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ゲンガー

げんがー

ゲンガーとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.094→No.0094(第九世代から)
カントー図鑑No.094
ジョウト図鑑No.060
シンオウ図鑑No.071
マウンテンカロス図鑑No.032
アローラ図鑑No.075
ガラル図鑑No.143
ヒスイ図鑑No.138
パルデア図鑑No.070
ローマ字表記Gangar
分類シャドーポケモン
タイプゴースト / どく
高さ1.5m
重さ40.5kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性ふゆう(第6世代まで)→のろわれボディ(第7世代から)
おとしものゴースのガス

他言語版の名称と由来

言語名称由来
日本語ゲンガードッペルゲンガー+幻
英語ドイツ語・スペイン語・イタリア語Gengar日本語名に同じ
フランス語Ectoplasmaextoplasme(エクトプラズム)
韓国語팬텀phantom(英語で幻、幻影)
中国語耿鬼日本語名の音写+鬼(霊)
ヒンズー語गेंगार英語名の音写
ロシア語Генгар英語名の音写
タイ語เก็งกา英語名の音写

進化

昨日とよく似た狭間に

ゴースゴースト(Lv.25) → ゲンガー(通信交換またはつながりのヒモを使用) → メガゲンガー(メガシンカ、ゲンガナイト)


メガシンカ

メガゲンガー

詳細はメガゲンガーを参照。


キョダイマックス

キョダイゲンガ―

詳細はキョダイゲンガーを参照。


概要

ポケットモンスター 赤・緑』(第1世代)から登場し続けている古参のポケモン。影に潜み獲物を狙う幽霊のポケモンで、名前の由来はドッペルゲンガーから来たものと思われる。


進化前と比べると手足のあるずんぐりとした可愛らしい体型に変化し、分類も「ガスじょうポケモン」から「シャドーポケモン」に変化している。体重も400倍と大幅に増加したが、逆に身長はゴーストよりわずかに縮んでいたりする。

ゴースゴースト時代の僅かながらのどくタイプ要素がゲンガーになるとほぼ無い。だから分類も変わったのだろうか。


黒板アート100日チャレンジ / 9日目 ゲンガー

図鑑の説明が何かと怖く、明確に人の命を奪うと明記されてる危険な部類のポケモン。

同世界において数々の都市伝説を持っており、と同化して移動する(影を操って追い越したり、笑い声を上げるとも)、周囲の生き物の体温を奪うなど多彩な能力を持っている。特に影と同化する力に関してはゴーストポケモントップクラスであり、部屋の隅のわずかな暗がりからも現れる事が出来るほど。


『New ポケモンスナップ』の図鑑によれば、悪童を戒めるためにブギーマンとして絵本に登場する事もあるという。


サンの図鑑に至っては「逃げる術はないので諦めろ」と事実上の死刑宣告をされたり、元は人間で道連れを目論んでいるとされたりと枚挙にいとまがない。

しかしながら、影を動かすなどの怪奇現象はゲンガーの仕業に違いないというような断定口調の記述が多く、本当にゲンガーの仕業であるかどうかは定かではない。しかしながら、実際にゲンガーは危険なポケモンである事に違いはないので、そう記述されるのもおかしくはないのだろう。(学術的には大いに問題のある書き方なのだが…。)


ポケパークWiiでは洋館の絵に溶け込むというどこのメディアでも語られていない能力を見せており、第4世代におけるもりのようかんの赤く発光する絵の正体は実はゲンガーなのではないかという説もある。(根拠としては後述のダブルスロットシステムが挙げられる。)


今ほどポケモン対策が整っていなかった『LEGENDSアルセウス』の時代のポケモン図鑑によれば、「きよめのおふだ」を持っておくとよいとされている。単なるお札で身を守れるのか?と思われるが、ポケモン世界ではこのお札は野生ポケモンの出現率を下げる役割があるので効果がないというわけではないのだろう。


