おぉ、よく来たの。これが概要だよ
本名はオーキド・ユキナリ。一般的には「オーキド博士」の名で知られている。
初登場作は『ポケットモンスター赤・緑』で、ポケモンシリーズ初めてのポケモン博士でもある。
基本的にはカントー地方はマサラタウンにある「オーキド研究所」で暮らし、毎日ポケモンの研究をしている。
担当声優
- 石塚運昇:アニメ版ポケットモンスターシリーズ(初代)、ポケモンスナップ(初代)
- 堀内賢雄:アニメ版ポケットモンスターシリーズ(2代目・『サン&ムーン』第111話以降)
- 森功至:『ポケットモンスターTHE_ORIGIN』
- 緒方賢一:『ポケモンマスターズ』
- 若林正:『W Professors』
- 園部啓一:『Pokémon Evolutions』
人物像
新人トレーナーに対しても気さくに声をかけ、助言を与えるなど基本的に親しみやすい性格をしている。
孫に初代ライバル・ナナミがおり、ライバルに対してはやや厳しい描写が見られる。
孫がいるため、既婚であると思われるが妻子は一切登場しておらず、現在まで明かされていない。
容姿
白髪で紫色のシャツに白衣を着た初老の博士。設定とは裏腹に1996年に発売された攻略本等に描かれた公式イラストでは機嫌が悪そうな表情をしており、親しみやすそうな風貌には見えなかった。初代ポケモンのドットで打たれた彼の表情はかなりの強面である。アニメ化されて以降、親しみやすい風貌となったと思われる。
名前の由来
名前の由来は「orchid(蘭)」だと考えられていたが、実際は「大木」。
これを踏襲して英語名は「Professor Oak」となっている(oak = オーク = 楢・樫)。
中国語名はそのまま「大木博士」。
経歴
元は凄腕のポケモントレーナーであったらしく、ポケモン図鑑完成を目指して旅をしていたが、体の老化による自分のトレーナーとしての限界を感じ始め、トレーナーを引退。以後はポケモン専門の科学者としての道を歩むことになる。
なお、引退したとはいえ、実力はまだまだ健在らしい所を見せることがある。
元々は純粋な生物学の道を進んでいたが、進化の樹から外れたポケモンへの興味が深まり、引いてはそれが「人間の根源を突き止める結果ともなり得るのではないか」と思う様になりポケモン学へ身を投じることとなる。
T大学理学部卒業後、生物学教室研究員を経てタマムシ大学携帯獣学部名誉教授を務めるなどポケモン界では名が通っており、尊敬する者も多い。ポタイプによる分類法を提唱したのもオーキド博士である(※1)。
ポケモン世界におけるポケモン研究の第一人者であり、その道の研究を体系化した偉大な人物。少なくとも『ポケットモンスター 赤・緑』においては、150種類のポケモンの存在を確認(※2)、系統的に分類したという点でオーキドの研究所は世界一となった。
そんな大層な経歴とは裏腹に、新人トレーナーにも気さくに話し掛け助言を与えるなど、親しみやすい人柄の持ち主である。
物語の要所でアイテムを送ってくれたり、図鑑を評価してくれたりと主人公を温かく見守ってくれる。
家族は孫の姉弟がおり、マサラタウンで同居している。弟の方は『ポケットモンスター 赤・緑』で主人公のライバルとなり、『ポケットモンスター 金・銀』では「グリーン」という名前でジムリーダーとして登場する。姉の名前はナナミで、ブリーダーとしてかなりの腕があるらしく、ポケモンだいすきクラブでも有名な人物となっている。
アローラ地方には従兄弟であり見た目が良く似ている「ナリヤ・オーキド校長」がいる。
ちなみに『Pokémon HOME』に「ダイオーキド」という人物が登場するが、関係性は不明。
