ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ジュナイパー

じゅないぱー

ジュナイパー(Decidueye)とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次 [非表示]

基礎データ編集

全国図鑑No.0724
ローマ字表記Junaiper
ぶんるいやばねポケモン
タイプくさ / ゴースト
たかさ1.6m
おもさ36.6kg
せいべつ87.5%♂・12.5%♀
特性しんりょく/えんかく(隠れ特性)
Zワザシャドーアローズストライク
タマゴグループひこう

地方図鑑編集

アローラ図鑑No.003
ヒスイ図鑑No.003
ブルーベリー図鑑No.220

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ジュナイパー樹・呪(ジュ)+sniper(英語で射撃手)+juniper(英語でビャクシン属)
英語・スペイン語・イタリア語Decidueyedeciduous(落葉性の)+duel(決闘)+deadeye(射撃の名手)+bullseye(標的の中心)
ドイツ語Silvarrosilva(ラテン語で森)+arrow(英語で矢)
フランス語Archéducarcher(弓兵)+Hibou moyen-duc(トラフズク)+archiduc((旧オーストリア国の)大公)
韓国語모크나이퍼목(木)+sniper(英語で射撃手)
中国語(簡体字)狙射树枭狙射(狙撃する)+树(樹)+枭(フクロウ)
中国語(繁体字)狙射樹梟狙射(狙撃する)+樹+梟(フクロウ)
ロシア語Десиджуай英語名の音写
タイ語จูไนเปอร์日本語名の音写

進化編集

モクロー触りたい

モクローフクスロー(Lv.17) → ジュナイパー(Lv.34)


リージョンフォーム編集

過去絵

タイプくさ / かくとう
たかさ1.6m
おもさ37.0kg
特性しんりょく
隠れ特性きもったま

Pokémon LEGENDS アルセウス』に登場する、ヒスイ地方と呼ばれしかつてのシンオウ地方に影響されたジュナイパーのヒスイのすがた

ヒスイジュナイパー




概要編集

ポケットモンスター サン・ムーン』(通称:第7世代)から登場したモクローの最終進化形。

草の外套を被ったロビンフッドを思わせる狩人のような姿をしており、翼の先は手のように物を持つことが可能な形状をしている。


煽り文句は「百発百中のアーチャー」

翼の中に仕込んだ「矢羽」を僅か0.1秒で弓矢にして放つ早撃ちの名手。矢羽を放つときは翼を弓として広げ、弦がわりにしたフードの紐部分に矢羽をセットして放つ。

スナイパージュナイパー

1km先の的や100m先の小石も正確に射抜く腕前を持ち、熟練の個体は錐揉み落下しながら矢を複数放つなど、アクロバティックな曲撃ちや連射も可能。


自身の気配を完全に消した状態で行動でき、敵が自身を見失っている隙に狙撃することができる。

絶対に外せない時は頭のツルを引いてより強く集中するとされ、相手が気づく前、瞬きの間に急所を射ぬき、勝負をつける。


クールそうな見た目通り用心深く冷静な性格だが、それとは裏腹に不意打ちに弱く、予想外なことが起きると激しく狼狽してしまうという一面も。


タイプはくさ・ひこうからオーロットパンプジンと同じ「くさ・ゴースト」へ変化する。最終進化形態以外で複合タイプを持つ最初にもらえるポケモンは存在していたが、そこから別の複合タイプに変化した例はジュナイパーが初。


また、最初にもらえる草タイプのポケモンとしては、名前が6文字となる初のポケモンである。

名前の由来は「樹・呪(ジュ)」+「スナイパー」や「ジュニパー(実がゴーストビーズと呼ばれている植物)」だろうか。


色違い編集

Archer

色違いは深緑と黒の配色になる。


ゲームでの特徴編集

入手に関してはモクローも参照







性能編集

種族値

同種HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
原種781077510010070530
ヒスイ8811280959560530

素早さがやや遅め(それでもドダイトスブリガロンよりはマシな方)で物理耐久が低いが、攻撃面はどちらも中程度あり特殊耐久が高め。


専用技として、受けた相手を逃げられなくするゴーストタイプの物理技かげぬいを持っており、後に習得可能なポケモンの増えた「DDラリアット」、「うたかたのアリア」とは異なり未だジュナイパーの専用技として死守している。


