概要
ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンが感染するウイルスの一種。第2世代から第8世代まで登場が確認されている。
発症・感染したポケモンは、戦闘で獲得する基礎ポイントが2倍になる。ウイルスではあるがデメリットはなく、むしろ育成の助けになる。
発症から感染と消失まで
戦闘終了後、手持ちのポケモンが3/65536の確率で発症する。初めて感染した場合はポケモンセンターでポケモンを回復させた時にジョーイさんからポケルスにかかった旨を知らされる。
発症しているポケモンを手持ちに入れていると、戦闘終了後、手持ちの別のポケモンに一定確率で感染させられる。
毎日0時にポケルス消失の判定があり、最長でも4日までしか持続しない。消失すると以後他のポケモンに感染しなくなり、新たに同じポケモンが発症・感染することもないが、基礎ポイント2倍の効果は残る。ただし、ボックスに預けているポケモンはこの限りではなく、いつまでもポケルスを持たせ続けられる。
第9世代では…
初期のソフトバージョンではポケモンSVにも発生していたが、更新データVer.1.0.1(更新内容上では非公開)では廃止された可能性が高いようで、前世代のポケルスに感染したポケモンをポケモンホーム経由でパルデア地方に送るとポケルス表記は消え、ポケルスの効果が消滅してしまうと思われる。
なお、送る前にレベルや基礎ポイントをある程度上げるまで効果を維持したい場合はあえてしばらくは送らないと言う手もありだろう。
廃止された理由についてあのウイルス騒動が原因ではないかと噂されているが、真相は不明である。
その他
極めて稀ではあるが、もし努力値稼ぎの最中に気づかずに発症ないし感染していた場合、努力値を稼ぎ過ぎてしまう。
交換してもポケルスは持続するため、別のソフトから発症しているポケモンを連れてきて、手持ちポケモンに感染させることもできる。
ポケルスへの自然感染は数十時間、数百時間プレイしないと望めないため、乱数調整で感染させるという手もある。
非常に低確率なため通常プレイでは滅多にお目にかかれないが、昨今はグローバルトレードステーションなどがあるためポケルスを持ったポケモンは割と容易に入手が可能。