※1.ただし、遠い時代を舞台としている『Pokémon LEGENDS アルセウス』では、ポケモンのタイプやそれに伴う相性が存在することを既に発見されている。ポケットモンスターシリーズには並行世界の存在を示唆している作品が存在するため、設定変更と捉えるか、何らかの理由があると捉えるか、別世界と捉えるかはプレイヤー解釈に委ねられる。
※2.シリーズが進むに連れて、ファンからはポケモンの総数を150(あるいは151)としたことにツッコミが上がっているが、1996年に出版された公式ガイドブック『ポケットモンスター図鑑』には「ポケモンは全種類が見付かった訳ではありません。今後も研究を重ね、新しいポケモンが見付かり次第増補版を出版して行こうと考えています」(原文ママ)と書かれており、『ポケットモンスター 赤・緑』当時から全部で150種類しかいないとは明言されていない。また、「150(151)という数字はオーキドが自力で発見した種の数ではないか」という意見も存在する。
ゲームでのワシじゃ
1作目『ポケットモンスター 赤・緑』やそのリメイク作『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』では、主人公とライバルにヒトカゲ・ゼニガメ・フシギダネのどれか1匹を、マイナーチェンジ版『ポケットモンスター ピカチュウ』やそのリメイク作『ポケットモンスター Let'sGo! ピカチュウ・イーブイ』ではピカチュウとイーブイのどちらか1匹(『ポケットモンスター ピカチュウ』と『Let'sGo! ピカチュウ』では主人公がピカチュウ、ライバルがイーブイで固定。『Let'sGo! イーブイ』ではこの逆)をそれぞれプレゼントし、ポケモン図鑑の完成を任せる。1996年発売の攻略本において、彼のフルネームが公表されており、また学歴やこの時点での150種までの発見・分類が彼の研究所の大きな功績であることが判明している。前述の通り若かりし頃の彼が凄腕トレーナーであったことが四天王・キクコとの会話で分かる。
『赤・緑・青』には彼との対戦を想定していたと思われる『オーキドせんせい』というポケモントレーナーのデータが存在するが、没データのため正規の方法では対戦できず、改造やバグなどでしか対戦はできない。初代NPC屈指のガチ構築で、浮いていた御三家もう一匹を使用している。これは『Let'sGo! ピカチュウ・イーブイ』で四天王ワタルに初勝利した直後の会話でネタにされており、誤って次の対戦相手をオーキド博士と言ってしまった。
2作目『ポケットモンスター 金・銀・クリスタルバージョン』やそのリメイク作『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』では、主人公を見守るウツギ博士が尊敬する人物として登場し、主人公に対しても直接助言を与える。主人公がグリーンに勝利すると最後のひでんマシン「ロッククライム」を託し、シロガネ山に行ける様に手配してくれる。また、ラジオ番組にも出演する。
3作目『ポケットモンスター ルビー・サファイア』には直接登場しない。
4作目『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』では、主人公を見守るナナカマド博士の後輩格として、ゲーム内で特定の条件を満たすと主人公の前に姿を現す様になる。主人公のポケモン図鑑を全国図鑑にパワーアップしてくれる他、「アップグレード」が貰えたり『ポケットモンスター プラチナ』ではファイヤー・サンダー・フリーザーの出現フラグとなる。ハクタイシティの民家に滞在しており、全国図鑑評価をしてくれる。リメイク版を除くと本編においてオーキド本人が登場したのは本作が最後。
7作目『ポケットモンスター サン・ムーン』には直接登場しないものの、従兄弟・ナリヤによる呼称という形でゲーム本編内でこれまで言及されることがなかった「ユキナリ」の名が初めて登場する。
