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ハクリュー

はくりゅー

ハクリューとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0148
カントー図鑑No.148
ジョウト図鑑No.242
マウンテンカロス図鑑No.146
アローラ図鑑No.380
カンムリ雪原図鑑No.195
パルデア図鑑No.348
ローマ字表記Hakuryu
ぶんるいドラゴンポケモン
タイプドラゴン
たかさ4.0m
おもさ16.5kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性だっぴ/ふしぎなうろこ隠れ特性
タマゴグループすいちゅう1/ドラゴン

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ハクリュー白龍(古代中国で天帝に仕えるとされた竜)
英語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語Dragonirdragon(竜)+air(空気)+debonair(明るく愛想が良い)+lair(巣穴)
フランス語Draco英語名より+Fáfnir(ファフニール:北欧神話における竜に変身するドワーフ)
韓国語신뇽신(神)+뇽(龍)
中国語(簡体字)哈克龙日本語名より+龙(龍)
中国語(繁体字)哈克龍日本語名より+龍
中国語(香港)哈古龍日本語名より+龍
ヒンズー語ड्रॅगनएर英語名の音写
ロシア語Драгонэйр英語名の音写
タイ語ฮาคุริว日本語名の音写

進化編集

ぎゅっ///

ミニリュウハクリュー(Lv.30) → カイリュー(Lv.55)


概要編集

ポケットモンスター 赤・緑』(初代)より登場した、中間形態に当たるドラゴンポケモン


細長く四肢がないヘビのような体型で、全体的に青く腹部は白いと、体型および体色は進化前ミニリュウと変わりはない。

しかし幼くキュートなイメージから、神秘的で美麗さを醸し出す容姿に成長し、頭部にあった鰭はに、小さな出っ張りは立派なへと変わっている。


全身の肌は見た目通りツルツルしている様であるが、隠れ特性を見るにで覆われたものとはなっている模様。


また首に1個、尻尾に2個、水晶のような玉を持つようになり、ここから体内に貯める大きなエネルギーを放出することで、周囲の天候を意のままに操ることが可能。

その際、放出されたエネルギーはハクリューの全身を覆うオーラとなり、その身をほのかに輝かせ、より神秘的な雰囲気を際立たせている。


この性質より農家からは神の如き存在として崇められていたという、現実の龍伝説を思わせる歴史を有する。今でもお供え物をされるぐらいには信仰が根強く、年明けに空を舞う姿を見た者に健康を約束するという伝承も存在している。

ここまで来ると龍神どころか神農の域である。


強い力を得たため、ミニリュウのように隠れ棲む必要もなくなり、水質が綺麗な海や湖などの水辺を好んで生息している模様。


耳にある翼は伸ばして羽ばたかせることが出来るが、これだけでは空を飛ぶ力として弱く、「そらをとぶ」も覚えることが出来ない。

しかし、上記の能力で上昇気流を作り出し纏うことで飛行することが可能となり、嵐が去った後のを泳ぐ様に移動する姿がたまに目撃されている。


とはいえ進化してすぐ飛べるようになる訳ではないらしく、アニメ版では練習を重ねることで身に就いて行く技術であると描写されている。サン&ムーンではウルトラガーディアンズスイレン専用ライドポケモンとなっていたが、こちらは人を乗せられる程熟練した個体なのであろう。

オーキド博士のミニコーナーでは、発生させた雨雲を博士の傘下へ移動させてから雨を降らせるという器用さも見せた。


こうしたミニリュウやカイリューとは異なる、麗しさと可愛さを兼ね備えた独自の雰囲気から、人気が高いポケモンである。


高さ設定が進化後のカイリューより、こちらのハクリューの方が高くなっているが、これはそれぞれの測定方法の違いより生じた問題である。

ハクリューが"頭から尻尾まで"を測定したのに対して、カイリューは"頭から足まで"を測定したに過ぎず、カイリューの"尻尾部分"は計測には含まれていない。


名前について編集

名前の由来は恐らく「白竜」であると思われる。

良く間違われる名前でも有名で、正式には「ハクリュー」が正しく、ハクリュウは誤りである。

間違いの主な理由としては、進化前がミニリュウであることや、を片仮名にした際の弊害より来るものである。

これは製作者側でも、初期ポケモンカードハクリュウと誤植されたこともあるくらい間違いやすい。


ゲーム上の特徴編集

  • 初代では、四天王ワタルの手持ちで2匹登場。続編でカイリューが3匹いるが、同レベル2体がこのハクリュー達が進化したもので間違いないであろう。また、彼の従妹であるイブキも使う。

