データ
初出 | 第6世代 |
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効果 | 攻撃技を使用するとブレードフォルムに変化する |
キングシールドを使用又は交代するとシールドフォルムに変化する |
概要
第6世代初登場の、ギルガルド専用特性。
効果は上記の通り特定の行動を取るとフォルムチェンジすると言うもの。
この特性のお陰で攻めでは攻撃・特攻150、守りでは防御・特防150を活かして立ち回る事が出来る。
ギルガルドの使用率が高いのは、癖があるとは言えこの特性のお陰で攻めにも守りにも有用であるため。
しかしこの特性…いや、最早特性と呼んで良いのか分からない。
この特性、他のいかなる技・特性によっても無効にする事が出来ないのである。トレースも不可。
そして曲がりなりにもフォルムチェンジするだけの特性という点も、この謎を深めている。
例えば、チェリムは特性を消されても能力強化補正が掛からなくなるだけでフォルムチェンジ自体はできる。よってフォルムチェンジはチェリムの個性と言える。
また、無効化できない特性としてはアルセウスの特性・マルチタイプがあり、マジックルームやさしおさえを喰らってもタイプはそのままである。
しかしあれは「持ち物の効果を消す」だけであり持ち物はそのままであることに変わりは無い為何らおかしい事は無い。
対してギルガルドはこの2例に当てはまっていない。
特性とフォルムチェンジが別枠というわけでもなく、持ち物に依存したわけでもない。
最早個性が特性と言う域に達してしまっているのである…。
余談
数あるポケモンのフォルムチェンジの中でも外見の変化はかなり地味で、他のポケモン達が明確に変身していたり合体したりしている中で、ギルガルドの変化は盾に自身を収納しているかしていないかの違いだけである(上記のようにチェンジ時モーション自体は中々かっこいいのだが…)。
後に登場したミミッキュのばけのかわによる変化もピカチュウの人形の頭の部分が倒れているかいないかの違い(これでも一応フォルムチェンジ扱い)だけで、地味さで言えばギルガルドと良い勝負である。
ちなみに偶然にもギルガルドとミミッキュは共にゴーストタイプ複合であり、両者のフォルムチェンジの内容にゴーストタイプである事を生かしたような様子は欠片も見受けられない点も共通している(それが地味さの最大の理由だろうが…)。
関連タグ
他のFC用特性