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ゴーストタイプ

ごーすとたいぷ

ゴーストタイプ(Ghost Type)とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するタイプの一種である。
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概要

ポケモンは種族ごとに、1,2種類のタイプが、技には1種類のタイプが必ず付加されている。
そのタイプの相性でバトルの有利不利が決定される要素の一つ。

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ゴーストタイプは『ポケットモンスター』(第1世代)から登場したタイプ。
ゴーストタイプのカテゴリーに分類されるポケモンの特徴としては、主に幽霊をモデルにしたものが入れられている。

あくタイプのポケモンと同じ「」のイメージを持つタイプ。それゆえか第2世代以降は「闇」のイメージから「悪」が差し引かれ、ヒトモシフワンテなど一般的なゴーストのイメージとは異なる可愛いらしいポケモンが比較的多い。そして、可愛い見た目のポケモンほど図鑑の説明は怖い。
また、モデルになったものは後述の表にまとめてあるが、「人知を超えた不可思議かつ霊的なもの」という点で実はモチーフ面でフェアリータイプと被る部分がなくはない。
向こうには闇のイメージがないので区別はついているが、両方に跨るポケモンもいたりする。

属性的には一律に実体のない(ノーマル、かくとう無効)扱いだが、実体のあるものに霊が宿ったポケモンもゴーストタイプ扱いを受けることから、実体があるポケモンも少なくない。
中には明らかにロボットだろうお前……というやつもいる。ノーマルやかくとうは勿論通らない。

ただし、技のイメージは現在もあくタイプと被り気味で、「」のうちゴースト側には「影」「恨み」「死」が属している。ゲームにおける攻撃面の相性もノーマルに通るかかくとう・フェアリーに通るかの違いしかない。

かつてはフェアリータイプよりは数が多かったが、今ではこおりタイプにつぎ2番目に少ないタイプとなっている。技の種類も他のタイプと比べて少ない。

ゲームにおける性能で見た場合、まず攻撃面では汎用的な技の威力が低く、シャドーボール(威力80/特殊)が最大という状態。
物理技ではゴーストダイブ(威力90)もあるが、溜め技なのでやはり瞬間火力は高くない。その下は威力70の「シャドークロー」になる。
この技より上を求めるとなると状態異常をかけないと威力が倍にならないたたりめだったり、どれもこれも専用技だったりと、でんきタイプばりの嫌がらせをくらっている。
第6世代以降はタイプ的にはかなり通りが良い属性なのだが、その分技の威力が控えめなことでバランスが取られている。もっとも、技の威力がそこまで高くないからこそ極端な攻撃能力の持ち主がちらほら居たりするのだが……
また、一般的なゴースト(幽霊)のイメージ故にHPや耐久面が全体的に低いポケモンが多く、特に対戦で良く使われるゴーストポケモンは強力な代わりに、弱点を突かれると案外あっさりと沈むことも少なくない。

その分サポートに優れ、おにびほろびのうたみちづれのろいなど強力な補助技が使えるポケモンが多い。
また、無効タイプが2つもあり、「がむしゃら」「いのちがけ」「ねこだまし」などの厄介な技を無効化でき、かつ弱点タイプの技の威力が低いことから、能力の割に守りが硬い。
先制攻撃で一発撃沈……という事態が起きにくいため、前述した補助技を用いたトリッキーな戦法が成り立ちやすい。

従って、全体的には力技でどうこうというよりは、補助技などを駆使して相手をじわじわと攻める戦い方が向いている。
とてつもなく丈夫なヨノワールや対策を取らないと完全に詰んでしまうヌケニンなどが代表的だろう。
とはいえ伝説ポケモンのギラティナや、ゲンガーシャンデラなどの超強力アタッカーもおり、対戦でのイメージはむしろこちらの方が強い。
しかしこれらのポケモン達も攻撃一辺倒どころか攻撃から補助まで様々な戦法をそつなくこなしてしまうのだから恐ろしい。
そして、攻撃面でも補助面でも一級品の強さを誇り、現在進行形で対戦界にその名を轟かせているのがミミッキュである。

ちなみに霊体ゆえか、ポケパルレ/ポケリフレで撫でるとスカスカで触れない部分がどこかしらにあることが多い。

各世代ごとの特徴

第1世代

当初の設定では、エスパータイプに"こうかはばつぐん"になるはずだったが、手違いからエスパータイプに対して無効にされてしまった
しかも第1世代唯一のゴーストタイプ系列であるゴース系統はどくタイプも持っていたので防御面でもエスパータイプが弱点と、本来のタイプ相性とは真逆の状態になっていた。
その上ゴーストタイプの攻撃技は威力20のしたでなめると威力固定のナイトヘッドのみで、あまり使えなかった。
もっとも、「だいばくはつ」「はかいこうせん」といったハイリスクハイリターンなノーマルわざへの抑止力として優秀であり、またゲンガーが非常に強力なポケモンであったので、不遇とは言えない。