初期のゲンガーはバラつきはあったものの、設定に準拠した狂気じみた形相で描かれる事が多かった。特にまだGB時代だった頃、二度目に描き直された公式イラストは怖い。

現在はやんちゃなイタズラっ子のようなデザインに統一され、黒っぽかった体色もにある程度統一されている。


色違いは微妙にトーンを落とした様なかなり分かりづらい体色だが、その反動かメガシンカやキョダイマックスでは一気に様変わりする。似た境遇としてガブリアスがおり、時々話に上がったりもする。

その影響で下記の映画版で登場した際は、ゲーム版とも違う体色で出てきた。


2014秋にはハロウィンの企画として「白いメガゲンガーキャンペーン」が実施されたことがあり、全国のイトーヨーカドー、イオン系列の店舗、ポケモンセンターなど全国800店舗にて色違いのゲンガーが配布された。企画名通りメガシンカさせることで白いメガゲンガーとなる。


ゲームでの特徴

  • 初代FRLG含む)プレイヤーならお馴染み、タイトル前デモに後ろ姿として登場している黒いポケモンこそゲンガーである。アニメ第一話『ポケモン!きみにきめた!』や『ポケモンKidsTV』のアニメ『ユメノツボミ』をはじめとした公式によるオマージュされている。

  • ゴーストを通信交換することによって進化する。そのため、かつては通信する友達がいないと手が届かない存在の一つであった。シリーズが進むにつれて、1人でも入手できる機会が増えてきている。

DPtBDSP

  • キッサキシティではNPCミナッチがチャーレムと引き換えにゴースト(NN:ドロりん)を交換してくれる。しかし、このゴーストにはかわらずのいしを持たされている為、ゲンガーにはならない。交換後に落胆・殺意を覚えた人もいるだろう…

  • GTSのおかげで一人でも大丈夫…と思われたが、実はGTSを利用しなくとも「ダイヤモンド・パール」ならダブルスロットを利用してもりのようかんのある部屋に向かえばなんと野生のゲンガーが出てくる。

XY

  • 手持ちにゲンガーを入れた状態で、クノエシティにいるゲンガナイトを譲ってくれる女性(オカルトマニア)に話しかけるととても悲しいセリフを喋ってくれる…。

SMUSUM

  • スーパー・メガやす跡地でゴーストの呼び出しに出現する。

ソード・シールド


LEGENDSアルセウス

  • つながりのヒモを使えばゴーストから直接進化できるため、『剣盾』以降の作品であれば、『ポケモンHOME』を経由させて元の作品とやり取りすることで、通信交換無しでゲンガーを入手することが可能となっている(もっとも、これは同作に登場する他の通信進化の絡むポケモンにも言えることである)。

スカーレット・バイオレット

  • ハッコウシティのNPCサキねぇとバチンウニと交換する事で一匹だけ手に入るようになった。
  • ★5以上のテラライドバトルで倒せば入手できるチャンスがある。

性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第1世代606560130110425
第世代まで60656013075110500

※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。


主な技


  • 特攻・素早さが高い分かりやすい能力値なのでアタッカーとして人気があり、現在でも使用する人は多い。ただしそれに対して耐久面が低めなので、素早さ負けすると一撃で沈むこともしばしばある。また、物理技の採用も低め。

第1世代


  • しかし、当時目覚めたターンは無防備と言うねむり状態の仕様が現在以上に厳しく、ねむりを自動的に解除できるきのみも無く、更にゲンガー自身も素早さ種族値は110と高いためゲンガーより遅い相手は強引に眠らせて突破する事が可能。

  • タイプ不一致とは言え「サイコキネシス」「10まんボルト」も高いとくしゅでダメージを出せる上、当時の「はかいこうせん」や「どくどく」が無効化できるのも強みであったりする。


第2世代


  • 仕様変更などで「さいみんじゅつ」が弱体化したが、変化技「うらみ」「くろいまなざし」「みちづれ」などが追加。
  • 素早さ110からの「みちづれ」は脅威であったが、どくタイプ複合なため使い手の多い「じしん」が脅威な為、場合によって後輩のムウマを採用する事も。
  • またこの世代から「徘徊系ポケモン」が出現するようになり、高いすばやさを生かして「くろいまなざし」と「さいみんじゅつ」のコンボで捕獲要因として使用した人も多いだろう。
  • 「だいばくはつ」の威力上昇も強化点。当時は実質威力500であったため、ここまで来れば如何にゲンガーの攻撃種族値と言えども1:1交換には大抵困らなかった。

