石に威力270をデメリット無しで3ターンも使われたらゲームにならないので…
関連タグ
他スキン特性