『ポケモンスナップ』では野生のままのポケモンの調査のためにトオルにポケモンの撮影を依頼、彼の為に調査用のマシンとしてゼロワン号を開発し任せることになる。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではカスミと共にフィギュアとして登場。
『ポケモンマスターズ』
初のトレーナーとして登場した作品であり、バディはミュウ。2020年2月14日 - 3月16日までの期間限定配信で仲間に出来た。CVは緒方賢一氏。
また、同作のキクコの口からもオーキドとキクコの関係が明かされている。
オーキドは当時から多くの人に慕われていたが、1人でいることが多かったキクコを気にして彼女に何度も話しかけるようになった。
一方、キクコは一人でいることが好きだったためオーキドをポケモン勝負で黙らせようとしたが、オーキドはキクコと同等かそれ以上に強く、キクコの傍にはいつもオーキドがいる様になった。
何度も戦う内にキクコは心を開くようになり、オーキドとのポケモン勝負が好きになっていた。
しかし、研究者を志したオーキドはキクコとバトルをしない様になり、結果的にポケモンは戦わせるものという考えのキクコと袂を分かつ形となってしまったという。
なお、バディーズイベントでは初代のアバンに登場するニドリーノをパートナーとしており、キクコのパートナーがゲンガーであることを考えるとニヤリとさせられるネタである。実際にこのアバンの再現までやってくれるので、ファンは是非プレイされたし。
また、ミュウの遊びに付き合ったことで眠っていたトレーナーとしての血が騒ぎ出し、ミュウとバディを結成する。ちなみに、ミュウ繋がりからか本イベントにはカツラも登場する。
アニメにも出ておるぞ
アニメ ポケットモンスターシリーズ
ゲーム本編と少々設定が異なっている。年齢は不明だが、下記のユキナリが40年前の姿のため、10歳の孫がいたり、ゲームの方でキクコにジジイ呼ばわりされていたのに反して、現在は50 - 55歳前後と、意外と若い年齢となると思われる。
マサラタウンに研究所を構えて研究をしている。金銀編以降はケンジを助手に迎えている。シゲルの祖父であり、サトシとも小さい頃からの付き合いがある。
しかし、シゲルに対しては物語当初におけるパフォーマンス的な振る舞いや、見る度にサトシ一行を含めた他のトレーナーを煽ってくる自分勝手な言動に難色を示していた様で、彼がポケモンリーグで敗退した際には、「反省させる良い薬となった」とキツく咎めている。
もっとも、シゲルが傍若無人となったのは、オーキドがサトシの性格を気に入り贔屓し過ぎたのが原因なのだが。
ちなみに、ゲームでの孫娘に当たるナナミはアニメに登場していない。オープンカーを所有し、実際に運転している。
金銀編でポケモンの研究をするきっかけになったのは、博物館でオムナイトの貝殻の化石を見たことがきっかけだと語っており、野生のオムナイトと進化系のオムスターに会った時は感動と同時に懐かしさを感じていた。
研究所の庭にはサトシのポケモンを初め、マサラタウン出身のトレーナーのポケモンが放し飼いにされている。他にもカントー地方のみならず、ジョウト地方からやってきた野生のポケモンも住んでいるらしい。サトシのフシギダネが庭を取り仕切っている。
研究者としてのみならず「ポケモン川柳の人」としても有名(ヒカリは「川柳の人」と呼んでいる]。テレビなどの各種メディアに出て活動する機会も多いが、大学時代の先輩・ナナカマド博士からは本業に力を入れるように言われたことも。7thシーズンのサクラギ博士は教え子の1人。
この他にも趣味としてトサキントやアズマオウ品評会に参加しており、上位入賞の常連である。なお、彼が所持するアズマオウは何とピカチュウ柄である。
