曖昧さ回避
この人のことではない(ちなみに公式で本人の持ちネタである)。
ポケットモンスターの技「りゅうのいぶき」。本項ではこの技を説明する。
ONEPIECEの技「竜の息吹」。詳細はサボ(ONEPIECE)を参照。
データ
初出 | 第2世代 |
---|---|
タイプ | ドラゴン |
威力 | 60 |
命中率 | 100 |
PP | 20 |
分類 | 特殊 |
範囲 | 相手一体 |
直接攻撃 | × |
備考 | 30%の確率で相手をまひ状態にする |
英語名 | Dragon Breath (第5世代まではDragonBreath) |
概要
第2世代から存在するドラゴンタイプの攻撃技。
初代では実質タイプが無意味な「りゅうのいかり」しかなかった状況から新たに追加された。
威力60はドラゴンタイプの特殊技では控えめだが、3割の確率で相手をまひさせる効果は決して無視できたものではない。
が、実際のところ初登場の第2世代からその使用率はよろしいものではない。
と言うのも、当時のドラゴンタイプはミニリュウ系統とキングドラの僅か4種類。
ミニリュウ系統は (当時非常に使いにくかったとは言え) 「げきりん」を習得できる為、実質キングドラしか使いこなせるポケモンがいなかった。サブにつけるにもドラゴン技はドラゴンにしか弱点を突けない為、範囲がピンポイント過ぎて採用できたものではなかった。
その為か第3世代以降はドラゴンタイプが中盤頃に習得できる技に落ち着いている。
ドラゴンじゃないポケモンがドラゴンに進化した際に覚えるのは大概これだが、意外とレベルアップで覚えないドラゴンタイプも少なくなく、始めは技マシン24でのみ覚えられた程。
『ポケモンGO』ではノーマルアタックとして実装されており、多くのドラゴンタイプのポケモンが覚えることができる。
性能は「短いスパンで繰り出すことができ、与ダメージに重きを置いた技」といった感じのもの。
ジムバトルでは攻撃時間の短さから相手のゲージ技を回避しやすく、強力なゲージ技が何度も飛んでくるレイドバトルでは好んで使われる。トレーナーバトルではゲージ回収力もあり高性能な技。現在は性能面でいうと「ドラゴンテール」の下位互換になってしまっているが、硬直が短いという利点は譲られていないため一長一短というところか。
映像作品では、もはや恒例ではあるが、やたらと威力とエフェクトがど派手である。サトシのヌメルゴンやタケシのハガネールなど、使用者によってエフェクトが大きく違う。
余談
- ドラゴンのような見た目のポケモンがレベルやタマゴ技で習得する事も多いが、なぜかマニューラ等も覚える(他のドラゴンタイプの技にも一見すると疑問を覚える拾得者が散見されるが)。
- 特性テクニシャンが適用される最大の威力であり、その効果も合わせてテクニシャン持ちのドラゴンタイプが現れる事を期待する人もいるとか。
- 英語名は「Dragon Breath(ドラゴンブレス)」。某インさんが使用したビーム砲(正確には魔術)と同じ名前だが、あっちは衛星をぶっ壊す破壊光線レベルの破壊力を持つ。
- なぜかドイツ語名はFeuerodem(炎の息吹)。まんま「炎」と使われてしまっている。そのため現地の初見プレイで勘違いした人が続出したとか。確かに、「ドラゴンと言えば炎を吐く」というのは分からないでもないが…。