第2世代

多くのタイプで新種のポケモンが発表されたが、ゴーストタイプで追加されたポケモンはムウマ一体だけだった。この時点で新参のはがねタイプとあくタイプに数を抜かれる事となった。
ムウマは能力がそれほど高くないものの、「くろいまなざし」+「ほろびのうた」のコンボが強力。またゲンガーと異なりじめん弱点でないことからカビゴンを封殺することもできた。

また、ゴースト→エスパーの技の相性がこうかばつぐんに修正され、念願の高威力技「シャドーボール」が登場。
しかし当時、ゴーストタイプの技は全て物理技だった。ゲンガーもムウマも「こうげき」が低い為、この技がタイプ一致で使われることはなかった。
おまけに追加効果も物理技なのに2割で「とくぼう」が下がるという非常にちぐはぐなものだった。
しかし変化技でみちづれが登場。ゲンガーとムウマどちらも覚えられ、不利な相手でも強引に1匹倒せるようになった。

第3世代

それまでと比較して多くのゴーストタイプが追加され、また同時に強化もなされた。

発売前から公開されていたヨマワルは、進化することでサマヨールになり、今までのゴーストタイプには無い耐久型のステータスとなった。
同時期に追加された「おにび」や前作の「のろい」を上手く使うことができ、また技の器用さに注目された。
サマヨールと対になるジュペッタは、「こうげき」種族値が当時最高値となり、「シャドーボール」を駆使して戦う攻撃役として登場。ゴーストタイプでは珍しい物理特化のポケモンとなった。
また驚異の特性「ふしぎなまもり」をもつヌケニンも登場。ヌケニン対策をしなければ完全に止まってしまう。
しかし当時は相性のいいアイテムも無く、ダブルバトルの設定も不安定であり猛威を振るうことは少なかった。
念願の弱点タイプを持たないポケモン、ヤミラミも登場。しかし能力の低さゆえこちらも使われることは少なかった。

既存であるゲンガーとムウマには特性「ふゆう」が与えられ、特にゲンガーはそれまで抜群だったじめん技を無効にするという破格の強化を受けた。
これによって無効タイプが3つとなったゲンガーの採用率がシングルで上昇したが、技は相変わらずだった為火力面ではさほど強化されていない。

対戦では、新ルールダブルバトルの登場により、強力無比な「だいばくはつ」を無効化するゴーストタイプに一定の需要が生まれた。
またゲンガーも「だいばくはつ」を覚える為、物理主体ゲンガーなるものも登場し、後期にはみがわり」+「きあいパンチ」ゲンガーなるものもシングルで猛威を振るった。

第4世代

この世代から技により物理と特殊に分けられるようになった。
伴って「シャドーボール」が特殊化され、ゲンガーが一躍強力な特殊ゴーストアタッカーに任命された。
特に『ダイヤモンド・パール』の頃は「さいみんじゅつ」が一大強化を受け、手が付けられない強さになっていた。
「シャドーボール」が消えた分の物理技としては、威力が10落ちる「シャドークロー」、先制技「かげうち」などが追加された。

一方でジュペッタは「シャドーボール」を事実上没収され、一線から退いた。おまけに対になっていたサマヨールがヨノワールに進化し、驚異的な耐久力や多彩な技を使えることに。
ヤミラミにもミカルゲという強力なライバルが登場。タイプが全く同じであちらの方がステータスもほぼ全て上(ヤミラミが勝っているのは「すばやさ」だけ)であり、ヤミラミはミカルゲの劣化版として見られることとなる。
ヤミラミとジュペッタが何をしたというのか。

他にもひこうタイプ複合であるフワライドが登場、驚異の体力を持ち様々なコンボにより活躍する。
でんきタイプ複合のロトムはどちらかと言えば「じめんが効かないでんきタイプ」という感じだった。
またムウマはムウマージに、第3世代のこおりタイプであるユキワラシはユキメノコへ進化し、その容姿共々注目を集めた。
ゴーストタイプ初の伝説のポケモンであるギラティナは、ヨノワールを更に上回る耐久力と専用技「シャドーダイブ」による火力の両立を果たすポケモンである。『プラチナ』ではフォルムチェンジを果たし、パッケージポケモンにも任命された。
また、同時期にロトムも5種のフォルムチェンジが加わり、耐久力が上昇し多彩な戦法が可能になった。