  • 青版のみタマムシシティのゲームコーナー景品で交換が可能。ピカチュウバージョン・FRLGでは、サファリゾーンで「すごいつりざお」を使うと極稀に釣れる。

  • 以降のシリーズも、金銀クリスタルで「りゅうのあな」と45ばんどうろ、HGSSではサファリゾーン「みずべのもりエリア」で水辺ブロックを15個置いて、DPtBDSPではテンガン山4Fで、BW及びBW2ではリュウラセンの塔外部の影、XYでは21ばんどうろで、「すごいつりざお」を使うと釣れる。

  • ただ、6世代からは釣り以外でも出現する様になり、XYではフレンドサファリ、SM・USUMではポニ島でミニリュウの仲間呼びで乱入、LPLEでは10ばんどうろ水上、ソード・シールドではボールレイクの湖畔、SVではオージャの湖と西1番エリアに出現する。

  • ポケモンSVで西1番エリアに出現する個体は「でんきテラスタル」する。

性能編集

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第1世代6184657070350
第2世代以降618465707070420

※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。


  • 進化したことで全体的にステータスが上昇した。また進化途中のポケモンであるが、ステータスは全体的に平均以上を満たしている。

  • 純粋なドラゴンタイプのため、弱点は少なくみずタイプほのおタイプといったメジャーなタイプを半減可能である。その様な理由からかなり扱いやすくなっている。

  • またとくせい「だっぴ」を生かして面白い戦い方も可能。だが、「ふしぎなうろこ」は、しんかのきせきと相性が良くない…。

  • ただ、一般的にはハクリューで進化を止めず、カイリューへ進化させてしまう人がほとんどである。だがしんかのきせき登場で敢えてハクリューのまま戦うトレーナーも少なからず存在する。




  • 99カップ当時は予選でたまに見掛けるポケモンであったという。こおり抜群に目を瞑ればそこそこの良耐性の上に、広い技範囲が武器であった。「こうそくいどう」+「まきつく」による無限ハメ、「こうそくいどう」+「つのドリル」による確殺コンボなど、とにかく「こうそくいどう」を絡めた芸が達者であった。ただ、種族値が低いのは何ともし難く、「こうそくいどう」を積んだ後には手遅れというケースも少なくなかった。

  • 第2世代VC版オフライン環境では、唯一のドラゴン単タイプかつレベルの融通が利くということで、カイリューと差別化する形で本気で使われることも。主に「でんじは」や「リフレクター」で味方をサポートしつつ「つのドリル」で微妙な火力を補う型が使われる。

使用トレーナー編集

ゲーム版

※1:ポケモンスタジアム金銀


アニメ版

  • イブキ
  • アメリア(XY)※色違い
  • スイレン※ライドポケモン

漫画版

  • ワタル(ポケスペ
  • イブキ(ポケスペ)
  • 旅人(トライアドベンチャー)

番外作品編集

ポケモンGO編集

  • リリース当初より実装されている。進化後のカイリューが当時から強力であった。
  • ハクリュー自身はカイリューへの橋渡しのような存在……かと思いきや、goバトルリーグが実装されてから注目されるようになる。特にシャドウポケモンを愛用する人が少なからずいる。

  • 硬直が短く高いダメージ効率とそこそこのエネルギー回収率を有する「りゅうのいぶき」で相手のHPをゴリゴリ削り、12回連射した後に「アクアテール」か「のしかかり」のどちらかを撃つことが可能。ハクリューの攻撃力が高いためにゴリ押し性能が高く、シールドを使ってあげれば一気に強力なポケモンに成り上がる。ゲージ技の相性補完が優れているのも評価ポイントである。

ポケモンマスターズ編集

  • ワタル&ハクリュー
    • 2023年5月9日、「カントー四天王 後編」に合わせて実装。ドラゴンタイプのテクニカル。後述のタマゴを除く通常バディーズで、1人が同じ種族系統から2匹目を持ち出してくるのは今回が初めて。
    • 当たった相手をまひさせる「でんじは」とパッシブスキルドラゴンチェンジでドラゴンタイプ化した「はかいこうせん」を持つ。

