ルチャブル
るちゃぶる
全国図鑑 | No.0701 |
---|---|
コーストカロス図鑑 | No.089 |
アローラ図鑑 | No.096 |
ガラル図鑑 | No.320 |
パルデア図鑑 | No.301 |
ローマ字表記 | Luchabull |
ぶんるい | レスリングポケモン |
タイプ | かくとう / ひこう |
たかさ | 0.8m |
おもさ | 21.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | じゅうなん/かるわざ/かたやぶり(隠れ特性) |
タマゴグループ | ひとがた/ひこう(第8世代から) |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ルチャブル | ルチャリブレ |
英語・スペイン語・イタリア語 | Hawlucha | hawk(鷹)+lucha libre(ルチャリブレ) |
ドイツ語 | Resladero | wrestler(英語でレスラー)+Adler(鷲)+-ero(スペイン語で行為者を表す接尾辞) |
フランス語 | Brutalibré | brutalité(残忍さ、獣性)+lucha libre(ルチャリブレ) |
韓国語 | 루차불 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 摔角鹰人 | 摔角(レスリング)+鹰(鷹)+人 |
中国語(繁体字) | 摔角鷹人 | 摔角(レスリング)+鷹+人 |
中国語(大陸) | 战斗飞鸟 | 战斗(戦闘)+飞鸟(飛ぶ鳥) |
中国語(香港・台湾) | 戰鬥飛鳥 | 戰鬥(戦闘)+飛鳥(飛ぶ鳥) |
ヒンズー語 | हॉलुचा | 英語名の音写 |
ロシア語 | Хавлуча | 英語名の音写 |
タイ語 | ลูจาบูล | 日本語名の音写 |
「ポケットモンスターX・Y」で初登場したポケモン。
まさしく「鳥人」のような姿で、頭部は上半分が鳥の嘴じみたマスクをかぶったようなデザインであるなど、ルチャ・リブレに由来するものと思われる名前と風貌を持つ。何気に明確なプロレスラーモチーフのポケモンは初である。
腕と翼は一体化しており、大きく広げると翼がマントのようなシルエットを描く。コスチュームのような飾りではなく鳥ポケモンらしく翼を使って飛行することも可能であるため、自力では滑空しかできないグライオンと違ってそらをとぶ等の飛行技も問題なく覚えられる。
体格はワンリキー並と小柄だが、戦いではカイリキーやハリテヤマなどの大きなファイターとも互角に渡り合うテクニシャン。
身軽な動きで相手を翻弄する戦法を得意とし、軽やかなジャンプで相手の死角に回ったり、空中の姿勢制御力を生かして防ぎにくい頭上から攻撃を仕掛ける。
実際のプロレスも総合格闘技や相撲等との他流試合や選手の相互参加がある。
群れを作らず静かに暮らすが、集団で(キレて)騒いでいるオコリザルを天敵にしており、いつも争いになるとの事。
名前の由来もルチャ・リブレにvulture(英語でハゲタカもしくはハゲワシ)を掛けたものと思われる。同じvultureを語源とするバルジーナに比べてハゲ要素は薄めでコンドルの要素が強い。(主にトキイロコンドルなどに近い。)
ただし羽の色はグアテマラの国鳥であるケツァールに酷似している。
色違いは紫と赤を基調としたどぎつい色彩。そのため、SVなどのフィールド画面の時点でシンボルから通常色か色違いかが分かるソフトでは狙ってなくても色違いを引き当てることが多い。
かくとうタイプとひこうタイプを併せ持つ新しい複合タイプのポケモンである。9世代で同タイプかつ鳥ポケモンの後輩が登場した。
実際に対戦でも、格闘技半減かつ岩も等倍な飛行タイプなので格闘相手には強く出られる。
「いわくだき」や「そらをとぶ」といった秘伝技を多く覚える為、ストーリーでは結構役に立てる。
待機モーションで空を飛んでいないためか、ひこうタイプでありながらスカイバトルに参加できない。
なお、タマゴグループは「ひとがた」のみ。
USUMにおけるゲーム内交換で序盤に手に入る個体は加入時期を考えれば異例で終盤まで通用する種族値、技範囲、自力技やマシン技の優秀さ、他人産でありレベルアップが早い事などから、多くのプレイヤー達から多分な畏怖を込めて「オーガー様」(NNに由来する)と敬称されている。
特に素早さはぬしポケモンの中でも鈍足の種族がオーラで少し素早さを挙げたぐらいではぐらつかないラインである。それでも素早さが足りなければ「なげつける」+「かるわざ」で増強するという手がある。
『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン 公式ガイドブック 完全ストーリー攻略+アローラ図鑑』でも「即戦力」と断言されており、RTAでも鉄板の攻略チャートとなっている。
USUM以外のRTAにおいても採用されることが多く、RTAer御用達のポケモンとなっている。
XYのRTAではルカリオ入手までの繋ぎとして採用され、SVにおいても団ラッシュやライム戦の数合わせとしてカラミンゴチャートに組み込まれている。
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
78 | 92 | 75 | 74 | 63 | 118 | 500 |
素早さが一際高く、こだわりスカーフバンギラスをピッタリ上回れる118。
一般戦使用可能格闘ポケモンの最速値を10も更新し、禁止級やメガシンカを除けば第6世代では格闘最速だった。
特性「かるわざ」を利用すれば、スカーフ持ち130族を超える速さを得ることも可能。無論、物理型ひこうタイプの得意技かつ、相性抜群なアクロバットも存在する。
他の能力は控えめで、攻撃も92。防御面も平均的なので耐久や素早さの高いでんきタイプやエスパータイプなどには弱い。
「かるわざ」との相性は悪いが、遅い相手には「とんぼがえり」で退散しておきたい所。
闘/飛の複合なのでわざの範囲はかなり広く、「ゴッドバード」や「とびひざげり」といった高威力わざの他、
新わざでかくとう+ひこうタイプの複合技で「ちいさくなる」を使った相手に必中+威力2倍となる「フライングプレス」や、言わずと知れた必中わざ「つばめがえし」、貴重な回復わざ「はねやすめを自力で覚えることもできる。
耐久は高いとは言えず、弱点こそ多めだが、初のタイプ複合のおかげでいわタイプのわざを等倍、かくとうタイプの技を半減で受けることもできるという、未進化ポケモンの中ではかなり優秀な類に入るポケモン。
フェザーダンス+はねやすめを駆使することで物理ポケモンを流すこともできる。
隠れ特性は「かたやぶり」。ここまでの高速アタッカーでは初となる。
「がんじょう」などの特性を持つ相手を一撃で倒すのはもちろんのこと、「アロマベール」や「マジックミラー」を貫通して「ちょうはつ」を撃つこともできる。
じしんは覚えないが「ふゆう」相手に「Zあなをほる」を当てることもできる。
第8世代では「インファイト」、「ブレイブバード」を習得し、攻撃性能が大幅に強化・安定した。地味にタマゴ技にも「くろいまなざし」が追加されており、元々覚える「アンコール」と合わせてちょっとした芸ができる。
ポケモンホーム解禁前の初期ダブルでは「サイコシード」を持ってイエッサンとコンビを組む形で「かるわざ」エースとして一定数使われた。使用率もシーズン1からシーズン3に掛けて40位台から50位台を推移。
第9世代では各種「てんねん」持ちが追加され、「マルチスケイル」を盾に「りゅうのまい」を積むカイリューも初期から環境に進出。それらを「かたやぶり」+「つるぎのまい」で突破するポテンシャルこそ持つが、耐久が心許ないため特性が環境に刺さっても尚これといった活躍はない。
しかしレギュレーションGシーズン18終盤になると、上位帯で「ミライドン」の「ハドロンエンジン」で「エレキシード」を消費して「かるわざ」を発動する型が流行。「かるわざ」型としては総合力でオオニューラには劣るが、じめんタイプの一貫を切れること、テラスタルを使わなくてもタイプ一致で「アクロバット」を使えること、相手の上から「アンコール」で行動を縛れるのがオオニューラにはない利点。
準伝説・パラドックスポケモン以上が使用不可能なレギュレーションHシーズン22には最終10位構築に「かたやぶり」「こだわりハチマキ」型がエントリーされていた。ミミッキュやカイリュー、ブリジュラスといった耐久特性持ちに対する兵器の意味合いが強かった。
ゲーム版
- コルニ:ジムリーダー(カロス)
- カルネ:カロスリーグチャンピオン
- ティエルノ:XYライバル
- カヒリ:四天王(アローラ)
- サイトウ:ジムリーダー(ガラル)
- デネボラ:ジムチャレンジャー
- ケン:からておう/マックスレイドバトルNPC
- キハダ先生:パルデア教員
アニメ版
- サトシ
- サイトウ
漫画版
ポケモンGO
- ルチャ・リブレがメキシコ発祥だからか、メキシコのみで野生出現する。何より全土で事件が勃発し、首都でさえ外務省の海外安全情報(レベル1)が発せられている場所なのでゲットしに行くのであれば治安が比較的安全な場所でプレイしよう。
- 性能としてはやはり数少ない「フライングプレス」が代名詞。他にも不一致ながらもフェアリー/エスパータイプに対抗できる「どくづき」/「シザークロス」、現在はGOでしか見かけられない「グロウパンチ」も備えられ、PvPで活躍するには申し分ないスペックを持っている。なお地域限定だからか、実装前に「つばさでうつ」が没収、「ゴッドバード」が「つばめがえし」に置き換えられた。このためひこうアタッカーとしてはほぼ死んでいるに等しい。
アニポケ・サトシの旅シリーズ
- サトシのルチャブル
CV: 三木眞一郎
XY編36話で初登場。ニャースの通訳によれば一人称は「オレ」であるため、性別はおそらく♂。
詳細はサトシのルチャブルを参照。
ゲスト等
- ダークルチャブル
XY51話に登場した色違いの個体。『スーパーポケモンバトル』という芝居の悪役を演じる。
とある町で芝居を行う事となったが、リハーサル中にサトシが同じ役者であるブルーを襲ってると勘違いした為に、ピカチュウの電撃が元で主演のエルレイドが脚を捻挫してしまう。
そこで急遽、ユリーカの提案でサトシのルチャブルが主役をやる事となる。
カール監督によると、かつては格闘タイプの大会でチャンピオンになったほどの強者だったが、怪我を負って以降、本気のバトルが出来なくなってしまい、そこで体の負担が少ないスーパーポケモンバトルをやる事となったという。
サトシのルチャブルに触発され、迎えた本番ではいつものロケット団による乱入を退け、シナリオとは違うアドリブ全開の本気のバトルを交え、結果大盛況でショーを成功させた。
- サイトウのルチャブル
新無印編の34話で彼女のポケモンとして登場。何気にかなり久しぶりの登場である。作中ではサトシのガラルカモネギを圧倒し、その強さを見せつけた。…のだが、39話では何故か出番をカポエラーに取られてしまっており、登場しなかった。
その容姿からジュウシマツ住職に見える人もいるとか。
ポケモンしりとりにおいては最強の存在として君臨する。
その理由としては、ポケモンしりとりにて最も強いとされる「ル」攻めを受けることができ、同時にやり返すことができるため。
そのため、ポケモンしりとりでは先にルチャブルを言った方が勝つとすら言われる。
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