この世代では「トリックルーム」の追加により、「ねこだまし」など様々な技の無効を活かして、ダブルバトルでの「トリックルーム」の始動役として需要が増した。
残念ながらギラティナは覚えないものの、ヨノワールや一部ムウマージが主に担っていた。

第5世代

新登場した最終形態4匹がどれもこれも話題性を呼ぶものとなった。
ほのおタイプ複合のシャンデラは、当時最高値となるとくこう145を引っ提げ、火力と補助を両立し多彩な戦術で猛威を振るった。
みずタイプ複合のブルンゲルは、高い耐久に便利な変化技、そして嫌らしい特性のろわれボディで名を馳せた。
ゴースト単タイプのデスカーンは、耐久力や固有特性「ミイラ」もさることながらガードスワップで高い耐久力を味方に渡す戦術でも恐れられた。
じめんタイプ複合のゴルーグは高いこうげきもそうだが、何より初見ではゴーストと判別しにくい個性的な見た目で有名になった。

既存ポケモンでは、サマヨールが「しんかのきせき」によってヨノワールを上回る耐久力を手に入れたことで前線に帰ってきた。
一方でロトムの5種のフォルムチェンジからゴーストタイプが取れてしまった。フォルムチェンジのタイプが変更された例はこれが初めてである(大元のタイプではレアコイルなどがいる)。
技の追加も乏しく、増えたのは「たたりめ」のみであった。

第6世代

何とゴーストタイプの技がはがねタイプに半減されなくなった
これによりゴーストタイプの技は半減1つ(あくタイプ)、無効1つ(ノーマルタイプ)のみという、攻撃側のタイプ相性だけ見るならドラゴンと同等の優秀さを持つようになった
また、あくタイプの弱点にフェアリータイプが追加され弱体化したことで、ゴースト技の需要も相対的に高まっている。
「技や特性によって交代できなくなることがない」というタイプ固有の特性も追加された。

この世代の新要素メガシンカはゴーストタイプにも追加され、特にメガゲンガーは、特性「かげふみ」により相手の選択肢を狭めつつ、状態異常をかけて「たたりめ」を決めたり、「みちづれ」「ほろびのうた」を決めたりなど、多彩かつ強力な戦法で人気を博した。
また、今まで不遇気味な扱いを受けていたジュペッタとヤミラミもメガシンカを獲得。それぞれ独自の持ち味を活かせるようになった。
新登場組では、何よりはがねタイプ複合のギルガルドが挙げられる。
弱点こそ4つと少し多いが、はがね複合であるが故に耐性も非常に多い。また、ゴーストタイプの攻撃技は相手に通りやすく、通らない相手にははがね技をぶつければよい。
そして、特性「バトルスイッチ」により超火力と超耐久を切り替えながら戦うことができる。
多少癖は強いが、上手く立ち回れば強力なアタッカーになるとあって大活躍を果たした。
この他、初のくさタイプ複合であるパンプジンオーロットが登場。どちらも補助向きのステータス、技を持っており、何よりくさタイプの追加とくさタイプの仕様変更で今まで悩まされてきた状態異常技を受け付けにくいというメリットを持つ。
ゴーストタイプ初の幻のポケモンであるフーパは初めてのエスパータイプ複合で、ゴーストタイプであるのはフォルムチェンジ前のみとなる。

技ではギラティナの専用技「シャドーダイブ」の廉価版である「ゴーストダイブ」が登場。同様に2ターン攻撃で、相手の守りを打ち破ることができる。
「シャドーダイブ」を除くとゴースト物理では最大威力を持つが、2ターン攻撃なのがネック。
またバケッチャ、パンプジン専用技「ハロウィン」が登場。相手にゴーストタイプを追加するという一風変わった効果を持つ。

第7世代

ムーンのパッケージを飾る伝説のポケモンルナアーラ、初のゴーストタイプ持ち御三家であるジュナイパーが登場した。
他に新ポケモンとしては仲間を弔うことで霊的な性質を得たほのお複合のアローラガラガラ、ゴルーグと同タイプだが対照的に耐久に優れた能力のシロデスナ、怖さと可愛さを兼ね備え、公式キャラソンまで持つフェアリー複合のミミッキュ、四天王戦まで存在自体に気づきづらくタイプも見た目からはまず分からない謎多きレアポケモンダダリンUSUMで初登場の新規UBズガドーン、更に幻枠にしてかくとう複合のマーシャドーなどが追加。
オドリドリ(まいまいスタイル)やシルヴァディもタイプ変化でゴーストタイプになることができ、ゴーストタイプが非常に賑わった世代と言える。
特にくさタイプとの複合は前世代から一気に4系統に増え、ゴーストとの複合タイプでは最大派閥となった。

