概要
東経142度22分。
人口は20万人弱で、10万人以上の市としては日本最東端。
北海道の釧路総合振興局の事務区域にある。
道東屈指の港である釧路港があり、港湾取扱貨物量ランキングでは道内4位。漁港としても有名。またここの夕日は世界三大夕日の一つらしい。
ホームセンターのホーマックの発祥の地でもあり、1号店(中園店)は今でも営業し続けている。
日本最大の湿原である釧路湿原があるほか、平成の大合併により阿寒湖も現在は釧路市に属するようになった。この際に合併予定だった白糠町が離脱したため、旧・音別町の区域が飛び地になっている。なお、本市から分離独立した釧路町は、別の地方自治体である。
冷涼な都市としても知られ、猛暑続きの日本の夏の中で、旧釧路市域の平均気温は25度に満たない。これは霧が発生しやすいためであり、そのため近年は夏場の避暑地としても人気がある。また、冬はそれなりに寒いものの降雪量は至って少ない。そのため、苫小牧市と並んでアイスホッケーが盛んな都市としても知られ、かつては日本製紙によるホッケーチームがあった。
日本製紙の工場撤退が記憶に新しいが、かつては釧路炭田を擁する産炭都市としても知られた。