ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

デデンネ

ででんね

デデンネとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンである。
目次[非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0702
コーストカロス図鑑No.110
アローラ図鑑No.291
ヨロイ島図鑑No.103
パルデア図鑑No.200
ぶんるいアンテナポケモン
タイプでんき / フェアリー
たかさ0.2m
おもさ2.2kg
とくせいほおぶくろ / ものひろい / プラス(隠れ特性)
タマゴグループようせい/りくじょう


他言語版の名称

英語Dedenne
イタリア語Dedenne
スペイン語Dedenne
フランス語Dedenne
ドイツ語Dedenne


概要

ポケットモンスターXY』で初登場した、毎作おなじみ電気ネズミ「電気袋組」の一種。
その中では身長20cmと最も小さい、オレンジ色のハムスターのような姿のポケモン。

顔と胴体の幅がほぼ等しいので、かなりずんぐりむっくりしており、かつての丸かったピカチュウと同時にライチュウも彷彿とさせる。
ポケモンを知らない人に対し、デデンネとライチュウを並べて「デデンネが強くなったらライチュウになります」と言えば騙せそうなほど似ている容姿である。

耳は黒とクリームの楕円型で、黒い尻尾は細長く、背中には縦線の模様が入っている。赤い頬の電気袋からは、同類の中で唯一ネズミらしいヒゲが生えている。


アンテナポケモン」の分類通り、そのヒゲは固有の電波を送受信できるアンテナとなっている。それで仲間とコミュニケーションを取る他、遠くの仲間とも連絡を取り合う事が出来、エサや電気のありかといった情報を皆でシェアしている模様。

曰く上のヒゲがセンサー、下のヒゲが電気を放つ器官であるようだ。
尻尾と耳の形も角度によっては黒電話を彷彿とさせるが、今の子供どころか初代直撃世代ですら知らない子が多そうなのが残念である。

ピカチュウら他のでんきタイプと同様、きのみの他電気も主食としており、発電所や民家に忍びこみ、コンセントに尻尾を突っ込んで電気を吸い取り盗んでしまう。
その為、電気代がおかしいと疑われる対象になっている様子。

これは電気を生みだす力が弱く、自身だけでは満足に賄えないからであり、他の電気ポケモンからも吸い取るという、色々とバチュルに似た生態を持っている。
その為、エネルギー節約の為に眠っていることも多いらしく、アニメ版では眠りネズミという別名があると語られている。

この事から、正確なモデルは「眠りネズミ」「森の妖精」の異名を持つヤマネと思われ、タイプもポケモン史上初のでんき・フェアリーの複合となっている。
また、イタリアでペットとして飼われているげっ歯類・デグーにも、尻尾の形や体系が瓜二つである。

名前の由来は「antenne(フランス語でアンテナのこと、ただし発音はアンテーヌ)」+「電気」+「ヤマネ」だと考えられている。

25周年人気投票1位


丸くて独特な顔つきや愛らしい仕草からピカチュウとは別ベクトルの可愛さを持ち、コアなファンを獲得している。
2021年に行なわれたpokemonday投票企画「キミにきめた」では、連覇王者だったこのポケモンに4倍近くもの投票差をつけて、新王者の座に着いた。

ゲーム上における特徴

HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ合計
6758578167101431


素早さが高く、特攻もエモンガよりわずかに上回る電気ネズミ系統にしてはそれなりに高い数値を持っている。反面攻撃は低く、電気タイプらしく耐久値も低め。
特に素早さは101と100族を抜ける絶妙な素早さで多くのドラゴンタイプに先手を取る事が出来る。

しかし、特殊のほうが高いくせに、ムーンフォースはおろかフェアリータイプの主力技マジカルシャインもわざマシンで覚えられないなどからっきしという致命的な弱点があり、フェアリータイプとして戦うには唯一の物理技じゃれつくしかない。
そのためせっかくの多くのドラゴンを抜ける素早さと技を無効化できる耐性を活かせないどころか、でんき複合が裏目に出てサブのじしんでこちらが落とされるのが関の山である。

めざめるパワー氷という手もあるが、デデンネの特攻程度では落としきれないことが多く、頼みの「こおりのジュエル」も未解禁(そもそも補正値が弱体化している)と八方塞がりなのが現状である。
さらに素早いとはいってもドラゴン最メジャーであるガブリアスにはギリギリ素早さで負けてしまっているため、何もできずにじしんで落とされることもしばしば。ふうせんを持たせてもどくづきで落ちる。
……はっきり言って、ガブリアスにギリギリ先制とれるエモンガの方がドラゴン狩りに適している気がする。フェアリーでもないのに。

