基礎データ
全国図鑑 | No.0311 |
---|---|
ホウエン図鑑 | No.080 |
セントラルカロス図鑑 | No.096 |
ブルーベリー図鑑 | No.119 |
ローマ字表記 | Prasle |
ぶんるい | おうえんポケモン |
タイプ | でんき |
たかさ | 0.4m |
おもさ | 4.2kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | プラス/ひらいしん(隠れ特性・第6世代から) |
おとしもの | プラスルのけ |
タマゴグループ | ようせい |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | プラスル | plus(英語でプラス) |
英語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語 | Plusle | 日本語に同じ |
フランス語 | Posipi | positif(プラスの、正の) |
韓国語 | 플러시 | plus(英語でプラスの) |
中国語 | 正電拍拍 | 正電(正電荷)+拍(拍手) |
概要
第3世代『ルビー・サファイア』から初登場のポケモンで、うさぎのような赤い耳に、プラスの記号をモチーフにしたほっぺたと尻尾を持つ。マイナンとは対になる存在。
黒く真ん丸な目と電気袋を持った可愛いでんきタイプ、第3世代におけるいわゆる「ピカチュウポジション」、別名「電気袋組」の一種であり、グッズ展開が積極的になされている。
また可愛らしい外見からマイナンと並んで人気の高いポケモン。イラストでもセットで描かれることが非常に多い。
ただ、マイナンとの間に進化や交配での繋がりは一切なく、あくまで別種扱いである。
色違い
色違いは濃い赤色になる。
ゲームでの特徴
- 第4世代などを除きプラスル・マイナンどちらかの出現率が高く、もう片方は低いか全く出てこない。楽に入手するには両バージョン手に入れるか、他人と交換する必要がある。
RSE・ORAS
- マイナン同様に110ばんどうろに生息している。しかし、3つ目のバッジ手前で手に入る貴重なでんきタイプで、『サファイア』の方が出現率が高い。
- 主にふたごちゃんなどのトレーナーが使用してくる。特性や技など、ダブルバトルが導入された第3世代を象徴するポケモンでもある。
DPt・BDSP
- 全国図鑑入手後に「じまんのうらにわ」に出現する。
HGSS
ブラック・ホワイト・BW2
- 『ブラック』『ブラック2』のみ、6ばんどうろで大量発生する。
XY
- 5ばんどうろに出現する。
第7世代~
- 第9世代『スカーレット・バイオレット』では『藍の円盤』で解禁。テラリウムドームのポーラエリアとキャニオンエリアを繋ぐ電気石の岩窟で生息する他、タロが初戦で繰り出してくる。
- 配信前の公式トレーラーでは紹介されていなかったが、公式ガイドブックの表紙に掲載された事で登場が確定した。舞台がダブルバトル中心だからだろうか。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
60 | 50 | 40 | 85 | 75 | 95 | 405 |
- 基本的に愛玩用であり、対人戦はあまり向いていないとされるが、ダブルバトル向きの特性「プラス」を持つ為、「プラス」または「マイナス」の特性を持つポケモンと同時に繰り出すと火力が上昇する。こちらの方が火力が高い為、マイナンのサポートを受けて大ダメージを与えていきたい。
- 第4世代まではプラスルマイナン固有の特性だったが、第5世代以降上記2種の特性を持つポケモンが増えてきた為、様々な組み合わせが可能になった。だが、所有者がでんきタイプやはがねタイプなせいで、じめんタイプの技にとことん弱いのが最大の欠点。「くさむすび」や「でんじふゆう」で対抗したい。ちなみに、それらのポケモンがいない場合でも技「なかまづくり」を味方に使えば味方共々自分の火力を引き上げられる。
隠れ特性とその難易度
- だが上記特性の入手方法が少々大変で、『XY』では群れバトル限定で、しかもプラスル・マイナンの群れの出現率がかなり低い。一応特性「せいでんき」で吸い寄せられなくはないが、『Y』の場合プラスルが5匹いるうちの1匹だけにしかいない為入手が困難。
- 『オメガルビー・アルファサファイア』のサーチで手に入れるのが簡単かと思いきや、こちらも『オメガルビー』では『Y』と全く同じ出現条件なせいで、そもそもプラスル自体が手に入りにくくなっている。
- しかも「せいでんき」で吸い寄せようとすると別のポケモンが寄ってくる始末。無事手に入れたら是非可愛がってあげよう。幸い、1匹でも入手できれば図鑑サーチで隠れ特性の入手難易度は大きく下がる。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