第3世代

  • とくせい「ふゆう」を習得。弱点の1つであるじめんタイプの攻撃を無効化。地味にヘドロばくだんも対応した。
  • 無効が3タイプと多くなったので若干倒されにくくなったが、努力値の仕様変更により耐久面に努力値を振る事が難しくなった事で耐久は大きく落ちた。

  • FRLG以降はシャドーボールを自力習得可能となったが、相変わらず物理技だったため他タイプの特殊わざや豊富な補助わざを高い素早さで活かしていく戦いがメインとなっていた。
  • ただしダブルバトルではだいばくはつが全員に威力250(実質500)で通る上、だいばくはつを使えるポケモンの中でも素早さが高く(最も素早いのはマルマインだが、攻撃力がより低く技の幅も狭い)こだわりハチマキを巻いてだいばくはつをする姿も珍しくなかった。

第4世代

  • タイプと攻撃依存が分化されたが、ゲンガーは強い恩恵を受けたポケモンの一体である。

  • 三色パンチが物理化により実質没収となったものの、シャドーボール・ヘドロばくだんがとくこう依存となったため、高いとくこうを生かして高威力のタイプ一致わざを使えるようになった。特にシャドーボールは、アタッカー構成であればほぼ確実に使われる。
  • その他にはエナジーボールきあいだまの習得も大きい。シャドーボールときあいだまだけでも全てのタイプに等倍以上が取れるようになり、攻撃面で死角が無くなった。
  • ただしダブルバトルにおけるだいばくはつの威力が3/4に落ちたため、物理型は全く見られなくなった。(というより、攻撃力と素早さで勝るアグノムが登場したためゲンガーを用いるメリットが乏しくなった。)

  • 新登場アイテムの「くろいヘドロ」により、特攻に振らずに耐久調整をした通称ヘドロゲンガーとなる物も出来た。これは、バトレボにおけるラス1みちづれほろびのうた禁止、複数催眠禁止というプレイヤー間の暗黙の了解(いずれもゲンガーを意識して発生した不文律であった)の中で生まれた型であった。

  • 別なところでバトルタワー・バトルフロンティアでのゲンガーは強い。交代をあまりせず、攻撃一本道のCPU相手には「みちづれ」が非常に成功しやすい。タスキで耐えながら2回以内に落とす→2体目を「みちづれ」で葬る→2対1と有利な状況からそのまま勝つというパターンが非常に作り易いからである。
  • バトルサブウェイ以降の施設では素早さに補正が入ったポケモンが非常に多くなったことで先手を取り辛くなったり、特性が変更されてしまったりとでやや扱い辛くなってしまった。

第5世代

  • 素早さも110以上のポケモンが増え、ゴースト1位の特攻はシャンデラに追い抜かれた。

  • 新技も相性が悪いのでマイナス面が目立ったが、特性「イリュージョン」を持つゾロアークとはタイプの相性がキッチリ補完で来ているので相性は良好。ただしCPUには「ふゆうしていないゲンガー」として見られてしまい地面技は普通に使われるため注意。


第6世代


  • メガストーン「ゲンガナイト」はシナリオ中盤で入手できるだけでなく、その時には既に進化前のゴーストを捕まえられる状態になっているので、シナリオ攻略においても即戦力になってくれる。

  • メガシンカによって大きく強化されたゲンガーだがいい事ばかりではなく、新特性「ぼうだん」を持つブリガロンはほとんどの攻撃技を無効化されてしまう難敵となった。とはいえ新技マジカルシャインの習得や、豊富な補助技があることから一概に弱いとは言えない。

第7世代

  • 足が地面に付いてるのにじめん技を受けないのはおかしいと思ったのか、特性が『ふゆう』から『のろわれボディ』に変化。これにより再びじめん技を喰らうようになってしまった(ゴースゴーストは明確に浮いているせいかふゆうのまま)。