  • 主人公&ハクリュー
    • 報酬で貰えるタマゴから孵化するミニリュウを主人公のバディにする事が可能で、ハクリューへ進化させる事ができる。

アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

〈レギュラーの手持ち〉

  • スイレンのライドポケモン
    • ウルトラガーディアンズとしての出動の際に使用するライドポケモンとして登場。

  • 新無印10話のハクリュー
    • カイリュー系統の島で暮らす個体で、周りの仲間達が次々に飛べるようになって行く中、中々コツが掴めず飛べないままでいた。
    • そんな時迷い込んで来たサトシ達と出会い、彼との「エレキネット」を用いた特訓を経て「りゅうのまい」と飛行技術習得に成功。
    • その後ロケット団に捕まった兄貴分のカイリューを助けに行った際、サトシを救うべくカイリューに進化を果たす。その後の詳細はサトシのカイリューを参照
    • ちなみに同話ではハクリューからカイリューへの進化に関して、ゴウが「もっとミロカロス的になっても良いよな」と疑問を口にするシーンがあり、後にサトシはハクリューが進化して自分を抱き締めて助けてくれたことからカイリューに手が生えるのは誰かを助けるためという仮説を立てている。
    • なおハクリューにしていた特訓に関して、後の新無印128話(総集編)では「カイリューに空の飛び方を教えたのはサトシ選手とのことです。」「ん!?サトシちゃんって空飛べるの!??」といわれていた。

〈ゲストなど〉

  • 無印35話
    • 30年前、ミニリュウの噂を聞き付けたトレーナー達がサファリゾーン内のポケモンを乱獲したため、オーナーのカイザーはトレーナー達に見付からないようにとミニリュウを龍の谷へ移して30年間隠し続けていた。悪どい手を使ってカイザーから話を聞いたロケット団が池に投げ込んだしびれ爆弾を潜って回収したサトシをハクリューが助けだす。このハクリューこそ30年前カイザーと一緒にいたミニリュウから進化した個体であり、カイザーは30年鰤の再会を果たした。

  • イブキのハクリュー
    • 無印251話から登場したイブキの1番のパートナーであるミニリュウが、イブキがソーナンスが倍返しにしたピカチュウの10まんボルトの電撃から庇ってくれた直後にハクリューへと進化しロケット団を倒した。
    • 水源で竜の牙を清める「みそぎの儀式」をし、その後聖域でカイリューの怒りを鎮めた後、サトシとのジム戦ではロケット団撃退後の2回目・3体目で使用。
    • 「はかいこうせん」でピカチュウに勝利し、リザードンとは激闘を繰広げるが、リザードンに尻尾を掴まれて「ちきゅうなげ」が発動し、すかさずハクリューが「りゅうのいかり」で反撃しようとしたが、逆に「ほのおのうず」と「ちきゅうなげ」の合わせ技で地面へ叩き落とされ敗北した。

  • AG152話
    • かつては釣りの名所といわれ、釣り人やポケモン達で賑わっていた湖に住む個体。昔からヒサメと親交があるらしい。
    • しかし、湖はかつて釣りをしていた際に湖に引き込まれた恐怖体験から逆恨みしたナミダバシにより、彼のシザリガーが暴れて釣り人や湖に住むポケモン達を追い出し、湖が潰されそうになっていた。
    • しかし、実は湖に落ちて溺れかけたナミダバシ少年を助けたのは、ヒサメとハクリューであり、数十年後であるこの話で再度ナミダバシが湖に落ちて溺れかけた際に現れて彼を助ける。その真相を知ったナミダバシはレジャーランド計画を中止すると約束した。

  • アメリアのハクリュー
    • フレイシティの名家出身のポケモンパフォーマー・アメリアのポケモンで、何と色違いで登場。エーフィとの合わせ技で会場を包み込んだりと、ハイレベルなパフォーマンスを披露した。

  • SM31話
    • サトシ達がアーカラ島へ向かう途中に群れに遭遇し、そのうちの一体が天候を変化させている。


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

  • 2章でワタルの手持ちの2体が登場。はかいこうせんのエネルギー波の軌道を自在に操るてん天候を支配し呼び寄せた風と雷雲と一体化して攻撃力を高める・2匹による連携も得意とする等、かなり強力である。
  • 3章ではイブキの手持ちでも登場している。


関連イラスト編集

ハクリュー月から紡ぐ

イブキ様天空の昇り龍


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン RGBP FRLG LPLE

ポケモン一覧 ドラゴンタイプ


0147.ミニリュウ0148.ハクリュー→0149.カイリュー


600族編集


関連ポケモン等編集




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