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ガオガエン

がおがえん

ガオガエンとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ

図鑑番号No.727
分類ヒールポケモン
タイプほのお/あく
高さ1.8m
重さ83.0kg
特性もうか / いかく隠れ特性


他言語版の名称

英語Incineroar
フランス語Félinferno
スペイン語Incineroar
ドイツ語Fuegro
イタリア語Incineroar
韓国語어흥염
中国語熾焰咆哮虎(繁体字)/炽焰咆哮虎(簡体字)


進化

だれよりもクールでアツイッ!


ニャビーニャヒートガオガエン

概要

ニャビーの最終進化形。炎御三家恒例の二足歩行になっており、一気に筋骨隆々の厳つい容姿になった。ただし、四足歩行ですばやく走る事も出来る。
名前の由来は「ガオー(トラの鳴き声)」+「ヶ」または「牙」+「火炎」と思われる。ガエンの部分は臥煙(江戸の火消しやならずものの事)から来ている可能性も。

ニャヒートからあくタイプが付与された。このガタイから勘違いされやすいが、かくとうタイプではない。
分類が「ヒールポケモン」となっていることからもあくの方に設定されたのだろう。間違っても回復する方(heal)ではなくヒールレスラー(heel:悪役を演じるレスラーのこと)の方である。

煽り文句は「傍若無人なプロレスラー」
腰にはの腰巻きがぐるっと巻いてあり、闘争心が高まるとへそとその周囲から体内で作った炎が噴き出す。この炎がチャンピオンベルトのように見えるため、「炎のベルト」と呼ばれ、強烈なパンチやキックを行った後のトドメにこのベルトからほのお技をくり出す。

自分勝手な性格で、戦い方も相手の気遣いなどせず、時にはトレーナーをも巻き込んだ攻撃を行うという危ないものであり、そのせいで嫌われ敬遠されることも多い。
また、極端な気分屋でもあり、ギャラリーが盛り上がれば更に闘志を燃やすが、ギャラリーが白けていれば集中できなくなったりトレーナーの指示を無視して手を抜いたりしてしまう。

その反面、幼いポケモンや人間の子供に懐かれると、表面上は冷たく振る舞うものの内心ではとても喜んでいる。また、弱い相手や手負いの相手とは本気で戦えず、そこに付け込まれてしまうことも。

これらの特徴から、モデルはかのタイガーマスクではないかと専らの噂である。
バトル時待機モーションでは両腕を広げた挑発的な構えをとり、ポケリフレではポケマメを二口で平らげる(あのカビゴンでさえ三口なのに)等、豪胆なキャラクターが前面に押し出されている。

また、おやつを二口どころか一口で平らげる奴もいるという声が聞こえてくるが、あちらは丸呑みというキャラ性の違いである。もっとも彼らは『SM』では出てこないのだが……

ゲームでの性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
9511590809060530

種族値の配分や耐性は、どこかラグラージに似ている部分がある。体重が増えて直立歩行になったためか進化前のニャヒートより鈍足になってしまったが、防御力は高くて攻撃力も十分。御三家恒例ながら特殊攻撃力もそれなりにある。
なお、進化して何らかの種族値が下がる御三家(ポケモン御三家)は、このガオガエン系統が初めてである。

専用技は、あくタイプの物理技DDラリアット相手の能力変化を無視して攻撃が可能。タイプ的に半減されにくいため、相手の積み耐久型ポケモンを突破する手段になる。自身がほのおタイプなので、「やけど」によって妨害されない点も強み。

「DDラリアット」を選ぶことで使える専用のZワザハイパーダーククラッシャーは、あくタイプ最強ともいえる威力180を誇り、そこにタイプ一致や諸々が乗るため凄まじい火力を叩き出す。見た目にも非常に熱い。

他のタイプ一致技は「フレアドライブ」に「かみくだく」の他、「じごくづき」を唯一レベル技として覚える。威力は「かみくだく」と同じだが相手は2ターンの間音を使う技が使えなくなる。当初は珍しい技だったが『USUM』では教え技として広く配られた。

サブでは「クロスチョップ」「じしん」「げきりん」といった高威力技を覚えられる他、なんと「きゅうけつ」まで習得可能。「きゅうけつ」を覚えるので一応ヒール(回復)が出来なくもない。プロレスでは反則攻撃である噛みつき攻撃だが、その噛みつき攻撃を得意としていたレスラーが吸血鬼の異名で呼ばれていたことが由来か?他に「かみくだく」も覚えられる。また、元々ネコなためか「ねこだまし」も覚えられる。

