データ
初出 | 第4世代 |
---|---|
タイプ | でんき |
ぶんるい | 変化 |
めいちゅう | - |
PP | 10 |
範囲 | 自分 |
効果 | 5ターンの間宙に浮き、自身が「でんじふゆう」状態(後述)になる。 |
英語名 | Magnet Rise |
「でんじふゆう」状態
概要
第四世代から登場したでんきタイプの補助技。
特性「ふゆう」と効果が似ているが、こちらは技なのでいえきなどの特性を消したり奪ったりする技の影響を受けず、かたやぶり持ちのじしんも防ぐ事が可能。バトンタッチでも引き継ぐ事も出来る。
でんきタイプの他にはがねタイプも多く覚えられ、どちらも地面技が弱点であるためうまくいけば機転を作る事が出来る。
特に耐性の多いジバコイルやクレッフィが使うと厄介。珍しい処ではポリゴンZやバイバニラも覚える。
でんじふゆう状態の間にうちおとすを食らう、トリックでくろいてっきゅうを押しつけられる、じゅうりょくを使われたりすると状態が解けてしまう。
また事前にねをはるを使用しているポケモンはこの技が使えなくなるので注意(ナットレイくらいしかいないが)。
第五世代からはよこどりでもでんじふゆうを奪えるようになったため、思わぬ敵に状態変化を奪われてしまう事も。
同じ第五世代で登場した技「テレキネシス」を食らったポケモンは、このでんじふゆうを使ったのと同じ状態になる。
さて、電気タイプがこの技を使用すれば弱点はなくなるが、多くの場合、でんじふゆうは相手のじしんを一瞬スカすための手段だと思った方がいい。
電気タイプは弱点は少ないが耐性も少なく、耐久面の数値も低めの種族が多い関係上、等倍でもこだわりタイプ一致技で倒されかねないからである。
また、鋼タイプのでんじふゆうも非常に読まれやすく、でんじふゆうを使ってくるのを先読みしてちょうはつで妨害されたり、ばかぢからやアームハンマーを撃ってくる地面タイプなども少なくない。
そのため相手がどんな技を持ってるのか(特に対鋼手段は地面技か格闘技か)を見極めて使用しないと、でんじふゆうも空振りに終わってしまう事が多く、意外と上級者向けの技だったりする。
ポケモン剣盾では教え技全没収により、覚えられるポケモンが減って珍しい技となってしまった。