  • ただ、SM及びUSUMでのアセロラの試練では、ゲンガーが普通に空中を歩いていたり、飛んでいたりする。やっぱりコイツ浮いてるじゃないですかー。

浮遊を失いグラスフィールドを満喫するゲンガー

  • まあ、それはそれとして…のろわれボディのかなしばり効果は意外と役に立つ場合もあるので、一概に弱体化したとは言えない。とは言え確実に効果を発揮する特性と3割の運ゲーの特性では天と地の差があるが。

  • 現に2019年4月2日から開催されている「ゆびをふる」オンリーバトルではわるあがきを誘発させられるためトップメタに君臨している。プレッシャーを禁止にしてこっちは何故禁止にしなかったのだろうか…
  • また、『ふゆう』が消えたことでフィールドの効果も受けられる。

 

第8世代

  • ヘドロウェーブを自力で習得。
  • しかし、自身より素早いゴーストタイプであるドラパルトが登場した事で一気に数を減らしてしまった(ゴーストタイプはお互いに攻撃が抜群になるタイプのため、他のタイプに比べて素早さが重要視される事が多い)。

  • 更にメガシンカ廃止により大幅に弱体化した事もあり、逆境は続く。ドラパルトを抜いてまでゲンガーを採用する理由がなく、ゴーストタイプはドラパルト、ギルガルドミミッキュを採用する場合が殆ど。そのため、ゴーストタイプが強い環境なのに元祖ゴーストであるゲンガーはその波に乗れていないという事態になっている。

いじけ

  • キョダイマックスが与えられ、相手を逃げられなくするメガゲンガーさながらの追加効果の専用キョダイ技を使えるようになったが、場に出てすぐに発動する特性とは違い技は撃つ前に相手に逃げられる事も多いため、ゲンガーにキョダイマックスを割くメリットがあまりないのが現状である。

  • だが弱体化した訳ではなく、性能も悪くはない。ただ先述の通り自身よりすばやさの高いゴーストタイプが増えた事が逆境なだけである。実際ミミッキュとドラパルトが使用禁止になったランクマッチのシリーズ6では、ゲンガーは使用率上位に躍り出ていた。

  • ドラパルトが居ないので採用されるというダブルのガブリアスと似たような立ち位置になってしまった。


  • 更に文字通りゲンガーの完全上位互換とも言える種族値を持つレイスポスが新たに登場。あちらは覚える技が貧弱過ぎるので差別化は出来るものの、それでも上から袋叩きにされる機会が増えており(しかも最速のポケモンまで登場する始末)、大幅に没落。一時はシングルバトルバトルでは使用率が150位圏外にまで落ちてしまった。

  • 自身より素早いゴーストタイプが居るとは言えカプ・レヒレ等の役割対象が上位にいる事から、最終使用率順位は70位と不遇ポケモンとは程遠い地位に位置しているものの、やはり高速ゴースト枠として目の上のたんこぶであるドラパルトが居る。

  • ちなみに、どく/ゴーストという剣盾現在に至るまで唯一無二の組み合わせにより、あくタイプのポケモンとの相性補完としてはかなり優秀。
    • 大半のあくポケモン(特にかくとうが4倍になってしまうタチフサグマ等)が苦手とするかくとうタイプを無効化し、虫タイプを1/4まで抑え、フェアリータイプも半減し抜群で反撃できる上、逆にどくタイプのゲンガーが苦手とするエスパータイプはあくタイプでスカすことができる。
    • 似たようなことが(特性をうまく扱えば)火力、耐久で勝るギルガルドにも言えるが、こちらはギルガルドが覚えないデバフ技の数々や、敵のあくタイプへの切り返し手段たりうるマジカルシャインを覚えること、また向こうは受けてから反撃することが基本とされるのに対しこちらは紙耐久だがすばやさ種族値110の速攻アタッカーとして立ち回りが全く異なるので意識する必要はないだろう。