同タイプで同じく交代封じ攻撃技を持つダダリンと比較されがちだが、あちらが攻撃特化なのに対し、こちらはゴーストタイプらしく変化技を豊富に持つという点で差別化が可能。また、先制技の「ふいうち」も使えるなど、どちらかというと味方をサポートする立ち回りの方が得意。


『ウルトラサン・ウルトラムーン』では新たな物理技として「かげうち」や「ゴーストダイブ」を習得。ゴースト技の選択肢が増えた。


特殊技はエナジーボールシャドーボールがあるため必要最低限の一致技は覚えられるものの、威力不足感は否めなかった。後に発売された『ウルトラサン・ウルトラムーン』にてレベル技で「リーフストーム」を習得したため、高めの特攻も活かしやすくなった。

それでもなお同タイプのポケモンに比べると技の範囲が狭く、特殊技に至っては目ぼしい不一致技が「めざめるパワー」しかない。


補助的な技は素早さを下げる「ローキック」や特に素早い相手に有効な「とんぼがえり」、その他に「のろい(カモネギから遺伝)」、「はねやすめ」&「こうごうせい」、「つるぎのまい」、「わるだくみ」などを使える。

ただし、くさタイプの補助技やゴーストタイプが多く覚えられる「おにび」や「みちづれ」など、同タイプのお家芸であるそれらの技は殆ど覚えられず、かゆいところに手が届きそうで届きにくい部分が目立つことが欠点か。

一方、飛べる鳥ポケモンでありながらそらをとぶ」を覚えられない


何気にこのポケモン、ゴーストタイプで数少ない「みねうち」の使い手でもあり、同時にみやぶるまで覚えられ、捕獲要員としては非常に優秀。

惜しむらくは相手を「ねむり」または「まひ」にする技を覚えられないことか。


隠れ特性は「えんかく」で、自分の繰り出す技が全て直接攻撃ではなくなる効果がある。そのため、「さめはだ」や「ゴツゴツメット」などによるダメージ、「せいでんき」などによる状態異常を恐れる必要がなくなるという利点が存在している。

対戦での出番よりは野生ポケモン相手に「みねうち」を使うときのサポートとして活用するのが一番分かりやすいだろうか。


『ウルトラサン・ウルトラムーン』ではレインボーロケット団の城に出てくるマルマインやウルトラホールに出てくる伝説のポケモン捕獲に非常に貢献しやすいポケモンといえる。

前述の通り状態異常技を持っていない点、飛行タイプ・悪タイプ・氷タイプに弱い点などへのフォローは必要だが、逆に言えばそれさえ補えば大活躍してくれるということでもある(状態異常についてはムウマージエルフーンエレキブル、弱点へのフォローとしてはハッサムなどが適任)。

以上の点から、(厳選が難しく対戦での起用がそもそも困難な)旅の相棒として選ぶことも十分視野に入ると言えるだろう。


使用トレーナー編集

ゲーム版

※1 ニャビー・アシマリの三択

※2 ポケモンマスターズのバディー

※3 主人公がニャビーを選んだ場合

※4 主人公がアシマリを選んだ場合

※5 『ゼロの秘宝 番外編』クリア後+主人公がニャオハを選んだ場合。


アニメ版


漫画版


番外作品編集

ポケモンマスターズ編集

ミヅキ&ジュナイパー編集

くさタイプのアタッカー。

当初はモクローで、条件を満たせばバディーズエピソードで進化させる事ができる。

ジュナイパーに進化すると、ノーマルわざの「たいあたり」が、相手を交代禁止状態にするゴーストわざの「かげぬい」に変わる。バディーズ技も「リーフブレード」に変化して急所に当たりやすい。

かげぬいゴースト物理96100相手1体×相手を交代禁止状態にする
プラスパワー自分の攻撃を2段階あげる
リーフブレード急所に当たりやすい
じーっと狙って!自分の防御と特防と急所率を2段階あげる。自分を回復付帯状態にする

バディーズ技

キラキラ光る笑顔のリーフブレード急所に当たりやすい

パッシブスキル

相手交代禁止時威力↑5相手が交代禁止状態のときは自分の技の威力をあげる
交代禁止相手攻撃時ゲージ↑5相手が交代禁止状態のときは技での攻撃が成功したときに60%の確率で自分のわざゲージを1増やす
技急所時素早さアップ5技が相手の急所に当たったときに60%の確率で自分の素早さを1段階あげる