そこそこある特攻を活かして「オーバーヒート」を仕込んだり、見た目にも相性の良い「ビルドアップ」や「ニトロチャージ」で強化したりと、技の種類もある程度豊富。
ポケモンUSUM』で解禁された教え技では「ドレインパンチ」「はたきおとす」「かみなりパンチ」「けたぐり」を習得し、タマゴ技では「つけあがる」が新たに追加された。
また、他の御三家2匹と同様に新たに追加されたレベルアップ技では「にどげり」を習得。

特にダブルバトルではタイプ相性の補完がしやすいサーナイト(メガサーナイト)とのコンビが注目されており、それ以外でも耐久が高く「ねこだまし」が使え、専用Zワザ(後述)がクレセリアなどに刺さりやすくフェアリーを弱点としないあくタイプであることから人気が高い。
この他「とんぼがえり」「バークアウト」「ほえる」「ちょうはつ」などを覚えられ、痒い所に手が届く存在である。

そんな中、隠れ特性の「いかく」が2018年3月に突如解禁された。
ガオガエンは「ねこだまし」を覚えるポケモンの中では珍しく「とんぼがえり」を覚えられる。そして「いかく」「ねこだまし」「とんぼがえり」を揃えられるのは現在ガオガエンだけである。

持ち物は特殊耐久を上げる「とつげきチョッキ」が大半を占めている。
元々クレセリアモロバレル等、ダブルで使用率の高いポケモンのほとんどに刺さる点もあり、なんとあの霊獣ランドロスを抑えてダブルバトルのトップメタに躍り出た。

解禁後のレーティングバトルシーズン9ではダブルバトルとWCSルールで使用率1位になるという快挙を成し遂げる。その後も使用率が落ちることはなく世界大会優勝にも大いに貢献した。
伝説戦であってもお構いなしに顔を出すあたり、かつてのゴウカザルかそれ以上である。
環境に顔を出し、トップメタになる御三家ポケモンはこれまでにもいたが、使用率1位に輝いたのはガオガエンが初であり素晴らしい記録と言える。

さらにシングルバトルにおいても、現環境で猛威をふるうカプ・テテフカプ・コケコなどの特殊アタッカーに強く出られ、相手が物理アタッカーだとしても特性の「いかく」や「はたきおとす」等で後続のサポートができる汎用性の高さと器用さから無視できない存在となっている。

「いかく」が解禁され、使用率が急増した影響かダブルバトルでは「かちき」や「まけんき」の評価が爆上がりしたことでミロカロスキリキザン等が急増したり、ガオガエンより早く「ねこだまし」を撃て、かつ「いかく」で機能が低下しないメガシンカ枠としてこれまで器用貧相ゆえに埋もれていたメガカメックスが注目されたりと、環境に大きな風穴を開け、様々な変化がもたらしている。

このようなポケモンはガブリアスにもあったように、純粋な安定感と汎用性によって高使用率を得ている。こいつ自身が上記の嵌まりやすい相手や害悪のほとんどに刺さり、ガオガエン自体は弱点の都合上、安定した対策が多めなこともあり、ゲームバランスを保っている意味でのトップメタであり理想形に近いポケモンといえる。


第8世代においては、「いかく」を無効にする特性が増えたことや、ダイマックス技により能力低下が飛び交う環境になったことで「まけんき」や「かちき」の採用率が激増し、更に能力変化を跳ね返す「ミラーアーマー」の登場で安定感はやや低下。「いかく」を無効にする特性の持ち主はこちらの弱点をつけるポケモンが多く、特にそのうちの1つである「せいしんりょく」は「ねこだまし」も無効にするので注意が必要。

更に「はたきおとす」が本作では習得できずに過去作限定になったため、ランクマッチでは使用できなくなったのが痛い。
またウーラオス(れんげきのかた)の登場も向かい風。専用技の「すいりゅうれんだ」が確定急所のため「いかく」の意味が無く、「こだわりハチマキ」を持たれていた場合は例えB特化でも確1という天敵。すばやさでも負けているうえにこちらからの対抗手段は「かみなりパンチ」くらいしかないので、対面した場合はほぼ成す術がない。

一方で「すてゼリフ」を習得したことで「とんぼがえり」以上に使い勝手の良い交代技を手に入れ、サポート性能自体は強化されている。
このため、前作と比べてやや動きづらくなった今作の対戦環境においても一定の使用率を保持している。