そういった特徴から無理に攻撃に回るのではなく、強化されたあまえるなどの補助技を先手で撃ち逃げしていく味方のサポートで使用した方が適していると思われる。
物拾い要因として割り切れば、複合タイプであることの強みが生き、またレベル100まで育てるため微妙な素早さも気にならない。何より、四天王の2人を対処できることもあって、非常に頼もしい存在と言える。

ORASでは、特性ほおぶくろと相性のいいリサイクル、苦手な地面技を回避できるでんじふゆう、耐久型やタスキ持ちに強いいかりのまえばなどを新たに習得した。

剣盾では追加コンテンツ『鎧の孤島』で登場。ようやくマジカルシャインを取得できるようになり苦節7年、威力不足が解消される事となった。
だがその一方で、特性ほおぶくろと相性のいいリサイクルに加えどくどくが没収の憂き目に。これによりほおぶくろによる耐久運用は実質崩壊してしまった。幸いなかまづくりは残されており、ダブルバトルで隠れ特性のプラスをなかまづくりして味方の特攻を上昇させるコンボも健在。

使用トレーナー

ゲーム版


アニメ版
※1:ユリーカのキープポケモン

漫画版

番外作品

ポケモンカード

非常に使用率が高い。GXの特性「デデチェンジ」がとても強力で、手札を全てトラッシュし、山札を6枚引くことができる。デッキの潤滑油として非常に優秀。一方ステータスは貧弱で、グズマやボスの指令で呼び出されてサイドを取られる、という場面も対戦ではよく見かける。
2023年1月20日以降のレギュレーションではレギュ落ちしており、全く同じ効果の特性を持つイキリンコ(グリーンフェザー)に役割を譲っている。

スマブラ

For・SPでアイテムのモンスターボールから登場。
ほうでん」した電撃は斜め4方向に向かって放出され、ステージにある障害物も貫通する。

Newポケモンスナップ

研究所に住んでいる博士のポケモンとして登場。
普段は和やかに過ごしているが、PCを前にすると普段とは異なる行動を取るようだ。

ポケモン超不思議のダンジョン

ポケモン調査団の連絡係で登場。性別はメス。
「アンテナポケモン」らしくヒゲの電波を使い、冒険に行ったメンバー達との連絡を取りあう仕事をしている。
なお調査団へは通いらしく、寝泊りはしていない。いなくなった時には代わりにおだやか村のニャスパーが連絡係を担った。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • XY1話:モブポケモンとして初登場。


シトロンのデデンネ


  • CV.佐藤恵
    • 3話から初登場し、4話でシトロンにゲットされたユリーカのキープポケモン(ユリーカはトレーナーになれる年齢に達しておらずゲットできないため、キープ(将来的にゲット予定)という方法を取っている)。
    • 詳細はこちら

  • XY141話:神話にてユリーカに似た少女が連れていた
  • SM83話:野生の群れが登場。
  • SM92話:モブ
  • SM130話:リーリエの後ろにいる観客の膝で寝ていた。
  • 新無印31話:モブ
  • 新無印56話:騎士道の館に登場。
  • 新無印66話:一般通過デデンネ
  • 新無印67話:電気泥棒のイメージで登場。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

12章で登場。こちらではユリーカの手持ちとなっている。

関連イラスト

デデンネ
デデンネ


リアルデデンネ



ライチュウとのコンビ

ライチュウとデデンネ
もちもち



関連項目

ポケットモンスター ポケモン ポケモンXY
ポケモン一覧 でんきタイプ フェアリータイプ

0701.ルチャブル0702.デデンネ→0703.メレシー 

同複合タイプ

カプ・コケコ

電気袋組

世代電気袋組
1/2ピチューピカチュウ(キョダイマックスピカチュウ)→ライチュウ(アローラライチュウ)
3プラスルマイナン
4パチリス
5エモンガ
6デデンネ
7トゲデマル
8モルペコ(まんぷくもよう/はらぺこもよう)
9パモパモットパーモット


ポケダン関連

デンリュウ 
クチート ジラーチ ブイゼル
アーケン ホルビー ペロッパフ

その他

  • ヤマネ
  • カービィ:任天堂の丸くて可愛いマスコット繋がり。ちなみに同じ大きさ

関連記事

親記事

電気袋組 でんきぶくろぐみ

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 12020794

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました