「〇〇ではない、ナンバである!」
人物
CV:永井一郎
ロケット団に所属する幹部クラスの科学者でヤマトとコサブロウの直属の上司である。
性格は冷酷かつ狡猾で傲慢である。ポケモンは人間のために生きていると語っており、「人類は選ばれた生き物であり、それ以外の生き物は人間に奉仕して当然」という選民思想に近い考えを持つマッドサイエンティスト。
元々は多数の研究成果を持つ天才科学者であったが、反道徳的な研究を好んでいたため優秀な科学者を求めていたロケット団に入団した。
組織内では「ナンバ博士を励ます会」が開かれるなど部下からは慕われているのだが、登場すると必ずといっていいほど「ナンギ博士」や「キンバ博士」、「ギンバ博士」、「ナンゾ博士」、「サンバ博士」、「ルンバ博士」などと名前を間違えられてしまう。そのためその都度上記のように修正してくる、というのが定番になっている。また相当な地獄耳であり、どこかで誰かが名前を間違えると、無線機越しで連絡してくる程である。しかも誰が間違えたのか正確に把握している(AG編以降は直接の出番はなく、大抵このテンプレの為に登場する)。
コミカルな描写が目立つもののジョウト地方のうずまき諸島でルギア親子を捕獲する作戦の指揮をとった他、伝説のポケモンであるファイヤーの移動周期や未知の強化ウイルスであるポケルスの調査、古代ポケモンの研究などを行っている等情報収集に長けその分析のもとで作戦を練るなどロケット団幹部として上記のように様々なプロジェクトを任されている。
またエスパーポケモンを使った洗脳装置やビシャスが使用するダークボールなどポケモンの感情を操る兵器開発を得意としており、手持ちポケモンのエレブーは怒りのパワーを増幅させるナンバNO.5によって強化されているためかなり強い。それ故サトシが戦ったR団員の中で一番の強敵と言われている。
また洗脳を得意分野にしているという意味でロケット団科学者の中でも特に危険な存在であるばかりか、彼のグループはアニポケ版プラズマ団(原作プラズマ団より小規模)に匹敵する勢力を持っている。
2014年1月27日に担当声優の永井一郎が逝去した上、ヤマトとコサブロウも新無印にて再登場した時点で既にロケット団を退団していた為、サトシの旅シリーズではDP編第65話が最後の登場となった。
関連項目
はぐれけんきゅういん:原作ゲームに登場するトレーナー。モデルと考えられる。