概要
作者ルイス・キャロルは、友人宅のデスクで寝ているオポッサムをイメージしていたのだが、(恐らく聴いていたアリス・リデル以下姉妹全員の意見で)ネズミと言うことになり、当時はネズミと言うと壊れたティーポットへ入れて飼うのが定石だったため、ティーポットへ入れられる。その為、「ネズミのくせにポットへ入らない」という事態になる。
その後、眠りネズミが
「昔々 糖蜜の井戸(なんかオックスフォードのどこぞに病気Illを治す癒しの水が出る糖蜜の井戸wellってのがあったらしいのよ)の「いと深く」に、エルシー(ELSIEはアリスの愛称だけどロリーナ・シャーロットの頭文字LC)、レイシー(ALICEを適当に並べ替えたもの)、ティリー(イーディスの愛称であったマティルダの通常の愛称)の、小さな (little) 三姉妹が住んでいました」
とか言って始めた話が、おそらくモデルで聴いていたリデル家 (Liddel)三姉妹(ロリーナ アリス イーディス)の聞き間違いと、それを聴いて採用する作者の手で、翻訳不可能な(Mで始まるものを描きだすとか、そういうと次にMARCH HAREが言うとか)会話を交えカオスな展開になる。
眠そうなイメージが強いが、むしろ作中では役割をサボるような描写はなく、基本的に働き者である。
モチーフの同じキャラクターも同様。
セリフ
帽子屋「キラキラ光る コウモリさん
一体お前は何してる?
この世をはるか下に見て
お盆のように 空を飛ぶ」
「キラキラ キラキラ キラキラ」