設定画等ではベルトから渦巻き状の炎を出しているが、初登場時点では「ほのおのうず」は覚えられなかった。こういう事例は他にもあるが。
剣盾ではわざマシンに加わっている関係で覚えられるようになった。

なおタイプ相性の関係でカイリキールチャブルといった他のレスラーポケモンには滅法弱かったりする。そのあたりもヒールレスラーといったところか。
なお、アローラ御三家は野生で出ない関係で「ヒールボール」で捕まえることも不可能である。

アニポケのガオガエン

ロイヤルマスクのガオガエン

63話で初登場。CVは櫻井トオル。アローラの大スターロイヤルマスクのパートナーポケモンとしてアーカラ島にあるロイヤルドームで大活躍中。元々はロイヤルマスク(及びククイ)の両親が可愛がっていたニャビーで、彼が5歳の頃からの付き合いである長い関係。

顔見せ時は目下20連勝中。最終進化系であるカイリキー、アシレーヌ、ジュナイパーの技の直撃をものともしないタフさと経験からくる実力は、サトシのニャビーの闘争本能に火を着けさせる程。

飛び入りでバトルを挑んできたニャビーを倒し、ロイヤルマスクが用意したリベンジ戦ではニャヒートに進化されながらも勝利。現在ニャヒートの一番のライバルとなっている。
ヒールレスラー「マッドブーバー」には彼のブーバーンを降す度に恨まれており、度々乱入試合を挑まれるのでその都度返り討ちにしている。

ガオガエンの中でも素直な方で、パートナーと似た熱くて優しい気風で格下の相手にも誠実に応じている。握手会では数人の子どもを腕にぶら下げたり、泣いてしまった赤ん坊をあやしたりしている。
登場シーンはレスラーの活動中と楽屋シーン、Zワザが必要な島のピンチの非常時のみであった。

使用技は「DDラリアット」「ビルドアップ」「じごくづき」「クロスチョップ」、Zワザの『ハイパーダーククラッシャー』。
アローラリーグ・エキシビションマッチではクロスチョップがブラストバーンに変更されていた。
ほのお技ナシで今までリングの上で大活躍していたということか…。

サトシのガオガエン

ククイのガオガエンとのエキシビションマッチに於いてZワザの応酬に競り勝った後、咆哮を挙げて進化を果たした。
しかし、進化した直後に力を使い果たしてしまい、立ったまま戦闘不能になった。
その後は最終回に至るまで1回もバトルをすることはなく、他のアローラメンバー同様にククイ博士の自宅にとどまった。そのため新しく覚えた技があるかどうかは一切不明。

主な使用トレーナー

ゲーム


アニメ


大乱闘スマッシュブラザーズ

炎の激突


大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL Direct 2018.11.1』で参戦が発表。
スマブラSPの新ファイターは2015年時点で参戦キャラの内訳を決定していたのだが、ガオガエンのみ「新ポケモン」として枠を残していたという。その為、参戦経緯はゲッコウガと概ね一緒だが、SMの新ポケモンから選定を行った結果ジュナイパーとガオガエンだけが残り、プロレス技という個性からガオガエンが選ばれたらしい。

炎の激突


DLCを除くと、ケンと並んで一番最後に参戦が発表された新規ファイターである。上記の参戦ムービーもケンと共同のものであり、リトル・マックをふっとばしたケンの前に乱入してくる。
本作における声優は石塚運昇氏。亡くなるまでに収録は完了しており、氏の遺作の一つとなった。
プロレスラーモチーフである為、特設リングがものすごくマッチするファイターである。

ボタンワザ一覧
BDDラリアット
→Bロープスイング
↑Bクロスチョップ
↓Bリベンジ
切りふだハイパーダーククラッシャー改
楽曲『頂上決戦!(SP)』
やはりと言うべきかプロレス技を多用し、攻撃がヒットすると様々なアピールを決める。ただしこのアピールは任意でキャンセル可能なので、これが大きな隙につながると言う訳ではない。

必殺ワザは、高速回転してラリアットを叩き込む「DDラリアット」(通常)、高くジャンプしてから斜め下へ飛び込む「クロスチョップ」(上)、モーション中に攻撃を食らうと身体を発火させ、次の攻撃の威力を高める「リベンジ」(下)。
また、横必殺ワザは原作には無いオリジナルのワザで、相手をリングロープに投げつける「ロープスイング」となっている。相手が跳ね返ったところへ更に追撃可能でタイミングが少し早めだとショルダースルー、ぴったり合うと強力なラリアットになる(遅いと失敗になるので注意)。

特徴としては投げワザが通常のキャラより与ダメージが大きいのも特徴で、メインの撃墜手段としても使っていける。地上戦に強く、攻撃判定が強いワザが多い。
スマッシュ攻撃の火力も高いため、簡単にダメージを与えやすい。空中攻撃でも出の早いワザがあるため、使いやすい。
しかしその代わり機動力が低く、走行速度は全ファイターでワースト一位(前作はルフレが一位だった)。さらに飛び道具も持っていないので、スピード型や飛び道具持ちのファイターには弱いと言えるだろう。
そして復帰能力もリトル・マック並に低い。横方向の復帰手段にはロープスイング、上方向にはクロスチョップを使う事になるが、どちらも移動力が低い。とくにクロスチョップは「高いジャンプ後に斜め下へ飛び込む」というワンパターンな動きゆえに妨害されやすい上、崖に届かなかった場合はステージ下まで真っ逆さまに落ちる羽目になるので、いかに長く地上にいるかどうかがポイント。
故に空中戦にも弱いファイターなので、空中戦を主体と戦うファイターにも注意が必要となる。

最後の切りふだは「ハイパーダーククラッシャー」。専用Zワザを更にド派手にアレンジしたものとなっている。

余談だが、DirectではDDラリアットの動きを指して桜井政博氏に赤きサイクロンと呼ばれてしまっている。それなんてロシア人レスラー?…と言いたくなるところだが、ゲーム内でも勝ちあがり乱闘のリュウルートにザンギエフのような立ち位置で登場したり、スピリッツではそのザンギエフがガオガエンに宿って登場したりしている。

ポケットモンスターシリーズ参戦ファイター

Noポケモン初出演
08ピカチュウ64
12プリン64
19ピチューDX
24ミュウツーDX
33/34/35ポケモントレーナー(ゼニガメ/フシギソウ/リザードン)X
41ルカリオX
50ゲッコウガfor
69ガオガエンSP

68.しずえ→69.ガオガエン→70.パックンフラワー

関連イラスト

Incineroar enters the ring!
ガオガエン


闇照らす闇
おめでとう!!! ニャヒート / ガオガエン



関連タグ

ポケモンSM ポケモン一覧 アローラ御三家 トラ プロレスラー
DDラリアット ハイパーダーククラッシャー ツンデレ

トラ3…公式発表前にアローラ御三家最終形態のリークらしき画像が出回っており、正真正銘本物の公式設定画であった。その時のメインビジュアル絵内に描かれていた仮称の文字列がものがこれである。
カイリキールチャブル…同じくレスラーがモチーフのポケモン。
デルビルヘルガー…同タイプのポケモン
レントラーライコウ…トラ繋がり
オーキド博士フシギバナ他…同じシリーズでの中の人繋がり
ククイ博士/ロイヤルマスク…アニポケにおけるパートナー。

アローラ御三家・最終形態

くさタイプジュナイパー
ほのおタイプガオガエン
みずタイプアシレーヌ


炎御三家・最終形態

ポケモン該当地方
リザードンカントー御三家
バクフーンジョウト御三家
バシャーモホウエン御三家
ゴウカザルシンオウ御三家
エンブオーイッシュ御三家
マフォクシーカロス御三家
ガオガエンアローラ御三家
エースバーンガラル御三家


その他
タイガーマスク・・・トラのマスクをかぶった元ヒールのレスラー。子供好き。
ゲキレッド・・・赤いトラのヒーロー。こちらは拳法使い。
ゲキトージャ・・・ゲキレンジャーが操縦する猫科モチーフのロボ。必殺技の大頑頑拳はDDラリアットにそっくりである。
蒼摩ライオネット蒼摩)・・・次世代の仔獅子座の青銅聖闘士。ネコ科の火属性。こちらはボクサースタイル。
ガオガイガー・・・ネコ科モチーフのロボ。ファンからは名前が似ていると言われることが多い。
ビッグ・ベア・・・火を吐くプロレスラー。しかもヒールキャラ(ライデン)の顔もある。
獣神サンダー・ライガー・・・実在のプロレスラー。一応、ライガーはライオンとトラの交配種である為ネコ科モチーフであるが。
ゾロ・・・カップやきそば現象。ただし、戦法は異なる。
タズマニアンデビル・・・『ルーニー・テューンズ』シリーズに出てくる猛獣。基本的に粗暴な性格と高速スピンを使用するところが共通する。しかしタズマニアンデビルはタスマニアデビルがモチーフ。

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