ポケモン学会においてトップシークレットの「ポケルス」についてもある程度知っている様で、それ故にロケット団のナンバ博士に目をつけられ、ヤマトとコサブロウのコンビに誘拐されそうになったこともあった。
手持ちのポケモンを出す機会は少ないが、金銀編ではジョウト地出張した際にゲットしたポッポを出すシーンがある。また、番外編『戦慄のミラージュポケモン』ではカイリューを出したこともある。少年時代はリザードを所有。また、デコロラ諸島ではロトムを捕獲した。
ロトム捕獲の際には「でんきショック」を受けつつ語り掛けて素手で捕まえるという、文字通り体当たりな方法でゲットした。
曰く、「全ポケモンの技を身を以て知らずしてポケモン研究者とは呼べない」とのこと。いくつか生命の危険を感じる技があるが…流石はタイプ:ワイルドマサラの人といったところ。メルタンとの直接対面でも「ラスターカノン」の「洗礼」を浴びている。
全シリーズを通して登場する数少ないレギュラーである。
『ポケットモンスター XY』でもサトシが3話と『ポケットモンスター XY&Z』最終話でテレビ電話を使いカロス地方 - カントー地方間で連絡を取っている。
『ポケットモンスター サン&ムーン』では従兄弟「ナリヤ・オーキド」が登場しており(外見は完全に日焼けしたユキナリ)、彼に出番を譲る形で初代からの「オーキド博士」登場は減少した。
『ポケットモンスター(第7シリーズ)』でも主にサクラギ博士が登場するため出番は多くないが、要所で登場している。
シリーズ最終回「虹とポケモンマスター!」では新人トレーナー用に新たなカントー御三家を用意していた。
研究中にうっかりポケモンへの不興を買ってしまうことはあれど、基本的にはポケモンに対しては誠実であり、ポケモンを売り買いの道具と見なす輩を嫌っており、ミラージュシステムに関しても「ポケモンへの愛情が欠けている」と難色を示すなどポケモンへの愛情は深い。
本編後のおまけコーナ『オーキド博士のポケモン講座』では一貫して司会を務めている(詳細はリンク先を参照)。
なお、最初期のEDである「ひゃくごじゅういち」は彼が歌っている。
2018年8月13日、長きに渡りオーキド博士の声優を務めていた石塚運昇氏が鬼籍に入った。亡くなる直前まで収録に参加していたことから、ストック分を消化後の新規収録回以降堀内賢雄氏が2代目として引き継いだ。また石塚氏が担当していたナレーションも同時に引き継いでいる(後任が決定するまでは、ククイ博士役の中川慶一氏がナレーションを代演していた)。
堀内氏のオーキド博士の声は似せようともしない新境地として話題となった。
後任。堀内氏は、オーキド博士として就任する以前に『ポケットモンスター サイドストーリー」でピチューブラザーズが登場するお話や機内上映用オリジナルストーリーでナレーションを担当。本編でもアララギ博士のCVや、ゲーム『Pokémon Battle Revolution』の実況役も担当していた。
また、オーキドの少年時代の姿は、2001年の『劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇』で確認可能。
↓少年時代の姿。詳細は「ユキナリ」の記事を参照。
上述の通り、ゲーム本編と設定が異なっているため、ゲームとアニメでは別物と考えた方が良い。だが、外伝作品の『ポケットモンスター Let'sGo! ピカチュウ・イーブイ』では川柳を披露するなどアニメの要素が取り入れられ、ゲームの方でも少しキャラ崩壊されがちになっている。
ポケットモンスターTHE ORIGIN
ポケモン研究の権威で、レッドとグリーンにポケモン図鑑とヒトカゲ(レッド)とゼニガメ(グリーン)を託す。
冒頭ではゲームのオープニングを彷彿とさせる演出で、視聴者にポケモンの世界について説明している。
Pokémon Evolutions
第8話「ザ・ディスカバリー」に登場。