威力不足に悩まされていたゴースト技もZワザであるむげんあんやへのいざないで一発に限り高火力を放てるようになっただけでなく、ジュナイパーの「かげぬい」(物理/威力80)、ガラガラの「シャドーボーン」(物理/威力85)、ルナアーラの「シャドーレイ」(特殊/威力100)など、新ポケモンの専用技は軒並み高威力に設定されている。オドリドリシルヴァディもタイプ可変の技ではあるが威力90の専用技を習得するなど、全体的に火力が底上げされている。

一方で初代ゴーストのゲンガーは特性が活かしづらい「のろわれボディ」になり、タイプを代表する補助技であった「みちづれ」も「まもる」などのように連続使用で失敗する仕様になり弱体化した。また既存ポケモンに調整が入る中で種族値や習得技に大きな変化があったゴーストタイプは少なく、この点においてはやや寂しさが残ることとなった。

対戦では新規組のうちミミッキュが固有特性ばけのかわを引っ提げてレーティングの最上位で大暴れしている他、アローラガラガラは「ふといホネ」が原種と変わらず有効で超火力を振り回している。USUMで初登場のズガドーンは相手を1体倒すたびにビーストブーストで火力が上がっていくため、高い素早さも相まって、対策を怠るとどんどん手が付けられなくなる。
既存組のうちゲンガーは弱体化措置を食らったものの、メガストーンが引き続き手に入る他フェアリータイプの躍進で事実上差し引き0となりまだまだ現役である。

他のタイプとの相性

ゴーストタイプの技を相手に与えた場合

  • エスパー、ゴーストタイプのポケモンには、効果が抜群になる。
  • あくタイプのポケモンには、効果が今一つになる。(第5世代以前ははがねタイプにも、効果が今一つになる。)
  • ノーマルタイプのポケモンには、効果が無しになる。


他のタイプの技をゴーストタイプに与えた場合

  • ゴースト、あくタイプの技は、効果が抜群になる。
  • むし、どくタイプの技は、効果が今一つになる。
  • ノーマル、かくとうタイプの技は、効果が無しになる。


タイプ特性

  • 技や特性(くろいまなざし、かげふみ、まきつく等)によって交代できなくなることがない(第6世代から)


ゴーストタイプのポケモン一覧

第1世代(『赤緑』)

No.名前(たね)No.名前(1進化)No.名前(2進化)剣盾出現
092ゴース093ゴースト094ゲンガー

第2世代(『金銀』)
No.名前(たね)No.名前(1進化)No.名前(2進化)剣盾出現
200ムウマ--

第3世代(『RS』)
No.名前(たね)No.名前(1進化)No.名前(2進化)剣盾出現
292ヌケニン--
302ヤミラミ----
353カゲボウズ354ジュペッタ--
355ヨマワル356サマヨール

第4世代(『DP』)
No.名前(たね)No.名前(1進化)No.名前(2進化)剣盾出現
425フワンテ426フワライド--
429ムウマージ--
442ミカルゲ----
477ヨノワール
478ユキメノコ--
479ロトム----
487ギラティナ-- --

第5世代(『BW』)
No.名前(たね)No.名前(1進化)No.名前(2進化)剣盾出現
562デスマス563デスカーン--
592プルリル593ブルンゲル--
607ヒトモシ608ランプラー609シャンデラ
622ゴビット623ゴルーグ--

第6世代(『XY』)
No.名前(たね)No.名前(1進化)No.名前(2進化)剣盾出現
679ヒトツキ680ニダンギル681ギルガルド
708ボクレー709オーロット--
710バケッチャ711パンプジン--
720フーパ----

第7世代(『SM』
No.名前(たね)No.名前(1進化)No.名前(2進化)剣盾出現
105アローラガラガラ--
724ジュナイパー
741オドリドリ(まいまいスタイル)----
769スナバァ770シロデスナ--
778ミミッキュ----
781ダダリン----
--792ルナアーラ
802マーシャドー----
806ズガドーン----

メガシンカポケモン

特殊な条件で追加・変化

ゴーストタイプポケモンの主な使い手

キクコ
勝てるかな?


センシティブな作品
メリッサ


幽霊と一緒
アセロラ


オニオンくん


ghost



その他のタイプ


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