データ
初登場 | ポケットモンスター ブラック・ホワイト |
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タイプ | ノーマル |
分類 | 変化 |
PP | 15 |
命中 | 100 |
範囲 | 1匹選択 |
効果 | 相手の特性を自分と同じものに変える |
英語名 | Entrainment |
概要
相手の特性を自分の特性で上書きする技。覚えられるのはミミロル系やタブンネなど、かわいい見た目のポケモンが割と多い。
使用者の特性によって、さまざまな使い方が可能。
まず、特性に依存しているポケモンを無力化できるというのが大きい。がんじょうを持つポケモンも一撃で倒せるようになるし、ちからもちを持つポケモンも骨抜きにできる。
相手の「がんじょう」を消すという意味では反射技対策にもなるため、高い火力を持ったポケモンとも好相性。
ダブルバトルでは、強力な特性を持ったポケモンが味方にその特性を受け渡すという戦法も可能。オニシズクモのすいほうやハルクジラのちからずくあたりが狙い目だろう。
また、がんじょうをヌケニンに渡すコンボもある。しかし現状がんじょうとなかまづくりを両立できるポケモンがいないため、がんじょう持ちウソッキーで他のポケモンが使ったなかまづくりを「ものまね」したうえで改めてヌケニンになかまづくりする、というややこしい方法を取るしかない。
味方のスロースタートやよわきを書き換えて覚醒させる事もできるが、残念ながらなまけには効かない。仲間に加わる事すら面倒くさいという事か…
逆になまけ側が使うなかまづくりは有効なので、アイアントでなまけを強制感染させる変わり種コンボも存在する。ケッキングのように「他に選択肢がない」というわけでもないのにデメリット特性をあえて採用する意義がある珍しいケースである。
他にも、他の特性に書き換えられない特性(マルチタイプ、バトルスイッチ、ダルマモード(『ポケットモンスター X・Y』までは有効だった)など)には効かないのはもちろん、相手に上書きさせる事ができない特性(イリュージョン・フラワーギフト・トレース・かわりものなど)もあるのでシンプルビームなどより制約が多い点に注意。
当然ながら、最初から同じ特性を持った相手にも失敗する。
変化技であるため、マジックコート状態で跳ね返す事も可能。この場合、跳ね返した側がなかまづくりを使うという形になるため、上書きされる特性は跳ね返した側のものになる。
なお、説明では「不思議なリズムで踊り」とあるが・・・