データ
効果 | 相手を倒すと、サトシゲッコウガにフォルムチェンジする(第7世代) |
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相手を倒すと、バトル中一回のみ攻撃・特攻・素早さが一段階上がる(第9世代) |
概要
サトシゲッコウガへのフォルムチェンジを可能とする特性で、オーキド博士曰くとても珍しいとされる。名称はゲーム版で初めて登場し、第7世代から存在する。
所有者は『サン・ムーン』体験版で手に入るゲッコウガ(親:サトシ)のみ。通常のゲッコウガは持っておらず、このゲッコウガはタマゴが見つからないので完全専用特性となる。そういった性質から、進化前にあたり進化後の同じ特性を持つ、他の特性ケロマツやゲコガシラの特性は何になるかは不明になっている。
発動条件は相手のポケモンを自分が倒すこと。「じしんかじょう」や「ビーストブースト」と同じ仕様となる。耐久が低いゲッコウガにとって、高速化が進んだ現在はシビアな変身条件だが、ハイドロポンプなどの高威力技を活かして変身したい。
なお、ゲーム内の特性の説明では「みずしゅりけん」が強くなるとあるが、厳密にはサトシゲッコウガの状態で仕様が少し変わるというものであるため、第9世代現在では強化水手裏剣を拝むことはできない。
※フォルムチェンジ後の状態についてはサトシゲッコウガの項に記載。
第九世代では何とフォルムチェンジ自体が出来なくなってしまい「攻撃技で他のポケモンをひんしにすると、自分のこうげき・とくこう・すばやさがそれぞれ1段階ずつ上がる。1回の戦闘で1度だけ発動する」という内容に変化した。元々、サトシ以外のトレーナーでは変身させられなかったはずであり、設定に回帰したともいえる。
ただし、フォルムチェンジしなくなった分、能力の上昇率は増加している。具体的には、よくあるとくこう・すばやさに努力値を最大まで振ったゲッコウガの場合、それぞれの数値は232と261に達し、同条件のサトシゲッコウガの205、184を大きく突き放している。もちろん、性格補正をかければさらに差を広げられる。
こうげきも向上するため、とんぼ返りや格闘技の威力向上もねらえる。
メガシンカと異なり持ち物も自由なので、命の珠など、強みを活かせるアイテムを持たせてやりたい。
ポケットモンスターSPECIALではワイ・ナ・ガーベナのゲッコウガがこのきずなへんげを持っていたが、彼女は発現に至る器が足りなかったのか(メタ的に考えれば、キャラデザ・設定が「サトシ」ありきであるというどうしようもない部分が一番の理由だろう)、終ぞ日の目を見る事はなかった。
関連タグ
場のポケモンが倒れると発動する特性
じしんかじょう ビーストブースト ソウルハート しろのいななき くろのいななき
他のFC用特性