ブルーの図鑑評価をしている。
漫画でのワシじゃ
ポケットモンスター(穴久保幸作)
角刈り風の髪形で眼鏡と、公式グラフィックとは少々違うデザイン。
ポケモン研究のみならず、発明やイベント主催など幅広い活躍をする元気な老人。
レッド(赤井勇)一行を温かく応援するが、ピッピのせいで酷い目に逢うこともしばしば。その際の描写として、
- ピッピによって建物や発明品が崩壊・爆発・炎上。「バカモ~ン!」「儂の(施設・品名)を…弁償しろ~!」と涙目となるのはお約束。何も悪いことをしていないのに、巻き添えで悲惨な目に遭わされる点では『星のカービィ デデデでプププなものがたり』のデデデ大王と類似する。
- もっとも、博士もピッピに容赦ない報復をしたり、弄り過ぎたりして仕返しされるなど、立場が入替わることもある。
- 空軍や特殊部隊と繋がりがあったり、本人も秘密兵器を作ったりと、ロケット団や伝説のポケモンといった敵役を上回る過激なキャラとなることも。良きおじいちゃんキャラがキレて暴走する様子は、まるで某派出所のベテラン警官…おや、誰か来たようだ。
ポケットモンスターSPECIAL
孫・グリーンにヒトカゲと図鑑を渡すのは原作通り。
レッドの方は彼が研究所に勝手に入ってフシギダネのボールを触っていたため泥棒だと考えひっ捕らえようとしたが、弾みで彼が研究所のポケモンを大量に逃がす事故を起こしたため事態を収拾させる。レッドが事件を解決させながら人見知りのフシギダネを手懐けるのを見た後、彼が「泥棒しに来たのではなく、強くなる方法を聞きに来た」と語ったため、フシギダネと図鑑を譲り図鑑集めの旅に出す。
レッドの出発後、残されたゼニガメは突然何者かに盗まれたが、後にゼニガメが進化したカメックスを手持ちにし続けている窃盗犯に直接対峙する事になる。
この世界でもポケモン図鑑を開発、改良している。他の地方の各博士と連絡を取り、各地方用に設定した図鑑を3機ずつ譲ったり、共同開発したりしている。
各博士たちから図鑑を授与された「図鑑所有者」は高いポケモントレーナーとしての実力を身に付けると共に、平和を乱す悪へ立ち向かう運命を辿る。結果、各地方の博士はその地方在住の図鑑所有者の上司のような状態になっており、オーキドは図鑑所有者の内、研究所があるカントー在住のレッド&グリーン&ブルー&イエローと、ジョウト在住のゴールド&シルバー&クリスタルに直接指示を送り、地方・世界崩壊規模事件が起きる地点に派遣している。
ジョウト地方のラジオ「オーキドはかせのポケモンこうざ」にアイドルのクルミと出演している。メインMCなのだがクルミの大ファンのゴールドからはオマケのじーさんとしか思われていなかった。
若い頃はポケモンリーグで優勝する腕前であったが、現在では(恐らく手持ち共々)老いて体力が衰えたことでポケモン勝負に体がついていけず、低レベルのマグマッグ1匹捕獲にすら難儀する有様に。
情報や自身の身柄を狙って研究所を襲撃する悪党が少なくないため度々自分の手持ちポケモンで対抗しているが、当たる相手が悪の組織の幹部格やボスクラスばかりで毎回手酷く返り討ちにされてしまっている。
初登場時はマサラタウンからトキワシティまで自転車で移動するのだけでも息をきらしており、金銀編以降は手持ちのオドシシの背に乗って移動するようになった。
手持ち
明言はされていないが手持ちとして確認出来るのはほとんどがノーマルである。ひょっとすると専門にしているのかもしれない。
- ガルっち(ガルーラ)
バリバリ現役だった時代からの手持ち。
かつてのポケモンリーグ決勝でもフイニッシャーとなっており、恐らく博士にとっての相棒ポジション。
効果がないハズのピヨピヨパンチでキクコのゲンガーを押し退ける(連載当時はとくせいの概念が無かったが、しかし後に読者からの質問に答える形できもったまのとくせい持ちだと判明。ゲームからの逆輸入で効果があったことになった)など、博士の手持ちではかなり戦える方。
……なのだが、それなりに実力があるのが判っているからか、あるいはオーキド博士自身が老いると共にこの個体自身もかなりの高齢となった故か、研究所襲撃では毎回かませポジ。
- ラキっち(ラッキー)
バリバリ現役だった時代からの手持ち。
ナナミと共に研究の手伝いをしている描写があり、
複数回に渡る研究所襲撃においてやられた描写がない。
ブルー戦で披露された手持ち。
博士はブルー戦を実質こいつ一体で戦い抜き、カメックスを撃破して勝負に決着を着けた。
当時ブルーが鳥ポケモンに酷いトラウマを抱えていたことやトレーナーとして未熟だったことを勘案しても十分な実力を持っていると言える。
再登場した際はオニドリルに進化していたが、待っていたのはかませポジであった……。
- レディっち(レディバ)
金銀クリスタル編より登場した手持ち。
博士が長距離移動する際は鞄持ちを担当している。
- オドっち(オドシシ)
金銀クリスタル編より登場した手持ち。
博士の長距離移動要員。
ブルー戦で見せた手持ち。ピジョットはグリーンのものとは別個体。
この2体に関しては出番がここしかなく、博士の手持ちの集合絵からもハブられている。
グリーン及びイエローの手持ちと被ってしまうのが原因ではないかと推察される。
ポケットモンスター全集
サトシ(アニポケとは別人)にヒトカゲ、孫のシゲルにゼニガメを託す点では原作と差異なし。だが、息子夫婦が事故で亡くなり、孫達を育てるために調査活動を断念。そのため、シゲルは祖父のために奮闘するが、最終的にはサトシに敗退。博士は「ポケモンへの愛情が欠けておる」と悲しむが、シゲルの姉が彼の思いを伝えたため、「ワシも言いすぎた」と顔を和らげる。そして、サトシとシゲルに協力してポケモン図鑑を完成させるよう夢を託して物語を締めくくった。
交友関係を話そうかのお・・・
ゲーム冒頭のメッセージに曰く、ポケモン博士として皆から慕われている。
各地のポケモン研究者との親交は特に深く、特にシンオウ地方のナナカマド博士は直接の先輩である。その一方で、ガラル地方のマグノリア博士やソニア等、オーキドと親交があるのか不明な博士も存在する。
その親交は外伝作品にも及んでおり、『ポケモンGO』に登場するウィロー博士はかつてオーキド博士の指導の下でポケモンの研究を行っていたことがあったらしく、スペシャルリサーチ「ミュウを探せ!」においてそのことを話してくれる。
また、四天王のキクコはオーキドとの過去の関係を匂わせる。少なくともオーキドのトレーナー時代を知る数少ない人物。後に『ポケモンマスターズ』にて少し踏み込んだ詳細が語られた。
他、ジョウト地方のボール職人であるガンテツの部屋にも、キクコと思しき女性と3人で写っている=若い時代のものと思われる写真が飾られており、こちらも旧知の間柄ではないかと考えられている。
『ポケットモンスター サン・ムーン』ではアローラ地方でリージョンフォームの研究をしているいとこの存在が明らかとなった。
また、『Pokémon HOME』では同じくポケモン図鑑の完成に情熱を燃やすダイオーキドという人物がナビゲーターとして登場。名前もさることながら、ロン毛でバイザーのようなものを装着している点を除けばどことなくオーキド博士を思わせる風貌をしているが、現時点では両者の関係については特に語られていない。
みんなも関連タグゲットじゃぞ〜
家族
- ウチキド博士
- ウツギ博士
- オダマキ博士
- ナナカマド博士
- アララギ博士 アララギパパ
- プラターヌ博士
- ククイ博士 ナリヤ・オーキド
- マグノリア博士 ソニア(ポケモン)
- ラベン博士
- オーリム博士 / フトゥー博士
- ウィロー博士 ダイオーキド(従兄?)
関係者
その他