第9世代

  • ダイマックスが廃止され、剣盾で習得した「アンコール」を活かしやすくなった。また、レイスポスの不在によってそちらの劣化を避けられることとなった。


  • それでもイッカネズミネズミざんが無効な上に、そこそこ使われるくさフェアリーのテラスタルに一致で抜群を突けるだけ、まだ第8世代よりはマシか。さらにサザンドラに対してはテラスタルを使わずとも、(相手がテラスタルを使わない限り)マジカルシャインで4倍弱点を突けるので不利とは言い難い。

  • さいみんじゅつ」を持っているため、相手がテラスタルでゲンガーの攻撃技に耐性を持たせても、「さいみんじゅつ」が当たりさえすればそれを無に帰すほどのアドバンテージを稼げる。

  • 何だかんだランクバトルが始まると、シーズン1終盤から採用率が若干伸びていった。ダイマックス廃止で生命線の「みちづれ」が機能しやすくなったのも大きい。

  • どくウエポンという有効打があるのが大きい。


テラレイドバトル

  • 上記の通り、★5以上のボスとして出現。倒せれば通信交換抜きで即戦力のゲンガーを入手可能。……なのだが、テラレイドバトルのゲンガーは、本作のレイドボスの中でもかなり面倒な相手として悪名高い

  • 特性「のろわれボディ」であるため、確率でこちらの攻撃手段を封じられてしまう。「ドレインキッス」や「パラボラチャージ」等の回復技、「フレアソング」や「しんぴのちから」等の積みながら攻撃する技を封じられてしまうと、これらの技に戦闘手段を依存しているポケモンはまず間違いなく詰むことになる。

  • 加えて、技も厄介なものが揃っており、攻撃技は一致技の「シャドーボール」「ヘドロばくだん」に加え、★6の個体はあくタイプ対策として「マジカルシャイン」も完備している等、隙が無い。

  • 補助技も技のPPを減らす「うらみ」、こちらをこんらん状態にする「あやしいひかり」等いやらしい性能のそのものが揃っており、これらの絡めてを駆使してこちらを積極的に妨害してくる。


  • いずれにしても、ソロでもオンラインでも、きちんと対策を練っておかないと攻略することは極めて困難だろう。

使用トレーナー

ゲーム版

\今日は俺たちのターン!/

※1:ポケモンスタジアム2

※2:ポケモンスタジアム金銀


アニメ版


漫画版

  • キクコ(ポケスペ)
  • ロケット団中隊長リョウ(ポケスペ)
  • コンコンブル→エックス(ポケスペ)
  • オニオン(ポケスペ)

その他


番外作品

  1. 詳細はこちらを参照
  2. ポケダンについてはこちら

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

「ゲンゲラゲーン!!」

アニメに於いては見た目によらず何かとコミカルな扱いで登場する事が多く、イタズラ好きでどこか憎めないキャラクターとして描かれているパターンが殆ど。

鳴き声に関しては「ゲンゲロゲー」という表記も見られ、ファンの間ではゲンガー自体を指す愛称としても使われる。ちなみに無印では普通に「ゲンガー」と鳴いていた。


〈レギュラー〉

よかったね、ゲンガー


〈ゲストなど〉

  • 無印1話
    • サトシの見ていたテレビでニドリーノとバトルしている形で初登場。

  • 無印23話
    • ポケモンタワーに住み着いた野生のポケモンとして登場し、ゴースやゴーストと漫才トリオをやっていた。サトシにTVで覚えたいろんなギャグを披露したが全く受けず、あまりのショックで消えそうになったことも…。

  • 無印72話
    • ロケット団がポケモニア遺跡の地下から掘り出した黒い石のような物の中から現れた超古代のゲンガー。
    • 巨大な姿をしていて、体には独特の模様があり、しかも人間やポケモンを自分の体に吸い込む力がある。
    • ゲンガーはポケモニア文明の石版に記されている「黒き闇」と見られ、同じく出現した超古代フーディン共々「世界を滅ぼす二つの力」と言われ、本当に世界を滅ぼされかねなかったが、最後に出現した「全てを鎮めし力」のデカプリンの歌で眠り、元の玉に戻って危機は救われた。

  • ユウジのゲンガー
    • 無印111話でオレンジリーグヘッドリーダー・ユウジのポケモンで登場。サトシのケンタロスのじわれ攻撃をかわして「あやしいひかり」で混乱させる。
    • ケンタロスと交代で出たサトシのラプラスにも混乱させようとするが、水中に潜られて躱されたうえに「みずでっぽう」を受ける。最後は「れいとうビーム」と「ナイトヘッド」がぶつかり、ダブルノックアウトとなった。

  • 無印121話
    • キキョウシティへ向う途中にある迷いの森で幻覚を見せるゴーストポケモン。そのため、迷いの森を通るには「みやぶる」を覚えたホーホーが必要となる。

  • 無印156話
    • ロケット団がエスパー技を鏡で跳ね返すゲンガーメカに乗って襲来する。

  • マツバのゲンガー
    • 無印181話に登場したマツバの切り札。サトシのヨルノズクと激闘を繰り広げ、ヨルノズクがフィールド一杯に「ねんりき」を打ち出し姿を見せた所を「みやぶる」で攻撃が当たるようになり、「シャドーボール」を打ち出す前にヨルノズクの「たいあたり」で敗北した。

  • キクコのゲンガー
    • AG132話にてトキワジムのジムリーダーとして臨時に赴任した四天王・キクコがサトシとバッジ無しのジムバトルをした時に登場。ピカチュウを相手に「さいみんじゅつ」からの「ゆめくい」の必殺のコンボでピカチュウに勝利する。

  • DP90話
    • ポケモンサマースクール5日目のプログラムで、山頂の遺跡に通じる山道で参加者達を脅かすために用意されたポケモンの1匹。
    • アオイのコリンクを脅かそうとしっぽを掴んだが逆にサトシのピカチュウに攻撃されてしまう。
    • 次にタケシ達と遭遇した時はタケシからポケモンフーズをもらって喜んで食べていた。

  • メリッサのゲンガー
    • DP102話のジム戦で登場。ゴーストポケモン特有のトリッキーな動きでサトシのブイゼルを惑わすが、催眠術対策をしてきたサトシの作戦「カウンターシールド」によって倒された。

  • BW137話
    • 遺跡の勇者の石造をロケット団が倒した事でサトシ達に襲い掛かった。
    • 実は他のゴーストポケモン同様に勇者ウッデードのポケモン達であり、サトシが持っていた勇者のメダルに気付き、彼らをバトルフィールドへと連れていった。ロケット団からピカチュウを助けた後、彗星ダンスを踊った。

  • XY72話
    • こわいイエでコールという男性と共にいるポケモンで登場。ピアノが弾ける。

  • ジャービスのゲンガー
    • 劇場版『ボルケニオンと機巧のマギアナの悪役・ジャービスのポケモンとして登場。強制的にメガシンカさせることが可能なメガウェーブによってメガゲンガーへと変わる。色違いであるものの、ゲーム版とは異なり青白い体色をしている。
    • ジャービスの性根とポケモンに対する思想故に信頼関係は皆無で、与えられたメガウェーブの力が無くなるや否や彼を見捨て、自分だけさっさと逃げてしまった。

  • アセロラの「欲しがりラプー」

  • 遥かなる青い空
    • ゲンガー自体は登場しないが、サトシが立ちよった森にいくつものゲンガーの石碑がある。作中に登場するハルトの正体を踏まえると………

その他

無印169話・196話(イメージ)
DP90話・91話
XY100話
SM3話(幻覚)・42話・81話
新無印1話(ミュウがへんしん)・2話
劇場版キミにきめた!

余談だが、幼少期のゴウが着ていたシャツにもゲンガーがプリントされていたり、新無印135話の回想ではぬいぐるみが確認できる。


『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ

  • 9話
    • リコのパパ・アレックスが描いた絵本の表紙で登場。


POKÉTOON』のゲンガー


漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • エックスのラスマ
    • 性別:♂・特性:ふゆう←→かげふみ
    • 性格:きまぐれ ・個性:すこしおちょうしもの
    • ニックネームの由来はゲンガーのフランス語の名称「Ectoplasma(エクトプラスマ)」。
    • 元はコンコンブルの手持ちであるが、とても強いが目立ちたがり屋であり、主役になれる場面でしか行動を起こさないため、コンコンブルも手を焼いていた。
    • フレア団への反攻に失敗し、コレアの操るギルガルドに斬られそうになったエックスを「シャドーパンチ」で救い、アサメの住人を助けるためのフレア団との戦いで「ゲンガナイト」と共にコンコンブルから譲り受けられる。エックスに「ラスマが戦う姿はカッコいい」と煽てられたことで、メガシンカに成功した。影の中に入り込んで奇襲を仕掛けることが得意で、エスプリのオーロットを倒した。
    • 以降はそのきまぐれな性分もなりを潜め、素直にエックスの指示に従って戦い抜いた。
〈エックスの手持ち〉
ガル&コガル (ガルーラ↔️メガガルーラ♀️)
マリソ (ハリマロンハリボーグブリガロン♂️)
サラメ (ヒトカゲリザードリザードン↔️メガリザードンX♂️)
エレク (ラクライライボルト↔️メガライボルト♂️)
ラスマ (ゲンガー↔️メガゲンガー♂️)
ルット (カイロス↔️メガカイロス♂️)

  • 2章でキクコのゲンガーが登場。黒い霧を発生させて棺桶の幻影を作り出し、対象をその中に閉じ込めて動きを封じ、その状態のまま『ゆめくい』でじわじわと体力を削る恐ろしい戦法を見せる。スオウ島の決戦では他者の影に自由に出入りして不意打ち攻撃することも可能。影に潜んだ相手の生気を少しずつ奪い、影が交差する度に他の敵の影へと移動する。キクコの指示が無いときは音を頼りに攻撃する。グリーンを追い詰めるが、アーボックの尻尾の囮に引っ掛かり、グリーンのポリゴンの「サイケこうせん」に敗北。なおも立ち上がろうとしたが、ゴルバットに上空から明かりで照らされて長さを制限された影に入り込めなくなった。

  • 3章ではロケット団中隊長リョウの手持ちでも登場。

  • 15章ではジムチャレンジにおけるオニオンの主力で登場。創人はキョダイゲンガーの口から亡き「お師匠」こと父親の声を聞き、身具は「バトルで攻めるための道具」ではなく、ポケモンが生きるために不可欠な体の一部である事を思い出した。

他作品

web小説「きみと雨上がりを

楽曲「Biri-Biri

  • アンナの手持ちとして登場。作中の台詞からゲーム内にも存在するハッコウシティのNPCとの交換で貰った個体と窺える。アオキに敗れ傷心のアンナを探すネモの前に現れ、彼女を自身のトレーナーの下まで導いた。

余談

人気について

  • その高い性能と愛嬌溢れる姿から初代より人気や知名度が高く、御三家や伝説、電気鼠枠などといった特別なポジションでないにもかかわらずグッズ化や外伝作品などへの出演回数がかなり多い。
    • 実際人気投票企画のポケモンオブザイヤーでは総合10位を記録。カントー地方ではリザードンに次いで2位である。特に女性人気、その中でも一部の方々からの支持率がかなり高いようだ。
    • サトシの最後のレギュラー手持ちに選ばれたのもこれが原因だと思われる。
  • 2023年、大リーグの球団の1つであるニューヨーク・メッツが、当時チームに所属していた千賀滉大選手とゲンガーをコラボさせた壁紙を投稿し、日米の野球・ポケモンファンの間で話題になった(これは、千賀選手の決め球が“お化けフォークghost fork)”と呼ばれていたため、それに因んだもの)。

関連イラスト

当然ながらpixivでも比較的投稿数が多いポケモンである。

切り札にゲンガーを持つトレーナーのキクコやマツバ、オニオンと共に描かれることも多い。

ドッペルキクコ

マツバさんとゲンガーオニオンとゲンガー一族

となりのゲンガーゲンガー一族


関連動画


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン RGBP FRLG LPLE

ポケモン一覧 ゴーストタイプ どくタイプ


0093.ゴースト0094.ゲンガー(メガゲンガー/キョダイマックスゲンガー)→0095.イワーク


関連ポケモン等


同複合タイプ

モモワロウ



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