漫画版
番外作品
『ポケモンレンジャー』
- 女主人公のパートナーとして活躍。いたずら好きで何度か他のポケモンとトラブルを起こし、フォルシティで出会った際にはヘルガーにちょっかいをかけて襲われ、混乱しているところを主人公にキャプチャされてなだめられる。その後リリースされるも、主人公のことが気に入り、ハヤテと共にオニドリルで飛行しようとする主人公の足にしがみついてリングタウンに付いてくる。ポケアシストは「ほうでん」。
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
- 劇場版『裂空の訪問者』
ラルースシティに住む野生のポケモンでマイナンととても仲が良い。かつてレックウザとデオキシスの戦いに巻き込まれたことが重度のトラウマになりそれ以来ポケモンに触れなくなっていた少年トオイにゴミ箱に挟まったマイナンを助けてくれた事で彼に懐くようになる。
- カズチのプラスル
AG38話にて、山の灯台で出会ったカズチのポケモンでマイナンと一緒に「てだすけ」などの応援を得意とする。ロケット団のメカに対しマイナンと「てだすけ」で充電して「スパーク」で突っ込んで撃退。その後はカズチと共に旅に出たが、AG52話にてサトシ達と再会する。
- ヒナタのプラスル
AG155話から登場したポケモンレンジャーのヒナタのパートナー。ヒナタがキャプチャしたポケモンの能力を上げるため「てだすけ」をする。
AG155話でセレビィがロケット団に捕まった際にはロケット団のメカに「でんじは」を浴びせてメカをショートさせた。
AG171話でヒナタと一緒に地磁気の異常現象を解決するミッションで来た時にサトシ達と再会するが、地磁気の乱れで元気を無くしてしまう。
- ヒカリとプラスル&マイナン
DPヒロインのヒカリは、幼稚園時代に嫌がるプラスルとマイナンを無理やり抱きしめて2体の電気で髪が光りながら爆発状態になってしまい、その際ケンゴから「ピカリ」と名付けられてからかわれて笑い者にされたため、以来見ただけで取り乱すほどプラスルとマイナンがトラウマになっていたが、後述する162話の件で克服した。
- ウララのプラスル
DP161・162話のアサツキ大会で登場。決勝で相手になったヒカリに「スパーク」で彼女の髪を「ピカリ状態」にして上述したトラウマを再発させ、リボンがかかっているにも係わらず一時的にバトルを放棄するほどパニックに陥らせるが、マンムーとヒノアラシの励ましで克服され撃破された。ウララからはマイナンと共に「あなた達が一番よ」と優しく抱き締められて労られた。
- マルプリのプラスル
CV:松村沙友理
新無印61話で便利屋のマルプリの相方で「プラスルマイナン便利屋」の看板ポケモンで登場。
その他
AG | 52話 |
---|---|
XY | 62話・80話・91話・112話・137話 |
劇場版 | ディアルガVSパルキアVSダークライ(オラシオンの彫刻) |
アニポケ・第8シリーズ
- 59話・61話・66話・67話:モブで登場。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
4章から登場。伝説のポケモンに関わる「探知機」を開発・所持していた前のトレーナーを喪い、緑生い茂るすてられ船で野生化。同境遇のマイナンと2匹で船に残された探知機を守りながら住んでいた。船に自生する数々のきのみの性質をよく知っており、それをフル活用して侵入者にイタズラをする。
ルビー・サファイア訪問時に探知機を狙いに来たマグマ団に2人と2匹全員が襲われ、2人の指示と2匹の技で追い払った事で仲良くなる。探知機が奪われてからも2匹で船に残っていたが、カイオーガ来襲により船が沈み大波に流され、運良く辿り着いたマボロシ島でこれまた偶然ルビー・サファイアと再会した時に手持ちポケモンになり決戦を共に戦った。
決戦後はまた野生に戻り、別の棲みやすい場所に移っていたが、13章でサファイア達と再会する。
小柄で元々の電力は大きくないものの、マイナンとの抜群の連携力と、特訓で得た応援用ボンボンを強力な電気攻撃に応用する技、そして外から貰った巨大な電気を操る技術を持っている。
DP物語
主人公ハレタの父・カイセイが連れ歩いているポケモンで登場。ハレタのマイナンと親子関係があるかは不明。
赤き情熱と藍き英知
主人公の一人・アルファのポケモンで登場。
ポケモンローカルActs
宮城県塩竈市に地域応援ポケモンであるラプラスと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0310.ライボルト(メガライボルト)→0311.プラスル→0312.マイナン
関連ポケモン+α・グループ等
その他