ポッ拳TOURNAMENT DX編集

  • タイプ:スタンダード
  • バーストアタック:シャイニングフェザー

NintendoSwitch版の『ポッ拳TOURNAMENT DX』にプレイアブルキャラクターとして参戦。

ポケモンわざにはサポート封印効果を持つ「かげぬい」や使用後に各種アクションに移行できる「みだれづき」など独特の効果を持つものがある。

空中や特定の技の後にRボタンを入力することで空中浮遊を行う「ソアリング」という固有のアクションがあり、これを活かすことで相手を攪乱したりさらにコンボにつなぐことができる。

開発段階ではガオガエンかジュナイパーのどちらかが実装予定となっていたが、スマブラにガオガエンが参戦したためポッ拳ではジュナイパーが参戦することになったらしい。

ちなみに一部の技はファランを元ネタとしている。


ポケモンユナイト編集

諸元

ロールアタック型
タイプ攻撃
攻撃範囲遠隔
進化モクロー(レベル1)→フクスロー(レベル5)→ジュナイパー(レベル7)
わざ1このは(範囲)→レベル7はっぱカッター(能力上昇)/かげぬい(遠隔)
わざ2おどろかす(必中)→レベル8リーフストーム(遠隔)/かげうち(必中)
ユナイトわざレベル9 矢継早連撃(遠隔)
とくせいえんかく
価格10000コイン/575ジェム

2021年11月19日のver1.2.1.13アップデートでプレイアブルキャラクターとして登場した。事前に英語圏のポケモンユナイト公式ツイッターアカウントが公開していた画像の中にいたキャラの内の一体であり、残りのメンツも『ポッ拳』組になるのでは?という予測がある。


  • 本作での性質は、典型的なレイト型(序盤が弱く終盤で強くなる)タイプの射手である。戦闘スタイルは「遠隔型ガブリアス」とでも言うべき手数型タイプに属する。

  • ガブ同様に通常攻撃を規定回数繰り出すとスタックが貯まり以降の段が強化されるのでこれを火力源にする通常攻撃主体型であり、わざ1,2ともに通常攻撃の補助的な役割なのが特徴。その継戦火力の高さから育ちきればオブジェクトの削り能力はトップクラス。

  • わざ1は立ち回りのメインウェポンで、通常攻撃の連射速度を上げつつ複数体同時に攻撃できるようになる時限バフの「はっぱカッター」か、長射程の狙撃攻撃が可能になりラストヒット性能が上がる「かげぬい」のどちらを選択していくかで戦法が大きく変わる。

  • 欠点は成長の遅さとあまりもの打たれ弱さとである。レイト型特有の序盤の弱さを抱えながらメインウェポンが手に入るのがレベル7、サブウェポンが手に入るのが8と遅い。そしてサブウェポンであるわざ2はどちらも自衛技としては貧弱で、元々耐久力が低いアタック型であることも相まってポケモンユナイトの中で一二を争う脆さを誇る。

ポケとる編集

レベルアップバトルにて登場。アローラ御三家の最終進化3匹は他と違い1週間のみの開催であった。序盤こそまだ少ないものの、結構な頻度でブロックやバリアなどを出してくるのでそれらに対抗できるスキルを持つ編成を組むのが望ましい。


スキルはスーパーアロー4マッチ時のダメージが稀に8倍になるというものである。8倍と聞くと強そうだが(というか実際強い)、代わりにスキルレベル1での発動率が30%とかなり低い。一応スキルパワーを使って発動率を上げることができるが、それでも1上がるごとに5%上昇する程度なのでグンと出やすくなるわけでなはい。ここぞという時に狙っても出ないというケースも十分ありうるので発動したらいいなぐらいの気持ちで打つべきかもしれない。



アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

  • サン&ムーン』68・81話
    • ロイヤルマスクの対戦相手の手持ちとしてバトルロイヤルに登場。ロイヤルマスクのガオガエンのハイパーダーククラッシャーによりKOする。

  • ハウのジュナイパー
    • 『サン&ムーン』126話でアローラリーグでハウのフクスローがジュナイパーに進化して登場。圧倒的なパワーとスピードでサトシモクローを翻弄、「ブレイブバード」と「ゴッドバード」のぶつかり合いに一度は勝ったように思えたが、モクローはただ寝ていただけであった(これに関しては賛否両論あると思うが、ネッコアラといった常時寝てるポケモンもいたり、「ねむり」という状態異常もあるのを踏まえればおかしな事ではない…はず)。
    • それでも十分に体力を削り、ギリギリ寸前まで追い詰めるもモクローの「フェザーダンス」で切り抜けられ、「ブレイブバード」で逆転されてしまった。
    • ポケットモンスター(第7シリーズ)』の第112話では久々に再登場しハウと共にバトルロイヤルを観戦していた。
    • Zワザの掛け声は「静寂なる森の王者、ジュナイパー!行くよ!シャドーアローズストライク!」

漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

ムーンのジュナイパー編集

  • 性別:♂️
  • 特性:しんりょく
  • 性格:のんき

元はサンのエン(ニャビー♂)と同様、ククイ研究所にいたポケモン。アシマリのバルーンで体が冷え弱っていたところを治療してもらった事がきっかけでムーンに懐き、メレメレ島を出発する際に自ら同行したためククイ博士から譲られた。夜行性のため、夜が好きなムーンは親近感を持っている。

ウルトラディープシーで半年間過ごしている間にフクスローに進化。アローラに帰還後、ムーンが捕まったエーテルパラダイスでエーテル財団職員と戦う中でジュナイパーに進化し、ウルトラネクロズマとの決戦の最後に"かげぬい"で動きを止めて攻撃のチャンスを作った。


ポケモンローカルActs編集

北海道釧路市地域応援ポケモンであるアローラロコンと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。

釧路湿原には"シマフクロウ"が生息している。また北海道の環境に適応したリージョンフォーム持ちでもある。


余談編集

モデル編集

コミミズクの亜種にしてアメリカ合衆国ハワイ諸島の固有種であるプエオ(またの名をハワイ・フクロウ)は、先住のハワイ人にとって神聖な鳥であり、先祖の霊が宿ると言われてきた。

ジュナイパーがゴーストタイプであることや、モクローフクスローの名(「フクロウ」は勿論、「服す」ともとれる)も、プエオの伝承に由来したのかもしれない。

ハワイにはグラリストリクス(Grallistrix)という絶滅した地上性で脚が長いフクロウも存在した為、こちらもモチーフに含まれているのかもしれない。


またモクロー系列のモチーフであるメンフクロウにも"ゴーストバード"という通称がある。日本でもフクロウと霊は結び付けられる事があり、東北地方のたたりもっけがそれである。

フード付きのローブを纏う、死霊ではなく生霊という点ではスコットランドで伝承される幽霊、レイスにも共通点が見られる。


スマブラ参戦候補編集

実は大乱闘スマッシュブラザーズシリーズに参戦予定だったらしく、アローラ地方のポケモンを対象とした選考ではガオガエンと並んで最後まで残っていたとのこと。

最終的にプロレス技という観点からガオガエンが選ばれ、自身は上記の別ゲームに参戦する形で住み分けとなった。


関連イラスト編集

ジュナイパーセンシティブな作品

君はまだこの奥に行ってはいけないよジュナイパー


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物) ポケモン一覧

ポケモンSM ポケモンUSUM

くさタイプ ゴーストタイプ

複合タイプ 2進化ポケモン

モクロー


図鑑番号順

0723.フクスロー0724.ジュナイパー(ヒスイジュナイパー)→0725.ニャビー


同複合タイプ


関連ポケモン・グループ等

グループパートナーポケモン/ポケモン御三家 草御三家 アローラ御三家 鳥ポケモン 梟ポケモン
コラボ北海道ポケふた組
パートナー関連インテレオン:「クールな飛び道具使い」で「専用技が射撃」なパートナーポケモン(御三家)という共通点がある。
かげぬい(ポケモン) シャドーアローズストライク
その他フクロウ3:公式発表前にこれのリーク画像が出回っており、結果的に本当だった。その時の仮称として用いられていたものである。

その他

要素
フクロウ アーチャー
ロビンフッド
「森の狩人」等、ジュナイパーのモチーフになったと思われる。他作品でもロビン魂(仮面ライダーゴースト)やアーチャー(『Fate/EXTRA』)等、題材に用いられることが多い。
ペガサスフォーム
ある仮面ライダーのフォームのひとつ。緑色のカラー、ボウガン(洋弓)を装備、視覚・聴覚などが強化されている…など共通項あり。登場作品には同じく射撃に特化したフクロウモチーフの敵怪人も登場する。
クロスボーンガンダムゴースト
クロスボーンガンダムの0号機(本来は3号機になる予定だった)。マントを羽織っている、洋弓型のライフルを扱える、別名が『ゴースト』と共通項あり。

関連記事

親記事

フクスロー ふくすろー

子記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 10936707

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました