ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ハクリュー

はくりゅー

ハクリューとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)。
目次 [非表示]

基礎データ編集

全国図鑑No.0148
ローマ字表記Hakuryu
ぶんるいドラゴンポケモン
タイプドラゴン
高さ4.0m
重さ16.5kg
性別50%♂・50%♀
とくせいだっぴ
隠れ特性ふしぎなうろこ
タマゴグループすいちゅう1/ドラゴン
おとしものミニリュウのウロコ

地方図鑑編集

カントー図鑑No.148
ジョウト図鑑(GSC / HGSS)No.247/No.242
マウンテンカロス図鑑No.146
アローラ図鑑(SM / USUM)
  • ポニ図鑑
No.282/No.320
  • No.097/No.127
カンムリ雪原図鑑No.195
パルデア図鑑No.348

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ハクリュー白龍(古代中国で天帝へ仕えるとされた竜)
英語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語Dragonirdragon(竜)+air(空気)+debonair(明るく愛想が良い)+lair(巣穴)
フランス語Draco英語名より+Fáfnir(ファフニール:北欧神話における竜に変身するドワーフ)
韓国語신뇽신(神)+뇽(龍)
中国語(簡体字)哈克龙日本語名より+龙(龍)
中国語(繁体字)哈克龍日本語名より+龍
中国語(香港)哈古龍日本語名より+龍
ヒンズー語ड्रॅगनएर英語名の音写
ロシア語Драгонэйр英語名の音写
タイ語ฮาคุริว日本語名の音写

進化編集

ぎゅっ///

ミニリュウハクリュー(Lv.30) → カイリュー(Lv.55)


概要編集

ポケットモンスター 第1世代赤・緑より登場した、中間形態に当たるドラゴンポケモン。


細長く四肢がないヘビのような体型で、全体的に青く腹部は白いと、体型及び体色は進化前ミニリュウと変わりはない。

しかし幼くキュートなイメージから、神秘的で美麗さを醸し出す容姿に成長し、頭部にあった鰭はに、小さな出っ張りは立派なへと変わっている。


全身の肌は見た目通りツルツルしている様であるが、隠れ特性を見るにで覆われたものとはなっている模様。


また首に1個、尻尾に2個、水晶のような玉を持つようになり、ここから体内に貯める大きなエネルギーを放出することで、周囲の天候を意のままに操ることが可能。

その際、放出されたエネルギーはハクリューの全身を覆うオーラとなり、その身をほのかに輝かせ、より神秘的な雰囲気を際立たせている。


この性質より農家からは神の如き存在として崇められていたという、現実の龍伝説を思わせる歴史を有する。今でもお供え物をされる位には信仰が根強く、年明けに空を舞う姿を見た者に健康を約束するという伝承も存在している。

ここまで来ると龍神どころか神農の域である。


強い力を得たため、ミニリュウのように隠れ棲む必要もなくなり、水質が綺麗な海や湖などの水辺を好んで生息している模様。


耳にある翼は伸ばして羽ばたかせることが出来るが、これだけでは空を飛ぶ力として弱く、「そらをとぶ」も覚えることが出来ない。

しかし、上記の能力で上昇気流を作り出し纏うことで飛行することが可能となり、嵐が去った後のを泳ぐ様に移動する姿がたまに目撃されている。


とはいえ進化して直ぐ飛べるようになる訳ではないらしく、アニメ版では練習を重ねることで身に就いて行く技術であると描写されている。サン&ムーンではウルトラガーディアンズスイレン専用ライドポケモンとなっていたが、こちらは人を乗せられる程熟練した個体なのであろう。

オーキドのミニコーナーでは、発生させた雨雲を博士の傘下へ移動させてから雨を降らせるという器用さも見せた。


こうしたミニリュウやカイリューとは異なる、麗しさと可愛さを兼ね備えた独自の雰囲気から、人気が高いポケモンである。


高さ設定が進化後のカイリューより、こちらのハクリューの方が高くなっているが、これはそれぞれの測定方法の違いより生じた問題である。

ハクリューが"頭 - 尻尾まで"を測定したのに対して、カイリューは"頭 - 足まで"を測定したに過ぎず、カイリューの"尻尾部分"は計測には含まれていない。


名前について編集

名前の由来は恐らく「白竜」であると思われる。

良く間違われる名前でも有名で、正式には「ハクリュー」が正しく、「ハクリュウ」は誤りである。

間違いの主な理由としては、進化前が「ミニリュウ」であることや、を片仮名にした際の弊害より来るものである。

これは製作者側でも、初期ポケモンカードで「ハクリュウ」と誤植されたこともあるくらい間違いやすい。


色違い編集

リア獣

色違いはピンクとなる。


ゲーム上の特徴編集

青版ではタマムシシティのゲームコーナー景品で交換が可能。ピカチュウバージョンではサファリゾーンで「すごいつりざお」を使うと極稀に釣れる。

FLASHでドラゴン使い。

ストーリーでは四天王・ワタルの手持ちで2匹登場。続編でカイリューが3匹いるが、同レベル2体がこのハクリュー達が進化したもので間違いないであろう。



竜の穴45ばんどうろで「すごいつりざお」を使うと釣れる。

ちなみに、ハクリューの♀を捕まえていれば、フスベシティのNPC・ミサコから、『金銀』ではサイドン(ドンドコ♀)、『クリスタル』ではドードリオ(ドリス♀)が交換で貰える。

その先に

ストーリーにおいてはワタルの従妹でフスベシティのジムリーダーイブキの手持ちで登場。


本作では出現しないため、FRLGから連れて来る必要がある。


サファリゾーンで「すごいつりざお」を使うと極稀に釣れる。


テンガン山4Fで「すごいつりざお」を使うと釣れる。


「りゅうのあな」と、ジョウト地方サファリゾーン「みずべのもりエリア」で水辺ブロックを15個置くと出現する。フスベシティでの交換は『クリスタル』同様。


リュウラセンの塔に出現するが、本作ではカイリューも出現する。


6世代からは釣り以外でも出現する様になった。

21ばんどうろ(すごいつりざお)、フレンドサファリ(ドラゴン)で出現する。


リメイク前同様出現しない。ホウエン地方には生息していないようである。


ポニ島「ポニの花園」「ポニのけんろ」(SMのみ「ポニの大峡谷」)で出現するミニリュウの仲間呼びで乱入する。


10ばんどうろ水上で出現する。


DLC『冠の雪原で内定。カンムリ雪原の「ボールレイクの湖畔(シンボル/雷・霧)」及びダイマックスアドベンチャーで出現する。


リメイク前同様。


未登場。


内定。オージャの湖と西1番エリアに出現。西1番エリアに出現する個体は電気テラスタルする。


性能編集

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
初代6184657070350
第2世代以降618465707070420

※第2世代以前の「特攻」・「特防」は「特殊」に纏められていた。


進化したことで全体的にステータスが上昇した。また進化途中のポケモンであるが、ステータスは全体的に平均以上を満たしている。


純粋なドラゴンのため、弱点は少なくといったメジャーなタイプを半減可能である。その様な理由からかなり扱いやすくなっている。


また特性「だっぴ」を生かして面白い戦い方も可能。だが、「ふしぎなうろこ」は、「しんかのきせき」と相性が良くない…。


ただ、一般的にはハクリューで進化を止めず、カイリューへ進化させてしまう人がほとんどである。だが「しんかのきせき」登場で敢えてハクリューのまま戦うトレーナーも少なからず存在する。


攻撃技はメインウェポンに「ドラゴンダイブ」「げきりん」「ドラゴンテール」が上げられる。「ドラゴンクロー」はカイリューにならないと覚えられない。まあ手がないから仕方ないね


耐久型対策として「りゅうのいかり」を入れても良い。サブウェポンとして鋼に弱点を突ける「だいもんじ」、先制技「しんそく」辺りが有力。

岩地面複合など水が良く刺さる相手対策に「アクアテール」を入れても面白い。ただし、「じしん」はこの段階ではまだ覚えられない。


積み技は「りゅうのまい」をどうぞ。バリアー」は覚えません


99カップ当時は予選でたまに見掛けるポケモンであったという。こおり抜群に目を瞑ればそこそこの良耐性の上に、広い技範囲が武器であった。「こうそくいどう」+「まきつく」による無限ハメ、「こうそくいどう」+「つのドリル」による確殺コンボなど、とにかく「こうそくいどう」を絡めた芸が達者であった。ただ、種族値が低いのは何ともし難く、「こうそくいどう」を積んだ後には手遅れというケースも少なくなかった。


