データ
概要
その名のとおり舌で舐める攻撃技。威力そのものは低いが、結構な確率で相手を麻痺させる追加効果が付いている。
何故ゴースト技なのかは不明だが、唐傘お化けや垢舐めといった妖怪達にちなんでいるのだろうか。
その語感からか、いやらしいイラストが多いように感じるのは気のせい。
技の名だけ聞くと単発のイメージ(ひと舐めして終わり)があるが、技の説明文では、 相手をなめまわして攻撃する。と表記されているため、実際は、ベロベロされ唾液でぐちゃぐちゃである。
第1世代(RGBP)では唯一威力が設定されているゴースト技だった(ナイトヘッドは固定ダメージ技)が、威力が低すぎて使い物にはならなかった。当時はバグでエスパーには無効だった。
第6世代では威力がおどろかすと同じくらいに上昇したが、実用性よりも追加効果を期待する程度の採用に変わりはない。
実のところ「伸ばせる舌」を持つポケモンが少ないゴーストタイプの習得者は少なく、第9世代でラウドボーンとボチが覚えるまで、タイプ一致で使えるのは長らくゴース系列のみだった。
特にボチは物理型のため、漸く基本技に据えられるようになった。
イメージぴったりのポケモンであるベロリンガは、初代でこの技を使えなかったという意外な過去があるが、以降の作品では普通に覚えるようになり、むしろ彼らの代表技として定着している。
その他としては、犬・猫・熊・蛙といった舐めるイメージがある動物系の一部が覚える傾向にある。
追加効果の理由としては諸説ある。唾液まみれの舌に舐められた不快感なのか、その他の理由(唾液に神経毒の類が含まれるとか?)なのか…。
ベロベルトの図鑑解説では、ポケモンの唾液には溶解成分があるため、ヒリヒリとした感覚から痺れるということになっている。アニメでは、ベロリンガに舐められた不快感から全身が硬直しているような演出がとられた。
ポケモンGO
通常わざ(ノーマルアタック)として登場。威力は5。
ゲンガー系統のポケモンが習得しているほか、ベロリンガやカビゴンも習得していることがある。
麻痺効果が取っ払われた代わりに、とんでもない連射性を手に入れており、スペシャルアタックのゲージ蓄積にはこれ以上ないほどうってつけの技となっている。連続して繰り出せるだけでなく、使用後の硬直も殆どないため、回避行動へとスムーズに繋げやすいのも地味に強力な点の1つ。
そのため、この技を使用できるポケモンはこの技を習得させておくことが強く推奨されている。
さらに恐ろしいのは、ゴーストわざである関係上、ノーマルタイプとあくタイプを除けば等倍以上のダメージをたたき出すことができるということ。そのため、この技をくらい続けているだけで割と馬鹿にならないダメージを蓄積させられてしまう。
そこへ破壊光線やら地震やらの大技がとんでくるのだから、受ける側としてはたまったものではない。
なお、カビゴンがこの技を繰り出している時の様子は色々な意味で必見。
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