第2世代VC版オフライン環境では、唯一のドラゴン単タイプかつレベルの融通が利くということで、カイリューと差別化する形で本気で使われることも。主に「でんじは」や「リフレクター」で味方をサポートしつつ「つのドリル」で微妙な火力を補う型が使われる。


使用トレーナー編集

ゲーム版

※1:ポケモンスタジアム金銀


アニメ版

  • イブキ
  • アメリア(XY)※色違い
  • スイレン※ライドポケモン

漫画版


番外作品編集

ポケモンGO編集

リリース当初より実装されている。進化後のカイリューが当時から強力であった。

ハクリュー自身はカイリューへの橋渡しのような存在……かと思いきや、goバトルリーグが実装されてから注目されるようになる。特にシャドウポケモンを愛用する人が少なからずいる。


硬直が短く高いダメージ効率とそこそこのエネルギー回収率を有する「りゅうのいぶき」で相手のHPをゴリゴリ削り、12回連射した後に「アクアテール」か「のしかかり」のどちらかを撃つことが可能。ハクリューの攻撃力が高いためにゴリ押し性能が高く、シールドを使ってあげれば一気に強力なポケモンに成り上がる。ゲージ技の相性補完が優れているのも評価ポイントである。


ポケモンマスターズ編集

  • ワタル&ハクリュー

2023年5月9日、「カントー四天王後編」に合わせて実装された、ドラゴンタイプのテクニカル。後述のタマゴを除く通常バディーズで、1人が同じ種族系統から2匹目を持ち出してくるのは今回が初めて。

当たった相手をまひさせる「でんじは」とパッシブスキルドラゴンチェンジでドラゴン化した「はかいこうせん」を有する。


でんじは相手をまひ状態にする
クリティカットG+味方全員の急所率を2段階上げる
はかいこうせんパッシブスキル「ドラゴンチェンジ」によりノーマルからドラゴン技に変化している
正しく強い心を!自分のバディーズわざ発動可能状態までのカウントを1減らす。自分の特攻を4段階あげる。

味方全員の素早さを2段階+命中率を1段階あげる。自分の残りHPの20%のダメージを受ける|


バディーズ技

小手先の守りは無駄なドラゴンレイ
相手がまひ状態時は威力が上がる

パッシブスキル

ドラゴンチェンジ
ノーマル技がドラゴン技となる
まひ相手攻撃時次回ゲージ消費無4
相手がまひ状態時は技での攻撃が成功した時に50%の確率で自分を次回ゲージ消費0状態にする
相手に初P変化技使用時ドラゴン抵抗↓
初めて相手を対象にしたポケモンの変化技を使った時だけ相手のドラゴン抵抗を1段階下げる

  • 主人公&ハクリュー

報酬で貰えるタマゴから孵化するミニリュウを主人公のバディにすることが可能で、ハクリューへ進化させることが可能。


アニメ版編集

アニポケ1-7シリーズ編集

レギュラーの手持ち編集

厳密には手持ちではなく、ウルトラガーディアンズとしての出動の際に使用するライドポケモンとして登場。


カイリュー系統の島で暮らす個体で、周りの仲間達が次々に飛べる様になって行く中、中々コツが掴めず飛べないままでいた。

そんな時迷い込んで来たサトシ達と出会い、彼との「エレキネット」を用いた特訓を経て「りゅうのまい」と飛行技術習得に成功。

その後ロケット団トリオに捕まった兄貴分のカイリューを助けに行った際、サトシを救うべくカイリューに進化を果たす。その後の詳細はサトシのカイリューを参照


ちなみに同話ではハクリューからカイリューへの進化に関して、ゴウが「もっとミロカロス的になっても良いよな」と疑問を口にするシーンがあり、後にサトシはハクリューが進化して自分を抱き締めて助けてくれたことからカイリューに手が生えるのは誰かを助けるためという仮説を立てている。

なおハクリュー相手にしていた特訓に関して、後の新無印128話(総集編)では「カイリューに空の飛び方を教えたのはサトシ選手とのことです」「ん!?サトシちゃんって空飛べるの!?」といわれていた


無印編集

  • 第35話『ミニリュウのでんせつ』

30年前、ミニリュウの噂を聞き付けたトレーナー達がサファリゾーン内のポケモンを乱獲したため、オーナーのカイザーはトレーナー達に見付からないようにとミニリュウを龍の谷へ移して30年間隠し続けていた。悪どい手を使ってカイザーから話を聞いたロケット団トリオが池に投げ込んだしびれ爆弾を潜って回収したサトシをハクリューが助け出す。このハクリューこそ30年前カイザーと一緒にいたミニリュウから進化した個体であり、カイザーは30年振りの再会を果たした。


【ジョウト編】

  • イブキのハクリュー

第251話『イブキとミニリュウ!』から登場したイブキの1番のパートナーであるミニリュウが、イブキがソーナンスが倍返しにしたピカチュウの10まんボルトの電撃から庇ってくれた直後にハクリューへと進化しロケット団を倒した。

水源で竜の牙を清める「みそぎの儀式」をし、その後聖域でカイリューの怒りを鎮めた後、サトシとのジム戦ではロケット団撃退後の2回目・3体目で使用。

「はかいこうせん」でピカチュウに勝利し、リザードンとは激闘を繰広げるが、リザードンに尻尾を掴まれて「ちきゅうなげ」が発動し、すかさずハクリューが「りゅうのいかり」で反撃しようとしたが、逆に「ほのおのうず」と「ちきゅうなげ」の合わせ技で地面へ叩き落とされ敗北した。


アドバンスジェネレーション編集

【バトルフロンティア編】

  • 第152話『ハクリューの湖!』

以前は釣りの名所といわれ、釣り人やポケモン達で賑わっていた湖に住む個体。昔からヒサメと親交があるらしい。

しかし、湖は以前釣りをしていた際に湖へ引込まれた恐怖体験から逆恨みしたナミダバシにより、彼のシザリガーが暴れて釣り人や湖に住むポケモン達を追出し、湖が潰されそうになっていた。

しかし、実は湖に落ちて溺れかけたナミダバシ少年を助けたのは、ヒサメとハクリューであり、数十年後であるこの話で再度ナミダバシが湖へ落ちて溺れかけた際に現れて彼を助ける。その真相を知ったナミダバシはレジャーランド計画を中止すると約束した。


XY編集

XY&Z編】

第109話『マスタークラスへの試練! どうするセレナ!?』にて、フレイシティの名家出身のポケモンパフォーマー・アメリアのポケモンで何と色違いで登場。エーフィとの合わせ技で会場を包み込んだりと、ハイレベルなパフォーマンスを披露した。


サン&ムーン編集

  • 第31話『ライチ登場! 泣いて笑って、島クイーン!!』

サトシ達がアーカラ島へ向かう途中に群れと遭遇し、そのうちの1体が天候を変化させている。



漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

  • 2章

ワタルの手持ちの2体が登場。はかいこうせんのエネルギー波の軌道を自在に操るてん天候を支配し呼び寄せた風と雷雲と1体化して攻撃力を高める・2匹による連携も得意とする等、かなり強力である

  • 3章

イブキの手持ちで登場している。


ポケモントライアドベンチャー編集

主人公の1人・カツヤが幼い頃に故郷に訪れていた旅人のパートナーポケモンとして登場。


ポケモンローカルActs編集

埼玉県所沢市エアームドと、秋田県仙北市ワシボンと、福井県池田町では地域応援ポケモンであるカイリューミニリュウと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。

埼玉県所沢市はカイリュー系統のポケふたが設置されており、秋田県仙北市は田沢湖に伝わる辰子姫の伝承からと思われる。


関連イラスト編集

ハクリュー月から紡ぐ

イブキ様天空の昇り龍


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物) ポケモン一覧


図鑑番号順

0147.ミニリュウ0148.ハクリュー→0149.カイリュー


600族・中間

 ・→2.サナギラス


関連ポケモン+グループタグ

グループ600族 ドラゴンポケモン
コラボ埼玉ポケふた組 秋田ポケふた組 福井ポケふた組
進化後小さくなる仲間クサイハナ ゴースト ポリゴン コスモッグ ※厳密にはハクリューは測定違い。
ゴースト初代唯一のゴーストタイプ系統の中間形態。


他言語編集

Dragonair

関連記事

親記事

ミニリュウ みにりゅう

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 4194651

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました